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 映画「直八子供旅」(1958年・東映)
2010年11月23日 (火) | 編集 |
今月の東映CHにて放送された千恵蔵御大主演の時代劇です。
千恵蔵御大演じる「直八」の子供「八百吉」を演じたのは、千恵蔵御大の実子である植木千恵さんです
(女の子だけど男の子の役っ)(・▽・)

これが・・・・観始めて中盤は「どいつもこいつも・・・・」と周囲の人間の酷さにイライラする所もあるのですが(笑)、
観終わって「ああ~なんつーいい話っ。゜(ノД`)゜。」と感涙ものの良作でした。
千恵蔵御大の魅力が満載ですっ!^^
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(あらすじ)※東映chより
長谷川伸原作、やくざ渡世の哀愁と人間の情愛をしみじみと描いた同名小説の映画化。
片岡千恵蔵と植木千恵の実際のスター親子が身を以って演じている。海の見える棟の上で、平和に暮らす直八親子。
しかし、かつての恋敵が現れたことで、おなつと離れ、直八は八百吉と旅に出ることに。父と子に降りかかる事件を解決し、二人は無事におなつのもとへ帰ることが出来るのか。

(キャスト等)
片岡千恵蔵(和泉の直八)
木暮実千代 (おなつ)
植木千恵 (八百吉)
月形龍之介 (黒塚の多九蔵)
伏見扇太郎 (坊やの利吉)
桜町弘子 (お新)
進藤英太郎 (笹の額太郎)
三島雅夫 (法印の庄兵衛)
加賀邦男 (喜与川精次郎)
丘さとみ (おせん)
鳳衣子 (お次)
八汐路佳子 (おこま)
清川玉枝 (港屋の女将)
常盤光世 (おつや)
沢村貞子 (おこと)
富田仲次郎 (八ツ山の吉次)
片岡栄二郎 (大師の壮助)
清川荘司 (松伏の和助) ほか


監督:佐々木康
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(感想等)※ネタバレ注意
女優も、沢村貞子さんとか小暮実千代さんもご出演で何気に豪華です。
悪役ができる役者さんが何人か出てますけれども、
さて、その中で結果的に一番ワルだったのは誰でしょうか?(・▽・)ノ
(始めは月形さんか加賀邦男さんだと思ったんだけどなぁ~(笑))


小暮実千代さん演じるおなつは、すぐ喧嘩の助っ人に出る千恵蔵御大演じる直八にほとほと手を焼いてたのですが、また喧嘩に出たことで愛想が尽きかけたところに、大けがした直八が運ばれてきます。
離縁しようかと思っていたおはつですが、直八への想い立ち切れず、また彼を蘭方医に見せたいために、
女郎屋の港屋に自ら身売りします。

おなつは、女郎になった自分の姿を子の八百吉に見せたくないため、
直八に旅に出るように勧めます。
始めはためらう直八ですが、八百吉を連れて旅に出ます(八百吉には田舎に用に出たおっかさんに会いに行くと偽る)。
(別れのシーン、女郎屋の近くに通りかかった時に、直八が八百吉に女郎屋の近くの風見鶏を指差して目をそちらに向けさせている隙に、おなつに八百吉の顔を見せるシーンがじんじんきます。おなつの身をきられるような想いい、そしてチラと見えた女がお母ちゃんに似てると叫ぶ八百吉、胸が痛くなります(TωT))


おなつへの後ろめたさと申し訳なさを抱えていた直吉は、旅先で落ち着いてカタギの飴屋になりますが、
ヤクザもんに憧れている酒屋のぼんくら息子の利吉(扇太郎さん)が、直吉はもうその世界には戻らないといってるのに、
法印の庄兵衛(三島雅夫さん)に直吉は凄腕だと触れこんだために、ヤクザ一家の親分の笹の額太郎(進藤英太郎さん)が喜与川精次郎(加賀邦男さん)の始末を直八に依頼しようということになります。
(利吉の軽さと厚顔無恥っぷりにはイライラします(笑))


一方、黒塚の多九蔵(月形さん)は、先の喧嘩(でいり)で直八にやられたのもありますが、
実は惚れた女がおなつで、恋敵。
好きだった女が女郎屋にいることで、この~直八のやろーめ、おなつを売りやがったなと怒って(それはおなつの口から違うと聞かされますが)、直八と決着つけようと直八を追いかけます。

額太郎らは直八に精次郎を斬ることを依頼しますが、直八はカタギだと拒否します。
そうすると額太郎は八百吉を人質にとって断るなら殺(や)るぞと脅します。
(この場面、過去直八が世話になったことがあることをいいことに「恩に着せるわけじゃねぇが」と何回も額太郎が連呼して、ずっごいネチネチして厭らしいです( ̄ω ̄#)。ここんとこのいやらしさは進藤さんならではの演技。観ているこちらもイライラします(笑))
子供をたてにとられた直八は、嫌々ながら引き受けます。

直八の家に押しかけてきた多九蔵の言葉によって、八百吉は母が女郎屋にいることを聞かされますが、
彼は子供ながらに気づいてました(ほんと賢いお子です)。
先におっかさんの所に一人で行けと八百吉を送り出す直八ですが、二度と会えないかもしれない。
家に残った八百吉の服を見て顔をうずめて忍び泣く直八
(この場面、観ていて涙腺が(TДT))

額太郎は最初から直八に精次郎を斬らせた後、額太郎らの依頼がバレないように直八も斬って隠ぺいするつもりでした
(うわー最低野郎!)
利吉がそのことを知って、直八に知らせにきますが、直八は最初からそのことも知っていました。
そして、ヤクザもんがどういうものか分かっただろうと利吉に足を洗うように言うのでした。

直八は、精次郎を呼び出して斬りますが(あれ、加賀さん結構あっけない。もっと悪役としてデン!と出るかと思ったんだが^^;)、待ち伏せていた額太郎ら一家に囲まれます。
そこへ現れたのは黒塚の多九蔵!直八を斬るのは俺だ、邪魔する奴は斬る!と何と直八を助太刀します。
(千恵蔵御大と月形さんの殺陣がかっこええっ!)

二人ですべてを倒し、多九蔵は改めて直八と勝負するかと思ったら、
「俺のありったけだ、とっといてくれ」と、銭袋を直八に投げよこします。
多九蔵「文無しのくせに何を言うんだい、どうしてもとらねっていうんなら斬るぞ!」
直八「(子供の所に急ぐので)ケッ付き合ってる暇がねぇ、もらってってやらぁ!」
多九蔵「おなつっぁんを大事にするんだぞ!」
直八「へっ!人の女房のおせっかいはよせ!」
多九蔵「(見送って)ちきしょう、あの野郎には負けた」
(月形さん、かっちょ良すぎますっ!!(笑))

子供の元に急ぐ直八と、八百吉、おなつのその後の顛末は本編にてご確認ください^^


主人公の「喜怒哀楽」の感情がすべて盛り込まれた作品でしたねぇ。
千恵蔵御大の様々な表情を堪能でき、魅力満載!
子供を見る優しい目、子供や妻を想う故の身につまされるような哀しみ、それを裂くものたちへの怒りなどなど・・・・
脇を固める役者さん達も良く、小暮実千代さんは直八に対する想い、子に対する想いが何気ない表情の中にもあふれていて、とっても素敵でした。
(悪役陣の彩りも華っ!(笑))

渡世人の人情ものだとやっぱり長谷川伸原作っていいですねぇ。
佐々木康監督の作りも良かったです^^
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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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