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 映画「花くらべ狸道中」(1961年・大映)
2013年01月21日 (月) | 編集 |
(あらすじ)※chNECOより

大映のお家芸、お正月の定番の狸映画を、『初春狸御殿』に続き、市川雷蔵、勝新太郎、若尾文子のスターキャストで映画化した時代劇ミュージカル。
市川雷蔵と勝新太郎が弥次喜多コンビに扮し、狸と人間の二役で競演を繰り広げる。
狸御殿ものと違い、東海道の旅道中に化けくらべを展開するのも一興。
雷蔵と勝新はデュエットも披露し、雷蔵の歌声を聴けるのは貴重。
狸の雷吉と新助は、狸の国の大王選挙で、対抗勢力の刺客に襲われた文左エ門に代わって江戸行きを志願する。
道中、コンビで助け合いながら、難局を切り抜け、無事江戸に到着、それぞれ女狸との恋を実らせる。

(感想など)

昨年見た「初春狸御殿」(感想)がとっても楽しかったので、
この映画も楽しみにしてました(・▽・)

ただ、前回は木村恵吾監督で、今回は田中徳三監督。
キャストはメインの市川雷蔵さん、勝新太郎さん、若尾文子さんは変わりませんが、
監督が違うので、どうでるか??


・・・・・お江戸と阿波の狸合戦かいなww
お江戸狸がかかげたプラカードに「断固撃滅阿波狸」だの「阿波を狸汁に!」と対抗馬を挑発するものから
選挙らしい「文福狸でいもくり倍増」(←所得倍増計画のもじり?)、
「公約は必ず守ります」だの、江戸狸候補の文福氏の言葉もならびます
(どさくさに紛れて「映画は大映、狸は文福」とか(爆))

狸の大王選挙です。

雷蔵さん演じる阿波狸の雷吉と、勝新さん演じる同じく阿波狸の新助は、
江戸に行くことになります。
二人のすっとぼけた演技がすごく楽しい。
「初春狸御殿」では勝新さんは真面目な役で、しかもちょいと刺身のつまみたいな位置だったのですが、
本作ではコミカルな部分をいかんなく発揮^^

人間の祭りではめをはずしてしまい、
うっかり尻尾を出して人間にすまきにされてしまいますが、
上品な風体の老人(実は同じ狸の身分が上の狸)に助けられお叱りをうけてしまいます。
その人物(いや狸)こそ、文左ヱ門。
阿波狸のお頭だ。
彼は直後江戸狸の刺客に斬られてしまい、阿波狸はピンチ!

その文左ヱ門の代わりに雷吉と新助がお江戸に行くことになりますが
・・・・・え、義侠心とかではないんかい!(笑)。
阿波の外の世界を見たいそうな^^;

文たんは、雷吉の恋人狸の「たより」。
彼女は、ひっそりとこの地で一緒に暮らすのが夢だったので、
立身出世を夢見る雷吉の言葉にいやいやします。
が、雷吉が好きな別の狸のお嬢様がこれ見よがしに雷吉に餞別を渡すもんだから、
彼女も決心し、自分が身につけていた首かざりを雷吉に渡して送り出します。


雷吉と新助の狸二匹は、それぞれ弥次さん&喜多さんと名前を変えて、
人間に化けて旅を始めます。


監督は変われど、いい意味で作りもの感満載のセットと、
楽しいお歌のミュージカルシーンは健在。
今回は更にセットがポップな雰囲気があります。


新助=喜多は、美人が旅籠の池田屋に入るのを見て、
宿をここにしよう!と入るはいいが、
俺たちはあの有名な弥次喜多だと言います
(本物の人間の弥次喜多も雷蔵さんと勝新さんが二役で演じてます←ややこしい^^;)

美人は、お江戸狸の文福の娘・きぬた(中田康子さん)でした。
彼女はお伝と名を変えて茂十という狸を従えて道中です。
(艶っぽいですのぅ中田康子さん^^)
彼女には、茂十を通じて階下の二人が阿波狸の代理だというのが早速バレました。
ふっふっふ、網にかかったわ♪

ひっかかった新助。
(誘惑場面のミュージカルシーン・・・ラブホか・笑)
危うし!のところ、雷吉が危急を察知して
新撰組の近藤勇に化けて、「絵描きの女(お伝)」を調べる!と言って突入するふりをし、
新助は難を逃れる。

(桑名のミュージカル場面のソロの人は井上ひろしさんという歌手の方らしい)

 
すってんてんの桑名での、銭稼ぎで雷吉がサイコロに化けて、新助が賭場にいどみます。
雷吉が新助の言うとおりにツボの中で転がるので、
面白いように勝ちますが・・・・

江戸狸のお伝=きぬたがキタ!!!(またもやピンチっ!)
それでも新助は勝ち続けますが、
きぬたが雷吉が大嫌いな「うどん」を食べはじめたからさぁ大変!
たまらなくなって雷吉サイコロが飛び跳ね、傘になり、身もだえます^^;
きぬたが「サイコロに化けた狸だよ!」と告げ、
賭場の男達が捕まえようとしますが、二人はドロンと逃げました。

たよりは雷吉を追いかけて江戸に向かいますが、
ライバルのお嬢様が駕篭で追い抜いていく・・・・(頑張れ!文たんっ!)


