映画「緋ぼたん肌」(1957年・東映)
2014年01月05日 (日) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより
旗本の息子だったやくざ者が陰謀に巻き込まれた弟を助ける、大川橋蔵主演の痛快作。
旗本の子でありながら侘ずまいをしていた大草源次郎は、弟・徹之助に乞われて一度は侍暮らしを始める。
だが、徹之助を逆恨みする戸田を斬り捨てた源次郎は、やくざ渡世を歩むことに。一方、大草家に憎悪の炎を燃やす戸田の父・戸田越前守は徹之助たちに襲いかかる。
橋蔵の双肌いっぱいの緋牡丹の刺青に注目。
原作は川口松太郎の『さくら吹雪』。


(キャスト)
大川橋蔵(大草源次郎)
片岡栄二郎(大草徹之助)
大河内傳次郎(大草主膳)
松浦築枝(さえ)
星十郎(伝六)
堀正夫(山谷の吉六)
阿部九洲男(橋場の長五郎)
時田一男(若党喜平次)
近江雄二郎(藤助)
霧島八千代(おきん)
大川恵子(お梅)
水野浩(三谷小十郎)
桜町弘子(千種)
大邦一公(阿部豊後守)
月形哲之介(戸田平吾)
中野雅晴(平之進)
有馬宏治(越前守)
藤木錦之助(三枝新右ヱ門)他


(感想等)

監督の萩原遼氏って橋蔵さん作品でも他にいくつかあるし、
近衛十四郎さんの「柳生旅日記」系とか「江戸遊民伝」とか
すごいとこではあの「新諸国物語」の「笛吹童子」や「紅孔雀」でしょうか。
個人的には好きな作品も、そうでない作品もあるのでとりあえず見てから判断。

川口松太郎原作ものなので、途中ぶっとんでるとこがないかワクワク(おい)。
↑私の中でそう思わせているのは「新吾十番勝負」と「女人武蔵」のせい(笑)

戸田を御前試合で破った徹之助は、父の主膳に兄上を呼び寄せるようにお願いします。
(にこにこっとそれをお願いする弟がかわゆい♪)
源次郎は本当は旗本・大草主膳の息子だったのですが、母親が身分が低いものだったので、
一緒には暮らしていなかったのです(徹之助は異母弟ということですね)。
大草兄弟がほほえましいわぁ♪

千草は徹之助と将来の約束を交わしていたのに、戸田から言い寄られてる模様。
(御前試合といいイヤな予感)

兄弟が雨宿りで入った店で、お酒を酌み交わすが、
それがまずかった。そこに戸田がいた。
御前試合の件で因縁を徹之助につけ、拒否した徹之助を背後から挑んできたのを、
咄嗟に源次郎が斬ってしまった(戸田死亡)

大草家に累が及ばぬように源次郎は家に戻らず、
文を残して出奔してしまった。
(やっと戻ったのにね(;ω;))


源次郎は道で見知らぬ女に財布をスラれ、追いかけ戻してもらう。
女は吉六の娘・おきんで、お金に窮していた。
縄張りをとられて、十両払わないと腕を斬られそうだった吉六。
たまたま聞いた源次郎が、取り立てに「縄張り返してからこの金(源次郎の財布)を受け取れ」と出る。
男は源次郎に刀をつきつけられ、慌てて戻っていった。

おきんの妹のお梅と源次郎・・・・一目ぼれかぇ?(笑)

わざわざ橋場の長五郎のところに出向いた源次郎。
囲まれて一触即発になりかけたが、源次郎の方が数倍強く、
長五郎に刀をつきつけ、吉六に縄張りを返す約束をさせて笑って戻って行った。

戸田の家って、家族そろって性格がアレなのかしらぁ?
兄の代わりに千種を弟がもらいうけるて・・・・( ̄ω ̄;)
(最初っから千種のところとは約束してないくせに)

千種の父の上役が戸田家かぁ・・・・そりゃ難しい。
主膳は役を辞して徹之助に継がせる模様。

そっか、お梅は例の斬り合いの時の店の人か。
戸田家がまた店に来て、源次郎を見かけたら知らせるようにきっつく言われてました。
祭りを源次郎を見に来ましたが、戸田家も徘徊中。

吉六は縄張りを回復したが、長五郎がまた因縁つけてきた。
そこは花川戸の仁三郎がその場をおさめたがどうなるか?


