映画「はやぶさ大名」(1961年・東映)
2011年06月12日 (日) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより
出雲の大名・松平出羽守治郷が、藩政の建直しのために奔走する姿を、片岡千恵蔵主演で重厚多彩に描き出す本格的時代劇。
出雲18万石の嫡子松平出羽守治郷は、父の急逝により松江藩7代目の藩主となる。
父の遺志を継ぎ、藩政建直しに強い決意をした治郷は、治水、砂漠の開拓、鉱山の開発などの事業に着手するが、老中・田沼意次は自分の意に反する治郷を憎み、刺客を送り松江藩取り潰しを企てていた。
原作は行友李風。

(キャスト)
片岡千恵蔵 (松平治郷)
大川恵子 (より子)
堺駿二 (林家正蔵)
花園ひろみ (おたね)
青山京子 (おぎん)
小山正 (玉吉)
山城新伍 (石倉半之丞)
清川荘司 (脇十郎兵衛)
香川良介 (朝日丹波)
明石潮 (三谷権太夫)
堀正夫 (大橋茂右衛門)
津村礼司 (清原太兵衛)
小沢栄太郎 (田沼意次)
矢奈木邦二郎 (奥平玄蕃頭)
山形勲 (森川但馬守)
原健策 (水野九郎右衛門)
片岡栄二郎 (立原兵介)
加賀邦男 (江戸家惣兵衛)
大前均 (釈迦ケ獄雲右衛門)
坂東京三郎 (尾上菊五郎)
玉木うた子 (岩井半四郎)
水野浩 (谷文晁)
山村聡 (徳川宗治)
中村幸吉 (片倉重右衛門)
加藤浩 (玉木勝之進)
吉田義夫 (和田権三郎)
東千代之介 (林四郎左衛門) ほか
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(感想等)

千恵蔵御大が演じる松平治郷の、藩政立て直し物語ですよ(・▽・)
(プラス、田沼の陰謀付き)

林家正蔵(落語家)とか、尾上菊五郎とか岩井半四郎(歌舞伎役者)、谷文晁(画家)など、
実在の人物の名前を使ったのが序盤にぽんぽん出てきましたね
(笑・「これはフィクションです。実在の人物とは関係ありません」と現代ならテロップが入るところだ)
↑市井に落語を聞きにきた松平治郷が、正蔵の落語にリアリティがないもんで、
役者や画家などを使ってちょっと幽霊話で脅かした、おちゃめなエピソード場面。

父親の藩主が急逝したので、てれんことしていた治郷は国に帰らねばならなくなります。
(千恵蔵御大って貫禄あるもんだから、「父親がいた」というシチューエーションにちと違和感を・・・・(笑))
国に帰る前の最後の一日、正蔵と飲んでいて、おぎんという芸者に出会う。
お互いを「美しい目だ」だの「私もこの世に美しい男の方の眼を見たのは初めてでございます」だの、
治郷とおぎん、見つめ合っちゃって(これが後のちょっとした伏線)

正蔵の家の近所に豆腐屋の四郎(千代之介さん)が住んでいて、正蔵の妹・おたねといい雰囲気。
あっちでもこっちでも・・・とぼやき節の正蔵。
しかして、外に怪しい人物は発見して機転をきかせた正蔵は、治郷と入れ替わって治郷を狙う人物たちをかわす。

一方屋形船で二人きりの治郷とおぎん。
これも何かの縁と、おぎんに刀を渡す治郷(期待させちゃって罪な!)

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田沼意次、根を無いところにすえるてww
私怨いっぱいで、水野九郎右衛門などを使って治郷を陥れようと画策中。

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伊達のお姫様・より子を妻として迎えた治郷。
お嫁入り早々、
「そなたのものはわしのもの、わしのものはそなたのもの」と、
藩の財政立て直しのためにゃ何でもやるぜの勢いで早速嫁入り道具一切を処分とな( ̄□ ̄;)
納得いかないとより子。
しかしてそれはそれならば私に相談する必要ありませんという(太っ腹嫁)

