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 映画「座頭市血煙り街道」(1967年・大映)
2010年10月11日 (月) | 編集 |
毎週日曜日に時専で開催中の座頭市シリーズ全作品放送。
その中で、この作品を観ましたよ(・▽・)

理由が・・・・あの・・・・
勝さんと近衛十四郎さんのガチの対決が見られるということで、
ちょっと前から
「早く放送しないかなぁ~♪」と待ってました(笑)。

勝さんが主役の映画ですが、カテゴリーは作って無いので、
十四郎さんのカテに入れますのでご容赦のほどを^^;
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(あらすじ及びキャスト)※時専より

市(勝新太郎)は旅篭で旅の母子・おみね(磯村みどり)と六つになる良太(斎藤信也)と相部屋になるが、おみねは前原の宿にいるという夫の庄吉のもとに良太を連れて行くよう頼んで病死する。
良太を連れて前原に向かう途中、市は旅芸人の一座と知り合う。
市は、座長のともえ(朝丘雪路)が土地のやくざ・金井の万造一家に連れ去られそうになった時、助けてくれた浪人・赤塚(近衛十四郎)と知り合う。
市と良太は前原で、庄吉が働いている窯焼きの名人・太兵衛(松村達雄)を訪ねるが、1年ほど前から行方しれずという。翌日、太兵衛の娘・おみつ(高田美和)に良太を預けて、市は庄吉を探す。
庄吉(伊藤孝雄)はご禁制の金粉銀粉や朱を使った絵皿や壺を密造する代官・鳥越(小沢栄太郎)とやくざの権造(小池朝雄)一家に軟禁されて、その下絵を書かされていた。市は権造の囲われるお仙(坪内ミキ子)の手引きで庄吉を助け出す。
だが、権造は、太兵衛を殺し、おみつと良太をさらう。庄吉をともなって市は、権造一家に乗り込み、皆殺しにする。
そこに、代官・鳥越を始末した赤塚が現れる。
赤塚は公儀の隠密で、事件を闇に葬るために庄吉たちを斬ろうとする。市は庄吉親子を救うため、赤塚と向かい合う……。
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(感 想)
お話の展開としては、奇想天外とか物語破綻とかいうこともなく、
割と時代劇のオーソドックスな系統の話です。
(↑のあらすじで大体読めるかと)
オーソドックスなんだけど手に汗にぎるわ、泣けるわで熊猫屋かなり気に入りました(´Д`*)

近衛十四郎さんが、もっと無頼の浪人役かと思いきや公儀隠密(!あら意外)
市としてはせっかく実の父親(庄吉)に良太を会わすことができてこれからという時、
しかも庄吉は脅されて御禁制の絵皿などの絵付けをさせられていただけだから、彼を見逃してくれという市と、
公儀の立場としてはそれを見逃すことはできない赤塚。
どっちの言い分も譲ることができません。

一歩も引けない二人は対決することに!

雪が降る中、もの凄い緊迫感の中で二人の剣が交わります。

速い殺陣なんだけど剣を交える直前の間といい、その腰の入り方といい、剣が空を斬る時の切れといい、
刀とそこにある緊迫感の重みが充満していて、観ているこちらもぐっっと歯を食いしばって観てしまう程。
二人共スゲー( ̄□ ̄;)!
そこへ、赤塚の同輩なのかな?やってきた時に庄吉を代わって斬ろうとしたので、
市がとっさに剣を投げつけて背中直撃(絶命)
それを見て赤塚が怒り、突進しようとするところを素手の市が身を呈して止めようとする。
頂点に達した赤塚が刀を振り上げて市を斬ろうとするが、
そこには丸腰でじっと立つ市が・・・・。

「市、わしの負けだ」

ゆっくりと刀をおさめ、立ち去る赤塚。
雪がうっすらと積もった地面には、赤い血の筋が細く長く・・・・。

この一連の場面がとっても印象深くて、何度もリピートしてしまいました。
殺陣はもちろんなのですが、二人の剣豪の言葉に無い部分の「間」がたまりませんっ(≧ω≦)
(先日観た三池版「十三人の刺客」にゃこの「間」が無かったんだよなー
現代ってテレビのテロップもそうだけど、いちいち説明しすぎなんだと常々思いまする)

ふぅ~ガチ対決、堪能させていただきました(満足!)