徹之助が栄えある日光修理奉行に任命されましたよ(・▽・)
おおっ、何とか千種とのこと千種の父上も了承するきになった?
戸田がコワイ・・・・

お梅から弟のことを聞いた源次郎は、弟の門出を神社で祈る。
その徹之助の門出の宴席で、どこにいるか分からぬ兄を想って舞い、
兄は外から密かにそれを見て喜んだ。
その姿を見つけた徹之助がびっくりして兄を追うが、
源次郎は姿を消してしまった。
(;ω;)うっ


うわー最悪タッグ、戸田と長五郎一家が組んでしまった!!
しかも吉六のところに源次郎がいることがバレる。
(ひぃぃぃぃぃ~!!)
しかも、日光修理奉行の大役を果たした徹之助が江戸に帰ってくるというタイミング。
戸田家の一家そろっての嫉妬光線が醜いというか酷いというか・・・


おきんはよっぽど源次郎が好きなんだねぇ。
でも、おきんがそのために化粧をしても気づかない朴念仁ですよ、源次郎は(笑)。
「たった一人の人に喜んでもらいたいのです」って
目の前で女が言ってるのに、それでも気づかないなんて、
どんだけ大ボケ鈍感なんですか!?(大笑)



弟が大役を果たしたので、お礼まいりにお梅とお稲荷さんの源次郎。
お梅に「生涯やくざ宣言」をした源次郎。
それは侍との決別を示す、刺青でした。

それを別室から見たおきん。
子供に坊の父親にならない方が源次郎は幸せになれる、お梅のためにもと泣き崩れたのでした。
(おきんさん、切ねぇなぁ・・・・)
お梅もそんな姉を見て泣いたのでした。

大草家のお家断絶を企んで戸田家が動きますよ( ̄ω ̄;)
源次郎にも魔の手が。
長五郎一家が吉六一家に乗り込んできましたよ、源次郎を探して。
戻った源次郎がやりあいますが、おきんさんが・・・・(;ω;)

弟の行列も襲われて大変なことになりましたが、
源次郎が間に合って戦闘第2弾。
行列のお役目がまだ済んでないことを弟に言い、この源次郎のことだ早く行け!!と源次郎。

源次郎「行って、年老いた御両親に不孝者に代わっておつかい申すんだぜ」



旅に出ようとした源次郎を吉六が止める。
おめぇさんに是非預ってもらいたいんだが・・・・と現れたるはおきんの幼い息子とお梅。
父ちゃんになっておくれよと泣く坊。
そして3人は共に旅に出たのでした。

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兄弟愛が美しい物語でしたよね。
お互いを想うからこそのなんとも言えない歯がゆさや、
そして一緒にいられない哀しさ。
この話は一番そこんところが泣けたなぁ。
傅次郎さん演じるお父さんや、あとお母さんも源次郎のことを想っているけど、
徹之助同様で切なすぎる。


あとはおきんさん。
彼女が生きているうちに気づいて欲しかったぜ^^;

テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 映画「 復讐侠艶録」(1956年・東映)
2013年12月02日 (月) | 編集 |
やっときました!東映chでこの作品が。
待った・・・待ったよ。・゚・(ノ∀`)・゚・。うれし泣き

橋蔵さんが女装っていう言い方も変だけど、そういうのは
「雪之丞変化」とこの作品だけです@映画
デビューして日が浅い時期なので(10本目だけど、デビューが前年の12月なので)
初々しい雰囲気がまだあるかしらぁ?(´▽`*)

(あらすじ)※東映chより
大友柳太朗、大川橋蔵が競演する痛快娯楽時代劇。
徳川十代、老中田沼の悪政に反抗する若き群像を描く一篇。徳川十代家治の世。老中・田沼意次は水戸家失脚を企み、勤皇の先覚者・山県大弐を捕らえ、水戸家の家臣が連名する“入門控”を奪う。
江戸では、主君水戸中納言の危急を救うため“入門控”を奪おうとする浪人・越坂玄次郎、表向は柳橋の口入屋女将で実は女義賊であるお才と、女装をしその名も錦と変えた大弐の息子・大八が田沼を狙っていた。


