

2009年03月30日 (月) | 編集 |


今日は昭和三十年歌舞伎座発刊の
「尾上菊五郎劇團七周年記念号」を鑑賞中です
奇しくも橋蔵さんが映画に入る直前までの、この劇団の歴史が写真と共に綴られてます
この劇団の当日の写真見ていつも思うのが
「(二世)松緑さまかっこえぇ~」(笑)
この貫禄、見栄えといい立役として写真だけでも素敵すぎる
目の力もハンパじゃない
幹部クラスでいらしたのでこの冊子にも松緑丈いっぱいでうっとーりな熊猫屋でした(爆笑)
この冊子、簡単ながら分かったのは、
菊五郎劇団は昭和二十六~二十九年にかけて「源氏物語」を「宇治十帖」を除いたすべてを歌舞伎の舞台で上演してること、
あの大仏次郎氏(仏の字は違うけど携帯更新なんですみません)が数作菊五郎劇団の脚本を執筆してること(後に劇団出演で映画になった「江戸の夕映え」しかり)
など興味深い点がちらほら
何回か「蘭平物狂」を上演してるが、立ち回りが危険なので上演のたび傷害保険をかけてたり^_^;
昭和二十五年五月二十九日に徒然帖其の十三に書いた劇団総出演映画「群盗南蛮船」の完成披露をしてたり
時系列の上演年表も興味深いです
橋蔵さんは昭和二十九年十二月に東横若手歌舞伎に出演が記されてます
写真は「絵島生島」の中老松山(右)左は左團次丈の月光院
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