スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 映画「瞼の母」(1962年東映)
2010年02月21日 (日) | 編集 |
デアゴさんのあのDVDシリーズの1本を若さまと一緒に入手しました。
番場の忠太郎の、母を訪ねて三千里・・・いや違う(笑)、
行き別れたお母さんを探して旅を続ける、渡世人の話でした。

うううっ・・・こういう話にゃ弱いなぁ。

飯岡一家に喧嘩を売った弟分の半次郎(松方弘樹さん)が、飯岡一家に実家まで追われた半次郎を助けた後のシーンで、
飯岡一家を退治したのは自分だと筆を持って書きつけようと思った忠太郎が、
文字を書けないんで、半次郎の母に自分の手をとって言うことを書いてもたったシーンで最初の涙腺る~
(T_T)、

途中の盲目の老女、夜鷹の女にも、母でないと分かった後も情けをかけ、

もし母が見つかったら、博打でためたけど手をつけなかった100両を、苦労していたら母にあげたいと思っていたのに、
やっと見つかった母・おはま(小暮実千代さん)は料亭「水熊」のおかみで、夜鷹のおとら(沢村貞子さん)や金五郎(原健策さん)同様に、金をせびりにきた奴と思われてしまう忠太郎(T_T)。
しかし、話しているうちに心のどこかで子の忠太郎と気付きつつも
「親を探しているなら何故かたぎでいなかったんだよ」と言ってしまうおはま。
すれ違いのまま、二度とここにはこないと悲しみのまま料亭を後にする忠太郎。
近く祝言をあげる予定娘のお登世(大川恵子さん)と相手の若旦那・長次郎(河原崎長一郎さん)にそくされて、
自分の気持ちにやっと正直になり忠太郎を探すおはま。


・・・・・うううっ、最後まで泣かせるいい映画だなぁ。


錦之助さんならではの、情の演技がたまんないです。
ほんとに、演技幅が広い人だよなぁ。
からっとした江戸弁が心地よい明るい役から、渋~い役、そしてこういう情深い役まで、
錦之助さんは色々あってほんと飽きないですね。
おはまとのシーンはもちろんなのですが、半次郎の母・おむら(夏川静江さん)に筆を持つ手をとってもらって字を書くシーンが好き。
自分の顔もわからぬ母を、おむらに「母」を投影させてじわっとくる忠太郎のシーンが泣ける(TωT)

小暮実千代さんも凄いなぁ~先日「赤線地帯」でふつーの所帯持ちの女を演じていたのを見たのと同一人物に見えん!!(大女優さんて凄い)。
忠太郎との対面シーン、微妙な心のやりとりのぶつかり合い、錦之助さんとの演技のやりとりがぐぐっと迫ります。
凄いといえば沢村貞子さん、あの夜鷹のうらぶれっぷりの演技といい・・・・・
脇を固める俳優陣も素晴らしいです。


1時間30分の短い作品なのですが、
最初から最後までよくまとまっていて、本当に良い映画。
え!?たった15日で作ったのってマジですか?!( ̄□ ̄;)!!
恐るべし当時の東映っ。
スポンサーサイト
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。