(感想等)
キャストのトップクレジットが大友柳太朗さん(越坂玄次郎役)なので、
カテゴリー大友さんにすべきかなぁとも思ったのですが、
とりあえず橋蔵さんカテにつっこんでおきます。
大友さんとの共演は本作が二本目(デビュー作の「笛吹若武者」が最初)。

十代将軍・家治の治世、勤皇の山県大弐が捕えられます。
老中・田沼意次(進藤英太郎さん)は山県に遺児がいることが知るも、
やせ浪人に何ができると放っておき、入手した山県に追随する者たちの入門控がありつつも、
しばらく様子見で泳がすことにします。
(山県の遺児・大八は幕府に追われまする)


大八(橋蔵さん)は、「錦(にしき)」という名前で女に化けていた。

田沼の不正蓄財すごすw大判小判ザクザク、お宝満載、それをおさめた金色堂まで寄贈品( ̄Д ̄;)


大八は黒装束で仲間達と田沼邸に押し入るも、
気配を感じた田沼によりその時は失敗。

一方、田沼に賄賂を贈ってないのは水戸藩のみとなるが、
当主は絶対屈服しないと心に決めており、
家臣の越坂(大友さん)は妹を田沼邸に密かに派遣して様子を見させていた。

三日月お才(日高澄子さん)のところに、凌雲院(寺)から寺小姓斡旋の依頼がきて、
田沼ともつながりのある凌雲院となると、田沼に近付くチャンス!ということで、
錦(大八)にお才は話をもちかける。

真昼間からへべれけな侍たちに絡まれた錦とお才。
それを助けたのは越坂だった。
(大友さんの殺陣~♪)

寺小姓(この映画での設定は、寺小姓は女が化けてやるものとされてる)として凌雲院に入ることに成功した錦。
(橋蔵さんすげぇ・・・さすが歌舞伎女形出身だわ。歩き方、手の遣い方、声の出し方、物腰といい、
この映画は「雪之丞変化」より難しい、文字通り女に化けるのを見事やっておりますぇ)

田沼邸に押し入った時、女中で忍んでる越坂の妹を助けていて、
勘付かれそうになるも、そこは回避する錦。
エロ田沼に気に入られて、錦は田沼の屋敷に召抱えられることに
(!!ここで┌(┌ ^o^)┐←を連想してはなりませぬ!・笑)

山県への入門控を探している越坂の妹。
再び田沼邸にて黒装束で忍んでいた大八と彼女が遭遇し、
越坂の思惑を大八は知るも、自分のことは彼女には明かさなかった。

田沼邸で宴が催されている中、大八の仲間お才らは田沼の金色堂の不正蓄財を盗み出すことに成功、
邸外で越坂に遭遇してしまうも、越坂はそのまま見送る。

宴では、艶やか~♪な着物を着た錦が田沼をご接待。
錦にデレデレの田沼ですが、田沼は錦を「女」と思っているので、
決してBLぢゃなくてよ!(笑)
錦に愛を示すために、宴に呼ばれて芸を披露した美女を斬らせようとする田沼(ひでぇ)。
危機一髪のところ、美女を助けたのは越坂!そしてお才!

更に、金色堂が荒されていることにやっと気づき、
田沼は町奉行を出動させる。

お才と美女=おかんは、越坂の仮宅にかくまわれたが、
美女の方が身売りされた身なので帰るところがない。
そこで、身の振り方が確定するまで越坂の元にいることになった。
・・・・で、お才は越坂に惚れた様子wその後足しげく通う。
けど、おかんが越坂が好きだということを知ったお才は・・・・

越坂が食べ物に窮していた男の子を助けたが、彼はおかんの弟であった
(越坂と男の子が飯屋にいたとき、後ろに町方が・・・・で、バレた!!)

文江=越坂の妹が盗み聞きしていたのが田沼にバレ、
更に錦が男であることも以前からバレていた!ピンチっ!!


