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 映画「雪之丞変化 第一部 復讐の恋」(1954年・東映・東千代之介版)
2010年05月07日 (金) | 編集 |
二年数か月の間に、長谷川一夫さん、大川橋蔵さん、美空ひばりさんと色々な版の「雪之丞変化」を観る機会に恵まれました。
(タッキー版は・・・・論外なのでここでは語らず^^;)
長谷川一夫さんのは是非昭和10年版の方を拝見したいのですが、未だこちらの方は観ることができません。
(時専さんでやってくれないかなぁ~@淡い期待)

現在のところ「熊猫屋私的暫定《雪之丞変化》順位」
大川橋蔵さん版>長谷川一夫さん版(1963年版)>>>美空ひばりさん版>>>>>>>>>>(超えられない壁)>>>タッキー版
というところでしょうか?

さあ、この間にどう入るか?
これもいつか観たいっ!と思っていた東千代之介さん版ですよ(・▽・)V
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(あらすじ)※東映チャンネルより
数奇な運命の女形役者の波乱に富んだ復讐劇を、多彩な登場人物と息もつかせぬ展開で描く娯楽時代劇の第一部。
当時新人スターであった東千代之介の第一回主演作。
当代一の女形雪之丞と、彼の危機を救う闇太郎の二役を演じる。
江戸一番の人気を誇る女形雪之丞は心にある誓いを秘めていた。
その舞台を見た土部三斎は、その夜雪之丞を自邸に招く。娘・浪路は大奥で将軍家の寵愛を受けながらも、雪之丞の舞台姿に恋心を寄せていたのだ。

(キャスト)
東千代之介(雪之丞・闇太郎)/喜多川千鶴(お初)/高千穂ひづる(浪路)/原健策(門倉平馬)/薄田研二(土部三斎)/清川荘司(長崎屋)/香川良介(廣海屋)/藤村秀夫(中村菊之丞)/河辺五郎(脇田一松斎) ほか

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(感想等)
東千代之介さんのデビュー作品ですよね。
三部作なのですが(映画で長谷川一夫さんの昭和10年版以外で三部構成はこの版のみ?)、
一部あたり1時間と短いです。
他の版と比べる材料とするためにも、気のついたところを箇条書きにしますね。

