映画「桜田門外ノ変」(2010年・東映)
2010年10月22日 (金) | 編集 |
「桜田門外ノ変」、ようやく行ってまいりましたよ(・▽・)
所用が午後にあったんで、本日実は仕事のお休みいただきまして、
午前中に観てきました。
派手さもなさそーな作品なんで、スカスカかしら?と思ったのですが、これ意外。
ご年配の方が結構沢山で、三分の二は埋まってましたですよ。
(シニアの方は映画館の割引制度で1000円で観られますしね)
私は先日購入した前売り券を引きかえて観ました。
(初週の興行成績は6位だったみたいですね、この作品。微妙な位置だ^^;)

ん~~~~~。
この作品、評価が難しいなぁ。
「可」はないんですよね。かといってどーん!てな程「不可」でもなく、
しかし何だ、中途半端感が否めないというか、
「いちいち説明が多すぎるんだよ(゚Д゚#)ゴルァ!」な作品でした(苦笑)。
どうして昨今の時代劇っていちいち余計な表現が多いっつーか、間が無いんだろうね。
テレビのテロップに慣れちゃって、間も感じることができない人(読めない人)が増えたんだろうか?
それとも、作り手が客を見くびってどーせわかんねーだろうからといちいち見せる(or読ませるor聴かせる)のだろうか?

この映画の場合はとにかく「説明」がむちゃくちゃ多い。
「あのー・・・・これ、NHK教育の番組ですか?」

《桜田門外の変》という事変を、「水戸側からの視点」で描いた作品なのですけれども、
(当然のことながら幕府側から見ると反政府テロ。井伊大老の地元の彦根の皆さまのご感想もうかがいたいろころです。)
事変が起こる経緯とかまぁ説明が多い^^;

「○○ということがありました」的な説明は多いのだけれども、
それじゃあ「映画」としてはどうなのよ?というと、説明が多い分「物語」が不足しておりまして、
その意味で中途半端なんでございます。

キャストで言えば「ああ~榎木さん(武田耕雲斎役)の使い方がもったいねー」(他にも「もったいない」人がチラホラ・・・・)とか、
「西村さん(野村常之介)の台詞が浮いて聞こえるのは時代劇だから?」とか、
「本田博太郎さん(桜岡源次衛門役)が善人役wwでも温水さん(与一役)共々この主従はいい味♪」
「ハセキョー(鉄之介の妻・ふさ役)はどう見ても武士の嫁にも、農家出身の娘にも見えないんだが・・・・困ったなぁ(´・ω・`)やっぱり演技が一本調子」
「子供店長(鉄之介の一子・盛一郎役)・・・・子供なのに芝居がかりすぎというか狙いすぎ^^;可愛いんだけどね」
「北大路さん(水戸藩主・徳川斉昭)の時代劇演技は私ゃ平次や早乙女主水之介とかの明るいキャラの方が好きだなぁ~(そっちはお茶目だ(笑))。重い役だと浮くのかなぁ?(今、時専で幻十郎やってますね・笑)いや、周囲が時代劇に対応してないのか?・・・・う~んどうなんだろう?。でも、北大路さんが出る場面で、ああ~時代劇観てるなぁ~っていう気分に(わはは)」
「ヒゲ面だったんで始め気がつかなかったのだけど、生瀬さん(高橋多一郎役)案外時代劇いけるかも」
「主役は関鉄之介なのだけど、襲撃の現場指揮官っぽく見えなかったし、時々あなた何考えているの?ってなくらいに表情読めん・・・・・・というか表情演技が乏しいのかしら?大沢たかおさん(´・ω・`)。逃走劇を繰り広げる割には身から出る切迫感も希薄だし」

などなど。

事変を割と最初の方にもってきて、後はその後の逃走劇などを描いているのですが、
結局あれもこれもとちとつめこみ過ぎなのかな?
もう少し範囲を絞った方がよかったのかと。
それにしても襲撃直前の井伊待ち伏せ場面、いかにも私達怪しい人ですよというのが分かるような桜田十八士だったのですけど(笑)←あんな風に並んでたら怪しまれないのかな?とか思っちゃいました


この作品でも、血は流れるのは当然ですが、血しぶきあげすぎだと感じました^^;
最後の鉄之介処刑場面も上にあがりすぎるぅぅぅ。


観ながら
「ああ・・・・これは幕府側の方が正しいよなぁ・・・・水戸の言い分もむちゃくちゃだなぁ」
と思う場面もあり(特に朝廷から水戸に託された書状云々の箇所)
それと下の者たちの勝手な行動で藩主が苦境に立つとか、
どうも同情しきれない面もあり^^;
物語としても素直に感情移入できないのでした。

やっぱり映画の企画自体が水戸から出されたそうですし、
そこの点もあって「物語」としては面白くない展開になっちゃったのかな?
(半分教科書的ですし。内容はあくまで水戸からの視点なんで、「映画」で歴史勉強という勘違いも観る側にして欲しくないんだが^^;)
俳優陣は結構渋い人も多かっただけに、もったいない。
いちいち処断が下されてひっ立てられる場面で一人ひとり名前が呼ばれてゆっくり退場する場面を撮るならば、
もっと「物語」を掘り下げて欲しかった。




あれ・・・・?こうやって書いていくといいとこってあったのか?^^;


製作は東映・・・・東映さんの時代劇は好きなんですけどね、
ちとこれは滑ったかなぁ・・・・と。



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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
この記事へのコメント
説明多すぎ
というのを、やたら観賞レビュー等で見かけたものですが、やはりそうなのですねぇ。
歴史をテーマにすると、教科書的になってしまうのが現代の作風なのでしょうか。
いいとこナシですか(苦笑)そいつぁー残念ぢゃ。
伊武さんもダメでした?