風流でならした治郷、自分の書画・骨董なども処分します。
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凶作にあえいで貧乏な自分の国をちゃんと妻に見せようと、江戸からつれ出す許しを将軍にこう治郷。
世が世なら、将軍になる可能性もあった治郷。
将軍とは信頼関係があるようです(ほのぼの)。
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国に帰って、次々と家臣に指示を出して藩政立て直しに着手する治郷。
更に、自分も市井の人になりすまして領地の実態を調査します。
(途中、水野九郎右衛門らが暗殺しようとたくらみますが、失敗w)

水も食糧も不足している領内の人々の実態に愕然としますが、
途中、子供にカエルを焼いたのをおごられます(笑・この子供も伏線)

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三年間、藩政立て直しに奔走した治郷、着々と進んでおります。

田沼はどーやら、老中の地位を治郷にとられるんじゃないかと思っているようですね。
はっ!正蔵の近所の豆腐屋の四郎!!
将軍の隠密だったんかー!( ̄□ ̄;)
田沼の思惑も将軍は知りつつ、治郷のなりゆきを見届けよと四郎左衛門は命を受けます。
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またもや、カエルをおごってくれた少年に出会った治郷。
(自分の家がやっている料理屋の)江戸前料理を食べさせてあげるよと、
少年に連れられる。
お母ちゃんだよと、そこに現れた女は何とおぎんでありました。
江戸家の主人と結婚したおぎんであったが、幸せそうではない様子。
治郷を未だ忘れられないおぎんでございました
(あー罪な奴ぅ~♪)
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その江戸家に腹ごしらえにきた正蔵と四郎(正蔵は四郎が隠密とは知らない)。
二人が江戸家で治郷の噂をしていると、そこに現れた治郷。
治郷が藩のお殿様とそこで初めてしるおぎん。
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治郷が帰った後、江戸家の主人がなんで殿様を返したととがめる。
なんで知っているの!?とおぎん。
江戸家の主人は、水野九郎右衛門と同様に治郷を狙っている田沼の手のものだったのだ!

江戸家の主人は妻に、治郷をおびき出せと迫る。
拒否する妻に、息子の命は無いぞと迫る(酷い・・・・)
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母親の危機を察した少年は、捕えられた縄をはずして逃げ出し、
治郷におかあちゃんが話たいことがあると言う。
しかし、途中までくると(母親との板挟みだったけど)逃げて!!と言う。
水野らが待ち伏せしていた。しかも鉄砲持ち!!( ̄□ ̄;)!
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一方城では、大きな船を作っていたことなどにに対して田沼によって謀反の兆しありとたてられ、
釈明を求められていた。
(船は単に藩の産物を全国に売るためのもの)


九死に一生を得て無事だった治郷。
隠密の手を逃れることができた。
そこに森川但馬守がやってきて、例の謀反云々の件について釈明を求めてくる。
治郷は、豊作を祝い、喜ぶ領民たちを見せる。
但馬守は、将軍は治郷を少しも疑っていたなかったことを言い、この様子は逐一将軍に伝えると顔をゆるめる。
治郷はいつも食べている粗食をふるまう。
そして、おみやげといって、ブツではなくて治郷がどじょうすくいを披露する(笑)。

治郷を呼ぶ領民たち。お殿様と領民の絆に但馬守らも納得し、大団円を迎えたのでした。

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ほんとに既定路線の、てれんこと見ることができる時代劇です。
最初から最後まで安心して見ることができるわ、
危機一髪箇所があっても、あまり緊迫してどうのうという差し迫った雰囲気にもならないので、
人によってはちょっと物足りないかもしれませんが、
千恵蔵御大の人情味を堪能できればそれでオッケーと(笑・親しみやすいお殿様だし^^)。
ラストの大団円は、領民が楽しく踊っているので、今までの藩の苦労が報われてよかったねぇ♪と、
ほのぼのとした気分になれる、お話です。

女性陣は花園さん・・・出番少なすぎでいなくてもいいポジション(泣)。
大川恵子さんも、治郷の妻だけどちょい出。
許されない想いを抱いてしまった青山さんのおぎんが一番出張ってたかしら。

原健策さんが、田沼からつかわされた刺客な役でしたが、
も・・・・小物っぷりで敵じゃねぇ(笑)。
原さんに「頑張れー!」とか言ってた私なんですけどね。
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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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