が、将軍嫡子の家基への田沼のご接待の席で踊る腰元の中に文江を見染めた家基は、
文江を連れ帰ってしまった(田沼は渋々というところ。なんで牢に入れておかなかった?)
錦も自力で天井裏から脱出成功した。

ここでやっと越坂と大八(=錦)の正式なご対面、正体あかしですよ。
二人とも、打倒田沼の志は同じだったのだ。

家基に手篭めにされそうになった文江を越坂らが助けたけど、
あらあら、こんな場所で、しかも兄上の目の前で大八と文江・・・・いちゃついてんぢゃないよっ!(笑)

捕方が包囲網を張り巡らしていたので家には帰れず、
築地の甲比丹(カピタン)屋敷へと船を出す。
治外法権で公儀も入れない場所なので、身をかくまってもらうには絶好の場所だからだ。

「いままで大切に持っていたんです、御守りだと思ってね」
こう大八に言われて以前落とした簪を見て、頬をそめる文江。
・・・・本日の乙女向けほんわかタイム(笑)

水戸当主に田沼の密貿易の陰謀を明かす越坂。
時が・・・・来た!!

田沼邸に越坂と大八が押し入り、やっと懸案の入門控を取り戻す。
(大八・・・・その仕掛け棚の仕組みいつ知った???)
本日最大の二人による大殺陣大会~♪


オランダ甲比丹が長崎よりやってきた。
二日目は田沼邸で接待の宴。
入門控はもうないが、これからの密貿易でガッポガッポぢゃ!ともう既に首を別方向に向けている様子
(おいおいおい)


狐の嫁入りと称して、面をかぶった一堂による花嫁行列が宴の席に。
見事な舞の後、花嫁ご寮が駕篭から出てきた。
てっきり、あの京人形=おかんかと思えば、その白無垢は大八だった!!
白無垢を脱ぎ、侍姿で田沼の目の前に出る大八!!
(甲比丹屋敷の主も一堂に加担してくれてたのねぇ)
大立ち回りをするも大八危機一髪!!のところに「上意」の声が。

それは越坂だった。
公儀大目付の身分でもってやってきたのだ。
私服を肥やし、国禁を犯した罪で田沼に切腹を申しつけたのだ。
田沼は越坂に斬りつけようとするも、大八が田沼を斬り付けた!!!
悪は滅びるのぢゃ~

越坂「大八どの、これからは拙者のこと兄上と呼んでもらわねばなりませぬな」
・・・・兄公認・・・・!!!キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!


ラストは大団円でござりました

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一瞬邪な路線に行くかハラハラしましたが(おいおいおい)、
そうはならじでよかった!!(笑)
娯楽要素たっぷりの作品ですが、こりゃ女性向けかなと思いましたよ。
橋蔵さんの女っぷり、最初はあまり化粧を際立たせないメイクなので、
見えるかな?と思ったのですが、
これがも~仕草がたおやかなのよ!
柔らかい手先や裾捌き、腰の落とし方といい、すげぇ・・・・と魅入ってしまいました。
身体全体で女を表現してるのですよ。
さすが、歌舞伎時代も若手の人気女形の一人だったこたぁあるわ。
仕草が麗しいったらない!
「雪之丞変化」は女形を演じる作品でしたが、これは女に化ける作品でもあったので、
より橋蔵さんの女仕草の巧さを堪能できますですよ。

大友さんとの絶妙なコンビネーションも堪能できるし、
大友さんの豪快殺陣もこの作品でも愛でることができるわ、
ラブ要素もありーの、最後の狐の嫁入り行列の壮観さといい、
なかなか面白い娯楽時代劇でございました。
色々な意味でうっとりもんですよ♪




テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 映画「紅顔の密使」(1959年・東映)
2013年11月10日 (日) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより

千葉省三原作の「陸奥の嵐」を、加藤泰監督が大川橋蔵を主演に迎えて映画化。
時は平安、陸奥一角に蜂起した悪路王率いる反乱軍が都に迫ろうとしていた。
平和国家建設を始めた大和朝廷はこれを鎮圧するため、小田の武磨を密使として派遣する。
指名を受けた武麿は旅の浪人に変装して敵陣に潜行し、秘策をめぐらして反乱軍を殲滅する。
広野で展開する合戦シーンは、外国の戦争スペクタクルを思わせるほどのダイナミックさで見ごたえ十分。

(感想等)

久しぶりの感想記録なんで、リハビリかねてさらっと。
橋蔵さんの1959年主演作品で、監督は加藤泰さんです。
平安時代設定ですが、何となく無国籍風もほんのり漂った作りですよね。
安定の吉田義男さんがまたそれに拍車をw(今回も敵役ですが、あのスキンヘッドに耳に大ぶりの輪っかの耳飾りしているもんで、どこの時代の方かと!)

