映画「新座頭市 破れ!唐人剣」(1971年)
2010年11月12日 (金) | 編集 |
うわー何!?この映画。
存在は知っていたけど、初めて観ました(ってか、観ながら今書いてる)

勝さんと、王羽(ジミー・ウォング)の競演。
時代劇と武侠好き歓喜!というか、観ながら笑いがこみあげ・・・・・・(失礼)。
ジミーさんの役は片腕ドラゴン(獨臂刀)すか。

私は武侠は好きだが功夫(カンフー)は別に・・・・という人なので、
ジミーさんの作品はそんなに多くは観てないのですが、
それでもちょこちょこ観てますよ(何せ天王巨星ですから・笑)。

この映画の中国語、めっちゃ聴きやすい(笑)←初級レベルの私でも聞き取れるくらい
それ故に、勝さんの市とジミーさんの王剛との日本語と中国語の奇妙なやりとりにニヤニヤ笑いがこみあげます(コントかっww)
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日本での公開情報はすぐ出てくるので、ここでは割愛しまして、

香港の公的な映画データベースのサイトでちと調べてみたのですが、
香港では1971年5月2日に公開されてますね。
勝さんのプロダクションと永聯電影有限公司の製作で、
香港ではおなじみのゴールデン・ハーベスト(嘉禾電影有限公司)が配給しているようです。

「獨臂刀大戦盲侠」があちらでのタイトルのようです(←なんかまんまのタイトルなんですが・爆)
音楽とかあちらの人の名前が書いてあるので、
向こう公開版は色々違うんでしょうか?
(市がやられるバージョンらしいですし)
ちと観比べてみたいわぁーと思ったけど、残念ながら検索はしてみたけど現地ソフトも見つからなかったですわ。
(北米版はあったんですけど、どっちのバージョンかは分かりませぬ)

感想は後日追って~♪^^
何か不思議な雰囲気の映画です(笑)

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というわけで、追記の形をとりまして続きでございます。※11月14日追記

(あらすじ)※時代劇専門チャンネルより

裏街道を旅する市(勝新太郎)は、瀕死の唐人から子供・李小栄(香川雅人)を預けられる。
南部藩の行列をさえぎって、藩士に斬られそうになった小栄をかばった唐人とその妻が斬られたのだった。
芸人家族と同行していた唐からやってきた隻腕の剣士・王剛(ジミー・ウォング)は、追われる身となっていた。やがて市は王と出会い、王が向かう福龍寺へ市が案内することになった。途中、親切な百姓・与作(花沢徳衛)の家に泊めてもらうが、市が街に出ている間に、南部藩の賞金首となっていた王を狙うやくざ・古川の藤兵ヱ(安部徹)一家がやってきて、与作とその妻を殺害、娘のお米(寺田路恵)をさらっていく。
王と小栄は難を逃れたが、王は市による密告を疑うようになっていた。しかし、裏切って南部藩に密告したのは王の親友・覚全(南原宏治)だった。
市は藤兵ヱ一家に駆け込み、お米を助け出した。福龍寺にたどりついた市たちだったが、襲ってきた南部藩士たちに小栄をさらわれてしまう。
王は市をますます疑うようになった。市は小栄を助け出し、藤兵ヱ一家を全滅させるが、誤解の解けない王が市に向かってきた。

(キャスト)
勝新太郎(座頭市)
王羽 (王剛)
浜木綿子 (お仙)
寺田路恵 (お米)
南原宏治 (覚全)
安部徹 (石川藤兵ヱ)
佐々木孝丸 (和尚)
花澤徳衛 (与作)
三波伸介 (波の市)
伊東四朗 (新七)
戸塚睦夫 (亀)
張翼 (李向)
汪玲 (季玉梅)
山本一郎 (源次)
森章二 (為助)
大前均 (勘造)
橋本力 (大鳥玄藩)
香川雅人 (季小栄) ほか
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(感想等)
座頭市と獨臂刀の対決ですか!
ジミーさんと張翼(チャン・イー)らが会話するところなんざ、
何だかもー日本映画を観てるんだか、武侠・功夫映画を観ているんだか(笑)。
そんなない交ぜ感がなんか楽しー映画でした(・▽・)

私の中では武侠はファンタジーなんで、リアル系も入っている功夫とは別個の扱いなのですが、
座頭市であのぶっ飛びなありえんアクション、建物の上からトランポリンで飛び出すかのように出てくるとか、
空中回転でかわすとか、座頭市のリアル表現をブッ飛ばしてしまう世界を入れてしまうことにビックリでした(笑)。
なので、二人のラストの戦い方について、若干無理矢理感も感じないわけでもありましたが、
面白かったので結果OK!(・▽・)

