映画「血文字屋敷」(1962年・東映)
2012年09月02日 (日) | 編集 |
橋蔵さん出演映画の未ソフト化作品です。
この作品は大友柳太朗さん主演なので、大友さんカテゴリーに入れさせていただきます。

(キャスト)
神尾喬之助・茨右近:大友柳太朗
大岡越前 :大川橋蔵
園絵:丘さとみ
お妙:桜町弘子
知らずのお弦:久保菜穂子
戸部近江之介:平幹二朗
金山寺音松:多々良純
黒門町の壁辰:三島雅夫
新太:山城新伍
横地半九郎:加賀邦男
神保造酒:阿部九州男
大迫玄蕃:小堀明男
荒木陽一郎:山本麟一

あらすじは、今回は東映のオンデマンドサイトで見ましたので、
そちらで^^;
movie circus

(感想等)

笑顔を向けた大友さん(喬之助)に、恥じらうような笑みを浮かべる丘さとみたん(園絵)が可愛いくてもぅ
(´Д`*)
御書院番士に務める喬之助だけど、その与頭の戸部近江之介(演じるは平幹さん)が園絵に目をつけてたものだから、
嫉妬から取り入る他の番士と共に、嫌がらせを喬之助にします。
喬之助と園絵の婚礼にも、かれらは出席せずという・・・・( ̄ω ̄;)
(その時奴等は、戸部と共に女遊びに興じていた)
新太(山城さん)他、町人達は温かく婚礼の準備を手伝ってくれたけど。
そんな状況下でも、その時は二人は幸せをかみしめていたんですよ。

が、その夜に戸部に命じられて番士の面々が喬之助宅に酔ったまんま押しかけ、
酒を出せと暴れます(ひでぇ・・・・ほんと酷い・・・目を覆うばかりの惨状)
しかも朝まで。

新太達はお気の毒だと喬之助に同情します。
そこに現れたのは大岡越前(橋蔵さん)。
たき火にあたりながら話をしてた新太たちの話を聞いた越前。
(お忍びでやってきたようでw)

ウソの出勤時間を告げられて恥をかかされたり、
数々の苛めを受ける喬之助
(う・・・・何かこの作品、胸糞悪くてここまで見るのめっちゃ辛い(TωT))

そこへ、越前のお呼び出しがかかります。

無言で扇子をパチパチやって、越前様威圧感がっ(笑)
役目上色々噂を聞きおよぶが・・・・・
と、一応あくまで噂という建前で
新婚早々の部下の家に遊女ともども上がり込むような輩はいないだろうと、
<俺の耳には入ってるんだぞ、自重しるっ!>な圧をかけてその場は終わります。
去り際、越前が喬之助の足元に落とした扇子には<忍>の一文字。
(でもさぁ・・・・苛められる方にも限度があらぁよ(;ω;))

総登城の日、上記の越前の圧もきかなかったのか?
喬之助が挨拶をしたのに、戸部は挨拶しなかっただの因縁をつけ、
番士の連中は喬之助に罵詈雑言、果ては頭を踏みつけるなど、
苛めをエスカレートさせます。
(こういう奴等って調子に乗るから、暗に言葉で云々でなく身体で分からせないとダメなんでね?)

ついに怒りが頂点に達した喬之助。
顔を上げて、赤い目のまま高笑いをしたかと思うと立ち上がり去ります。
それを制止しようと追いかける喬之助。
真面目な喬之助を揶揄して馬鹿にする残った番士連中ですが、

そこへガッと障子があけられ・・・・

戸部近江之介の首がっ!!( ̄□ ̄;)!!!ついにっ!!
(越前様~やっぱり奴等にががっつりと直接天誅しておいて欲しかったよ。
我慢すれというのにも限度が・・・)


逃げる喬之助。
左官屋の黒門町の壁辰(三島さん)のところに町人として雇ってもらおうとしたのかな?
逃げ込む。
お妙(桜町さん)は迎えるが、その後帰ってきた壁辰は十手を預る身なので、
捕えようとする。
喬之助は、自分の前にもこうやって苛めぬかれてやめていった者達の分も含めて、
番士残る11人を倒すまで捕まることができないという。
尚も捕えようとする壁辰にお妙は「縛ることだけのために十手を預っているのか」と父に訴え・・・・

あっさり味方に(笑)。
が、じ十手持ちの金山寺音松(多々良さん)がやってくる。
音松は無言でどうやら壁辰の味方?をするが、
後ろには捕方が押し掛けてきた。
中には喬之助。
危機一髪だが、音松がこれは人違いで、渡世人の茨右近殿だとその場を取り繕う。
(で、あっさり捕方退散かいなw)