本作はそれほど捻りがあるとか、特筆するような部分が無い、
正直言ってオーソドックスな作りなのですが、
序盤近くの田崎潤さん(敵役の赤鷲)と橋蔵さん(小田の武麿)との鎌を使って投げるゲームシーンとか、
ラストの投石や火計、弓などなどなどの合戦シーンが見どころですかね。
当時の時代劇映画産業の羽振りの良さをここでも見よ!っていうか、
あいかわらずのこういう場面の東映の人海戦術のドーン!と投入のとこは見ていて気持ちが良いです。

それにしても小田の武麿さま、序盤段階で関所を通れず難儀していた狭霧(一條由美さん)を、
自分は(密使として)通行手形を持っているんで一緒に通りますけれど、
密使としての役割があるのなら尚のこと、
彼女を危険な目に合わせるやもしれず(実際の後でそうなってますがw)
ましてや素性も最初は分からなかった女性を情で自分の権限使ってまで通していいんか!と
かな~りモヤっとしましたが(笑)、
物語進行上必要だし、ラブ要素もいるからのぅ・・・・。

敵方に夜叉姫(故里やよいさん)という女がいて、
彼女は真っ先に武麿が密使だと気づいた勘の良い人ですが、
物語中盤で谷底に落ちそうになったところを武麿に助けてもらってからというもの、
なんとなくキャラがヤンデレ化したような(笑)
よくあるやつで、助けてもらって心に灯が灯り、最後は死の間際で心情が相手にちっと伝わるような。

ラストの戦闘シーンですが、油を掘り出すことができれば敵に逆転勝ちできるぞーということで、
武麿さま中心で立てこもったお城の敷地で油掘りをして、
間一髪で成功!油だワッショイ!ということで、
どうやって利用すんのかなーと思ったら、袋に油つめて敵方の櫓に向けて袋割って油を撒き、
火をつけるという火計でしたの。
(ハッ・・・・これめっちゃ最近の中華映画で似たようなのがあったわw1959年日本映画でこのようなのに遭遇するとは)

吉田義男さんの死に様が素晴らしい(射かけられた時といい、その後といい)。

田崎さんの男臭さは熊猫屋結構好きなんですけど、
赤鷲と武麿の一騎打ちシーン、あっさりかと思いきや、結構ガチ対決っぽい演出だったんで満足っ!
(刀だけじゃなく、も~身をもってなんでもありなとことか)

ふっ・・・・橋蔵さんはやっぱしお貴族様衣装が似合うの。
ラストシーンの束帯姿が雅やか~♪一條さんの十二単も可愛い^^

リハビリにゆるゆるっと見るにはよい作品でございました(1時間半だし)。
さて・・・・次のリハビリは何見ようっかな。
テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 映画「ふり袖捕物帖 若衆変化」(1956年 東映)
2013年04月17日 (水) | 編集 |
先日は私が橋蔵さん映画で一番苦手なの出しちゃったんで、
罪滅ぼし?に^^;

(あらすじ)※東映chより
ひばり得意の八変化、一方の橋蔵はヘッピリ侍を演じてハラハラドキドキさせる、夢のふり袖コンビの青春捕物時代劇。
平和な江戸の町に、突然女さらいの怪事件が続出する。八丁堀の目明し総動員にも、全く正体が掴めない。
おてんば娘お七は、川島源次郎に犯人追求を頼むがヘッポコ侍で全然役に立たない。
そこでお七自ら、馴染のとんま目明し、早耳の五郎八と乗り出すことになる。
その矢先、今度は裸の女の死体が…。原作は瀬戸口寅雄。

