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 映画「はやぶさ奉行」(1957年・東映)
2011年09月13日 (火) | 編集 |
(あらすじ)
片岡千恵蔵の十八番シリーズ“遠山の金さん”の桜吹雪が、カラー、ワイド画面で初登場した記念すべき作品。
侠盗ねずみに大川橋蔵と豪華キャスト。
雄大な日光東照宮を背景に、時の将軍家慶暗殺の陰謀をめぐってギヤマン水槽の半裸美女殺人事件をはじめとする連続殺人の渦中に飛び込んだ、
ご存知遠山金四郎と侠盗ねずみの活躍を描く、スリルと興奮の時代劇豪華大作。

(キャスト)
片岡千恵蔵/大川橋蔵/千原しのぶ/植木千恵/花柳小菊ほか


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(感想など)
千恵蔵御大主演の、御大おはこの一つの金さんものですよ(・▽・)

千恵蔵御大って、作品を見ていくたびにやっぱりかっこええなぁ~と思う熊猫屋です。
この作品では、敵(将軍暗殺をたくらむ一派)の懐に入るために、大工の甚五郎に化けて潜入してますが、
その甚五郎のユーモラスなキャラクターと、金四郎のパキッ!と心地好い啖呵&キリリとした立ち回りのギャップに惚れぼれしました(´▽`*)
はぅ~かっちょ良いわぁ~♪(元々はオヤジ好きな熊猫屋でし)
千恵蔵御大の三枚目演技って可愛いですよね(笑)
東映時代劇を見始めた時は、御大の良さっていうのがよく分からなかったのですが、
ちょっとずつ見ていくうちに、やはりオーラが違うというか、
それだけじゃなくて千恵蔵御大の場合は硬軟の演技も柔軟で、大スターになるべくしてなった方なのだなぁ・・・・と理解するようになりました。
(もっともっと昔の作品を見てみたい!・・・・衛星劇場に加入しないと無理かしら?^^;)


そういえば、東照宮で甚五郎(=金四郎)をスカウトした、花柳小菊さん演じる お半が、
「左甚五郎のようになりたいのかい?」みたいに聞いてますが、
そういうふうに出てくる名前って、ひょっとして有名な人?と検索かけたら出てきましたw
左甚五郎のwiki

・・・・・本当の名職人だったんですね。

それにしても、歯車13個を使って吊り天井が落ちる仕掛けにして将軍暗殺を謀ろうとするなんて、
なんて手の込んだというか、悠長な計画なんだ^^;

歯車を作らされていた藤兵ヱ(高松錦之助さん)が、葉のような形の赤い紙をせっせと秘密裏に川に流して助けを求めていたとことか、
冒頭の水中で女二人が人魚のように泳いでいたところとか、
橋蔵さんの「若さま侍」シリーズの鮮血の人魚・深夜の死美人などを作った深田金之助監督らしい雰囲気だなぁと思いました。
(深田監督といえば、私の心の名作・近衛十四郎さん主演の「無法者の虎」も作ってるんですよね。
結構好きな作品があるので、私はこの監督と相性良さそうです・笑)

ねずみ小僧は義賊ですが、橋蔵さん演じるねずみに対して金四郎は冒頭
「義賊だと言いてぇんだろ。が、人様のものに手をかけりゃあ、たとえどうあろうと盗っ人だ。
他人の金を施して、それでおめぇ善行だと思ってやがるのか」という台詞が出てきました。
金さんが主役だからこそ出てきた台詞ですが、確かに(笑)。

またもや子役には植木千恵さん(=千恵蔵御大の娘さん)。
ご自分の作品に結構お嬢さんが出演しているようです^^;
(申し訳ないが、演技はあまり・・・・・^^;)


橋蔵さんは、やはし若い時は神妙な顔で演技するやつよりも、明るくカラッとした役が似合う。
このねずみの役とか、若さま侍とか、二枚目半の役の時は何かいきいきしてますよね( ̄▽ ̄*)
橋蔵さんは、見ていく程に実は最近は若い頃よりも平次の頃・・・・特に年を重ねてからの良さっていうのに魅かれるのですが、
(私は元々アイドル的「萌え」はできない性分なので、自然と見方というか愛で方が変化しているだけだと思います^^;)
橋蔵さんはゆっくり成長型ですよね。
何でも演じることができるというような器用さは無いのだけれども、
得意分野では魅力満タンを出せるお人だと熊猫屋は思っております。
それゆえに、役にはまるとビタッ!と合ってすごく良いんですよね(この作品のねずみも好き)
(逆に、「天草四郎時貞」は今見るのも実はつらい^^;)
この作品の「ねずみ」では、千恵蔵御大相手に打てばパンッ!と響くような心地好いねずみで、
この時期の東映だったらねずみは橋蔵さんだなぁ~♪と思った熊猫屋です。







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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
コメント
この記事へのコメント
九月八日の日経夕刊をチェック(>0<)/!!
こんばんは、再びおじゃまします。