市と金剛のやりとりで、金剛「謝謝(シェイシェイ)」市「シャーシャー、水だからなシャーシャーだ」と、
言葉が双方で分からないゆえのコントみたいなやりとりが(笑)。
しかし、不思議と通じるところもある雰囲気がよくできています。
(一か所、市がおにぎりを差し出して、金剛が警戒感をまだ解いてなかった時に金剛の台詞で字幕が「お前、本当に盲人なのか」となってたけど、そう言ってましたっけ??これ(おにぎり)で殺すんじゃないだろーなみたいな台詞に聴こえたような???)←間違ってたらすんません

しかし、反面誤解を生んだところもあり、その誤解故に二人は対決することになってしまいます。
それが解けたのは戦うことになってから。
もう後には戻れません。
市も、金剛もこの地ではマイノリティー的な位置にあったので(位置は目の見えない人、金剛は異国の人ですが)
そんな中でのある種共鳴する部分があったかもしれません(武芸者としても)。
ラストの市の背中がとても寂しそうに見えました。


ジミーさんと言えば、実生活もダークなお方。
その力でもって、大スターをかきあつめて無理矢理作った迷作「ドラゴン特攻隊」→香港版トレーラーも思い出してしまいました。
スターの皆さんの、どっか投げやり感も迷作です(笑)

てんぷくトリオも出てましたねー(・▽・)
三波伸介さんが市と同じ盲人を演じていて、それがなかなかうまかったです。
本作の、一服の笑いの時間でした^^
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コメント
この記事へのコメント
王羽!!
ダラダラ長いコメントにレスありがとうございました。

や、子供の頃は倉田保昭か王羽か、という程好きでしたので大変楽しめました。
でも、本当に勝新は天才。早逝が実に惜しまれますね。

東映ch、「富士の夜襲」相変わらずひどい画質なんですが放映してくれるだけ嬉しいです。
(でもVHSテープ観るのと変わんない~笑)
時蔵丈は、錦ちゃんの映画に何本か出ておられますね。実は息子さん達より上品で美しい方だと思ってます。

'56位までの東映は、人材も少ない?せいか、原健策さんや加賀邦夫さんも重要な役柄が多い。
後年になる程、チンケな脇役が多くなるので、かなり可哀想に思います。
原さん加賀さん戸上さんも、近衛さんや月形さん同様、戦前は主演スターだったそうですし。

東映時代劇が「紙芝居か漫画みたい」な欠点の1つには、例えば新国劇出身で殺陣巧者の原さんに、
ちっとも殺陣をさせない事。
月形さんは戦前からの七剣聖ですが、戸上城太郎さん原さん山形勲さんも、実はかなりの使い手です。
近衛さんも含め、殺陣をしっかり見せずに、厚化粧で華奢なアイドル達がひたすら超人的に強いのは、
今の時代になっても大映や黒澤時代劇のようには省みられる事が少ない原因だと思います。
現代でも受け入れられる東映時代劇は「集団時代劇」以降がほとんど、というのも無理もないかな。

原さんが天覧試合とかで橋蔵さんと対決する映画ありましたね。「赤い影法師」?
お、見せてくれるか?と期待したのに、スクリーンに玉子ぶつけたかった!
時代劇好きの観たい物を見誤ったのも東映時代劇の凋落が早かった一因かな?
…という訳で、東映ch長く観てると、もっと古い頃の時代劇を!と欲求が高まります。

小生は「任侠モノ、石井輝男監督、特撮の昭和ライダー、初期のVシネマ」大好き!
なので東映chは高くとも、まあほぼ満足。
熊猫屋さんは、歌舞伎chは契約されてるんですか?あれもちょっと高いですよね~。
仰るとおり衛劇chも、古い松竹映画の他に歌舞伎、新喜劇等のドラマなどで充分構成できそうなのに。
韓流やめると契約激減すると思い込んでるのでしょう。

有料動画サイトも、一度はやめた東映が未だに動画配信を頑張ってくれてますよね。
古い映画が見られて嬉しいですが、「松竹シネリエ動画」などは鳴り物入りで始めたのに
1年足らずで採算合わない・・・とスグ止めちゃいましたよね。
これから観よう!と思ってた映画沢山あったのに…やっぱりお金儲けが全て。
お金落す韓流ファンが、やっぱり大事なんでしょう。

道東20万人の街、K市ではゲ○に行くと韓流の前に、オバハンよく見かけます。
周囲にも30代~母娘やら居るんですよ…ファンが。田舎だからか?正直、ムカつきます…
熊猫屋さんが、そんなに古くから韓国にお詳しい方なら、仰るお話、現況を聞いても腹立ちは当然ですね~。
中国人の実情は、かなり昔から喝破してる方が多いですが韓国系の方は・・・・・・・?

