映画「 復讐侠艶録」(1956年・東映)
2013年12月02日 (月) | 編集 |
やっときました!東映chでこの作品が。
待った・・・待ったよ。・゚・(ノ∀`)・゚・。うれし泣き

橋蔵さんが女装っていう言い方も変だけど、そういうのは
「雪之丞変化」とこの作品だけです@映画
デビューして日が浅い時期なので(10本目だけど、デビューが前年の12月なので)
初々しい雰囲気がまだあるかしらぁ?(´▽`*)

(あらすじ)※東映chより
大友柳太朗、大川橋蔵が競演する痛快娯楽時代劇。
徳川十代、老中田沼の悪政に反抗する若き群像を描く一篇。徳川十代家治の世。老中・田沼意次は水戸家失脚を企み、勤皇の先覚者・山県大弐を捕らえ、水戸家の家臣が連名する“入門控”を奪う。
江戸では、主君水戸中納言の危急を救うため“入門控”を奪おうとする浪人・越坂玄次郎、表向は柳橋の口入屋女将で実は女義賊であるお才と、女装をしその名も錦と変えた大弐の息子・大八が田沼を狙っていた。


(感想等)
キャストのトップクレジットが大友柳太朗さん(越坂玄次郎役)なので、
カテゴリー大友さんにすべきかなぁとも思ったのですが、
とりあえず橋蔵さんカテにつっこんでおきます。
大友さんとの共演は本作が二本目(デビュー作の「笛吹若武者」が最初)。

十代将軍・家治の治世、勤皇の山県大弐が捕えられます。
老中・田沼意次(進藤英太郎さん)は山県に遺児がいることが知るも、
やせ浪人に何ができると放っておき、入手した山県に追随する者たちの入門控がありつつも、
しばらく様子見で泳がすことにします。
(山県の遺児・大八は幕府に追われまする)


大八(橋蔵さん)は、「錦(にしき)」という名前で女に化けていた。

田沼の不正蓄財すごすw大判小判ザクザク、お宝満載、それをおさめた金色堂まで寄贈品( ̄Д ̄;)


大八は黒装束で仲間達と田沼邸に押し入るも、
気配を感じた田沼によりその時は失敗。

一方、田沼に賄賂を贈ってないのは水戸藩のみとなるが、
当主は絶対屈服しないと心に決めており、
家臣の越坂(大友さん)は妹を田沼邸に密かに派遣して様子を見させていた。

三日月お才(日高澄子さん)のところに、凌雲院(寺)から寺小姓斡旋の依頼がきて、
田沼ともつながりのある凌雲院となると、田沼に近付くチャンス!ということで、
錦(大八)にお才は話をもちかける。

真昼間からへべれけな侍たちに絡まれた錦とお才。
それを助けたのは越坂だった。
(大友さんの殺陣~♪)

寺小姓(この映画での設定は、寺小姓は女が化けてやるものとされてる)として凌雲院に入ることに成功した錦。
(橋蔵さんすげぇ・・・さすが歌舞伎女形出身だわ。歩き方、手の遣い方、声の出し方、物腰といい、
この映画は「雪之丞変化」より難しい、文字通り女に化けるのを見事やっておりますぇ)

田沼邸に押し入った時、女中で忍んでる越坂の妹を助けていて、
勘付かれそうになるも、そこは回避する錦。
エロ田沼に気に入られて、錦は田沼の屋敷に召抱えられることに
(!!ここで┌(┌ ^o^)┐←を連想してはなりませぬ!・笑)

山県への入門控を探している越坂の妹。
再び田沼邸にて黒装束で忍んでいた大八と彼女が遭遇し、
越坂の思惑を大八は知るも、自分のことは彼女には明かさなかった。

田沼邸で宴が催されている中、大八の仲間お才らは田沼の金色堂の不正蓄財を盗み出すことに成功、
邸外で越坂に遭遇してしまうも、越坂はそのまま見送る。

宴では、艶やか~♪な着物を着た錦が田沼をご接待。
錦にデレデレの田沼ですが、田沼は錦を「女」と思っているので、
決してBLぢゃなくてよ!(笑)
錦に愛を示すために、宴に呼ばれて芸を披露した美女を斬らせようとする田沼(ひでぇ)。
危機一髪のところ、美女を助けたのは越坂!そしてお才!