★主題歌は「雪之丞変化」なんと春日八郎さんが歌っている。
★目明しの勘兵ヱとその下っ引きの六助は闇太郎を追っているらしい。
★雪之丞の舞台場面が結構長くあるのですが、演目が分かる方がいたら教えてぇ~(笑)。
最初に出る七変化する演目は「お染の七役」でしょうか?。中盤の舞踊がわかんない(T▽T)
★雪之丞の剣の師匠、脇田一松斎が出てくるが雪之丞にガッツリ教えてくれているらしい。
(仇討の事情を知っているため)
奥義書を雪之丞に与えようとしたが、同じく脇田の門弟の門倉平馬が異議を唱えてその書を奪い取る。
しかし、開いてみると白紙。偽物を握らせたと思い込んで門倉は雪之丞をネチネチ狙う。
★雪之丞の最初の舞台場面で既に三斎・浪路・長崎屋・廣海屋のグループに、闇太郎やお初、脇田に門倉と主要人物がそろっている。
★雪之丞の舞台裏場面(早着替え)も見られる。
★舞台終了後に茶屋によばれて三斎らと初顔合わせ。浪路、雪之丞が口をつけた盃を記念に持ち帰る(笑)
★脇田と雪之丞が話していた場面でお初盗み聞き。事情を聞いてしまう(簪を雪之丞に投げつけられるが逃げる)
★お初が雪之丞への恋情を歌う場面が!(笑)歌は別の人で「お初仇情」という曲で、照菊さんという方が歌っている。
★心願かなうそれまでは、女を近づけないことにしている雪之丞に対しても、なかなか引きさがらないお初。
時に言葉をぶつけたり、顔を覆って泣きだしたり、過去観たお初の中でもある意味女・女しているような気もちょっとする(でも、気風もいいんだよね)。
★門倉に襲われた雪之丞。闇太郎に助けられる。お初と違ってその辺はサバサバしている闇太郎。
あえて詳しい事情も聞こうとしない。それどころか、いつ何どきでも用があったらつかいを寄こしなさいと優しい。
★浪路が大奥に戻るのをイヤがるのを説得してもらおうと、長崎屋らに頼まれて再び三斎の屋敷に向かう雪之丞。
★「口惜しや口惜しや焦熱地獄の苦しみ、生きていがたい。呪わしや土部、憎しや(長崎屋)三郎兵ヱ、憎らしや廣海屋、生き果ててはよう見たい夜道の花の闇、なれど死ねん。口惜しうて死ねん」
という雪之丞の父の遺書が ((((;゜Д゜)))ガクブル(父の姿は見えぬがナレーションあり。千代之介さんはこの役はやってないので別の人)
★ネチネチネチネチと雪之丞に襲いかかる門倉(ちっせー男だよ)。三斎の屋敷に向かう雪之丞の乗る駕籠を襲い、雪之丞を斬りつけて雪之丞が川に落ちる!
(しかもこの場面で第一部終了・・・来月までお預けかよ( ̄Д ̄;))
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千代之介さんの雪之丞ですが、雪之丞の時のしゃべりがちっと棒読みっぽいのが気になりましたが^^;
(女形だからというのともまた違うの。闇太郎の時はそうじゃないんだけどね)
予想よりはよかった。
歌舞伎役者としての所作としては橋蔵さんや長谷川一夫さんの方が上だなと感じましたが、
初主演作品としては頑張っておられるかと!
(歌舞伎出身者との経験値のハンデもあるので、仕方ないのかもと思う。最初の歌舞伎場面はあんまり華がないんだけど、中盤の舞踊場面は舞踊ご出身なだけあって踊りが綺麗でしたわ(´▽`*))


闇太郎は・・・・やはし橋蔵さんや長谷川さんの江戸っ子らしい粋な感じとはまた違うかな。
こちらも華やかさは無いのだけど、クールな落ち着きは千代之介さんらしくていいですね。


お初は喜多川千鶴さん。ちっと感情がねちっこいかな?と最初思ったのですが、
でも、他の版でもお初って感情つっぱしりストレート系だもんな(笑)。
気風の良い姐さんっぷりはこの版でも見られます。
でも、淡島千景>山本富士子>喜多川千鶴の順の好みですかね。

浪路は可愛いけりゃ許されるので(爆)、高千穂ひづるさん予想どおりバッチリでございます。
かわいい、かわいいよ(´Д`*)
恥じらいの表情なんかさすが宝塚(元娘役)ご出身というか!(笑)

薄田研二さんの土部三斎・・・・予想通りというか予想以上というか、悪辣とした雰囲気はもうね、
横顔なんてまるでしゃれこうべ・・・ゲホゲホ(笑)。
絵に描いたような悪役っぷりは薄田さんならではですな。
しかし、横顔拝見するとほんと鼻が高くていらっしゃる。
大友さんの黒頭巾で外人のゴーレム博士やっても違和感ないわけだ。
今後の悪の華っぷりが非常に楽しみでございます。

しかし、ラスボスの三斎や、その手下(おい)の長崎屋・廣海屋よりも第一部で一番うざかったのは
原健策さん演じる門倉平馬です。
自分に奥義書を与えてもらえなかったことを根にもって、何度となくネチネチネチと雪之丞を襲うのです。
とっても男がちっさい奴!!
一部でダントツでいらつく奴です(笑)。

それにしても凄い場面で「次回に続く」でしたな^^;
暫定順位は三部全部終わってからにします。
次はどのような展開になるのでしょうね!他の版とも門倉の件といい違うので楽しみです!







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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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