連続時代劇「花のお江戸のすごい奴」(1969年)#7・夜も日本晴れ
2014年01月03日 (金) | 編集 |

この回はすんごく長い戦闘場面あり(笑)

ほぼゲストで大工の鉄五郎(長門勇さん)と夢十郎メイン回で、
辰巳・島田両御大不在回です。
ラストの余韻が何とも甘酸っぱくほろ苦い、
幸せなんだけど切ないという回でございました。


鉄五郎はとっても喧嘩っぱやい男で、飯屋で乱闘したりとどーしよーもない奴なのですが、
根は正直者で悪い男ではありません。
彼は半年前からごはんもおかずにたくあんだけと倹約して、お金をためておりました。

鉄五郎は唯一、頭のあがらない人がおりました。
巴屋のお嬢さんです。
実は鉄五郎は巴屋にとってもお世話になって、今があります。
それ故、お嬢さんには頭があがらないのですが、実はほのかに慕っておりました
(身分違いなのは重々承知です)

その巴屋が、取引先を次々と失っていました。
筆頭の番頭もやめてしまったようで、主人は病がちで今の番頭が奔走しておりました。
何とか浅草のお屋敷の取引先だけは先様が巴屋を信頼して契約は続けてくれると番頭に約束してくれています。

実は今の巴屋の窮状には、辞めた筆頭番頭がお嬢さんを嫁に欲しいと以前主人に申し出ましたが、
主人は仕事はできるが人物がよろしくない彼に娘をやることはできず、
断ったところその番頭は辞め、世間でも泣かされた商人が多いという「しろがね屋」に転がり込みました。
で、そのしろがね屋から嫌がらせを受けていたのです。

が、そのしろがね屋に出入りしている、これまた鉄五郎と共に巴屋に世話になっているはずの勝造という男が、
鉄五郎に、今の番頭が裏で悪いことをして巴屋を陥れていると嘘を伝え、
それを真に受けた鉄五郎が今の番頭・芳造を闇夜の中ボコボコにしてしまいます。

その様子を見ていたおけいが慌てて父の仁兵衛に知らせ、その場に一緒にいた夢さんがかけつけると、
芳造は息もたえだえ。医者に見せてなんとか命はとりとめましたが、重症です。
状況から鉄五郎だと分かり、夢さんは間に受けた鉄五郎と話をして、
鉄五郎は頭をかかえてしまいます。
(根は悪いやつじゃないんだけど、喧嘩っぱやすぎ)

おしんが勝造を思い出し、以前父の正五郎の元に居候していたが、
父の名を使ってゆすり・たかりをしたので追いだしたことがある経緯を話す。
そんなワルだったのだ。

夢さんが、巴屋の主人と話しているとどうも大元が「しろがね屋」だと判明。

ここから「しろがね屋」で大戦闘です(笑)

も~斬るわ斬るは、死屍累々だわ、夢さんが通ったあとは屍が・・・・・(笑)。
途中から、勝造をぶんなぐるために鉄五郎も合流し、すごいことに。
この戦闘場面、かなり長いです。
広大な敷地のしろがね屋の庭でも夢十郎が駆けて斬るわ斬るわ。

・・・・で、一件落着はしますが・・・・

この先がほろ苦い。

鉄五郎は、半年貯めたお金で呉服屋さんに行きます。
実はずーっと目をつけていた帯を買い求めにきました。
お嬢さんに締めてもらうために・・・・。
その場に先にきていたおしんが、その狙っていた帯を先に買ってしまい、
愕然とする鉄五郎ですが、優しいおしんが訳を知って鉄五郎が買うことを承知してくれました。
(先に買われたのが目の前のおしんと知らず、鉄五郎に酷いこと言われてたのにね・笑)
口では散々お世話になったお嬢さんの為にとだけ言っていた鉄五郎ですが・・・・

巴屋では番頭の傷も大分癒えてきました。
実はお嬢さんとこの番頭は・・・・
鉄五郎が帯を持って巴屋に行くと、主人から二人が結婚することを伝えられます。
自分が身分違いでありえないことは重々分かっていた鉄五郎ですが、
少なからずショックで、お幸せにと帯を置いて巴屋を後にしてしまいます。

その帯を父から受け取ったお嬢さん。
「いい人ね」と彼女は微笑みましたが、彼の心知らず(切ねぇ。・゚・(ノД`)・゚・。)

お嬢さんの幸せはよかったと心から思っている鉄五郎ですが、
一方でもやもやした気持ちがあり、
仁兵衛の屋台でおそば大盛り三杯とお酒を注文。
ちょっとヤケ入ってます(今日だけは許してっ!!!)
その鉄五郎につきあってあげた夢さんでした。


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こういう不器用な男をやらせると、長門勇さんってすっごくお上手ですよね。
めちゃくちゃ乱暴者で、ちょいと火が入ると手のつけられない鉄五郎に最初は
「ほんとどーしよもねぇ男だなぁ」と呆れてしまいましたが、
ラストの帯の場面とか、番頭に怪我させてしまって頭かかえる場面とか、
実のところまっすぐすぎていい奴すぎる男でもあるんだなぁと、
帯の場面で泣けてきましたよ。

本日のレギュラー陣はちょい出の人が多く、
モブ化してる人も多かったですが、
それでも話がダレてなかった。
時間の長さの割に結構よくできてる作品なのでは?と4本みて感じている熊猫屋です。

※1月3日23時過ぎ現在、6話まで書き終わったので、
先に書いた7話を順番に並べました。
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