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 「演劇界」20120年12月号にて歌舞伎と映画の特集。
2012年11月10日 (土) | 編集 |
先日、友人との待ち合わせで書店で演劇雑誌を色々見ていたら、
おおー「演劇界」あるじゃん。

表紙は幸四郎さんの弁慶?
・・・・・ん?巻頭大特集「歌舞伎と映画」

・・・・・・!!!雷蔵さんと橋蔵さんと錦之助さんの名前がっ!
( ̄□ ̄;)!おおっ!


中身も見ないで買ってきた熊猫屋ですが、何か?
(だって皆さん鬼籍に入られてる方々で、雑誌に取り上げられるってめったに無いですもの)

いやー買って良かったわー。
いわゆる伝芸系の演劇雑誌である「演劇界」でとりあげられるって、
彼らが元歌舞伎役者だったことと関連づけてるんだろうなとは思ってましたが、
さらっとではあるけれども、それについて書かれてましたし、
大きくは映画界と歌舞伎と役者についての特集でございました。
(おおよそは8ページから25ページまでが読みどころかな?)

橋蔵さんの生い立ちがかなり複雑なのはファンなので存じておりましたが、
雷蔵さんもなかなか複雑ですのぅ。
映画俳優になってから日生劇場のこけら落としで歌舞伎に出演なさってたんですね、雷蔵さん。
(ううっ写真の富樫かっこえぇ!!)

橋蔵さんのページは、ファンゆえに更に踏み込んだ部分(歌舞伎も含めて)も昔の雑誌等でも読んでいるので、
ちと物足りん部分も正直あったのですが、
(橋蔵さんの映画と歌舞伎だったら是非「恋や恋なすな恋」をあげて欲しかったかしら。養父の六代目の「保名」と、橋蔵さんが劇中で舞う「保名」と関連付けてとか。橋蔵さんと歌舞伎舞踊は切ってもきれないしさぁ・・・・とファン目線(笑))
六代目の二十三回忌追善興行に橋蔵さんも口上でいらっしゃったということは初耳なので、
ここは大収穫。
(そしてちょっと目汁の熊猫屋)

あと気になったところは、故・(五世)中村富十郎さんの最初の頃の名が坂東鶴之助だったというところで、
この名前に覚えがある熊猫屋。
「うわー・・・・いくつかある若さま侍捕物手帖の映画版の一つは富十郎さんだったんか!
あれは新東宝のはず・・・・どっか有料放送局でやってくれんかのぅ」としみじみ。

(四世)中村雀右衛門さんが大谷友衛門時代の作品・・・・「青春銭形平次」を真っ先に思い出してしまった私・・・・・・(ごめんなさい!ごめんなさいっ!!(笑)。しかしアレは時代劇を借りた大パロディでしたね)

しかし、特に戦後は脇役に至るまで映画黄金期の時なんか元歌舞伎役者さんとか、
歌舞伎があくまでメインで出張とか、ちょっとだけ映画界に数年身を置いて後で歌舞伎に帰っていった方とか、
色々いらっしゃいますよね。
「あ?これ歌舞伎からの方かしら?」と、
映画のキャストクレジットの名前を見て気になって調べるということも私自身たまにありますし。

菊五郎劇団と映画といえば、「江戸の夕映」「絵島生島」とか梅幸丈出演の「山を飛ぶ花笠」まで題名出ているのに、おしい!菊五郎劇団で出ているのに「群盗南蛮船」(昭和25年)がここでもスルーされてる(笑)。
フィルムが残ってないのか?
それとも大したことない作品だったのか?(稲垣浩監督だからそうじゃないことを祈りますが)
ああ・・・・ますます見たい幻の「群盗南蛮船」(笑)。


21ページに(引用)「髷好きは、ひとつ上手くツボを押せば、歌舞伎好きにメタモルフォーゼするはずなのだ」(引用終わり)とあって
「ギクッ、私のことか?!」と、橋蔵さんを経て歌舞伎にも興味を持って観るようになった自分を言われているようでしたが(笑)、
でも、髷好きから歌舞伎好きになるにはハードルあると思うんですよねぇ。
むかーしの時代劇映画好きだったら、歌舞伎から転身した人が沢山いたので、
そこから興味を持つっていうのは大いにありえることなのだけれども、
今だったら鬼平見て吉右衛門さんとか、まぁ時専で若い頃美男だった菊五郎丈見てとか、
そういうのから入るのはあるかもしれないけれども、
歌舞伎出じゃない人が特にテレビ時代劇には多いので、そういう意味では好きになる年代とか人によって歌舞伎への関心が向くか否かとかのハードルがあるような(髷@時代劇から興味持つというルートだと)。
時代劇好きだからというて、いきなり歌舞伎っていきそうでいかないことの方が多いと思う
(かくいう私も、歌舞伎の世話物の存在を知るまでは歌舞伎の敷居がめっちゃ高かったですもん)

むかしの時代劇映画を見るようになってから、
映画と歌舞伎が切っても切れない関係性にあることとか知りましたが(役者もそうだし、映画の題材しかり)、
今の時代劇を見ていると、今一度原点に返った方がいいんじゃないあかなぁ?と思うことはたまにあり。
現代の世相に合わせるのも時代の変遷としてはありなんだけど、
土台を忘れていると、ふわふわ浮いたまま「時代劇のようなもの」で終わっちゃうような気がするときがあります。


(はぁ・・・・千恵蔵御大の松王丸かっこえぇわ♪と雑誌を見ながら)
「江戸の夕映」、私この映画を見ることができた時、
小六役の九世海老さま(後の十一世團十郎丈)よりも、
二世松緑丈が演じる大吉に惚れまくって、演技も自然でうまいっ!と松緑丈ベタ褒め状態でしたが、
・・・・・この雑誌にも近いことが書いてあってワラタです。
(笑・そっか~海老さまは映像よりも舞台映えの人なのかー)


映画と歌舞伎について語られたら、今回の大特集だけじゃ足りなさ過ぎて、
語れる方が語ったらすんごいページ数になりそなくらい奥深いものだと思うのですが、
今、こういう特集を組んでくれた「演劇界」には大感謝ですわ。
あんまりこういうこと語る雑誌とか殆どなくなっちゃったから、貴重だなぁと。
またやってほしい企画です^^

(来月出る1月号は十三世仁左衛門丈特集なので、また買うわー・笑。
バックナンバー見てたら、2012年1月号って六代目特集だったとは!。
早速取寄せかけましたわ)



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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
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