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 映画「新諸国物語 紅孔雀」1.那智の小天狗(1954年・東映)
2013年02月21日 (木) | 編集 |
いいかげん放置していた「新諸国物語」の感想記をちょこっとずつあげてこうかと。
「笛吹童子」は終わってるので、次の「紅孔雀」から。
「七つの誓い」はその後ってことで!

当時、ラジオドラマ(テレビドラマも人形劇もあり)
などで一世を風靡して子供たちを虜にしたらしー「新諸国物語」。
これは東映で映画化されたもので、「笛吹童子」「紅孔雀」「七つの誓い」が作られております。
(1961年に同じ東映で「黄金孔雀城」も作られているのですが、キャストがガラッと変わっているので、
これは別ものとして)

東映の映画三部作は数年前にBOXで発売されまして(おそらくもう絶版)
それには特典でそれぞれの主題歌を収録したCDがついておりました。
今でも、それぞれの作品はバラでDVD買えますし、東映のオンデマンドでも視聴可能(有料)です。

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さて、今回の「紅孔雀」は全5部作です。
・・・といっても子供向け作品ですからせいぜい1本1時間前後です。
ちなみに、「笛吹童子」や「七つの誓い」とは連続性も関連性も無く、
別個のお話です。
(全部の作品に中村錦之助さんと東千代之介さんは出演しますけどね!^^)

和製ファンタジーとも言うべき、
なかなか楽しい作品群なので、ご覧になれる機会がございましたら是非♪
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(キャスト)
中村錦之助 (那智の小四郎)←主役の少年
有馬宏治 (那智の嘉門)←父
大友柳太朗 (五升酒の猩々)
高千穂ひづる (久美)←網の長者の娘
岸井明     (弘念和尚)
三条雅也 (信夫一角)←石つぶての名手&妖術使い
西条鮎子 (幾重)
高松錦之助 (藤内)
松浦築枝 (稲)
和田道子 (楓)
山手弘     (風小僧)
吉田義夫 (網の長者)←実は海賊


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(感想等)

今回見たのは「紅孔雀」の第1部です。
この回は、錦之助さんは出ますが、千代之介さんはまだですよん。

紅孔雀の宝を得るには鍵と地図がなければならない

ピコーン!そうか・・・今回はRPGなのか←違

吉田義男さんと三条雅也さんの強面がいきなりくるかよ^^;
紅孔雀の鍵と地図の件でもめてるらしいです。
吉田さんは網の長者という役ですが、元海賊だそうな。

きゃ~♪小四郎役の錦之助さんかわいい~♪
後年の錦之助(錦之介)さんしか見た事ない方には、
錦之助さんに「可愛い」なんぞという形容は「え゛?!」かもしれませんが(笑)、
まだ映画デビューして間もなく、しかも21~2歳の頃ですぜ。
初々しいったらありゃしない。
しかも、白塗りの溌剌とした青年役ですからのぅ。

「笛吹童子」から引き続き出演の高千穂ひづるさんは、今回は久美という役です。
釣をしていた小四郎は、女の悲鳴でそちらに行くと、
何者かに襲われている。
助けた女性が、網の長者の娘・久美でした。
(襲った相手は網の長者の内部の者で、網の長者が命令したわけではないようで)

・・・・いやん、互いに一目ぼれ?(・▽・*)

が、信夫一角に石つぶてを投げつけられる小四郎(子供かよ!)
私のせいでと泣く久美。

その頃、嘉門のところに網の長者がやってきて、
嘉門にお前は前は伊織という名で、外国に行ったことがあるはずだと網の長者。
何故そのように聞くと困惑の家紋。

小四郎が帰ってくると、じいとばぁやに心配されるは、
楓は小四郎がつぶてをぶつけられて額を抑えていた布(桜模様)を見て複雑になるし^^;

網の長者は紅孔雀の秘密の鍵のことを話しだす。
目が若干きょどってる嘉門。
それを見て高笑いの網の長者。
小四郎がにらみ返すのもじっと見て、のけぞって帰る網の長者(吉田さん、ほんとインパクト強いお顔だわー)

そして嘉門は、子の小四郎に口外せぬようにと大事なことを話しだす。
やはり嘉門は30年前に外国に行っていた。
石造りの教会っぽい建物(しかし中には前方に十字架がただあるのみ)に入り、
嘉門が両手を組むと、目の前にクロスを首から下げた白い服の老人が現れる。
日本の若者を待っていたと(え?いつから?)