大沢たかおさん、最近やたらプッシュされてますよね。
舞台『ファントム』は興味ありますけど。
彼の作品って、実は観た事ないんですよね~ドラマ『星の金貨』しか。
しかもアレでは竹之内豊の方にハマッたクチですし(笑)
一度きちんと観てみたいものです。

でも週末とはいえ、平日なのに3分の2も埋まっているなんで、客入りの点では上出来ではないですか。
作品の質は置いといて、時代劇に注目が集まるのは良い事です。
今後も時代劇ラッシュが続けば、そのうちアタリ作品に出会える事でしょう・・・たぶん。

明日は文たんチェックさせて頂きますですよ♪
さすがに座頭市まではノーチェックでしたので。
まぁ~・・・基本、漢(ヲトコ)の生き様を描く作品ですから、添え物程度の使われ方かもしれませぬが。

例のブツ、歌舞伎でびぅの水曜発送予定でござんす。しばしお待ちを。
何度も言いますが、画質は本当に悪いので期待なさらぬよう。100均ディスクだし(汗)
ヲマケに文たん作品も付けておきますよってに♪京都の某粉を添えて♪
本当はね~、20分程度ですが努ちゃんの【どぶ】映像をお入れしたかったのに、『コピー禁止』表示が出てダビングできなかったのですよ★
再放送リクエスト入れとこ。。

あっ、そうそう!【お外歩き】どうでしたか?
いいですねぇ~仕上げのイベントとしては最高ではないですか♪
2010/10/23(Sat) 20:21 | URL  | ふぢを #-[ 編集]
Re: 説明多すぎ
桜田門外ノ変、記事にはいいとこなしに見えてしまうような書き方をしてしまいましたが^^;
めったくそに悪いってわけでもないんですよね。
NHKの「その時歴史が動いた」みたいなちょっと歴史教育番組風?(笑・NHKの歴史物って結構いい加減なとこがあるんで私ゃ好きぢゃないのですが。特に東アジア関係とか第二次大戦関係のものとか噴飯ものの事がありますし)
個人的には三池版の「十三人の刺客」よりいいなと思うところもあるのですが、
ありゃりゃな所が目立つというか^^;
細々説明プラス年代が飛んだりするので、私は事前に前売りについてたおっきなパンフレットを読んだからいいものの、素で観たらついてけない人もいるんじゃないかな?とも思いました
(人物もわからない人もいるし)
説明自体は悪いとは思わないのですが、やりすぎ(笑)。
「映画としての物語」として編んでないのがいかんかったような気がします。
つまんないというわけではないのですが(人によってはよかったとも思えるかと)
冗長にすぎたというのが私の感想です
(レンタルで出たらもしよかったら観てということで(わはは))
大沢たかおさんは別に嫌いじゃないんだけどな・・・・演出のせいなんだろか?
どうもピンとこなかったです。
伊武さんはいつものデスラー様・・・もとい腹に何か持ってますぜな黒いものを内から出しながら井伊大老を演じておられましたよ(たぶん想像通りじゃないかしら?)


個人的には
東映さんには「楽しい娯楽時代劇」を作って欲しいもんだと強く思ってるんだけどなー。
ああいうくそ真面目なのは松竹とか他社にまかしておけよと(笑)。


あそうそ、2本見たから「サムライ・シネマプレゼントキャンペーン」に応募できるわ♪@Bコースの名産品セット
Aコースは全部観たら10万円の旅行ギフト券をもらえるチャンスがあるのだけど、そのギフト券が阪急交通社なのよねん。
阪急のツアーってチマチマとやたら忙しい旅行でしかもお土産屋にしょっ中寄るから、
海外旅行で利用して懲りたですよ^^;(私は忙しく振りまわされるよりは定点でまったり好き&買い物欲薄い。食い気はあり♪)だからAコースはいらね(笑)
12月に「武士の家計簿」と「最後の忠臣蔵」を観るつもりなので、2口応募できるなーと、
応募用紙もらってきました(わはは)


客入りはまずまず及第点だったですよ@私が行った日。
「十三人の刺客」よりはご年配受けするんじゃないかしら?そういう印象はあります。


ブツの件は、ほんとにお手すきの時でかまいませんので@すみません&ありがとございます♪
いよいよ水曜日に歌舞伎ですか!
中村座から見える大阪城も楽しみですね♪
歌舞伎は、一旦はまると機会あらばまた観たいって思えるんぢゃないかと。
私がそうでした(笑)。
特に時代劇が好きーな人にはおなじみの題材がくるときもありますし、
とっつき易いような気がします。
もしよかったら中村座レポも聞かせて下さいねん♪
私もいずれ行きたいなーと思ってます^^

「お外歩き」は明日ですードキドキ。
お食事会付きなので、餌につられてというのも半分(爆)。
食い気に弱い熊猫屋です^^;

2010/10/23(Sat) 22:08 | URL  | 熊猫屋 #-[ 編集]
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