更に、金色堂が荒されていることにやっと気づき、
田沼は町奉行を出動させる。

お才と美女=おかんは、越坂の仮宅にかくまわれたが、
美女の方が身売りされた身なので帰るところがない。
そこで、身の振り方が確定するまで越坂の元にいることになった。
・・・・で、お才は越坂に惚れた様子wその後足しげく通う。
けど、おかんが越坂が好きだということを知ったお才は・・・・

越坂が食べ物に窮していた男の子を助けたが、彼はおかんの弟であった
(越坂と男の子が飯屋にいたとき、後ろに町方が・・・・で、バレた!!)

文江=越坂の妹が盗み聞きしていたのが田沼にバレ、
更に錦が男であることも以前からバレていた!ピンチっ!!


が、将軍嫡子の家基への田沼のご接待の席で踊る腰元の中に文江を見染めた家基は、
文江を連れ帰ってしまった(田沼は渋々というところ。なんで牢に入れておかなかった?)
錦も自力で天井裏から脱出成功した。

ここでやっと越坂と大八(=錦)の正式なご対面、正体あかしですよ。
二人とも、打倒田沼の志は同じだったのだ。

家基に手篭めにされそうになった文江を越坂らが助けたけど、
あらあら、こんな場所で、しかも兄上の目の前で大八と文江・・・・いちゃついてんぢゃないよっ!(笑)

捕方が包囲網を張り巡らしていたので家には帰れず、
築地の甲比丹(カピタン)屋敷へと船を出す。
治外法権で公儀も入れない場所なので、身をかくまってもらうには絶好の場所だからだ。

「いままで大切に持っていたんです、御守りだと思ってね」
こう大八に言われて以前落とした簪を見て、頬をそめる文江。
・・・・本日の乙女向けほんわかタイム(笑)

水戸当主に田沼の密貿易の陰謀を明かす越坂。
時が・・・・来た!!

田沼邸に越坂と大八が押し入り、やっと懸案の入門控を取り戻す。
(大八・・・・その仕掛け棚の仕組みいつ知った???)
本日最大の二人による大殺陣大会~♪


オランダ甲比丹が長崎よりやってきた。
二日目は田沼邸で接待の宴。
入門控はもうないが、これからの密貿易でガッポガッポぢゃ!ともう既に首を別方向に向けている様子
(おいおいおい)


狐の嫁入りと称して、面をかぶった一堂による花嫁行列が宴の席に。
見事な舞の後、花嫁ご寮が駕篭から出てきた。
てっきり、あの京人形=おかんかと思えば、その白無垢は大八だった!!
白無垢を脱ぎ、侍姿で田沼の目の前に出る大八!!
(甲比丹屋敷の主も一堂に加担してくれてたのねぇ)
大立ち回りをするも大八危機一髪!!のところに「上意」の声が。

それは越坂だった。
公儀大目付の身分でもってやってきたのだ。
私服を肥やし、国禁を犯した罪で田沼に切腹を申しつけたのだ。
田沼は越坂に斬りつけようとするも、大八が田沼を斬り付けた!!!
悪は滅びるのぢゃ~

越坂「大八どの、これからは拙者のこと兄上と呼んでもらわねばなりませぬな」
・・・・兄公認・・・・!!!キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!


ラストは大団円でござりました

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一瞬邪な路線に行くかハラハラしましたが(おいおいおい)、
そうはならじでよかった!!(笑)
娯楽要素たっぷりの作品ですが、こりゃ女性向けかなと思いましたよ。
橋蔵さんの女っぷり、最初はあまり化粧を際立たせないメイクなので、
見えるかな?と思ったのですが、
これがも~仕草がたおやかなのよ!
柔らかい手先や裾捌き、腰の落とし方といい、すげぇ・・・・と魅入ってしまいました。
身体全体で女を表現してるのですよ。
さすが、歌舞伎時代も若手の人気女形の一人だったこたぁあるわ。
仕草が麗しいったらない!
「雪之丞変化」は女形を演じる作品でしたが、これは女に化ける作品でもあったので、
より橋蔵さんの女仕草の巧さを堪能できますですよ。

大友さんとの絶妙なコンビネーションも堪能できるし、
大友さんの豪快殺陣もこの作品でも愛でることができるわ、
ラブ要素もありーの、最後の狐の嫁入り行列の壮観さといい、
なかなか面白い娯楽時代劇でございました。
色々な意味でうっとりもんですよ♪




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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
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