書籍「みをつくし料理帖 天の梯」(完結)高田郁・箸
2014年08月16日 (土) | 編集 |
最後の最後まで発売時期を逃してしまいました(//▽//)
地方なので実質は書店並びから3日間くらい後に購入。
うちの近所の本屋は文庫なのに平積みだわ縦置きでもズラッとディスプレイだわで、
めっちゃ推してました。

ついにこの時がきちゃったよー!!!(涙)
シリーズ10冊目、ついに完結です。

以下思いっきりネタバレ含む感想なので折りたたみます。
まだ読んでない方は以下スルーして下さいまし。
読み終わって・・・・・

「源斉センセー!よかったねー!!おめでとうっ!!!」

やはり前巻のは前振りでござったか。
人のためにいつも心砕いて、自分のことはご飯もおざなりになりがちな先生だっただけに、
この優しい人が幸せになれますよーにとは願っていたけど、
よもやこういう形で八方納まるとは思わなかった(大坂行きとか)。

逆に言うと、とってもめでたいことなのだけど、
展開が性急過ぎな感じもちょっとあったなぁ。
だってさー澪と小松原(小野寺)様とのことはとっても丁寧に描かれてたのに、
源斉先生本人は長年の秘めたる想いがむくわれたからともかくとして、
澪の心象模様の変化をもう少し徐々に行くように時間かけて欲しかったかなぁと少し。
小松原様ん時は若さ故の葛藤や燃えあがる感じがあって、今回とは違うのは分かるけれども、
それでももうちょっと・・・・欲しかったな。
(あと源斉先生は医者とはいえ、父が御典医の武家だから説明で士分を離れたことが母上の口から分かったけど、
先生は次男とはいえ実家を離脱することだから口から説明ちょいではなくて、ここももうちっと描いて欲しかったというか少し強引さを感じました)。

それと、野江ことあさひ太夫の件も、
あれだけ引っ張った割には野江本人の感情や想い、あるいは本人から出る言葉があまりに少なくて、
そこももの足りなかったです。
野江の口から色々聞いてみたかったなー。
身請けの件も、他の吉原の女たちに希望を持たせるような素敵な展開でしたが、
澪っていうより摂津屋さん活躍しすぎw

・・・・とちょっと感じるところもありましたが、
全体的には大団円で、伏線が次々と回収されるのは気持ちよかったです。
特に、佐兵衛にまつわる若干ミステリーっぽい事件の顛末には
「あああ~そういうことだったのか!若旦那よかったねぇ T▽T」と、
ここの納まりは嬉しかったなぁ。
しかし、登龍楼の件は番付でつる家が実力勝負で打ち負かして欲しかったなぁ。
(よもやの自滅)。

元大きなお店(たな)のお嬢さんが、逆に澪の背中を押すくらい強くなっていった美緒さんも良かったし、
政吉がつる家をしょって立つ料理人として、女房のお臼さんと力強くそして頼もしくなっていく様も素敵だったし、
よもやの小松原様がカゲとなりご登場にもにんまり、
癒しの昆布の御隠居様(笑)、
伊佐三・おりょう・太一親子は、最後太一ちゃんの声も聞きたかったなぁ!
可愛いふきちゃんと健坊姉弟の幸せを願い、
色々大変なことがあったけど、一柳の旦那さんとご寮さんと、佐兵衛の未来も思い、
口は悪いが実は情に篤い戯作者と、どんどこいい人になってったように見えた坂村堂(笑・この二人に会えなくなるの寂しいっ!!)
登場人物がどんどん出てきて読むのが忙しかったけれども、
主だった人達が皆納まるところに納まり、
後味のとてもよい最終巻でした。

個人的にちょいと食い足りなかった部分は脳内補完するとして(大笑)、
連続ものによくあるダレはなかったことは良かったです。
後日譚みたいな本が後に出るそうなんで、楽しみにしてます。
(源斉先生、大坂訛りとか話すようになるんだろうか?・笑)

巻末オマケの番付、これだけでかなり楽しませてもらいましたわ。



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コメント
この記事へのコメント
番外編の刊行が待ち遠しいですね^^
登龍楼の主人が逃亡したままだし
こちらも決着が後日談でつけられるのかなー


なんて思っています


四千両でしたかーすごすぎる金額


ところでドラマでは北川景子さんが演じられておりますが

原作の下がり眉からだと 黒木華さんも澪役が似合いそうだなと思いました
笑顔になられると雰囲気ががらりと変わられるので
2014/09/11(Thu) 15:27 | URL  | 夢見 #lWC87vgE[ 編集]
こんばんは^^
大分前にコメント下さっていたのに、こちらのブログ見て無かったので申し訳ございません(汗)。
番外編は来年になるのかなぁ?
お楽しみは気を長くして待ちたいと思いますが、
そうですよね、登龍楼の主人・・・・・あんだけのことしてるから逃亡したままにするかしら?

黒木華さん!!

今期の朝ドラ@花子とアンの脚本が酷過ぎて泣けてきましたが、
(実在の人物を取り上げているので、もっと翻訳家としての生きざまを描くのかと思ったら、
小学生かっっ!!ってつっこみたくなるような出来の悪い惚れたはれたの連続で、
主人公なぁ~んにも苦労しないまま登場人物の中で一番のイージーモードでしたよね^^;)
朝ドラの黒木華さんは演技うまい人だなぁと思ったので、
黒木さんが澪ってかなりイメージに近い・・・・いいですね!
下がり眉のとことか、雰囲気とか。
見てみたいですね~^^
2014/09/28(Sun) 20:20 | URL  | 熊猫屋 #-[ 編集]
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