映画「怪談蛇女」(1968年・東映)
2011年08月16日 (火) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより
冷酷な大地主一家に虐げられ死に追いやられた小作人一家が、恐ろしい蛇の化身、あるいは亡霊となって復讐する恐怖のドラマを、怪奇ムードとエロチシズムをもって描く。
明治の初め、小作人の弥助は、地主の馬車でひき殺され、その妻・すえと娘のあさも地主一家に虐げられたあげく死んでしまう。
それ以来、地主の家には、すえやあさの亡霊が現れるようになり、地主一家は次々と悲惨な最期を遂げてゆく…。



(キャスト)
河津清三郎 (長兵衛)
山城新伍  (武雄)
根岸明美  (政江)
賀川雪絵  (きぬ)
月丘千秋  (すえ)
桑原幸子  (あさ)
西村晃   (弥助)
高毬子   (さき)
村井国夫  (捨松)
沢彰謙   (松五郎)
伴淳三郎  (房太郎)
室田日出男 (才次)
丹波哲郎  (警察署長)
ほか
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(感想等)
夏の納涼祭り続きます(笑)

今日は東映chの1968年作品「怪談蛇女」を鑑賞。
内容は、あらすじに集約されてるといってもいいくらい、
意地悪な地主と虐げられた小作一家と、小作一家が亡くなった後の数々の怪奇譚です。
(なので、分かり易い)

猫より、爬虫類の方がぬめぬめしてる分気持ち悪いわ(T▽T)
(なんのかんのいって、怪猫の場合は悲哀を感じるので、蛇の方が怖い)

山城さん・・・・1960年には白馬童子だったのに、
8年後の本作ではすっかり熊猫屋の脳内インプットされている(白馬童子の実際の映像を近年見るまで二枚目路線の過去が信じられなかった(爆))エロオヤジな役に^^;
まぁこの山城さん演じる地主の息子他、地主一家は地主も妻の政江も揃いもそろって分かり易い底意地の悪さ。
小作人たちのことを使い捨て並にしか思ってません。

可哀想なのは小作一家ばかりではなく、地主一家の武雄に嫁いできた、きぬ。
小作人一家が相次いで亡くなったあと、その復讐でもあるかのように怪異が。
地主の妻の政江にご飯をもってきたきぬ。
おひつをあけると蛇が!(でも実際にはご飯で蛇を見たのは政江だけ)。
きぬがご飯をすすめると
「いらないっていったろ!」とクワッと人が変わったようにきぬに噛みつく政江。
更に、きぬが夫の武雄と夜を共にしようとすると、きぬの身体が蛇の鱗に見える武雄。
朝食の場面でも見えて「この蛇女!」とののしる始末
(きぬには何も落ち度はないのにあんまりだ・・・・)
地主一家がどうなっても自業自得だが、きぬは可哀想だぞ^^;

この作品では化け猫ではなく、蛇が恨みを晴らしてくれましたが、
西村晃さん演じる、最初に死んだ小作人の弥助、
「土借りても借金をお返ししますと」化けて出ても言っていたのね。
弥助の場合は恨みっていうよりも念が残っていたのかなぁ?
(武雄に犯されて自害したあさは恨んでいても当然だが)

「因果応報」を怪異の形で作られた本作でした。
見終わると、可もなく不可もなくってとこかしら。
割と先が読みやすい映画でしたもんで。
なかなか昨年の納涼特集の「怪談 お岩の亡霊」並みの作品に今年はまだ巡り合ってないなぁ
(お岩の亡霊が傑作なこともある)。
あ、若山さんご出演の「怪談 一つ目地蔵」の放送がこれからでしたよね。
これにかけてるんですが(笑)
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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
この記事へのコメント
納涼祭り♪
私も昨夜観ましたよ~
何気に豪華なキャスティングに驚き☆

河津清三郎さんは最近買った文たんDVDに出てる御方!
未見なので楽しみが増えました♪

村井国夫さんは若い頃はなかなかの色男ですな。
仕置人の時も思ったけど。

山城新伍さんは、もっとイヤらしさが欲しかった。
もちろん好青年役よりはハマッてましたけどね(笑)

ほんと、ベタな展開の分かりやすい作品でしたね。
普通に楽しめました。

蛇より西村晃さんの顔が一番コワかったんですけど(爆)

