映画「新吾十番勝負 第一部・第二部総集篇」についての検証と考察-其の十
2010年05月23日 (日) | 編集 |
大川橋蔵さん主演の映画「新吾十番勝負 第一部・第二部総集篇」の、消失した部分を探る?このコーナー。
其の九からの続きです。
其の七より、第二部部分の検証に入ってます。
本件に関してはこのブログカテゴリーは新吾のカテゴリーにつっこんでますので、よろしくです。
丸まるには書き出しておりませんで、大略として内容が分かるように当方が短略化してます。
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(記号)
□=総集篇にある部分 ■=消失か抜けてる部分。(カッコ)熊猫屋つぶやき(笑)

・・・以上テンプレ。
しかし、前回と同じく、「■」部分が続きます。
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■シーン18:江戸城の石垣と濠を映し出すシーン
■シーン19;江戸城 大奥 渡り廊下
灯篭がかすかに見事な庭と廊下を照らし出すなか、お縫が手燭をかかげてお鯉の先に立って渡り廊下を進む。
すると不意に「お方様」と暗闇から声。
ギョッとするお縫とお鯉。そこにはうずくまっている武士の姿・日本駄右衛門が。
お鯉の方様でございますなという駄右衛門に「何者!」と警戒するお縫。
「お騒ぎになりますと新吾様のお命にかかわります」とけん制する駄右衛門。
新吾の名に思わず進み出るお鯉。
警戒するお縫を控えさせ、新吾のことを知っているのかと尋ねるお鯉。
駄右衛門「新吾様は旅先にてよからぬ者に惑わされ、目下江戸のさる処に監禁されておられます。捨て置いては御一身はおろか将軍家のお名にもかかわりましょう」。
どこにおるのじゃというお鯉に駄右衛門は
「お方様、人目にふれれば獄門磔を覚悟でここに参ったのは、お願いしたいことがあってのことでございます」という。
居所を教える代金として金五百両を所望する駄右衛門。
お鯉はお縫を振り向いて用意するように言う。
誰かも分からぬ者に・・・と怪訝なお縫に、お鯉は
「私は信じたいのです。この者の申す事が、よし偽りであっても喜んでだまされましょう。親らしいことの一つも出来ぬ私が・・・・子供のために使う金を・・・・惜しいとは思いませぬ」と言い、うなだれる。
暗い庭先に平伏する駄右衛門の不気味な微笑が浮かぶ。

■シーン20:法相寺 客院
新吾が一人端座しているたが、ふと頭をあげるとさっと大刀をつかんで立つと同時に、障子を開いて縁側に躍り出る
新吾が「何者だ!」と叫ぶ。庭に10人余の武士が粛然と立っている。
再び「何者だ!」と尋ねると、一人の武士が進み出て穏やかに
「大目付佐々木十兵ヱ、大奥よりおむかえに参上いたしました」
ギクッとする新吾。十兵ヱはお鯉の方の使いだと言う。
愕然とする新吾
■シーン21:大目付宅表
お縫の駕篭が急ぎ入ってくる
■シーン22:同 奥座敷
新吾が坐っている。下座に控える十兵ヱ。
何故自分の居所がわかったのだ?と問う新吾に、
十兵ヱは手前はお鯉様の内々のお指図に従ったまでと言う。
そこに侍に案内されて急ぎ足に入ってくるお縫。
飛び立つ気持ちを抑えてお鯉は十兵ヱに、お鯉の方様の代理で参りましたゆえ、暫くはずして下さいと言う。退く十兵ヱ。
法相寺にいることをどうして知ったと問う新吾に、お縫
「江戸城の大奥に忍び込んで、新吾様の居所を五百両で教えたものがいるのです」
誰かと新吾が問うも、
「何者とも判りません。お金を受け取ると、警護の目の厳しい大奥から、風のように消え去りました」とお縫。
風のように消えた・・・・とふと気になるように新吾は見覚えのある特徴はないかと問う。
お縫「さぁ・・・目の鋭い・・・額に刀傷が残っていたような・・・・」
はっとしたように目をあげる新吾。

■シーン23:江戸城 吉宗の居室
吉宗とお鯉がいる。
たとえいかなる理由があろうとも、勝手に江戸に舞い戻った新吾ではないか、近づけることは相成らぬと言う吉宗。
お鯉が訴えるように
「上様は、いつもそのようにお心強くおっしゃいますが、越前鯖江の昔を思えば、あのように哀れな子はございません。世が世であれば上様の御世継ぎの身を、父にも母にも逢えず、見知らぬ人々の中にただ一人・・・・」と声をつまらせ肩を震わす。
新吾に警護のものをつけさせようとしみじみ言う吉宗。
え?と顔をあげるお鯉。
梅井多門と真崎庄三郎の二人を呼び出すという吉宗に尚も「?」なお鯉。
微笑みながら吉宗
「新吾を一人捨て置いては、そなたもいつまでも気がかりであろう。聞けば多門と庄三郎は、我が子同様に新吾を育てた男とか。
二人をこの吉宗直参の旗本に登用し新吾の身辺を守らせるのだ」

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現存の第二部開始のシーン37までにはまだまだですぜ( ̄Д ̄;)
あと14シーンもあるでござんすよ。
さて、早速駄右衛門やらかしてます(笑)。
こう見ると、まぁ~駄右衛門も酷いやつですが、新吾が多門や庄三郎によって野で育ったとはいえ、気質がお坊ちゃんだということが現れてますよね。
しかし、いくら後ろめたい想いがあるとはいえお鯉の方様・・・・縫が止めるのにそれは、現代で言うとこころの「振り込め詐欺」に自らダイブしているようなもんでは^^;

更に、親子同様に多門や庄三郎に育てられたとはいえ、誘拐犯(ですよね^^;)におおっぴらに身辺警護というのも^^;
(これ、本来なら庄三郎せんせーは斬られてもしょうがない立場なんですよね)
「新吾十番勝負」はつっこむのも何だか展開がそもそもぶっ飛んでいるので、
言うだけなんだか状態な気持ちになってきた熊猫屋です(笑)。
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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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