桑名で離れ離れになった雷吉と新助ですが、
新助は、酒や女にうるさい雷吉がいなくても・・・・と一人で行動をはじめます(おい)。

島田のお茶屋のセット、
和傘がビーチパラソルのように立てかけてあるわ、
何故か郵便ポストありの、ガラスのショーケースありの、
無茶苦茶ですがこれはわざと。
他の場面でもそうだけど、とってもポップで可愛いんだなぁ。
(今見るとレトロポップというか)

なんと・・・・この期に及んで新助まだきぬたが狸と気づいてないんか!^^;
雷吉が女の正体を言っても嘘だと耳に届かない。
しまいにゃ喧嘩別れしてしまいます。

三島の宿できぬたの作戦再び始動。
新助の顔にらくがきをし、顔を見て仰天した新助が汚れを落とそうと風呂に行きます。
きぬたの手下の茂十が風呂を熱くして、新吉は熱くて気絶します。


一方、野宿の雷吉にも魔の手が!!
遠く離れてまだ会えてない たよりでしたが、
彼女が危機を察して、雷吉にあげたネックレスを遠隔操作で揺らし、
雷吉が目覚めた!(・▽・)
刺殺されるところを、危機一髪で逃れます。
雷吉はたよりが知らせてくれたと彼女の名を呼びます。
(ここで、妄想シーン?(笑)で雷蔵さんと文たんの舞踊シーン♪)

気絶した新助は、それこそ俵につめられて池に投げ込まれますが、
ここでの雷吉がその場にいないのに以心伝心で危急を察知、
「お月さま、時間を戻して下さいっ!!」と、
なんと月を移動させて時間が・・・・!!!
(なんでもありだな(笑))。
俵が投げ込まれる前にもどり、新助が俵から顔を出したので、
茂十らがビックリして逃げてしまった。

再会した二人は二人で旅をはじめます。

箱根~♪
ここで雷蔵さんと勝新さんの歌がっ!!

箱根の宿で温泉の二人。
女の人が訪ねてきたと知って、お伝(きぬた)だと思って居留守をつかいますが、
それはたよりちゃんで(T▽T)バカー
次にきた女がたよりちゃんかと迎え入れたら、ライバルのお嬢様だった(るるー)
お嬢様の「食べて食べて」攻撃に辟易の雷吉。

一方、一人外に出た新助。
おまたせ!勝さんの渋いソロコーナー(笑)
更に、途中からお伝(きぬた)が入ってタンゴ風w
またもや新助、ひっかかって雷吉の弱点=たより をしゃべってしまう。

新助は江戸の狸御殿に浚われ、
たよりちゃんも気絶させられ捕らわれます。
危うし!雷吉はお嬢さんを振り切って二人の元へと急ぎます。


阿波狸代表の二人が狸御殿に到着しないと、
文福が大王になってしまう!!

ついには三人共同じ牢に。
あー時間が!!

自分はどうなってもいいから雷吉さんと新吉さんを助けてと神様に願うたより。
すると、彼女の涙が真珠に!!

(いちいちお伽噺ちっくなところが本作も可愛い^^)
その真珠が三人の鎖を斬った!!
たよりの純粋な心の勝利か!?

それを見て、きぬたが自分が間違っていたと改心し、
三人の味方に(おっとードンデン返し!!)


きぬたの改心場面はちょっと唐突だが^^;

お月さまに文福さんを許してあげてと祈るたよりちゃん。
すると、文福の呪縛が解けた!!

あまりに出番が少なくて刺身のツマかと思われた文たんの、まさかの最強伝説(爆)

そして阿波狸と江戸狸の和解、そして追いついた文左ヱ門の大王就任。

更に、阿波のお嬢様まで唐突改心、雷吉とたよりが結ばれ、
まさかの新助と江戸狸のきぬたがww


最後は華やかなミュージカルシーンで幕でした。


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改心の過程がやや唐突ながらも、
本作も作りもの感満載なのに色彩がとてもきれいで、
しかもポップで遊び心いっぱいの楽しいセットにうきうきします。
(これはちゃんと映画見ないとその楽しさが分からないですよん♪)
お歌も楽しく、明るいのが多い中で、勝新さんのソロ場面の色っぽさにもニヤリとし、
「初春狸御殿」同様、ぼへーっと見て笑い飛ばして、
あー楽しかった!と心から思える作品です。

文たんは可愛いらしさで攻める半面、
中田康子さんがお色気担当と好対照です。
(どっちかというと全般的には中田さんの活躍度が高かったんですが)

雷蔵さんと勝新さんの丁丁発止の掛け合いも楽しく、
「初春狸御殿」では活躍度が低かった勝新さんですが、
本作では一番目立ってたような気がします(笑)
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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
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