一方で、この映画は勝さんや近衛十四郎さんに劣らず存在感がある人が・・・・。
それは子役ちゃんです(笑)。
市にかまって欲しくて、もう歩けないーって旅の途中で言ってみたり(ほんとは歩ける)
石の飴(!)を市にあげたり、悪戯っ気があり時にゃ可愛くないガキなのですが(笑)、
↑上記二件は市が放って先に歩いたり、石と知りつつも呑込んで(!)市の勝利
その悪戯っ気も含めて仕草がほんとに子供らしくて、めっちゃ可愛い(TωT)
父親が判明しても市にとりすがろうとしたり、ほんとに市になついてしまっただけに、
最後の別れの場面は、ベタと分かっていてもツツーっと泣けてきます。
子供は本能的に自分の味方をしてくれる人が分かるのね。
しかし、子役のその演技は泣けると分かってるだけに反則だ(笑)。

この作品、女性は朝丘雪路のような大物も出ているのだけれども、
いわゆるヒロインポジションが一人もいない。
みな市とは直接関わらないとこで出てきたり、朝丘さんのように出てきても通りすぎて後半は出てこなかったりで、野郎の世界に女はいらぬでした。

それにしても、改めて観ても勝さんの市の演技って凄い。
目が見えない人の足の運びとか、目の配りとか完璧だなぁ~と見惚れてしまいました。




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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
この記事へのコメント
遅れ馳せながら
同チャンネルにて、私も観賞致しました♪

こういうベタな展開の方が、役者の演技力が際立つから好きですね。(演技力次第によるが)
個人的に、勝新さんて過小評価されてるような気がします。
もっと評価されてもイイのに!と思ったり。
やはりアヘンやら、大麻inパンツ事件やらの印象が強いせいなのか。。。

雪の似合う役者がふぢを好みなのですが、この作品の市には雪がとてもよく似合う♪
雪の中の殺陣は、通常のそれより一層研ぎ澄まされた感が増すから好きなんです。
赤塚も真の敵という訳ではないので、潔くも哀愁ある去り際、素敵でしたね。

こういう胸に染み入るような漢(ヲトコ)の映画をもっと劇場で観たいものです。
『十三人の刺客』は劇場ではもうイイけど、テレビ放映ではもう1回観たいかな。
いえ、全員の死に様をもう一度きちんと確認したいだけなんですけどね(笑)

子役と動物は全部持って行くイキモノですから。
でも、『桜田門外ノ変』はどうかな?こども店長だからなぁ~。
観賞レポ、楽しみにお待ちしておりますよってに♪

さて私、本日京都日帰りツアーと洒落込んで参りました。
後ほどメールにてご報告致します!
2010/10/16(Sat) 22:17 | URL  | ふぢを #-[ 編集]
雪の演出。
よかったですよねぇ~。
雪がちらちらと降る様が、余計に静寂の中のピンと張りつめた緊張感を演出していて、
息をつめて私も観ちまいましたよ。
やたらにじゃべらずとも、その緊張感の演出はできるもんなんですよね。
ただ、ふぢをさんもおっしゃる通り、役者の力量も必要なのですが。
うーん、むずかしー(笑)。

「桜田門外ノ変」は、今週見られるかなー?ってとこでしょうか。
映画館の上映時間割を見たら平日の夜は21時台(開始)て・・・・・!!!
(時間悪すぎる~)
しかし、何とか観に行くつもりであります!

ところで24日放送の「座頭市と用心棒」に、我らが文たんがご出演のようなのですが、
ふぢをさんは既にご覧になってますでしょうか?
三船敏郎さんご出演なので、勝さんと三船さんがいて、文たんが埋もれないか心配ですが
(血煙り街道の朝丘さんは、なんとなく存在が薄かったので^^;)
ドSな役がこのうえなく似合う文たんのこと、きっと何かやらかし・・・・いえやって下さると熊猫屋は信じて観たいと思います(ふふふ)。
2010/10/17(Sun) 14:26 | URL  | 熊猫屋 #-[ 編集]
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