映画「綱渡り見世物侍」(1955年・大映)
2012年06月18日 (月) | 編集 |
(あらすじ)※時専より

浅草の阿蘭陀座で手裏剣投げの妙技を披露し、人気を博している力太郎(市川雷蔵)とお小夜(水原真知子)は相思相愛の間柄。
力太郎は、お小夜の父親が背負った借金を返済して、お小夜と晴れて祝言を挙げる日を楽しみにしていた。
ある日、力太郎は「若様」と老武士から声をかけられる。
老武士は奥州二本松藩の江戸家老・加島文太夫(坂本武)であった。
失踪中の嫡子・鉄之丞と瓜二つの容姿の力太郎は加島から礼金百両を提示され、身代わりとなるよう頼まれる。
百両あれば借金が完済できる。
力太郎は二本松城へ行く決心をした。
一方、本物の鉄之丞は江戸の一角に隠れ住んでいたが、陰謀派の襲撃を受けて川に転落。
行き着いた先はなんと阿蘭陀座であった。
お小夜は転落のはずみで頭を打ったのであろうと、別人だとは気付かなかった。
そして阿蘭陀座の次の巡業先は、力太郎のいる二本松城へと決まった。

(感想等)

時専の雷蔵さん枠で放送された本作を録画してあったので見ました。
(雷蔵さんの映画はも~どんどこ溜まってるのですが^^;)

雷蔵さんが、若さまと旅芸人の力太郎との二役を演じています。
デビューの翌年なのでまだ初々しいです^^
ですが、上品な若さまと気風の良いてやんでぃな旅芸人との演じ分けが上手で、
雷蔵さんてやっぱり二の線も三の線もうまいですのぅ。
顔は同じなんだけど同一人物には見えないんですよ。
それだけ演じ分けができてる。

特に食事シーンとか(若さま用のお膳と、くさやのご飯)
それぞれのいい人に迫られるシーンとか、
入れ替わったことでこまったことになった時のリアクションが面白いw
若さまはあくまで侍言葉で上品、
力太郎は町人だからもーおとなしくできない。
若さまならではのちょっとカタめのところと、
町人のぐだけっぷりと、ほんと違和感ないんですわ。

この物語はそんな雷蔵さんの二役を楽しむ作品ですが、
ラストの着ぐるみのトラ&クマまで暴れるわ、
ターザンみたいに蔦にぶら下がって悪い者どもをやっつける芸人達は何ですかっ(爆笑)。
全般的に半分強お笑いが入りつつ、ゆるく楽しめる映画でした。

清川虹子さん演じる、旅の一座の座頭・蘭々斎天花の打てば響くパリッとした言動もかっちょよかったです。


しかし、力太郎とお小夜はめでたしめでたしだけど、お蝶はどうなったんでしょうね?


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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
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