書籍「いとしこいし想い出がたり」@往年の時代劇ファンオススメ
2008年07月17日 (木) | 編集 |


漫才の至宝、「いとしこいし」の喜味こいしさんのご著書です(聞き手:戸田学)。
あとがきで聞き手の作家の戸田さんがおっしゃってますが、こいしさんの口調をそのまま生かす「随談」という形をとっているとのことです。

つい最近出たほやほやの新刊(発行:岩波書店)。
私は残念ながら、いとしこいしさんは名前しか存じ上げなくて大変申し訳ないのですが、
(申し訳ないです…世代が世代なのと無知をお許しくださいませ^^;)
この本を読んで、いとしこいしさんの漫才を見てみたくなりました。
(でも、いとしさんは既に他界されてたのですね(T_T))

こいしさんの口調そのままらしく、とても軽妙でぐいぐい読ませます。
内容はお二人の生い立ちから漫才師や役者としての経緯や、
出会った人々のエピソードなどがぎゅぅ~!とつめこまれております。
とっても読みやすい!面白い!!当時の時代の空気まで運んできてくれてるようです。
気がついたらアッという間に読み終わってました。

それに、出会った映画スターや役者さん、漫才師・落語家さんなどのエピソードが満載で、
これが往年の時代劇ファンの皆さんにお勧めポイントです。
大友柳太朗さんのファンの方は特に(笑)。
大友さんの「天然キャラ」なエピソード(爆)が結構長く語られていて(東映黄金期)、
これ読んで、ほんとに一途で真面目なちょっと(いや、かなり?)天然が入った大友さんのお人柄にますますファンになりました(ふふふ♪)

他に大河内傳次郎さん(素がこんな方だったとは…意外)、大江美智子さん、市川歌右衛門御大、島田正吾さん、辰巳柳太郎さん、堺駿二さん、薄田研二さん、沢島忠監督、進藤英太郎さん(薄田さんといい、進藤さんといい、悪役の方の素は良いお人^^)、中村錦之助さん(錦之助さんは名前はありますが具体的エピソードはありません。こいしさんが好きな役者さんとして)、月形龍之介さん、美空ひばりさん、市川雷蔵さん、大川橋蔵さん(銭形平次関連でちょこっとありました)、勝新太郎さん、芦屋雁之助さん、加東大介さん、黒澤明監督、高田浩吉さん、などなどなど(歌手や芸人さんなどは省略。役者さんも名前他にございました…)。
特に東映系の方が多いですね。

・・・・というわけで、厳密には時代劇本ではございませんが、色濃く時代劇も関係する本として本日ご紹介。
いや、それとは関係なくても、「いとしこいし」という漫才師のたどった道を見せていただいた意味でも、良い一冊でした^^
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