劇団東京乾電池「コーヒー入門」を観てきた
2010年01月24日 (日) | 編集 |
地元の小劇場で、柄本明さん率いる劇団東京乾電池の「コーヒー入門」を観劇。
東京乾電池の公演を観るのは「長屋紳士録」以来だから、4~5年ぶりかしら?

「長屋紳士録」は小津監督作品へのオマージュ的な作品で、表題以外にもいくつかの作品の場面もミックスされた、
観終わるとじんわりあったかいいい作品でした。

で、今回の「コーヒー入門」。
劇場はキャパが100人くらい?という小さな劇場です。
地元の劇団がフランチャイズで公演しているなど、地元の劇団も(というより地元がメインか)多く公演しているとこ。
私が観た回は満席(前売りで完売だったみたいで、当日券は出てなかったでし)。
小さいのでどこの席でも大丈夫そうですが、今回は中段くらいで。

今回も柄本明さんがいらしてましたね^^
あの独特の朴訥とした味は、テレビで拝見するそのまんま。
内容は不条理喜劇で、詐欺師に騙されて別荘物件にお金払っちゃった二組の夫婦が同じ物件に同居。
お互いに自分を主張しちゃうもんだから、喧嘩と意見の錯綜が入り乱れ、
行き着いた先は、なんだかみんな心がどっかいっちゃったような・・・・理屈で理解するのは無理な作品(笑)。
登場人物は二組の夫婦と、夫婦1の息子?の5人のみ。
ブラックユーモアがきいていて、こんな人が近所にいたら屁理屈ばっかで自己主張激しくて嫌~(T▽T)なことうけあい。
(しいたけの原木で家庭菜園希望の夫婦2と、花いっぱいのガーデニング希望の夫婦1の庭をめぐるやりとりは最高に屁理屈とストレスの世界^^;)
変なのは、のぞき趣味がある謎の元校長?とド派手メイクとゆるゆるな性格の元生徒?の夫婦2だけかと思いきや、
最初は共同生活のストレスで切れやすくなってただけかと思われた夫婦1の妻の方も、
いきなり妻2と同調して服を取り換えっこしてみたり、夫1は滝に打たれてきて落っこちてきた木に頭やられて以来頭の中で音楽が鳴り出すわ、
最初は温厚だった夫1も、夫2の性格にブチ切れておかしくなってくし、
不条理の世界が繋がるんでもなく、えんえんと続いていきます。

起承転結があってつながりがある話ではないので、好き嫌いを伴うと思うし、
こういうのがダメな人もいると思います(終わり方もスッキリしない)。
私も話によっちゃあダメなタイプの作品ですが(半分感覚で観る作品かなぁ)、
「あ~、こういう嫌なタイプいるなぁ~」とか、
その場その場をわははと笑い飛ばしたり、なんかわかんないけどわかるわぁ~(笑)という、
つながりそうで繋がらないこの世界を楽しむことができたかな。
役者さん達がそれぞれ味なあるので、観られるのかもしれない。

柄本さん、ちょっと咳こんでいらした時があったようですが、お風邪めしていらしたかしら?
最近こっちはすんごい寒いんでねぇ・・・・お身体御慈愛下さいませ。

セットは家にみたてた一枚板と、布団干しと、4脚のイスつきテーブルのみ(すみっこにしいたけ付き原木も)
前に観た時もそうだったけど、セットはいたってシンプル。

また次回いらしてくれたら、また東京乾電池観たいです。







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テーマ:観劇
ジャンル:学問・文化・芸術
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