映画「次郎長血笑記 殴り込み荒神山」(1960年・第二東映)
2011年03月06日 (日) | 編集 |
黒川弥太郎さん主演の「次郎長血笑記」シリーズも最終の第4弾まできました(・▽・)
今月、オンデマンドで新たにアップされたようです。
(東映chではないので注意)

(あらすじ)
次郎長の言いつけで、讃岐の金比羅様に代参した森の石松は、都鳥の吉兵衛の甘言に乗り、諸国の貸元から次郎長の女房・お蝶の香典にと託された300両を貸してしまう。黒駒の勝蔵と黒竜屋は、勢力を伸ばしてくる次郎長との対決を企み、吉兵衛をそそのかして石松を討ち、次郎長を誘い出そうとする。そして石松は吉兵衛兄弟に闇討ちされてしまうが…。



(キャスト)
黒川弥太郎 (清水の次郎長)
品川隆二 (森の石松)
若山富三郎 (吉良の仁吉)
楠本健二 (大政)
南郷京之助 (小政)
和崎隆太郎 (増川の仙右衛門)
尾形伸之介 (法印の大五郎)
伏見扇太郎 (追分の三五郎)
若杉恵之介 (大野の鶴吉)
中村竜三郎 (桶屋の鬼吉)
花房錦一 (豚松)
加賀邦男 (小松村の七五郎)
坂東吉弥 (神戸の長吉)
徳大寺伸 (寺津の間之助)
青山京子 (お菊)
藤代佳子 (おもん)
松風利栄子 (およし)
阿部九洲男 (安濃徳)
大邦一公 (都鳥の吉兵衛)
長田健 (常吉)
国一太郎 (梅吉)
天草四郎 (為五郎)
植村謙二郎 (角井門之助)
香川良介 (黒駒の勝蔵)
関根永二郎 (黒竜屋亀吉) ほか
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(感想等)
前回の「富士見峠の対決」の最後で石松が次郎長に代参を頼まれて旅立ちますが、
あ~やっぱり・・・・・(親分から託されたお蝶姐さんのための香典を貸してしまう石松も石松ですが)
石松が都鳥の吉兵衛にしてやられて落命します。
(石松が吉兵衛らから逃れてた時に面倒をみてくれた七五郎に加賀邦男さん。おおー今回は悪役ではありません)
石松の壮絶なこのシーンは、どんな人が作っても壮絶ですなぁ。
この石松も、竹で刺されるわ(しかも貫通してるのに刀で先をぶった斬る石松(≧Д≦;))
何度も斬られても刺されても立ちあがる石松。

見るのもつらいです(TДT)

次郎長は石松の仇を討ちに向かいますが、そこでやっかいになった為五郎という奴が実は吉兵衛とつながっていて、
あやうく焼け死ぬ運命に(あぶねぇ)
いち早く気づいて、そこからは親分が負けるはずはねぇ!(笑)見事石松の仇を討ったのでした
(仇討場面は思ったより短い)

次郎長は三五郎ら子分二人だけを連れて一端清水にもどる中、大政を代理にして仁吉のところにやっかいになりに行くが、
ほんと・・・・親分がいないとタガを外しそうになるお子ちゃまな一家の面々。
真面目な大政は奴らを締めるのに苦労します( ̄Д ̄;)
何かっつーとやれ酒だ女だ喧嘩だと、いい加減張り倒したくなるよな(笑)

今回の大物ゲストは仁吉役の若山富三郎さんです^^
仇討成就の祝いの酒樽に群がる次郎長一家の子分衆

仁吉「みんな俺に会うより酒樽に会った方が嬉しいんだろ(にやり)」

・・・・確かに(笑)

仁吉の兄弟分の長吉が、御赦免になって戻ってきたが、留守中に親が仕切っていた縄張りを安濃徳が仕切るようになっていて、返してくれない。
安濃徳は阿部九洲男さんとくれば、こりゃもう一筋縄では^^;
↑力のあるものが預かるのが当然だぁ!と返してくれるわけがない。

長吉役は歌舞伎役者の坂東吉弥さん。
一時東映に加入してらしたみたいですね(こういう歌舞伎関係の方結構いらっしゃいますよね)

仁吉と恋女房のお菊は仲良く魚釣り。
このほのぼの場面が後で・・・・・・・うっ(;ω;)

長吉は仁吉に泣きついてきます。
次郎長一家も加勢するといいますが(ほんと喧嘩好きだぜ)、
仁吉はひとまず安濃徳と話し合うと言います。
・・・・が、安濃徳はにべもありません。

帰って来た仁吉は(安濃徳とことを決するため)お菊に離縁状を渡します。
お菊は安濃徳の妹だったからです。
俺はそこまでしてまでやってほしく無いと長吉はわぁわぁ叫びますが、
この場面の長吉、仁吉の気も知らないでメソメソとちょっとイラッときますな(^ω^;)


離縁されたお菊は自害します。
申し訳ねぇと長吉は自害しようと刀を抜きますが、
お菊の気持ちもわからないのか!と張り倒す仁吉(視聴者としてもそこは張り倒してくれてスッキリ(笑)。ほんとメソメソと女々しすぎるんだよ~)

今にもなぐりこみに行きそうな次郎長の子分どもを制する大政(ほんと、苦労します。お疲れ様です(笑))
そこへ次郎長が到着(あー間にあった!!)

次郎長が仁吉らの所に来たことを知った安濃徳は、これは雌雄を決する時だと、
人集めを始める。
当初、仁吉に自分の子分らをつけて自分は出ない予定の次郎長だったが、
黒駒の勝蔵や黒竜屋亀吉が安濃徳についたと知った次郎長は、それは自分狙いだと感づき、
自らも出ることになる。

荒神山での決戦は、竹槍が無数に飛ぶわ、丸太は転がるは、豪快^^;
仁吉演じる若山さんの殺陣も冴えわたりますが、鉄砲に撃たれてしまいます。
安濃徳を倒し、次郎長も黒駒の勝蔵や黒竜屋亀吉を倒しますが、
仁吉は絶命します。

次郎長は本当の黒幕、丹波屋伝兵衛を追いますが、次郎長の威光に恐れをなして逃げ、
次郎長は名実ともに街道一の大親分となったのでした(終わり)

最後の丹波屋云々につきましては、ナレーションのみであっさりです^^;

黒川さんの「次郎長血笑記」シリーズ、制覇しました(・▽・)
続きものなので、全体を通して見たい作品ですね。
黒川さんの次郎長は、イザってときにキリリと締める感じですが、
他の東映大看板スターさん達ほど「ドーン!」と出張った感じはなく、
スターさんで愛でる趣向の向きにはちと物足りない面もあるかもしれませぬが、
このくらいのピリッとした締め具合はこれはこれで心地よいですよ^^
渋い親分ですよねぇ・・・・華やかさは無いけれど、ほんと恰好良いです。
感情にまかせて熱くなるってタイプじゃありませんが、
冷静沈着で、親分の風格たる落ちつきのある風情をまとっております。
他のスターさんの主役映画とはまた違った雰囲気です。
脇キャストも、石松あたりなんて準主役っぽく大層目立ってますので、
ほんと楽しめますよ。

しかし何だ、若山さんとか前作は近衛十四郎さんがご出演だけど、
やはり扱いを見ると黒川さん主役なんだなーって感じる仕上がりになっております。
ああ・・・・もっと黒川さん主役の映画見たかったです!

(他社の黒川さん主役のDVD買ったんでね、そのうちアップします^^)
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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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