映画「眠狂四郎女妖剣」(1964年・大映)
2011年10月10日 (月) | 編集 |



(あらすじ)※時代劇専門chより

ある朝、眠狂四郎(市川雷蔵)は浜町河岸で二人の美女の死体を見た。鳥蔵(小林勝彦)は、二人が大奥の奥女中だと明かすが、その直後、役人に妹の小鈴(藤村志保)とともに捕らえられ処刑されてしまう。
幕閣深くでは陰謀が渦巻き、大奥には阿片が流され、二人の美女は将軍の娘・菊姫(毛利郁子)によって薬漬けにされたあげく、殺されたのであった。
時を同じくして、狂四郎は自分と血のつながりをもつという尼僧びるぜん志摩(久保菜穂子)がいる浜松へと旅立った…。


(キャスト)
市川雷蔵/藤村志保/久保菜穂子/根岸明美/春川ますみ/城健三朗 ほか

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(感想等)
時専で全仕事を放送するなら、このシリーズは第1作から見たかったなぁ^^;
(本作は第4作)
・・・と思いつつも、さーて、見るぞう♪ということで、


・・・・・うひゃー!なんて鬼畜な作品っ!
前記事でめるへんな「薄桜記」を扱ったあとにこれ(笑)
あひゃひゃな事の連続で、びっくらしました。

いきなり、眠狂四郎出生の秘密の種明かしの回ですかい(T▽T)あ゛~


「美しいものは皆死ぬがよい」と、
公方の娘・菊姫(毛利郁子)によるアヘンで奥女中なぶり殺しから始まり、
捕えられた隠れキリシタンの兄を助けるために妹が牢屋に入っているバテレンと交わったのに、
(妹の狂ったような悲しげな笑いが苦しい)
兄は処刑されそうになるわ、その場で犯されそうになった妹を見物する、鬼畜・菊姫。
(菊姫の鬼畜乱交は公方にバレて江戸追放になりますが)

雷蔵さん演じる眠狂四郎の、いつも突き放し気味のブレの無さはスカッ!としますね。
「めでたいことに対する予感は一度もないが、不吉なものは響くようにいつの間にか自身の六感を作っている」と、
若山富三郎さん演じる少林寺拳法の使い手・陳孫に狂四郎は語ってますが、
ヤバいものに対する感はこの劇中を見ていてもずっと鋭いです。
それが女に対しても。


眠狂四郎での、雷蔵さんの殺陣は面白いですね~(・▽・)
円月殺法ばかりでなく、
序盤の、例の牢屋に入ってたバテレンが解放された時、
馬でダーッ!とやってきては「地獄へ落ちろ!!」と、
バテレンの首を躊躇なくスパーン!(゜ロ゜ノ)ノひぃっ!


備前屋の手だれとの立ち回りの時は、
縁側から高く飛びあがって斬りつけ、
更に灯篭の灯りを自身の身体で隠して暗くし、追っ手がきたら灯りを直撃させてまぶしくしたところで斬!
狭いところで身体を回転させて二人いっぺんに斬!
次に3人を流れるように斬!
最後は円月殺法であっという間。


巫女・青蛾戦では、色仕掛けで「契ろうてや」とくる青蛾と、天井に隠れていた男を、
二ふりの刀でもって一瞬で斬!

またもや色仕掛け、春川ますみさん演じるお仙の場面では、
酒に毒をもられつつーも、隠れて出てきた男の目をこれまた一瞬で斬!
(半ばおどされてやっていたお仙に<だけ>はやさしかったですね、狂四郎。
春川ますみさんて、ぽっちゃりしているけれど可愛いんだよなぁ・・・・他の作品@映画で見ても色気を感じるんだよね)


殺陣の見せどころが満載ざんす。

あの菊姫に所望された時は、役者を殺された一座の男に変わりに床に入らせて菊姫を欺く、
女だろうがとことん突き放す、狂四郎。
更に、菊姫の顔の秘密まで・・・・・いけず^^;

あっという間に終わってしまった陳孫との対決はあれ?でしたが、
密貿易船で、帆の綱を切っていっぺんに下敷きになった備前屋他数名とか、
その直後一瞬で斬られた数名とか、
狂四郎強すぎる(笑・半ばファンタジーにも思えるほど)

最後のびるぜん志摩(久保菜穂子)に対しても、彼女がなりすましキリシタンで、人身売買をやっていたにせよ、
実は狂四郎の乳母の娘ということや、狂四郎の出生の秘密を彼女の口からあかされようとも、
ためらいなく斬!

「平気で斬れる無頼の徒さ」と、何故というびるぜん志摩の問いに答えた狂四郎。
ほんっと最初から最後までブレがない。
その突き放したクールさがかっこいい(・▽・)

絵づらの禍々しいところとか、東映エロ時代劇にも先んじてる?と思えるような画面構成。
昔っからの時代劇とも雰囲気が違いますよね。
最後までダレることなく一気に魅せてもらいました。
シリーズの他の作品も楽しみになったなぁ♪





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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
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