スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 映画「緋ざくら大名」(1958年 昭和33年)
2008年08月13日 (水) | 編集 |
てってーてきに「娯楽映画」っ!!な本作。
しかも時代劇で”ラブコメ”が入っているという、ゆるりと笑ってお楽しみ下さいな作品です。
そう、「ラブコメ」映画なんです、これは。
肩肘張って、御託ならべるようなのは「無粋」です(笑)。

<いつもの大雑把すぎるあらすじ(ネタバレ注意)>

北條家のお姫様・鶴姫(大川恵子)は、筆頭家老の北崎外記(げき)(大河内傳次郎)から、明後日婿を迎えることを告げられたが、鶴姫は押しつけられた縁談にいやいやする。
北條家に世継がなく、鶴姫もまだ年少ゆえに、家を守るために持ちかけられたのだ。
嫌がる姫を外記に変わり、菊島(浦里はるみ)も説得にあたるが姫は言うことをきかない。
そんなに嫌ならば姫のために考えがなくはないとなだめる菊島。しかして菊島は馬場三十郎(加賀邦男 )と結託して北条家親戚筋の北條紀五郎(立松晃)と縁組させて跡目相続し、
裏で実権を握ろうと各策していた。
紀五郎に迫られて逃げる鶴姫。

三十郎がやった浪人達に追われ、姫が逃げこんだのは浅草の芝居小屋。
そこでは今しも自雷也の立ちまわりの真っ最中。
舞台裏では、なんと桑名十一万石・松平家の次男坊である松平千代三郎(大川橋蔵)が芝居の太鼓を叩いていた。大名家の堅苦しい生活に嫌気がさして、市井で生活していたのだ。
そこへ姫と、追っ手の浪人達が乱入。舞台上で乱闘騒ぎに。
義侠心から千代三郎は姫を助け、大立ち回りを演じて浪人どもを叩きのめし、姫を連れて逃げた。

しかし、名も家も言わず、帰りたがらない姫に千代三郎は困り果てる。
仕方なく、自分が住む長屋に姫を逗留させるが、千代三郎に惚れているお松(故里やよい)は身分違いと分かってはいても気が気ではない。
姫を自分のいる長屋に逗留させたので同じ屋根の下いるわけにもいかぬ千代三郎は浅吉(千秋実)と初めて賭場で興じるが、すってんてんになり、20両を調達するために実家の松平家に行く。
そこで兄で当主の松平越中守(波島進)と腕相撲をしながら(笑)、養子縁組が決まっているのだから腹を決めろとたしなめられてしぶしぶうなづく(この頃には鶴姫を好きになりかけていた)。

一方、姫と一緒に逃げた女中のおたみ(岡村文子)は兄の藤尾圭之介(尾上鯉之助)に偶然遭遇し、姫とはぐれたことをつげる。
北條家では、当主が菊島に毒を盛られて殺害され、外記らが投獄された。
おたみは浪人たちに見つかり、切りつけられ、そこへかけつけた千代三郎・お松・浅吉らに助けられるが、長屋で息を引き取る。生きる気力を失う鶴姫。
圭之介は北條家にもどり、ただならぬ雰囲気を嗅ぎ付けて外記たちを見つけ、謀反を起こした反対勢力を切りつけ、成敗する。外記たちも牢から出ることができた。

鶴姫を一味が見つけて再び捕らえようとするも、千代三郎が大立ち回りで撃退、憂いは去った。
外記が名前を聞くも、姫の幸せを思ってあえて告げずに去る千代三郎。

千代三郎が、姫がそれぞれ婚礼の日を迎えるが、二人とも往生際悪く、また逃げ出してしまう。
二人が逃げた先はあの”いただき長屋”。
しかし、なんと元から千代三郎と鶴姫は結婚相手だったのでした。
めでたし、めでたし。

--------------------------------------------------------------

内容自体は実に他愛のないものなのですが、
とにかく気軽に楽しめる一本。
そしてW大川(橋蔵さんと恵子さん)が可愛いっ!!かわいすぎっ!!(笑)(*´▽`*)
高貴なご身分の品の良い若様とお姫様やらせたら東映一似合う美形コンビのW大川だからこそ、許される(笑)。
このようなラブコメが時代劇で成立するのも、ある意味この二人だからという気がしないわけでもない。
品の良さと時代劇扮装がむっちゃはまるからこそ、ハメ外しても「時代劇」で成立するのですよ(笑)。
それから明るく笑って「あ~楽しかった!」と思える映画です。
難しく考える必要は全くなし。そしてそこが良い!


道楽次男坊とツンデレ姫なんですが(笑)、
姫は家出したものの世間知らずなんで、千代三郎が彼女を助けた後分かれても彼しか姫にはその時点で頼る人がないもんだから、通りがかりのかご屋に千代三郎を指差して彼の後をつけたり、
千代三郎に優しく聞かれてもツンケンしたり(でも気になってる)、まさにツンデレ(笑)。
(それにしても恵子さん、あんなお着物姿で早く走るのがうまいっ!!)

千代三郎もまた、大名家の生活が嫌なもんだから長屋に”ばあや”と生活し、
芝居小屋のお手伝いモドキなんぞしてる。
賭場で20両不足ですってんてんになったときも、サラシを巻いた上半身裸のまんまでかごに乗って実家に行き(笑・ここのとこのかご屋といい爆笑もの)、家老に「ぽーん!と出してくれよぅ~」とのたまう道楽ぶり(笑)。
兄の当主に「近ぅ寄れ」と言われてぶっ叩かれて説教されると思いきや、久しぶりに腕相撲(笑)。
優しい兄ちゃんは弟に腹決めろと(爆)。

ほんとにこの映画は悪役でも喜劇の役回りのがあって、浪人達は姫を追いかけるのだけど、
失敗してもぬらりぬらりと言い訳なんぞして、これが結構お気楽。
殺伐した悪人になってないし、長屋の人達もそこかしこで楽しい。
千代三郎に助太刀するために棒っきれで敵をボコるのも長屋のみなさん(笑)。
芝居小屋の場面でも浪人達が乱入しても、それのドサクサで芝居につなげてたり(笑)、
そういう「喜劇的」なものを目一杯楽しめるのがこの映画の良いとこなんではないかしら?
北條家側の一部を除いた登場人物の多くが何かしらの喜劇の側面を出してくるのが最高に楽しい。
(松平家の当主以下、家臣の皆さんも喜劇的だ(爆))

極めつけは千代三郎こと橋蔵さんの「やっぱりやだ~ん!」でしょうかね?(爆笑)。
な~んにも考えずに、場面を楽しむ、幸せモードいっぱいのラブコメ時代劇でした♪
見終わった後、なんだか幸せだなぁ~とほんわかした気分になれることうけあい。
こういう映画もあっていいでしょ?

あ、そこは道楽次男坊でも、正義感はひと一倍。
遮る悪者は華麗な立ちまわりでバッサリやっちゃいます(笑)。
いいなぁ~ほんとに楽しい時代劇、最高!

スポンサーサイト
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。