老人は、紅孔雀の地図をずっと探していた。
が、見つからないうちに100歳になっていた( ̄Д ̄;)スゲー長生き!
大きな宝の蔵を知っているという、紅孔雀の地図を代わりに探してくれと老人(命令か・笑)
巨万の富と名声を手に入れられるそうですよー(そういうのを他人に命令するかね^^;)
でも、それは手に入れた人ではなく、世の中の不幸な人々を幸せにするためとも(早くそれを言って!^^;)

嘉門は純粋そうな人なんで白羽の矢がたったらしい。
で、何故日本人の嘉門になのかというと、
その紅孔雀の地図は今日本にあるようで、日本は世界で一番政が不幸とか(余計なお世話・笑)
で、その宝で日本の人々を幸せにして欲しいと。
老人から鍵を嘉門はあずかったのだ。


嘉門はずっと地図を探した。
しかし、5年10年と幾年もたつうちに、富みに対して疑問を持つようになった。
富は不幸な人を幸せにできるかもしれないが、それと同時にもっともっと不幸なことが起こると思ったのだ。
嘉門は、地図を探すのをやめ、小四郎にも今まで話さなかった。
が、今になり網の長者が嗅ぎつけたというわけだ。
そして、小四郎の額のキズを見て、石つぶての名手(笑)&妖術使いの信夫一角も紅孔雀を狙っていることを父は話すのだった。

嘉門が鍵を隠している箱をみると、鍵が無い!!
不吉がただよう・・・・

漁師を働かせてガッポガッポの網の長者が銭勘定をしていると、
一角がいきなり現れる(妖術でか!)
で、いきなり一角は久美を嫁にくれという。
何で悪者のお前なんかに!と網の長者が激高すると、
スッ・・・・と懐から出したものを網の長者の目の前に

紅孔雀の鍵!!!(一角の仕業だったんか!)

で、取引で久美をくれれば紅孔雀の鍵もやるというわけだ。
鍵か?娘か?と一角が迫る。
う゛~~~~~とうなる網の長者(強面悪党でも一寸は親心あるのかな?)

網の長者「鍵をくれっっ!!」( ̄Д ̄;)あ゛~やっぱり残念な人か

鍵をもらってウハウハの網の長者。
久美に、一角を三国一の婿だぞ!と言うも、久美は拒絶する。

夜・・・網の長者の寝所に忍ぶものあり。
そして・・・・

網の長者「泥棒ー!泥棒ー!!」
鍵が盗まれた!!



忍びこんだのは久美だった。
しかし、彼女が見た時は既に鍵はなかった
捕らわれたのは久美ではなく、蔵で寝ていただけの少年だった。
少年を調べるが鍵はない。
打たれて少年は寝ていただけじゃないか!と叫ぶ。
久美がその子じゃないと言っても網の長者は聞かない。

少年がすまきにされて崖から海に落とされそうになったところを、小四郎が助ける。
風のように足が速いその少年=風小僧は小四郎に礼を言って去って行った。


鍵は、他のものに盗まれてはなと、やはり一角が持っていた(食えない奴め)

一角に嫁がされるくらいならと自殺しようとした久美を小四郎が止める。
助けあって生きていこうと言う小四郎に、泣き崩れる久美。
すると・・・・

一角が現れたっ!!
自分の元に来ることを嫌がる久美に、
小四郎に斬りかかる一角。
二人やりあおうとするも、姿を消す一角。
卑怯者!と小四郎が叫び探すも、今度は大勢の黒装束軍団が現れる。
強風の中、黒装束軍団を残らず斬る小四郎。

よくぞやったな小四郎って・・・・一角えらそー。
暗雲が晴れるも、小四郎が斬ったのは松の枝であった。
「いくら力んでも俺は斬れんわさ」と、
一角は消えた。

卑怯者ぉー!と叫ぶ小四郎を、
「なんじゃ!そのざまはっ!!!」と一喝するは弘念和尚
もっと修行をするんじゃぞという和尚の言葉にうなづく小四郎。

しかし、その頃、
風小僧が売りに来た魚を買ったばぁや。
その魚を食べた家のものが息絶えていた。

そして
<嘉門はさらってゆく。紅孔雀の秘密の鍵について探索するならば嘉門の命はないぞ>
という書が置かれていた。
顔面蒼白の小四郎。

捕えられた風小僧。
風小僧は、ひもじいところを漁師から魚を譲られて、
代官所に行けば高く売れると言われたことを話す。
ぞっとするほど恐ろしい目をしてたということだが・・・・
網の長者じゃなくて一角を一発で思うのは何故ですか?小四郎さん^^;


