

2011年09月04日 (日) | 編集 |
帝劇ワンダーランド ~帝国劇場開場100周年記念読本
今日は↑の帝劇100周年記念本を読んでいたのですが、
これがなかなか面白かった。
というのも、時系列でどんな演目が上演されていたか?というのはこの本でしか分からないから。
(1911年から載ってるんですよ~えんえんと演目が)
経営母体が松竹だったり、現在の東宝になったり。
橋蔵さんがまだ歌舞伎役者だった頃、所属する菊五郎劇団が戦後すぐの1945年10月に「銀座復興」「鏡獅子」の上演で戦後の帝劇が幕開けしてますよね(その時の帝劇の建物は二代目。現在は三代目)
わけあって松竹から東宝に移籍していた八世松本幸四郎丈(初世松本白鸚)らの皆さん。
これがなければ現・九世松本幸四郎丈も現代ものたくさんにはならなかったかもしれないし
^^;
(弟の二世中村吉右衛門丈は確かお先に松竹に復しているはず。その吉右衛門さんの襲名披露が行われたのが現在の三代目の帝劇のこけら落とし(1966年)だったとは・・・・!
( ̄□ ̄;)!)
戦前から、新劇やら歌舞伎やら新国劇、新派、前進座、宝塚歌劇、ミュージカル、果ては文楽だの能だのまで演劇何でも劇場だったんだなぁ・・・・・。
(バレエとか音楽会もある)
今はミュージカルが多いのはまだしも、ジャニ系の公演が年々幅をきかせ・・・・orz
気になるのは、2000年代に入ってから日本ものの舞台が激減していることかしら。
(今年は10月の「細雪」だけ。何度めの再演??)
それにしても、いつ帝劇に行っても劇場内のオブジェまでよくよく見ることもなかったのですが、
色々あるんですね。
今度は意識して見てみますw
今年は行かないけれども、来年はまた選択肢の一つに入れますわ。
(隣のビルに入っている、出光美術館でまた~り見るのも好き)
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