映画「海賊八幡船」(1960年・東映)
2010年07月20日 (火) | 編集 |
久しぶりにこの映画を再度見ましたですよ。
しっかし、本当におっきな船が何艘も・・・・東映の当時の太っ腹ぶりがしのばれます。
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(あらすじ)※東映チャンネルより
戦国乱世のころ、船首に八幡大菩薩の旗印を揚げ、瀬戸内海の島々を根城に交易、通商に雄飛した船団・八幡船。
船団の旗頭の忘れ形見・鹿門は、数々の困難を乗り越えて、海を荒らすニセ八幡船団を退治する。
南海の夜空を染める大砲の轟き、嵐を突く大海戦、蛮人の襲撃、そして熱帯樹の蔭に咲く灼熱の恋を絡め、壮大なロケーションで描く純和製海洋スペクタクル。

(キャスト等)
監督:沢島忠

磯野鹿門:大川橋蔵
村上入道:月形龍之介
村上新蔵人:岡田英次
寿賀:丘さとみ
謝花:気賀沢光子
磯野丹後守:北龍二
磯部しの:東龍子
壷屋道休:東野英治郎
小静:桜町弘子
黒白斎:進藤英太郎
磯野右衛門太夫:阿部九洲男 ほか
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橋蔵さん演じる鹿門は、ずっと堺の船問屋壷屋道休の息子だと思っていたけれど、
八幡船の黒白斎らに八幡船の頭領で死んだ佐和山城主礎野丹後守の遺児だと知らされます。
いきなりそんなこと言われて面食らう鹿門。
現在の父・道休はかつて丹後守を裏切って八幡船のひとつのめくら船を奪った男だったのです。
道休はお宝を淡路丸に積んで逃げようとしますが、兵に射かけられて死亡。
淡路丸は妹の小静をのせたまま消えてしまいます。
黒白斎ら八幡船の男たちに気絶させられて拉致される鹿門。
村上水軍の本拠地である因ノ島に到着し、頭領の村上入道に会い、父の意志をついで八幡船の頭領になるように言われるけれど、反発する鹿門。
しかし、消えた淡路丸にさらわれた小静のために、頭領になることになる。
村上水軍の新蔵人と反発しあいながらも次第に頭領として頭角を現す鹿門。
はたして小静を奪還することはできるのか?そして本当の両親の仇である右衛門太夫を倒すことができるんのか?
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(感想等)

橋蔵さん演じる鹿門の髪が伸びていくたびに、月日の流れが~(笑)。
始めはお坊ちゃんな雰囲気の鹿門も(ちと子供っぽところもあった。最初、拉致される時に木槌で「こーん!」と叩かれて気絶するとは(爆笑))、
八幡船での航海が続くと、精悍な雰囲気へと変貌をとげていきましたね^^
いたずらで寿賀に海に落とされるシーンもあるけれど、
歌舞伎時代に六代目の釣りのお付き合いをしたという橋蔵さんだから、
泳ぎはバッチリですよねぇ(ふふふ)。

巨大な船が勇壮に行くところや、惜しげもなく船沈めたり、船燃やしたり、
スケールおっきい作品です。
外景も南国ムード漂う植物生い茂る場所ありのである意味異国情緒も。
島の原住民との戦いありの(ドーランか何かで塗った日本人でしょうが(笑))、
その後の伝馬の火薬攻撃、船上からの大砲ぶっぱなし色々出てきます。

右衛門太夫(←今回の悪の大ボス)のせいで、
航海に出てからも、彼らに仲間を殺された島の原住民に捕らわれるわ
(右衛門太夫の関係者ではないと分かって放免)
色々難問立ちはだかる鹿門達の航海ですが、
右衛門太夫との最終決戦、大砲をぶっぱなした後、
泳いで右衛門太夫の船に接近し乗り込み、戦闘開始!
大きな船から船へ乗りこんだり、
現代みたいにCGつかって誤魔化しもないですから、
ほんとに見ごたえありますですよ(・▽・)V

橋蔵さんは華奢な方だから、頭領らしくなるかなぁ?なんて思うのですが、
これがどうして、原住民の島上陸ちょっと前からとっても精悍になっていきます。
村上新蔵人役の岡田英次もとってもかっこいい!!
もう少し彼もクローズアップして、鹿門とツートップにして二人でガシガシやったるゼ!な風にしたらもっとワクワクしたかも(笑)。

謝花の気賀沢光子さんは、エキゾチックな雰囲気で、新蔵人との関係も大人っぽいわ♪
と思いましたが、
丘さとみさん演じる、新蔵人の妹・寿賀はちょっと子供っぽいかわいさなので、
鹿門への恋心も幼い感じ(笑)。
途中から「鹿門さまっ♪」って180度変わるし(あはははは)。

小静の桜町さんは、鹿門が救出する対象ですけれども、出番はあまり無し。

いっそのこと、ラブな部分なんて捨てちゃって熱い男の海洋ドラマでもよかったかもと思うのは熊猫屋だけか?(笑)。


しかし、それにしてもこの時代にここまでやれたのはアッパレ!
ちょっと異色の時代劇としても面白い作品です。
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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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