橋蔵さん徒然帖-其の八
2008年11月08日 (土) | 編集 |
実は、「其の八」は別な事柄を書く気でいたのですが、
YouTubeで映画「恋や恋なすな恋」の劇中で「保名」を舞う橋蔵さんをはっけーん→これ

「恋や恋なすな恋」は、なかなかに不思議な雰囲気の内田吐夢ワールドでしたね。
色遣いがとても印象的で、私自身は好きな作品です。
(あれは半ば感覚で見る作品ですよね)
アニメーションの使い方も陳腐かと思ったらそうではなくて、狐がひゅーっという感じで出て来たりして、雰囲気に溶けこんでいました。
色遣いもさることながら、映画の手法や歌舞伎の手法、アニメーションなどを組み合わせていて、昭和30年代であれだけ実験的なことをやってるのも面白かったです。
上記の「保名」のシーンは黄色の花に埋め尽くされている中で、歌舞伎の廻り舞台をしこんでいますし、ラスト近くで家が野原に早変わりするのも舞台装置的で興味深かったですね。

榊の前&葛の葉の嵯峨さんは"妖艶"、橋蔵さんは"可憐で儚げ"という感じだったかな(笑)。
榊の前を探してさ迷う保名が出てきた時、どこの美人さんかと(爆・髪を下ろしてたし)。

歌舞伎も浄瑠璃も舞踊の世界も門外漢の私ですが、
一時期「陰陽道」関連の本をワシワシと読んでいたので(笑)、
この話はすんなり入れました。
安倍晴明の数々の半ばオカルト的伝説の中でも有名な実母の「狐伝説」とか。
その関連で浄瑠璃の「蘆屋道満大内鑑」の存在も、
舞踊の「保名」も名前とどういう内容かということは大雑把ですが存じておりました。

しかし・・・・「保名」って、最初が三代目尾上菊五郎丈だったのですね。
(三代目菊五郎丈て「初代大川橋蔵」でもありますよね^^)
その後に九代目團十郎丈が再興して、六代目菊五郎丈が決定付けたそうですね。
・・・・そっか・・・・・それ故もあって橋蔵さんも力入ってたのですね。

橋蔵さんの舞って手首や手先の遣い方が繊細で、
動きにぎすぎすしたことが無いんですよね。
ああいう動きって見た目以上に気を張って配らないとできないんじゃないかなーと。
また凄いわーと思いながら見ておりました♪

↓古典芸能と陰陽師の関連について語っている本(初心者におすすめ)


そういや漫画で陰陽師といえば

これ↓
とか

これ↓


・・・・とかありましたよね。どちらも好きでしたよ(笑)
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