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 映画「新吾十番勝負 第一部・第二部総集篇」についての検証と考察-其の十二
2010年05月23日 (日) | 編集 |
大川橋蔵さん主演の映画「新吾十番勝負 第一部・第二部総集篇」の、消失した部分を探る?このコーナー。
其の十一からの続きです。
其の七より、第二部部分の検証に入ってます。
本件に関してはこのブログカテゴリーは新吾のカテゴリーにつっこんでますので、よろしくです。
丸まるには書き出しておりませんで、大略として内容が分かるように当方が短略化してます。
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(記号)
□=総集篇にある部分 ■=消失か抜けてる部分。(カッコ)熊猫屋つぶやき(笑)

・・・以上テンプレ。
しかし、前回と同じく、「■」部分が続きます。
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■シーン34:豪農の家 広土間
石を敷き詰めた広々とした土間。明り窓から夕陽が差し込む。
奥の方は暗く、さだかではない。中に入った新吾は力強く「葵新吾だ」と叫ぶと、
不敬な笑みを浮かべて奥から出てきた駄右衛門
「来たか」
新吾「勝負に来たのだ」
駄右衛門「(冷やかに)お主が死ねば、将軍やお鯉の方が泣くぞ」
新吾「言うな、俺は貴様を斬る!抜け!」と抜刀し、ぐっと進む
駄右衛門も大刀を引き抜くと、
駄右衛門「多少は世間を知ったのを嬉しく思わぬか」
新吾は無言で斬りこむ。うす暗く、窓より夕陽が赤く差し込む石土間ですさまじい立ち回り。
駄右衛門「なかなかやるな、それほどの腕、もう一度俺に貸さぬか」
斬りこみながら新吾「黙れ!天下万民を口にする男が何故俺をだまして大奥から五百両かたりとった。その手口を恥じろ」
駄右衛門「お鯉の方から騙った五百両は、遠州磐田の海岸で海浪に襲われた二百人の貧民を救ったぞ」
新吾「なに!?」
駄右衛門「不慮の災害が貧民の上を襲った時、浜松城は何をした、江戸のお主の父、徳川将軍は何をした!」
新吾「・・・・」
駄右衛門「なにもせぬわ、それが天下を治める道か。お主の名を使って奪った五百両は、二百戸の貧民を救えた。将軍の子に生まれたお主ができるせめてもの功徳と思え!」

新吾(激しく迫りながら)「水野の城から奪った家康公の太刀が、貧民を救うのか、将軍が大名に与えた太刀が、金に替えられると思うのか」
駄右衛門(新吾の太刀を避けながら)「救える、家康の太刀を二万両に買う者がいるのだ」
新吾「誰だ、それは」
駄右衛門「水野和泉守の子だ」
新吾「なに!?」新吾の刀が止まり、何のためだときく
駄右衛門「水野の家をつぶすためだ」
新吾「水野の子が、水野の家を潰すのか」

駄右衛門は広くて暗い土間を見まわし
駄右衛門「この家の主人が、水野の子だ」
新吾「・・・・・」
駄右衛門「百姓の娘に、たわむれに産ませた子だ」
立ちつくす新吾
駄右衛門「身分低き女の産んだ己の子をいやしみ、親とも名乗らず子とも呼ばぬ。僅かな捨扶持でこの家に育った。丁度葵新吾と同じ運命の子だ」
新吾「言うな!」と斬りこみ、
新吾「俺は将軍にも母にも逢いたいとは思わぬ。俺は山の子だ。秩父の山で剣を抱いて育ったのだ」
駄右衛門「嘘をつけ!親を求めぬ子があるものか」
新吾「!・・・・」
駄右衛門「どうだ新吾、薄情な父を恨み、冷たい父の家を呪うこの家の日陰の子の気持ちが、お主には判るだろう」
時に、奥から狂ったような叫び声が起る
駄右衛門はさっと振り返り
「出るな、忠明」と叫ぶが、奥より走り出てくる一人の若者、手に太刀をぬきとって、その目は異様に血迷っている。和泉守の子、忠明だ。
忠明「駄右衛門、俺がこの男を斬る!家康のこの刀で斬ってやる」
めちゃめちゃに刀を振り回し、襲いかかる。
新吾、後ずさりし庭へ出る。
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くぅぅぅっ!ここを映像で見たかったなぁ!
新吾の心の奥をえぐるように問う駄右衛門、新吾の駄右衛門の立ち回り、
そして新吾と同じ境遇の忠明・・・・・
この1シーンに結構凝縮されてるものもある気がする。
それだけに、削っちゃって惜しいなぁ・・・・大事なシーンな気がするんだが。
う~ん・・・・やはし第一部と第二部は両方残して、総集篇なんて最初っから作らなければよかったのにね(´・ω・`)
しかし、和泉守も人良さそうに見えて若かりし頃、おイタを・・・・^^;
さて、次回でやっと・・・やっとですよ、現存の第二部開始部直前まできますよ・・・長かったよおかあちゃん(笑)
(今日はしゃかりきにやりすぎで腕が痛い(笑))

あ、本文で駄右衛門の台詞で「二百人」となっているところと「二百戸」というところがありますが、
私の打ち間違いではなく、台本がそうなってまして(´ω`;)
二百戸と二百人だとえらく違うのですが(笑)、実際どっちなのでしょうね?
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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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