(感想等)

hurisode.jpg

最近、シャープペンシルと色鉛筆でもう一つのブログにもラクガキしてますが、こっちでも。
シャープはステッドラーのがお気に入り、色鉛筆はフェリシモで出してる500色の色鉛筆の初代版の三菱鉛筆製(今は中国製らしいですが)。
色鉛筆、結構使ってるはずなのにな・・・・500色もあるとあんまり減らない(笑)
↑それ以前に私が使いこなせているか?という問題が
並べてるだけでも色の洪水で癒されるんで買って後悔は全くしてないですが。
(この膨大な色鉛筆の収納は、無印良品の引き出しタイプのアクリルケース使ってますが、埃が入らないし中見えるんで良いですよ)
お絵かきソフトをPCにつっこんでるのに、相変わらずアナログチープ画材な熊猫屋です。


はてさて、この映画はトミー(橋蔵さん)&マミー(ひばりさん)コンビの作品です。
もちろんひばりさんは歌ばっちり!
更に娘さんらしい町娘姿から、目明し、最後にゃ潜入捜査?で縦ロール髪のドレス衣装で変化を楽しめます(笑)。
ひばりさん演じるお七のお師匠さんが浚われたので、
お師匠さんを探すためにも自ら動くのですが、橋蔵さん演じる源次郎は自分は踊りは好きだが・・・・の、
いわゆる草食系?で役立たず。
勇ましくもお七は目明しに扮しますが、彼女が悪党に囲まれて大ピンチ!!な時に、
謎の白頭巾が登場して助けてくれます。

白頭巾・・・・言わなくてもだれか分かるよな(笑)
最初っから誰か丸わかりなのですが、そこが問題ではない。
それを観る側が分かった上で、お七がいつ気づくかなぁ~♪とにんまりとゆるく楽しむのがこの映画ですよ。
橋蔵さんとひばりさんのコンビ作品はスカッと明るめの作品も多めで(例外もありますが)
ゆるゆる時代劇を楽しむにはうってつけ。
バランス的にはこのコンビの場合はひばりさんは男装もして二役でパキッとしていた方がいいかも。
(今回もそれに当たりますが)
あくまで橋蔵さんはスマートに優雅に振る舞い、
ひばりさんはパキッと時には勇ましく、
振る舞いとしては男女逆な感じなんですけど、それがかえって互いを引き立てるような気がする。

それにしてもラストのひばりさんの縦ロールで立ち回りも楽しいな(わはは)
あ・・・・ラクガキそっちも描けばよかったかしら?
橋蔵さんの白頭巾は美麗でかっちょよすぎる(ほれぼれ)
エンタメものとしてとても楽しめる映画、それがトミー&マミーコンビの映画だと思う熊猫屋です。
 映画「天草四郎時貞」(1962年・東映)
2013年04月07日 (日) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより

徳川家光の治世下、1637年に天草と島原のキリスト教徒が起こした叛乱・島原の乱。キリシタンを弾圧し、残酷な政治を布く権力に対し農民を率いて敢然と立った若きリーダー天草四郎時貞の人間像を暗く重いトーンの中に描く。
大島渚監督が松竹を退社後、東映で作った初の時代劇で、その演出は、'60年安保闘争敗北後の民衆の心境を反映したものだと言われている。

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(感想等)

注意※橋蔵さんファンの私ですが、ちょっと今回は否定的部分があるので、
以下閲覧注意下さいませ(特に橋蔵さんファンの皆さま・・・・ごめんなさいぃぃ~!しかも久々更新で申し訳ないです・・・・)


お久しぶりの更新でございます
決算期で繁忙だったものですからお許しを(テレビのスポーツ観戦にうつつを抜かしていたともいうが^^;)

えーと、今月東映chで放送の本作ですが、
まず言ってしまいます。
私、橋蔵さんの数ある映画の中でもこの映画「非常~~~に苦手です!」
(あー言ってしもた)

というか大島渚映画自体が苦手なんだけどね^^;

東映chのあらすじにある安保を反映させたものがほんとだとすると、余計に苦手だったのが分かる様な(苦笑)。
一応DVD持ってるし(東映から出たやつ)、1回見てるんだけど、
も~こんなに入り込めない映画も滅多にないってくらい苦手です。


