シネマ歌舞伎「女殺油地獄」
2011年07月02日 (土) | 編集 |
観に行けるか微妙だったのですが、ゲキ×シネが今日から昼間から夜上映になったんで、
ゲキ×シネは平日の夜に行くかぁ~(終了が夜の11時近いが^^;)ということで、
本日はシネマ歌舞伎「女殺油地獄」を観て参りました。

お気に入りの席を予めネット予約しておいたので、当日はゆったり入場。
ん~土曜日なのに観客がザッと30人ちょいかぁ・・・・・
少ないぞー頑張れシネマ歌舞伎っ。
(各種割引がきかないというのがネックかしらね、やはり)

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シネマ歌舞伎といえばず~~~っと中村勘三郎丈か坂東玉三郎丈かという感じだったので、
初の別な方~♪仁左衛門丈だ、わーい(・▽・)

この演目で仁左衛門丈を観られる機会って今後あるのかなぁ?と思っていたので、
シネマ歌舞伎で見られるのはとっても嬉しかったです。

しかし、何だ「女殺油地獄」って凄惨な現場が出てくるような演目かしら?と想像していたのですが、
その通りでした( ̄Д ̄;)ひぃぃぃぃ!
しかも、最後の最後まで救いが無いとは・・・・。
(与兵衛に天罰くればいいと思ってたのに(笑))
(借金断られて)逆恨みの与兵衛がお吉を斬りつける、油ぬめぬめ場面の凄まじさ。
仁左衛門丈の目の演技がもうね、いっちゃってる人の目なの。
完全に我を忘れている目。
はっきりキ○ガイの目^^;
お吉に刀振り下ろそうとして滑ってはずす場面と、お吉が死ぬ場面のお吉のエビ反りでの表情も恐さ倍増だけど、
仁左衛門丈が演じる与兵衛の、豊嶋屋の家に入ってからお吉を殺害して出るまでの一連の流れが与兵衛の様々な表情が一挙凝縮!で凄いのです。
「ああ~これは体力がいる演目だわ」と、見るこちらも手に汗にぎるっ。

与兵衛はほんと救いが無くて、自分勝手すぎるんで見ている側も
「てめーこそ去(い)ね!」と心の中で呟くほど(笑)酷い奴でございます。
金遣いは荒いわ、自分で地道に稼がないわ、遊び人だわ、親も妹も大切にしないわ、
自分のためなら他人が犠牲になることもいとわないわ、挙句の果ては逆恨みで人殺しまで。
性格的に堪え性は無いし、自分でまいた種なのに、責任をことごとく他者に転嫁する様を見ていると、
これ・・・・現代版にしてやっちゃヤバすぎるほど、最悪の人物です。

その与兵衛を、おちゃらけた遊び人な表情から、凄惨な場面での怖い表情、やってしまったことに後になって我に返って手や身体の震えが止まらない青ざめた様など、
ほんと仁左衛門丈すごいにゃ~と熊猫屋も一気に最後まで見入ってしまいました。

他の役者さんで特に良かったのが、中村歌六丈。
(この頃はまだ萬屋だったんで、大向こうさんの掛け声も「よろずやっ!」でしたね^^←現在は播磨屋)
熊猫屋の一番近いとこでの生歌舞伎は昨年の秀山祭。
その時の「沼津」の平作役の何とも味のある雰囲気がめちゃめちゃ好きだったのですが、
今回も与兵衛の義父ながらも番頭上がりなもんで強く言いづらい徳兵衛を演じておられました。
義父だけど、与兵衛を想う慈愛あふれる様にはもう涙・涙・゚・(つД`)・゚・
(徳兵衛と妻のおさわのこの親としての愛情故に、与兵衛のあのダメっぷりが際立って見えます)

約2時間弱ですが、凄みのある芝居を見せてもらいましたですよ(・▽・)満足っ!


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で、映画館で次のシネマ歌舞伎(10月)のチラシをいただいてきました♪
CAG9MAY1.jpg

やったあぁぁぁ!吉右衛門丈だわー!(歓喜っ!)
今年の巡業(東コース)が中止になって
吉右衛門さんにお会いできなくて残念無念(´・ω・`)ショボーン
だったので、嬉しいわぁ~
おなじみの熊谷陣屋だけど、「歌舞伎座さよなら公演」のだし、
今年亡くなられた富十郎丈もご出演。
これは絶対観なくてはっ!^^
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テーマ:シネマ歌舞伎
ジャンル:映画
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