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 映画「大勝負」(1965年・東映)
2010年10月30日 (土) | 編集 |
橋蔵さんが出演している映画です。
KBS京都で先日放送されたそうなのですが、
御好意で鑑賞できる機会を得ました(ふぢをしゃん、ありがとー♪(・▽・))

現在のところ未ソフト化作品で、なかなか観られない作品なので、
ありがたしっ。

観た感じ、千恵蔵御大と橋蔵さんが同格に見えなくもないのですが・・・・・
はてさて?


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(あらすじ)
関八州では渡世人どもが十手を握っていて、奴らのせいでご政道が乱れまくってました。
前の代官が失脚して、新しい代官・檜垣三右衛門を大目付は差し向けたのですが、
常吉と、その対抗馬の虎五郎らの渡世人が好き勝手にやっていて、檜垣も苦々しく思ってました。
旅鴉の仙太郎は職にありつくために常吉のもとへ、
そして浪人の蛸十郎は虎五郎のもとにつきました。
元々仲が悪い常吉と虎五郎。
旅の一座として現れた市村花之丞一座の興行の権利をめぐって対立!
そんな中幕府が隠密を放ったという噂が渡世人たちに広がり、
虎五郎は現れた蛸十郎が隠密では!?と疑いを持ち、それぢゃ身の潔白を晴らそうではないかと
代官を殺(や)ることを約します。
しかして代官をやるふりをしていた蛸十郎だが、
(前段階でだまされて売られそうになっていた蛸十郎と同郷の越後の娘たちから、渡世人どもの酷さを聞いていたのもあったため)
そこへ現れた仙太郎共に代官をやるまでに至らず、
そこへ常吉の手下どもが鉄砲で撃とうとしていたのを花之丞の機転で危機一髪助かります。
翌日、花之常一座を見物に来た檜垣ら一行がいる所に、常吉らが乗り込んだことで檜垣に悪行が現行犯でバレ、
十手を取り上げられます。
そんなことでだまっている常吉ではありません。
ついに代官VS渡世人の対決に発展していきます。

実は○○の花之丞、実は・・・・の蛸十郎、そして代官の檜垣に恨みを持っているらしい仙太郎。
彼らの運命とその行方は!?



(キャスト)
片岡千恵蔵 (海野蛸十郎)
大川橋蔵 (仙太郎)
大友柳太朗 (堀大和守)
高千穂ひづる(市村花之丞)
大坂志郎 (檜垣三右衛門)
加賀邦男 (榊原甲斐守)
新城みち子 (志乃)
嶋田景一郎 (三村敬之進)
天王寺虎之助 (新田の常吉)
多々良純 (虎五郎)
神戸瓢介 (亀吉)
天津敏 (三日月玄内)
ほか



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(感想等)

仙太郎「笑わせるない、もぐら!」
蛸十郎「もぐら・・・・らっきょの分際で失敬なこと言うな!」
仙太郎「らっきょ!?」
蛸十郎「貴様のように、いくら皮を剥いでも生っちょろい青二才をワシらの国ではらっきょというてな、
はっはっ!鼻っつまみや、おうっ!」

仙太郎「なにっ!?」

冒頭、花之丞の一座の用心棒を巡って対立した蛸十郎と仙太郎の会話です(笑)。
以後、会うたびに「らっきょ」「もぐら」と呼び合います。

越後弁でコミカルな演技の千恵蔵御大が美味しいですっっ(≧▽≦)らぶりー♪
台詞運びといい、こんな柔軟な演技ができる方だったんだ!と改めて。
なんとも魅力的なキャラです。
てれんことした呑気な風体の御仁ですが、実は長岡藩の密使。
後で素性がバレますが、前の代官(仙太郎の父)の失脚の真相の書状を持って関八州にやってきたのでした。
いつもの千恵蔵御大の威厳のあるドーン!とした存在感とはまた違う安定感。
余裕っぷりが頼もしい。

もう一人、この映画で美味しいのは太夫・市村花之丞役の高千穂ひづるさん。
この作品の11年前の東千代之介さん版「雪之丞変化」でのかわゆすお姫さま浪路役や、
「新諸国物語 笛吹童子」の胡蝶尼役の時の、
宝塚女役出身者らしいひたすら可愛い可愛い頃とは180度変わっていて、
本作では気風のいい一座の太夫として余裕の立ち回り!
実は公儀隠密は彼女なのですが、色仕掛けも使って渡世人たちを振り回します。
(登場人物の中でも一・二位を争う頭の良さ)
こんなに粋で色っぽい雰囲気を出すまでに成長されてたとはっっ
姐さん、ついていきます(笑)

橋蔵さんの役、仙太郎は現代官の檜垣を「父の仇」と思っているせいか(父の仇は実は常吉で、思い違いだったんですけどね)もぐらも言ったとおり(笑)青二才な青年役。
父の真相を知るまでは、檜垣やその娘の志乃に反発したり、蛸十郎にも反発したり、花之丞にもつっけんどんだったり・・・・・え~と(笑)。
正直↑の段階では千恵蔵御大や高千穂ひづるさんの役ほどのキャラクターの魅力はなかったんですけどね、
父が濡れ衣を常吉にきせられていた事実を知ってからは、吹っ切れて
真の悪者退治にはち切れます♪

代官勢VS渡世人勢が「40人VS300人」と聞いて、
「え?この年前後から発生の集団抗争時代劇?(´・ω・`;)」と一瞬思ったのですが、
幕府が大砲や鉄砲を持ってくるぞとの(嘘)情報を聞いた常吉らは、
花之丞@隠密ら一座が仕掛けた爆薬をそれだと真に受けてパニックに。
それに乗じて檜垣ら代官側や蛸十郎や仙太郎が斬りこんで勝利するという、
何ともゆるい既定路線です(・▽・)あははははは!