今日はこれから【怪猫 呪いの沼】観賞予定ざんす♪
猫に萌えてしまったりして。
脇に菅原文太さんとは、楽しみですこと。

しかし映画で納涼とは、なかなか難しいものですな。
ホラー耐性あり過ぎるもんで自分★
熊猫屋さんが今までで一番震え上がった(恐ろしかった)映画作品て、何かありますか?
2011/08/17(Wed) 20:27 | URL  | ふぢを #-[ 編集]
ホラー耐性あるとは、うらやましす。
私ゃホラーは苦手なのですよ。
・・・・というよりも、ぐっちょんぐっちょん系@エイリアンみたいなやつが嫌いというか^^;
納涼特集といえばかつてやっていた「あなたの知らない世界」は子供ん時によく見ていたので、
「怪談」めいたものは嫌いではないですよ。

なので、一番怖かったという映画・・・・難しいですのぅ。
ホラー苦手だから本数見て無いし、
ホラーよりも現実はもっと怖いし(笑)

ホラー映画ではないけれども、子供の頃に見てトラウマになりかけたアニメはありましたわ。
イギリスアニメで核兵器を扱った「風が吹くとき」(原題:When the Wind Blows)。
ホラー映画よりも、現実にありそうな事象の映画の方が怖いですわ。
それにしても「風が吹くとき」って日本版吹替え声優が森繁さんと加藤 治子さんだわ、
主題曲はデヴィット・ボウイだわ、豪華だったのね。
2011/08/20(Sat) 19:25 | URL  | 熊猫屋 #-[ 編集]
「風が吹くとき」(原題:When the Wind Blows)
字幕版を、ニコ動で見る事ができました(勿論コメ非表示で)
オープニングが実写だから、最初あれ?コレぢゃない?と思いましたが、チェルノブイリ時の実写映像から、アニメーションへ移行するのですね。

今の日本人には、他人事と思えぬ内容ですね。
善良な老夫婦の無知さが恐ろしかったです。
ほのぼの系の絵(スノーマン作者の絵だとか。なるほど・・・)が余計に後の悲惨さを浮き上がらせてました。

後からコメントを流し見しましたが、結構トラウマになった人が多いみたいですね。。
でも、『はだしのゲン』やこういう作品を、今こそ放映して欲しいと思いますよ。
今だからこそ、絶対やらないんだろうけど★
知らない作品だったけど、観られて本当に良かったと思います!感謝。

デヴィット・ボウイ・・・『ラビリンス』DVDを秘かに欲しいと思っているふぢをより
2011/08/21(Sun) 18:01 | URL  | ふぢを #-[ 編集]
Re: 「風が吹くとき」(原題:When the Wind Blows)
そうなんですよ、老夫婦が事の重大さを知らなすぎる(ある種他人事のような)中で進行してくのが子供心にも分かって怖かった作品なのです。
この場合は、あらがったところで逃げる手段が無いので、結果的に知らなくてよかったのか・・・・とも思わなくもないのだけれども、知らないっていうのは時として怖いです。

この作品を上げたけれども、私は原発は賛成派でも反対派でもないです。
そんな単純に右から左へすぐなる話でも無いと思ってますし。
将来的に有効な代替エネルギーができれば、原発に頼らなくて良くなっていいなとは思っているけれども、
現実問題として自然エネルギーは広大な土地を使ってもできるエネルギーがあまりに小さすぎて現実的には国土が狭くて人口が多い日本では合わないし
かといって他の新エネルギーの開発も今はできていない。
簡単に原発反対といっても、さて止めたところでどうすんの?
産業を停滞させないだけの電気の価格維持と、電気の供給ができるの?
簡単に言うけれども、産業を停滞させるということは、失業者も更に増えるわけだし、
生活も不便になる。
そこまでの覚悟があるとも思えないし、私は現実的ではないと思ってる。
それならば、現状は安全性を強化しながら原発を動かすしか無い。
もちろん新しい代替エネルギーを模索しながら、将来的にはそちらに変えることを視野に入れつつ、
やるしかないんじゃないかなと考えているくちです。
政府や東電も嫌だが、ただ反対だ止めろと連呼する人も嫌です。

日本の技術者の皆さまに頑張って新エネルギー考えていただきたいのことですのよ~。

2011/08/24(Wed) 21:18 | URL  | 熊猫屋 #-[ 編集]
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