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 映画「眠狂四郎無頼剣」(1966年・大映)
2012年06月04日 (月) | 編集 |
久しぶりに雷蔵さんご出演作品を時専で見ましたが・・・
しびれた・・・・!!
雷蔵さんといい、天知茂さんといい、絵づらといいすんばらしい!



眠狂四郎 無頼剣 [DVD]

(あらすじ)※時専より

眠狂四郎(市川雷蔵)は、居酒屋である事件の話を聞いた。江戸で1、2を争う油問屋弥彦屋へ白昼、浪人・愛染(天知茂)が忍び込み、ランプ燈に使う油精製の原理が書かれた図録が盗まれたという。
それは大塩中斎とその息子によって研究されていたもので、父子はその権利を一万両で譲り、貧民救済資金に充てるつもりであったが、商人の裏切りに遭い、大塩父子の首は河原にさらされることとなった。
愛染(天知茂)は父子を死に追いやった張本人・老中水野忠邦への恨みを晴らすべく、江戸を火の海にしようと企てていたのであった。狂四郎は愛染一味と対決する!

(キャスト)市川雷蔵(眠狂四郎)/天知茂(愛染)/藤村志保(勝美)/工藤堅太郎(小鉄)/島田竜三(伊佐)/遠藤辰雄(日下部玄心)/上野山功一(一文字屋巳之吉)/香川良介(弥彦屋彦右衛門) ほか

監督:三隅研次
脚本:伊藤大輔

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(感想等)

あれはチェンバロの音色でしょうかね?
随所で同じ音楽が奏でられるのですが、各場面と共に印象的に残りますね。
ちょっと格調高くもあり、美しい。

始め弥彦屋に押し入った際の愛染、弥彦屋の下のお嬢ちゃんを利用したとはいえ、
子供にはとっても優しくて、ニヒル天知茂さんが子供に相好を崩す表情を見て、
いきなり撃ち抜かれる熊猫屋(笑)。

そこから愛染がただの悪役じゃない魅力を知るのでございました。

しかし、「まるで愛染が主役」という向きもあるようですけれども、
雷蔵さんもいつものよーにむっちゃ魅力的。
(釣りんとこの土下座はビックリしましたけどねwそういうキャラではないだろと^^;)
魅力としてもほぼ互角の対峙に、ドキドキした熊猫屋でございます。
敵役も魅力あってこそ、両者が引き立ってより作品が素敵に見えます。
見る方は緊迫感に手に汗握るし、ドキドキする。
この作品はそのように感じました。

狂四郎の黒・愛染の白、共に「円月殺法」の遣い手がほぼ互角の戦いを見せる。
月明りの屋根の上、最後のガチ対決の時はも~目を皿のようにして見て、
そしてしびれました(*´Д`) =3はぅ

遠藤辰雄さんが小悪党な役で出演されてましたね・笑
月明りの橋の上、狂四郎と遠藤さん演じる日下部一味が対峙しますけれども、
あっさりと(わはは)

子供を長屋に狂四郎が送った時の愛染との言葉を交わした時とか
(釣り場面もですけども)
会うごとにニヒル天知さんの眼光がギラッと射抜くようでございます。
藤村志保さん演じる勝美にも容赦なく、
「こちらの邪魔になるようだと待った無しに消すぞ」とお見通し&容赦なし(( ;゚Д゚))ブルブル

狂四郎も
「思う事言わねば腹膨るるとかで、余程思案に余ることなら聞かぬわけでもない。
但し、断っておくがワシはまともな人間ではない。
当の本人が言うのだからます間違は無いと承知の上でなら」と、
緊迫感ある台詞あり(( ;゚Д゚))ブルブル

台詞に・行動に・殺陣にドキドキする(&させられる)、心地好い緊張感。
見ていて最後まで飽きません。


最期の愛染が、弥彦屋の女の子との約束をちゃんと覚えていて、
その子にあげるおもちゃを懐から出して果てるシーンは泣けた。・゚・(つД`)・゚・。
そして、その竹細工のおもちゃが屋根を滑りカラカラと落ちていく様に、
熊猫屋涙腺ダバー・・・・愛染っっ!!

火事で燃える町に鳴り響く半鐘。
遠い目でいずこを見る狂四郎がもの哀しげでありました。

雷蔵さんも天知さんも私には素敵な作品でございました。
絵づらも月下の場面とか美しく、
満足の作品でございます。




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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
コメント
この記事へのコメント
眠狂四郎音楽控
キングレコードのCD『眠狂四郎音楽控下巻』の解説書の音楽解説の部分には、こう書かれています。「音楽は同年公開の前作『眠狂四郎多情剣』に続いて伊福部昭が担当した。本映画の音楽は『多情剣』と同様に、チェンバロの音色をあしらった「狂四郎のテーマ」が軸となっている。チェンバロの音色は、黒ミサでころびバテレンに孕まされた武家女が産み落とした宿命の子・眠狂四郎にふさわしいものとして、伊福部自身が選び出したものである。この「狂四郎のテーマ」は、メインタイトルや、狂四郎が登場する場面、あるいは物語に狂四郎の影が投影される場面に決まって流れた。またそれとは別に、本作のもう一人の主人公の愛染が登場する場面において、「愛染のテーマ」あるいは「大塩一派のテーマ」というべきメロディが流れる。チェロを主体とした弦楽器によって奏でられる朗々としたメロディである。収録曲は7曲。」『眠狂四郎無頼剣』の音楽を収録したCDは、前述の『音楽控下巻』(現在、廃盤)とバップの『伊福部昭未発表映画音楽全集大映編 座頭市シリーズ/眠狂四郎シリーズ』だけのようです。
2012/06/09(Sat) 19:29 | URL  | なんてこったい(!!) #-[ 編集]
なんてこったい(!!) さんへ
お久しぶりですね!こんばんは^^

なるほど、狂四郎のバテレンの母がらみもあってのあの音楽なのですね。
深いなぁ!
音楽までしっかと計算されて、あの優美かつ印象的なメロディラインとは恐れ入りました。
映像と共に頭に残りますよあの音楽群は。
今回も、教えて下さってありがとうございます^^
メモっておきますわ♪
2012/06/10(Sun) 00:00 | URL  | 熊猫屋 #-[ 編集]
天知茂氏&渡辺宙明氏の新東宝作品
管理人様、そう言っていただけるとうれしいです。ありがとうございます。そういえば、天知茂の新東宝出演作品で、未DVD化作品に6月にチャンネルNECOで放映されている『少女妻 恐るべき十六才』があります。ちなみに音楽は、『眠狂四郎人肌蜘蛛』『忍びの者』シリーズの渡辺宙明氏です。昭和三十五年の芸術祭参加作品だそうです。今月は、今日と22日と28日の放映です。
2012/06/11(Mon) 19:20 | URL  | なんてこったい(!!) #-[ 編集]
なんてこったい(!!)さんへ
丁度「少女妻」は私的天知さん祭中なので、いつぞやか朝に流し見ました
まだきっちりは見てないので録画を後日見ますが、
これの天知さんもただの殺し屋じゃなかったですね(笑)
音楽も映画の一部を形作るいち要素なねで、重要ですよね
( ̄∀ ̄)
2012/06/12(Tue) 07:00 | URL  | 熊猫屋 #8tclgd.Q[ 編集]
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