えっと…橋蔵さんが載っていらっしゃるという日経9月8日夕刊
コレ、手に入れられたらば、是非コピーでも良いから手にいれられた方が良いかもしれないです。それだけ嬉しい事を書いてくださっています。因みに「テレビ時代劇60年の軌跡」というのは先週から始まっているので、私もですが、時代劇好きな熊猫屋さんは、先週の分から手に入れたいかもしれませんね(^^)

さて、その記事ですが、あんまり嬉しいので、一寸一部だけ書かせて頂きます。長くなりますが、ごめんなさい。

「(前略)
 東映が路線を百八十度変換し、時代劇はテレビに委ねる方針を打ち出した。あれほど貸し渋っていた俳優を解禁したが時既に遅く、その多くは高齢化し鮮度を失い、またテレビに馴染めない俳優も多かった。
(中略)
『未来を託す人物登場』
 しかし時代劇の中心がテレビへスライドしたことでスターシステムによる企画も早々と甦ろうとしていた。そんな中、テレビの未来を託すべき一人のスターが見えてくる。それが大川橋蔵だった。
 映画の頃から徹底した娯楽志向で、甘い二枚目ぶりは衰えていない。そんな橋蔵の「銭形平次」出演はテレビ時代劇が核となるべき人物を見いだしたということだ。
 京都のスタッフたちも橋蔵のためなら、と徹夜覚悟の心意気を見せた。しかし、あくまで劇場映画にこだわる一部の映画人からはテレビに対する偏見の冷たい視線を受け続けたままだった。そんな時期を乗り越えて、「銭形平次」は一つの頂点を極めていく(後略)」
2011/09/14(Wed) 00:11 | URL  | あそう #EBUSheBA[ 編集]
麻生様
おおおっ!そういう連載があったのですか!
それ、まとめて本になればいいのに(笑)
知らなかったです。
職場にある日経は朝刊だけだから・・・・惜しいっ!
嬉しい話ですねぇ^^
平次は話数を重ねるごとに進化してったというか、
橋蔵さんは年齢を重ねるごとに、重ねたなりの平次像を作っておられたと思うんですよね。
しかも、平次そのものは年をとらないので、そこは出ないような形で。
個人的には、平次以外の橋蔵さんのテレビ時代劇が単発で3本しか無いので、
出演作品が多くない分、現代でちょっとクローズアップされることが少ないのが口惜しいとこです。
晩年に近い単発時代劇の「荒木又右衛門」の年齢を重ねた深みを鑑みるに、
平次の先を見てみたかったな・・・と思うことしきりです。

日経のエピソード&雷蔵さんのもありがとうございました^^v
私が何故「近代映画」を集めていたかというのは理由がありまして、
私個人は、橋蔵さんの生い立ちやプライベートにおける人生というよりも、
「役者・大川橋蔵」に興味があったからなのです。
橋蔵さんがどういう仕事をしてきたのか?ということや、
仕事に対する考えとかに関心が強かったので、
近代映画とか、はたまた歌舞伎役者時代の資料とかをちょこちょこ集めていたのです。
だから、あえて平凡や明星などには手を出さなかったというのが正しいかしら?^^
(芸能雑誌というのは今も昔もそうだけれども、本人が直で語ったもの以外はどこまでが本当か分からないかも・・・・というのも少しありまして^^;)
職人気質の役者なんて私のツボなんですけど、
その仕事のために、(これ見よがしもせず)色々努力している人なんてしびれます(笑)。
橋蔵さんも、ド素人でもスゲー!って思う踊りの柔らかさとか、
平次における惚れぼれするような所作とか、一長一短では身に付かないですよね。
それ見ると、どういう仕事をしてきたのだろう?と興味がわくのでございます。
極端な話、プライベートへの興味は好きなどの役者でもそうなのですが、半分以下です^^;
橋蔵さんの場合はちょっとその点切れない部分もありますが、
それでも何でも知りたいとまではいかないですね。
逆に、歌舞伎役者時代の仕事とかまだ分からない部分を知りたいとは思ったり(笑)。

六代目亡き後の橋蔵さんなのですが、実際はどうだったのかなぁ?というのは私まだ分からないのですよね。
当時の歌舞伎雑誌である年ある月の歌舞伎座での部屋割を見たことあるのですが、
橋蔵さんは梅幸丈とご一緒(歌舞伎座の役者のでもいいお部屋)だったので
ほんとの意味での大部屋とはちょっと違う。
若手だけでの歌舞伎では時代劇俳優転向直前ではそれなりの役もやっておられるし、
六代目の後ろ盾がなくなったので、あることでの栄達は難しくなったけれども、
(梅幸丈みたいにトップの女形)
めちゃくちゃドーン!と落ちたという感じでも無さそう。
しかし、私はリアルタイムを見た人間ではないので、そこのあたりが未だにあいまい。
周囲の人のお話だと人によって違ったりして「どれが本当なの?」と思うこともあったので、
(雑誌記者とかのソースが無い想像書きは論外(笑))
一番なのはどんな位置づけの仕事してきたのかなぁ~というのをたどることなのかしら?と、
思った次第です。
結局は、仕事人としての大川橋蔵に惚れておるんでございます(笑)。