で、一方本物の茨右近(大友さん二役)
(喧嘩屋右近というと、杉良太郎さんのを思い出すなぁ♪「魔像」とか昔の映画でも同じ題材があるようなので、むしろ杉さんのあのテレビ時代劇はスピンオフか?)
こちらは明るくて威勢のよさそうな御仁。
そこへ音松が喬之助をつれてやってくる。
言わずとも右近には分かっていた。
喧嘩っぱやい右近は早速~♪とのりだそうとするのを音松が制し、
喬之助は右近&お弦(久保さん)の元に預けられる。

まず標的にされたのは番士の一人、大迫玄蕃(小堀さん)。
悲鳴を聞いてかけつけると「お命頂戴只今参上」の文字が。
びびりまくる玄蕃。
カチカチカチという音に部屋に入ると、床に書状あり。
そこには大きく「一番首」と書かれてあった
(この暗闇の中のじっとりとした雰囲気が緊迫感をそそるわぁ)

奥に人影。
玄蕃がびくつきながら刀を持つも、相手が迫ってくる。
白装束の男に玄蕃は一太刀で斬られた。

一方、玄蕃から知らされてかけつけようとした浅香慶之助。
「大迫玄蕃が待っておるぞ。地獄の門口でな」←エコーかかってます(笑)。
そして浅香も一瞬で斬!
(ひょっとして喬之助と右近と分担してやってる?)

園絵が番士4人に「喬之助はどこにいる!!」と暴力を受けていた(ううっ酷い)
彼らが去った後、なんと・・・・・

お弦が園絵をつれて右近宅にきた♪
(右近&お弦夫妻のコンビネーションが楽しい♪)
気をきかしたお弦と右近。
つかの間の幸せ。
(二番首まではどうやら喬之助の単独行動)。

その後、猪股小膳も喬之助の手によってやられた(三番首)


おびえまくる番士は、神保造酒(九州男さん)に用心棒を頼みこんだ。
同情の横地半九郎(加賀さん)らが助太刀に。

逆さ屏風から右近がっ!(笑)
四番首を斬り、めっさ生き生きしている右近さん。
あなたのほうが喬之助よりキ印ですよ(爆)。
喬之助で抑圧されている反動か、大友さんの右近の言動が楽しそうだww
(六番首まで完了♪)

ああ・・・・喬之助を逃した音松ことを越前は建前では次は逃すなといいつつも、
二人の間のあの笑みは、喬之助の復讐を秘密裏に容認してるのかww


なんで俺たちがこんな目に!
そもそも町奉行がちゃんと捕えないからだよ!と逆切れの番士たち。
連盟で直訴してやるっ!と集まった先に・・・・
壁に<忌中>の文字。
不吉なっガクガクブルブルな番士たちが振り返ると・・・・

正座して頭を下げた喬之助がっ!( ̄□ ̄;)!!!きたー

1対11人の戦闘きたよー!!

と思ったら、同じ白装束の右近も加勢か!(笑)

(キャラが180度違う役を大友さん大変ですな)

次々と斬っていく喬之助&右近。
そして・・・・

十七番首をあげて終わった時、
それを見届けた(!)捕方がやってきた。
壁辰の前に約束だと喬之助は進み出る。
しかし、喬之助をニセモノだと壁辰はいい、
なんと右近をひっとらえる(えええええっ!!!!)
何故か自分から捕えられ、ニヤリと去っていく右近。


そして捕えられた右近を見て大岡越前、
「ニセモノには用は無い、去れ!!」と壁辰と音松に喬之助を捕えることを命じ、
右近放免、
なんと右近の足元に<通行手形>を放る
(にゃるほど!お奉行頭いいっ!)

喬之助と園絵はその通行手形を持って旅に出、
街にはまた平穏な日常が戻ったのでした。

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この映画はなんつっても喬之助と右近の一人二役を演じた大友さんが見どころ。
180度違うキャラなのですが、
きっちり演じ分けできているので、
喬之助にはあまりの悲惨さに胸が苦しくなって同情しますが、
右近にはスカッ!とさせられます。

お弦の久保菜穂子さんの、小気味よさとほのかな色っぽさも素敵だったわ(´▽`*)
(お弦ってこざっぱりしてるから美味しいキャラですよね~)

澤村宗之助さんの長岡が最後でしたっけ?
澤村さんも安定の小物クォリティー。

前半戦が、イジメられ抜かれて胸が苦しくなり
「いいよ、もうヤメてっ!!!」と辛くなる映画なのですが、
後半戦で斬りまくりでじわじわ責める復讐が、その反動でたまりません(笑)
相手の番士が泣き落としかけようが、容赦なしっ!
そりゃそうだよなぁ~あのイジメは酷過ぎた。
やったヤツはそれだけの報いを受けるべし。
溜飲は下がりますが、その反動はすさまじい^^;


橋蔵さんはちょい出でしたね。
いいとこどりの越前様なので、そこはさっと愛でるということで。



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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
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