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 「沓掛時次郎」(1981年・大川橋蔵)
2008年12月08日 (月) | 編集 |
帰ってきてから録画したのを観ました
橋蔵さんの平次意外の数少ないテレビ時代劇の一本

ファンになって浅いのに、こんなに早く観ることができたとは嬉しいです
白塗りのキリリとしたヒーロー型・男前な平次の時とはある意味真逆ですね
超短く大ざっぱなあらすじというと
「ヤクザものが、請け負った成り行きで男を切ったが、一緒にいた奴等が男の女房と子供の命まで狙うことに仁義に反すると憤慨し、男の女房・おきぬと子供を助けるが、行動を共にするうちに情が芽生え、またその情から時次郎とおきぬの間に愛情が芽生えはじめたが、互いに気持ちを伝える間も無く事態は急変し………」
という話でしょうか(大ざっぱすぎ・笑)

人情ものだったのですね
ゆっくりと心情が変化してゆく様と、それを許さぬ切ない展開に……涙
ヤクザものでずっと生きていた時次郎が、それを棄ててカタギで生きていこうと決心したのも、おきぬ親子と接するうちだったし、それは単に親子の夫(または父)を請け負った仕事とはいえ、殺めた贖罪の意味ばかりではありますまい
夫の子を身ごもっていて体調思わしくないおきぬのために、どうしてもお金が必要だからとカタギの仕事が得られなかった時次郎がやった仕事は危険な助っ人
お金のためだけではない、いつの間にか何より大切な女(ひと)となっていたおきぬの為なら、この身にかえても……と切羽詰まっていた時次郎
なのに運命は無情すぎる
互いに言いたかった「ひと言」は、言わなくても観るものには分かるだけに、伝えられなかったという余韻が悲しい

五十代の円熟味が増した橋蔵さん、
「間(ま)」の演技とか若い頃と違う巧さを感じました
ヤクザもので尖り気味だった時次郎が、おきぬ親子との出会いで性格に丸みが出てくる様も良かった(それだけにラストは泣けるっ)
殺陣は平次では飛び道具(笑)だけに、晩年の橋蔵さんの殺陣、しかと観ましたが、相変わらずスピード感ありながらも、重みが若い頃より増してましたね

相手役の山本陽子さん、後年の「付き馬屋おえん」のようなドスきいた姐さんではもちろん……なく(笑)、凛としながらも弱さと儚さを持ち合わせた女性を好演されておりました
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コメント
この記事へのコメント
追記
「平次の殺陣は飛び道具」の意味は、【平次が刀を使うのは例外事項でしかもみね打ち】の意味です(分かりづらいぞ)

子役ちゃんもうまかったですね、彼がいてまた引き立ちます
最後の「ちゃん(父)」のひとことに涙腺決壊
(T_T)
間と感覚良いよ~

橋蔵さんの単発時代劇はあと二本あって、一本は来月観ることができますね
2008/12/09(Tue) 07:43 | URL  | 熊猫屋 #npibjZsc[ 編集]
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