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 「かあちゃん」(2000年/野川由美子主演)
2010年01月15日 (金) | 編集 |
以前にも1回見ているのですが、山本周五郎原作作品って私にはツボなのがほんとあるなぁ。
藤沢周平原作ものより好きです。
この単発ドラマも、2000年作品と最近で、1時間ものと短いながらもコンパクトにまとまった秀作でした。
キャストみんなが適材適所ではまってる。
何より、野川由美子さん演じる「かあちゃん」の深い深い愛情がじんわりきます。

放送は時代劇専門チャンネルにて


(あらすじ)※時代劇専門チャンネルより。
女手ひとつで、4人の子どもを育てるお勝(野川由美子)。
その家にある晩、強盗が押し入った。だがお勝は、強盗の勇吉をもてなした上、金箱を渡す。勇吉は金箱を返し、一緒に暮らすこととなる。
情に厚いお勝、そして息子の市太は勇吉を本当の兄のように慕い、娘のおさんは勇吉に淡い恋心を覚える。
一方、勇吉は強盗の自分がこのまま暮らしていて良いものか、思い悩んでいた……。


(感想)※注意ネタバレあり

<あらすじ補足>
お勝さんは、4人の子供たちと共に、働いて働いてお金をためていました。
長屋の人達にそのことを揶揄されても、ひたすらに働いてたけれど、
それには理由がありました。
勇吉が強盗に入った時に、彼をもてなしつつ話した「理由」は、
息子の市太の恩人の大工の棟梁が、現場で転落して大工を続けられなくなり、
そこから人生も狂って過ちを犯してしまい、2年間罪を償うことになってしまいました。
そのことを知ったお勝は、市太の恩人のために、おでん屋の店を持たせて生活ができるようにしてあげようと、
子供たちとご飯をきりつめても働いて働いていたのでした。

強盗に入った勇吉ですが、お勝のもてなしと話に盗もうとした金箱を返し、出て行こうとしますが、
お勝が勇吉を心配し、一緒に暮らすことをすすめ、
そこからまた物語がまわりはじめます。

<うううっ、いい話だなぁ>
曲がったことは大キライ、ひたすらにまっすぐ生きるかあちゃんですが、
実はものすご~~~~っく情のあつい人。
強盗に入った勇吉の身を案じ、一緒に住まわせて、更に大工の働き口まで斡旋してあげている。
お金をためこんでいることを「ケチ」と近所の男たちは揶揄しますが、
あらすじの補足にもあるように、他人のためにお金をためているのであって、
それをまた揶揄されようが事をおおやけにせず、ひたすらに進みます。
短い物語ですが、かあちゃんの一言一言が、じんわりと身にしみるなぁ。
1時間の間に、何度か泣いた(T_T)
観ながら、自分が母親に言われているような気分にも。

終盤、お勝をばかにされたことで勇吉は相手と大喧嘩してしまいます。
迷惑をかけたと思って出て行こうとする勇吉に、
お勝は一喝した後、涙をこらえながらこう言います。
「どんな理由があるにしろ、人様に手をかけることはよくないことだ。
でもね、いくらあたしでも母親を想って喧嘩した子はしかれやしない。
…追い出すことなんてできやしないんだよ」

・・・・その後の勇吉にもじいぃぃぃん(涙腺決壊)
本当に、自分の子と同じように勇吉のことも直球で想うお勝さんが素敵すぎる。
エンドロールでハッピーエンドのその後の顛末もうつしだされますが、
最後までじんわりあったかくなる、いいお話でした。
また時専で放送される機会がありましたら、お勧め作品です^^
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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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