久美が小さな社に自分の危急を話していると、
社から龍神ぢゃと声がする(笑)
一角が持っている紅孔雀の鍵のことを話すと、
小四郎と一緒に来い、鍵を渡してやるという(なんかこの声聞いたことあるなぁ・笑)


・・・・ってやっぱり風小僧か(爆)
少年なりに責任を感じて、小四郎にも一角を探すと言う風小僧。


小さな橋の上に寝転ぶ男あり。
おきないと跨いで通るぞと小四郎はいい、ごめん!と通ろうとすると男が寝がえりをうって小四郎は後ずさる。
(きゃー♪大友さん登場っ!
小四郎は飛びこして橋を渡ったが、

その男が小四郎のいる代官所に「たのも~ぅ!」とやってきた。
人のものは俺のもの、俺のものは俺のもの遠慮するなと、男はずかずかと屋敷に入って行く
(おいおいおいおいww)
困惑の小四郎だが、男はいたずらっぽい顔つきで部屋に落ち着き、
自らのひょうたんを差し出して酒をもってこいという。
小四郎の姉を見てちょっとデレッとするも
「わしは人よんで五升酒の猩々と申すが、少々酒を所望したい」と、ひょうたんを出す。
(この場面の大友さん、愛嬌いっぱいで憎めないんだよなぁ~やってることは図々しいんですが・笑)


酒を飲んでうたたねしている五升酒の猩々を見てばぁやが気づく。
「主水さまぢゃ!!」
なんと、小四郎と姉・幾重兄弟のだという( ̄□ ̄;)!なんと!


しかしばぁやが呼びかけるも、わしは五升酒の猩々じゃと、男は否定し、
甘露、甘露と酒に満足してまたうたたねしはじめる。
小四郎は、剣術を教えて下さいと言うも、猩々は剣術は技法じゃないのだ捨ててしまえという。
あなたも剣をさしているじゃないですかと小四郎は猩々に言うも、
猩々がさしていたのは竹光だった。

が、その竹光で猩々は石の水鉢を真っ二つに( ̄□ ̄;)!!
猩々「心で斬るのだ」
小四郎「心?でも妖術にはかないません」
猩々は、妖術は邪剣で小四郎のは正剣、邪剣に正剣が勝てないのは心眼を鍛えてないからだと言う。
わかりましたと小四郎(本当にわかったのかな?)

風小僧・・・・一角にぶつかったふりしてww
社に小四郎と久美がいくと、龍神のふりをした風小僧が社から紅孔雀の鍵を放った
(かわえぇのぅ)

しかし、直後に一角が現れる!!
鍵を出せと妖術で目くらましにあうところだった小四郎は持ちこたえて一角の手の甲を斬る。
二人やっとガチ対決になるも、
漁師を引き連れた網の長者に囲まれてピンチっ!!
大勢と斬りあうわ、弓まで出されるは小四郎と久美危うし!!
大乱闘の末、しまいにゃ一角に妖術っていうか眼力に惑わされそうになるところを、
小四郎は振り払い、一角に馬乗りになる。
二人もみあうところ、鍵が崖下に落ちる!!
そして更にふたりでもみあって鍵に手を伸ばすところで・・・・以下続く!!
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錦之助さんが、とっても少年らしいハツラツとした雰囲気が出ていて可愛い(´▽`*)
こりゃ当時人気が出るのもわかるなぁ。
錦之助(錦之介)さんて、後年になるに従って正邪併せ持つというか色々クセのある役が似合う方になられましたけど、
この頃はほんとまっつぐ!な演技でこれもまたいい。
子供向けのこういうヒーローものっていうのも当時の子供たちはそそられたんでしょうね。

そして忘れちゃならない、大友さんが素敵すぎる(笑)
飄々としているのだけど、一本芯が通った御仁で、
第二篇以降の活躍が楽しみすぎる。
否定はしてたけど、お兄ちゃんなんでしょ?(にやり)

子供向けの勧善懲悪活劇ながらも、
吉田義男さんと三条雅也さんの悪役組のインパクトも素晴らしく、
見ているだけでこんちくしょーな気持ちになれるくらい
悪玉オーラ全開!
でも三条さん、悪役だし憎たらしいけどなんかかっちょよくも見える(笑)

第一篇は導入部なのでキャストはまだ少ないのですが、
第二篇からいよいよ東千代之介さんも登場だし、
物語が大きく動き出すようです。
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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
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