それにしても天草四郎って10代だったんですよね。
それでちょっとスッピン橋蔵さんだと無理があるような気がしますです^^;
別に白皙の美少年にしなくていいけども(笑)、
それにしても「この風貌で天草四郎と言われてもちとどうかしら?」とも(いつもの白塗りと比べても年重ねて見えるという点とかにおいて)
あと、ノーメイクだと非常に普通すぎる顔なので、天草四郎の一種備えていたであろうカリスマ性とか感じなくなっちゃうと思うんですね。
いっそのこといつもの白塗りの方が良かったと思うだけど、
そうすると周囲とのバランスが崩れかねないし・・・・う~ん・・・・役がニンではないというより、
大島カラーとは根本的に合わない気がする。

というか、この映画そのものが東映向きじゃないんでないか?(あ、また言っちゃった・笑)


ずっと鬱展開だし・・・・・
(しょっぱなから大きく引いた暗~~~~~い映像も何か好かない)
見ていて救いは(ミリも)ないは、見る側の気持ちの逃げ場はないわ、
天草四郎側がいつまでたっても動かないわで、
あ~~~~ストレス溜まるわぁぁぁぁあ
「しのごのグダグダ言わんでさっさと蜂起しなさいよっっ!」って画面に向かって吐く熊猫屋(毒)


いつもの東映時代劇(もちろん監督は別)だったら(以下熊猫屋妄想劇場)

・橋蔵さんはいつもの白塗りで「新吾十番勝負」のような鬘でもって華やかな美少年風を完成
(これでカリスマ性もつくぞ!・笑)
・相棒の新兵衛役の大友さんは、橋蔵四郎と力を合わせてキリシタンを秘密裏にどんどこ集める
・しのごの議論をえんえんと繰り広げるなんざ東映らしくないわ!ということで、
苦難にも合うが、一斉蜂起っ!!橋蔵四郎と大友さん新兵衛で斬りまくるっ!!(笑)←ここ一番重要
↑場合によっては飛び道具を出しても可
・もちろんキリシタンの仲間も四郎崇拝の元、主人公を立てまくる(カリスマ性絶好調!)
犠牲が出まくりだろうが、四郎の名の元に皆果敢に立ち向かうっ!
・やはり娯楽の東映としてはラブの要素もなくてはなということで、桜役の丘さとみたんあたりとほんのりラブ展開(微笑ましい程度)
・島原の乱までいくが、あくまで主人公の死の場面は見せないのが鉄則。
代官側と派手な闘いを繰り広げながらも、そこをピークに持って行ってフェードアウト。
後で誰かが回想するとすればラブ展開をした娘役の方にお願いしたい(笑)



・・・・・入り込めないあまりに妄想劇場までやっちまうとは・・・くっ( ̄Д ̄;)
↑ええ、腐ってますよ熊猫屋


逆に、キャストを見ると三國連太郎、河原崎長一郎、平幹二朗、佐藤慶、千秋実、戸浦六宏、芦田鉄雄(敬称略)などが入っていることから、
↑の妄想劇場の逆バージョンというか、橋蔵さんと大友さんを抜くと別の血なまぐさいバージョンを作るのも可かも(笑)


なんか机上の論理ばっかで動かないっていう印象の映画だったなぁ。
台詞ばっかで回してるというか・・・・・
なんかこ~血が沸き立つ感じを大なり小なり感じないんですよねぇ・・・・
私にゃダメすぎてもうこれ以上言うべき言葉が浮かばないです。
四郎が橋蔵さんである必要性も全く感じられんし・・・・
ラスト付近で安保闘争みたいな雰囲気の場面が出てきましたけども、そういうのもなんだかなぁ・・・・だし、
何より、当時の東映だったらほんとの娯楽満開時代劇のような華やかさか、
あるいはその後年の集団抗争時代劇のようなやってやるぜ!ドドドドー!!って感じのリアル系迫力のどっちでもないわ、
なんかダラダラダラダラしていてつまらないのですよえねぇ。
当時あっちゅーまに公開が終わったそうですが、
さもありなんかと。

一般庶民の私にはその高尚さはちと図りかねますわ。
(久しぶりに毒吐き感想ですまんっ!でも嘘はつけん・・・・)

数ある橋蔵さん作品の中でも、これだけは今も見るのがツライです・・・・(泣)
テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画