ところで、近衛さんファンサイトで見たのですが、デアゴは60号まで延長だそうです。
「十兵衛暗殺剣」「仇討崇禅寺馬場」が来るそうですよ!うッしッし~♪
随分不満だらけのシリーズでしたが、40号位からイイ感じ。100号まで行ってくれてもいいのに。
2010/11/13(Sat) 21:43 | URL  | 通りすが郎太 #-[ 編集]
No title
倉田保昭さんは、今でも現役で香港映画などでご活躍ですよね^^
日本人が他国で成功を収めるのは大変なこと。
倉田さんには敬意を表しますですよ。

武侠好きであって、功夫好きではないため(この武侠と功夫の境が難しい作品もあるのだけど^^;)
ジミーさんの出演作は多くは観てないのですが、
ちょこちょこっと堪能させていただきました(笑)
(香港映画好きだけど、ビックリするくらいジャッキー・チェンの映画観てません(笑)。それだけ功夫系はあんまり興味ないんですよね。ブルース・リーの動きは美しいと思いますが^^)
武侠ものは今でこそレンタル屋でドラマとか結構出てますけど、
観たい作品が日本で流通しないんで現地ソフトを購入して観るくらいですから、偏愛方向が強いんでしょうね。

私は東映時代劇の娯楽性が大好きなくちなので、
そこは少し思う方向が違うかもしれませんね。
私は殺陣よりも所作に重きを置いて観る方なので、殺陣は歌舞伎舞踊のような流れる殺陣もありだと思っているし、リアル殺陣もありだと思ってまして、
どっちが上とか下とかいう感じではなく、根本的に殺陣の種類が違うもんだという位置づけなので、
(歌舞伎を観るようになってから、その思いは一層強くなったような気がします。
歌舞伎出身系の方の流れるような殺陣は、舞踊に端を発しているようにも見えますし。でも、あれはあれで結構難しいと思うのですよね)
よっぽどどっちにもつかずダメな場合は除き、殺陣はそういう方向で鑑賞しています
(それはこのブログでも一貫して述べてる私の観方です^^)
時代劇そのものもリアル至上主義ではありませんので(というかリアルありきな考え方は無い)、
楽しい時代劇好きとしましては、東映時代劇の楽しさの方向性はテレビ時代劇に受け継がれたと思っています
(テレビ時代劇も最近は元気ないですけどね^^;)
時代劇って結構多種多様で、そこが大好きなのです*^^*
むしろ、所作の方が気になりますですよ~私は(笑)
裾のさばき方とか、シチュエーションや役柄による歩き方の違いとか、小道具の持ち方とか、話し方とか等々・・・・そこをあまり逸脱されると時代劇の雰囲気が損なわれるので、
そこを何とか後世に受け継いで欲しいと思うところであります。
(着付けを習うようになって着物で歩いてみて、その難しさに身を持って気づかされた熊猫屋です。
見るだけと実際やるとでは大違い!付け焼刃では絶対無理っ!!^^;)

2010/11/14(Sun) 21:22 | URL  | 熊猫屋 #vnI2gxsY[ 編集]
No title
(続き)
韓国が中国なみに日本にとって益が無い点は(別な意味では中国より酷い)、
それを述べている専門ブロガーさんは日本にも沢山いらっしゃいますんで、
世の奥様にも、ドラマだけでなく実態にも目を向けていただきたいんですよね。
(韓流好きの方が揶揄されてしまうのは、好きだけで実態を知らなすぎな方が多いせいもあると思うんですよね。近いところで香港映画好きとか(笑)、そっち方向の人たちは決して実情を知らないわけではないですし。
その違いかなぁ?と思うところもあります。
また、韓国自体が「表面上」良く見せるのだけはうまいんですよね。変な言い方ですけど)
釜山での射撃場で日本人が多数死者が出た件のその後の展開も頭にきますし(あんまり報道されてない)、
今年1月に韓流好きの日本のおばさまが行方不明のまま未だに未解決とかありますが(最近全く報道が無い)、
何か韓流が入ってきてますます日本人が不利益を被っているのに、韓国にとって不都合な面が表に知らせてもらえない状況が増えているように見えて、そこを危惧しています。
(インターネットのおかげで知ることができる点も増えてますが、ネットで積極的に情報を仕入れに行く人じゃないとなかなか・・・・そういうのも変ですよねぇ。知る権利が害されてる)
地上波テレビなんてバラエティとか情報番組でも無理矢理韓国ネタ入ってたりなんか日常茶飯事ですもん。報道も酷いけど、そういうのもあって観ないんです。
2010/11/14(Sun) 21:25 | URL  | 熊猫屋 #vnI2gxsY[ 編集]
No title
(続き)
なんか文字数で自分のブログなのにスパム判定されてしまうんで^^;分けて書いてます。
デアゴが60号ですって!?
それは素晴らしいニュース!
十四郎さんも観られるのかぁ~ぐふふ♪
他に何が入るか分かりませぬが、何のかんの言ってデアゴには大感謝です!!
好評だったのでしょうかね?
情報ありがとございますぅ~♪
2010/11/14(Sun) 21:28 | URL  | 熊猫屋 #vnI2gxsY[ 編集]
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