ゆるくて悪いか!明るく締めよーぜ!「娯楽」の東映だ!(笑)

この作品は、ゆるいっちゃゆるいんですけれども、
KBS京都放映時の中島貞夫さんもおっしゃっていたように、
東映の「楽しい時代劇」の終了付近の年代の時代劇ですので、
それを噛みしめるように、サラリと観るのも一興かと。

大友柳太朗さんが、ちょい出で爽やかに馬で掛けていらしたのがかっちょ良かったです(爆)




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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
この記事へのコメント
ひたすら
モグラ御大を愛でる作品でしたね(笑)
新たな一面を発見できたという意味では貴重な一品でやんす。
橋蔵さんも歯応えのありそうならっきょぶりで花を添えてましたがな。
花といえば、高千穂ひづるさん、良かったですねぇ!まさに粋でいなせ。
大友さんは、出番少ないのにオイシイとこはしっかりと、流石ですな(笑)
モグラ&らっきょコンビの珍道中モノとか観てみたかったな~とか思いました♪

ネタは変わりますが、来月20日から京都駅ビルシネマで催される【大映の巨匠とスターたち】上映ラインナップが発表されたでやんすっ!
やはり、文たん作品大量にキターーーーッ!!!
『祇園囃子』『赤線地帯』『妻は告白する』『赤い天使』『女は二度生まれる』『雁の寺』『しとやかな獣』この辺りが上手い具合に土日上映やるんで、何としても観に行く所存!
最低4回は京都通いか・・・ブルース・リーは諦めるかな(涙)

京都といえば、11月から12月にかけて、南座で超豪華キャストによる歌舞伎公演あるんですよ!
↑何の気なしに玉三郎公演とか無いかな~?とか探してたら見つけてしまい。
それも行きたいっ!!とひたすらカレンダー&通帳残高と睨めっこ。。

11、12月はふぢを金融財政破綻の危機ですわい。
こんな調子なので、とても着物になど手を出せる状態ではなく(涙)ヤマトなんざ観に行ってる場合ぢゃないっつーの(爆)
まぁ、関西在住なので催し物には不自由しませんが、あまりに豊富なラインナップを持って来て誘惑されても困るっ★
贅沢な悩みなのでしょうがね、財布の中にも限りがあるワケで(笑)
2010/10/31(Sun) 20:53 | URL  | ふぢを #-[ 編集]
このたびはお世話になりました^^
おかげさまでもう堪能~♪
気づけは千恵蔵御大&高千穂ひづるさんに目を奪われ(笑)、
本来目を向けるべき橋蔵さんよりそっちにもってかれちゃったのが何ではございますが^^;
楽しかった!んで結果オーライ。
他愛のない時代劇でしたけれども、
一部キャラの魅力でひっぱりましたねー(それはそれでOK)
千恵蔵御大の蛸十郎が可愛い~♪
御大をそう思う日がこようとは(爆)

もうひとつのお楽しみ、文たんは明後日の祝日にじっくりと・・・♪
ごちそうは後で噛みしめる熊猫屋です(ふふふ)

それにしても文たん祭り、凄いですねー!
それはブルース・リーより文たんに行かなきゃ!(炊きつけ)
私も文たん作品観たいけれども、そのためにはDVDを買わないといかんし、そのDVDが高いわでちっと躊躇しちゃうんですよね^^;
日本映画専門chあたりでこういうのをやってくれるといいのになぁ!
是非是非感想聞かせて下さいね^^今後観られる機会があったら録画するなりDVD買ったりしますんで(はははははは)


南座のキャスト見ましたよ!きぃー!何この豪華さは!
沼津、仁左衛門丈でなんて!仮名手本忠臣蔵の七段目が吉右衛門丈で由良之助・・・菅原伝授手習鑑の寺子屋でまたまた吉右衛門丈・・・・あうあう~私が近くに住んでたら間違いなく行くっ!(笑)。
愛之助丈も出るんだ~ええなぁ(´▽`*)
他にも好きな役者さんがチラホラ・・・・美味しすぎる。
行かれるのですか?行くのですよね?(また炊きつけ・笑)
私は今月の地方巡業を観たら来年までお預けなので、羨ましいです~♪
でも、沢山観られる環境にあればそれだけ出費もあるし私なら破産確実(爆)なので、
どっちがいいんでしょうね?(あはははは)
思い立ったら気軽に行けるという環境、私も体験してみたいです^^
もし行かれるのでしたら、楽しんできて下さいねん♪

2010/11/01(Mon) 21:46 | URL  | 熊猫屋 #-[ 編集]
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