映画「新吾十番勝負 第一部・第二部総集篇」についての検証と考察-其の十五
2010年05月29日 (土) | 編集 |
大川橋蔵さん主演の映画「新吾十番勝負 第一部・第二部総集篇」の、消失した部分を探る?このコーナー。
其の十四からの続きです。
其の七より、第二部部分の検証に入ってます。
本件に関してはこのブログカテゴリーは新吾のカテゴリーにつっこんでますので、よろしくです。
丸まるには書き出しておりませんで、大略として内容が分かるように当方が短略化してます。
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(記号)
□=総集篇にある部分 ■=消失か抜けてる部分。(カッコ)熊猫屋つぶやき(笑)

・・・以上テンプレ。
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■シーン59代官邸の表。 彦十郎を始め、手負いの鉾田一家の者が逃げ込んでいく。
□シーン60代官邸の奥室
お藤の「彦さん、お前はそれで黙って逃げて来たのかい」より下島の「根こそぎにする手がある」まで
■シーン61警固長屋・広間
佐吉と繁蔵が話し込む。隅で神妙に並ぶ子分たち
繁蔵「彦十郎の奴は代官邸に入ったきり、一家の奴等が四方へ飛んでごろつき共を集めているようで・・・」
佐吉「代官を後ろ盾にして、祭礼を荒す気だな(子分達に)みんな、鉾田一家がいくら乱暴したって、決して相手になっちゃいけねぇ、祭礼を荒されたら俺たちの責任だ」
繁蔵「しかし親分、祭礼になるまでに仕返しを受けたら一体御役の方はどうなるんです。
こりゃ祭礼の日までどうでも新吾様にこの土地にいて戴かなきゃ」
佐吉「いて戴くといったって、ああして秩父から真崎先生が迎えにいらしたんじゃ新吾様だって・・・・」
ほっと溜息を吐いて奥の方をみる
■シーン62同・奥座敷
正座して向かい合う新吾と庄三郎
庄三郎「(やや厳しく)虎松を殺さないために木刀を持っていたのではないですか」
新吾「そのつもりでした。腕が未熟だったのです」
庄三郎「新吾様、このまま山へ帰りましょう。真崎大先生もおっしゃたではありませんか。剣士は一生をかけて、ただ剣を磨けばいいのだと」
新吾、頷く
彦三郎「多門先生もまっています」
新吾はふと思い出したように呟く
新吾「あの男・・・・多門先生を尋ねただろうか」
■シーン63 堤(夕暮れ)
走りくる要助、何か不安げに背後を見る。
傍らに立っている道標<渡しを経て秩父みち>
要助、ほっとしたように堤から降りていく。
□シーン64川原・渡しの付近、要助が佐平太らに出くわすシーン→
シーン65編笠の武士(一真)が川原を見るシーン→
シーン66川原・渡しの付近。一真に要助が手紙を託して絶命、暗転するまで

■シーン67湖 夜の湖に「川魚料理 船津屋」の軒灯がうつる
■シーン68料亭「船津屋」広間
新吾の庄三郎を上座に佐吉以下鹿島一家の者たちや芸者たちが並ぶ
繁蔵「さぁみんな、両先生ともお別れだ。いつまでも鹿島の町を思い出していただくために、鹿島の唄を唄おうじゃねぇか。鳴物鳴物」
三味線が鳴りだし、一家の者たち、手を打ちながら唄い出す。
楽しそうに一家のものを見ながら盃を運ぶ庄三郎に新吾。
新吾の傍らにすっと坐るお咲
お咲はつつましく銚子を取り上げると
お咲「あの、新吾様どうぞ」
新吾「(受けながら)私の名を知っているのか」
お咲は何か寂しい微笑で頷く。ちらりとそれを見ている佐吉。
お咲はそっと新吾にささやくように
「私を御存じでございますか?」
新吾「(不審に)いいや」
お咲「(銚子を置くと)向こうにも眺めの良い御座敷がございます」
とうながすように立ち、新吾はためらうが立つ。
広間は若い者たちに合わせて繁蔵が手ぶりも鮮やかに踊り出し、相当に乱れている
■シーン69同・二階小座敷
窓から夜の湖の眺め。新吾はぬっと入る
お咲「おかしな女とお思いでございましょう」
新吾「・・・・・」
お咲「私は、佐吉の娘・咲と申します」
新吾「(驚いたように)佐吉には娘がいたのか。秩父でも此処の町でも聞かなかったが」
ひっそりと座ったお咲のうなだれたうなじが痛々しい
新吾「親娘、一緒に住んではいないのか」
お咲「父は鹿島の祭礼の警固をお預かりする身です」
新吾「それがどうしたのだ」
お咲「私は妾の娘です」新吾「え!」
両社無言、聞こえてくる宴席の唄声
新吾「今日の宴席に、狩りだされてきたのか」
お咲「何も・・・・御存じなくおいでになりましたか」
新吾「一家のものと別れの酒と言われてきたが・・・・」
お咲「(ためらうが思い切って)お別れを口実に、新吾様をこのまま此処にお引き留めしようと」
新吾「ここに?」
新吾がはっと見る。消え入るように坐っているお咲。
新吾「一家の為に、身を捨てる気で来たのか」
お咲「(耐えきれぬように面を伏せ)鹿島一家はただ貴方様だけが頼りなのでございます」
新吾答えず湖に目を向ける
お咲は精いっぱいに囁く。
お咲「新吾様!このまま此処におとどまり下さいませ!」
新吾「・・・・・」

■シーン70同・大広間
唄も踊りも止めて二階を気にしている繁蔵たち。
うなだれている佐吉。
■シーン71 同・二階小座敷
新吾は黙って湖を見ていたが呟く
「静かだな・・・・」
はっと新吾を振り仰ぐお咲。新吾は急に快活に
「行こう下へ。広間でにぎやかに呑もう」
そのまま出ていく。呆然と見送るお咲。
■シーン72 同・広間
静まり返っている広間にはいってくる新吾。
庄三郎の横にどっかと坐ると、陽気に
「呑みましょう。先生、私は鹿島の町が好きになりました」
若い者たちがそれを聞いて歓声を上げる
はっと顔を見合す佐吉と繁蔵。
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日本駄右衛門らに続きましてお咲がサクッと総集篇で丸ごと切られているようです(苦笑)。
ちなみにお咲の配役は・・・・と、えええっ!
新珠三千代 さんをサクッと排除ってか!!( ̄□ ̄;)もったいねぇー!
おぼこ娘役の新珠さん、見たかったです(るるー)
綺麗だったろうなぁ(´▽`*)←おやじっぽい発言(爆)

次は1時間17分7秒あたりの鹿島神宮参道入口より
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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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