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 テレビ時代劇「折鶴」(1980年)
2010年04月24日 (土) | 編集 |
時代劇専門チャンネルにて視聴。

(あらすじ)※時専より
金沢藩下級武士の大四郎(国広富之)。
剣術より古書に親しむ彼は、本屋へ通う道すがら見かけるひとりの娘・ぬい(友里千賀子)に恋をする。
だが、冷飯食いの身分故、結婚など夢であろうと諦めるが……。
ところが、ぬいのほうも実は大四郎に想いを寄せていたのであった。
それを兄の又三郎(尾藤イサオ)が聞き込むが、そんなある日、大四郎のもとに縁談の話が舞い込む。

(キャスト)国広富之/友里千賀子/尾藤イサオ/丹阿彌谷津子/牟田悌三/小栗一也 ほか


(感想等)
山本周五郎原作の「ひやめし物語」が原作です。
はう~山本周五郎原作ものは熊猫屋のツボにはまる作品が多いのですが、
この作品も小品ながらもいい話でした。
国広さん版「新吾十番勝負」がちと個人的にスベッたので、国広さんの時代劇はするーしていたのですけれども、
やはし食わず嫌いはダメですね(この作品、何度も再放送していたんですよ)。
「折鶴」の国広さんは四男坊の苦悩と真っ直ぐさがはまってましたんですよ^^

家督を継ぐことができない四男坊であるがゆえに、冷や飯食いに甘んじている主人公の大四郎。
見初めた女性がいたのだけれども、四男坊ゆえに嫁さんをもらうということもできない身分。
彼の伯父の「先輩冷や飯食い」^^;;には、冷や飯食いならではの処世術(ようするに物事を諦め、欲を持たぬこと)を諭されるが、大四郎は立場を恨みもんもんとしておりました。

普段は行くこともかなわぬ料亭に、長男からお小遣いを三カ月分前借りしてヤケ含みで食ったり呑んだりしたのですが(お金が足り無いので、料亭の食事の順序ではなく、一部チョイスで食べるある意味豪快(爆))、
そこで財布を忘れた人物がいて、開いたら家老のお財布。
(届けることで何かあったら嫌なので)料亭の女将は渋ったので、大四郎が届けるのですが、
実は、大四郎の料亭での無謀な注文のやり方ながらも、実におおらかでこだわりの無さそうな人物を見たその人が、
女将に頼んで大四郎を試したのでした。

大四郎のところに縁談の話がきたのですが、その家老からのものでした。
大四郎はその縁談を(自分のその時の心境を正直に話して)断るのですが、
逆にそのことによって、家老に気に入られ、
実は家老の娘は大四郎が見初めた娘(!!)で、彼は職も妻も得てめでたしめでたしの話です(笑)。

「折鶴」のタイトルの由来は、
家老の娘、ぬいが願をかけて神社に納めていた折鶴のこと。
999羽まで納め、願いがかなった時、1000羽目を納めるのですが、
最後はその1000羽目で終わります。

たった50数分の話なのですが、大四郎の複雑な心模様と実直さ、
あと裏ではずせないのが、大四郎と同じ冷や飯食いの伯父さんですねぇ。
うまく大四郎と対比されておりまして、
欲を捨てよといいつつも、大四郎たちの母を秘かに好いていたような場面も(笑)。
大四郎に対して反対していた部分は、実は大四郎が羨ましかったのかしらね?と思いました。



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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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