しかし、それにしても雷蔵さんとの舞台!見てみたかったですわ~(´▽`*)
いや、舞台もいいが五社協定が総崩れした後年に映画で共演して欲しかったですっっ!!
(それは錦之助さんもなのですけどね^^)
同世代の時代劇スターが共演したら・・・・考えただけでも身もだえするっ!!(笑)
ほんとね・・・・みんな早世しすぎですって(TωT)
橋蔵さんと錦之助さんは特別仲が悪いとかそういうのは無かったと私は思うのですが、
錦之助さんのお母様という障壁が凄かったというだけで^^;;;;(汗)
だから、本当は時代劇が斜陽になりそな時にでも、一致団結して共演できれば良かったのですけどね
(オールスターという形ではなく)
それも惜しいなぁ~と思っております。
(元々橋蔵さんと錦之助さんのキャラは違うので面白いと思います♪)

話は180度変わりますが、
周星馳の私の最初の入口は「008皇帝ミッション」でございました(笑)。
あれの冒頭は古龍の「陸小鳳」のパロディだと知ったのは後年だったけれども、
シンチーの映画は武侠パロディがめっちゃ多いですよね。
「チャイニーズ・オデッセイ」は、猿の格好のまま目の演技だけで泣かされたので、
「この人・・・・できるっ!!!」とひれ伏した次第です(笑)。
先週、「ミラクル7号」がBSのどこぞで放送されたので録画したのですけれども、
北京語配音、日本語字幕という最悪パターンでした^^;
「バーロー!シンチーの映画は広東語ぢゃないと面白み半分以下なんだぜ!」と、
そのままハードディスクから消去しちゃった熊猫屋です。

2011/09/14(Wed) 21:48 | URL  | 熊猫屋 #-[ 編集]
ホント色々調べてらして凄いですね(^//^)
こんにちは。

コメントレス、ありがとうございます。

楽屋とか、そういうのが判ると、確かにその世界での位置とか判って、興味深いですねぇ。

当時は、映画全盛の時期ですから、脚本関係の本やら、色々映画や映画俳優に関するものや、その方々がかかれたもの等色々とあるので、掘り下げだすと大変だけど、色々と知らなかったことがでてきて楽しいでしょうねぇ。

武侠ものはね~最近やっと日本にも色々入ってきていますが、アジアの殆どの地域では爆発的人気、日本だけ何故か入ってこないって状態が長かったですからね~。まぁ、それはシンチーについても言えていますが(^^;)

カンフーハッスル等で日本でガアッと知名度があがった時には、本人は、もうそろろそろ疲れてきたしなぁ~裏方にまわろうかなぁ~等と一時語っていらっしゃって、伝達の時間差ゆえの世界と日本の温度差がもどかしいかった事を覚えています。

オデッセイは、前半と後半では、全くカラーが違うのも吃驚ですが、猿になった後、捨てた人としての幸せを、自分であって自分でない相手の恋の成就をさせて、諦め切り捨てる時の切なげな演技も素晴らしかったですね~。シンチーは、爆発的な笑いを引き起こし、子供のようにはじけた演技をしつつ、とてつもなく寂しそうな顔になったりする多面性が凄いですね。

で、そのシンチーのマシンガントークは、確かに広東語でないと伝わりきれないでしょうねぇ~。あの中国の関西弁のようなベタベタな喋り方(一応褒めてます、これ)の広東語がでなきゃね(^^)
2011/09/16(Fri) 14:39 | URL  | 麻生 #EBUSheBA[ 編集]
麻生さんへ
所詮、リアルタイムの人間ではないので、
調べるにしても限界はあるは、
推測の域を出ないものがうじゃうじゃあるわで、
そうなると別に専門家でも無い私は結局
「ま、作品を楽しめればいいか♪」という風にもなってしまいます(笑)
ただ、歌舞伎役者から映画俳優になってる橋蔵さんですが、
一部で言われる程極端に六代目亡き後不遇だったのか?というと
「????」と思うところも私個人はあったりします。
いずれにしても推測の域を出ないところがあるのですけれども^^;

シンチーは「少林サッカー」まではまだ良かったのですが、
その後の「カンフー・ハッスル」「ミラクル7号」と、自分が表に露出する率は減ってるわ、
ずーっと前から作る方だけやりたいだの散々言ってた人ですもんね^^;
心配なのが、人脈的にちと定着しないというか・・・・
色々トラブルめいたことがしょっ中あがっているのが(凹)
映画を撮る時にスタッフ・俳優含めてどんだけ集まるのかとハラハラも。
シンチーが映画に対して思うところが強いというのもあるんでしょうけど。
つい最近も、「ミラクル7号」に出た張雨綺(キティ・チャン)が長いこと仕事が与えられてないんで契約解除を求めて云々・・・・な記事が^^;

周星馳の表情演技は天才的ですよね。
演技では思いっきりふざけてても目が笑ってなかったりとか、
かなり辛口の笑いを展開したちょっと先で泣かせる表情をしたり(しかもその泣かせは大げさではない)
「お笑い」「コメディ」ではなく「喜劇」がとても似合う人だと思ってます。
2011/09/18(Sun) 20:59 | URL  | 熊猫屋 #RFphBmaY[ 編集]
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