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 映画「乞食大将」(1952年・大映)
2012年05月28日 (月) | 編集 |
同じ大映でも、これより後年の1964年にも勝新太郎さんが後藤又兵衛役で、
同名作品が作られているようですよ(・▽・)


市川右太衛門御大主演作品。

己の信ずるところを突き進み、
その信念を曲げなかった男・後藤又兵衛を右太衛門御大が演じます。


劣勢で戦で宇都宮に負けた黒田長政(月形龍之介さん)←昭和27年にもかかわらず、すっごく若く見えるんですが(笑)
腹心の後藤又兵衛も戻らず、もはやこれまでと髷を切ったが、
そこに又兵衛が帰還する。
が、戻るや否や又兵衛は長政に対して、今日中に侵攻すれば宇都宮に勝てると強く進言。
はぁ?何ぬかすか、明日にしろと取り合わない長政。
いくら言っても殿が聞いてくれないので、
又兵衛が強硬手段を思いつき、自ら馬を駆って独断で進撃(おいおいお~い!!)
直後それを知った長政仰天、慌てて後を追います。


・・・・で、又兵衛の進言通り宇都宮に勝った!(・▽・)ノバンザーイ!
嫡子の花若と←凛としてかわゆい
鶴姫(中村芳子さん)←戦前からの流れをくむような雰囲気がいい
を人質に。



ここで長政は宴に宇都宮鎮房(羅門光三郎さん)を呼び出して、その場で殺害しようと企てる。
その役に又兵衛を指名するが、
戦場ならいざしらず、そんな場のお役はご免こうむると拒否。
殿さま相手にも臆すること無しの又兵衛さん
(右太衛門御大の明るいキャラもあって、思わずにやりとさせられます)

で、宇都宮がやってきて宴が催されるが、
宇都宮も何で呼び出されたんか分かってるのか、盃を受けながらもじーーーーっと長政から視線をそらさず、
緊迫感満タン。

そんな中、長政の配下が魚を持ってきたが、器ごと何と宇都宮の頭にガーン!とやり( ̄□ ̄;)!!
額から血をタラッと流れた宇都宮、じっと前を見て・・・・・
更に長政の家臣に囲まれたが・・・・・

戦闘開始!!
(長政のやり方が卑怯なんで、思わず宇都宮に肩入れする熊猫屋・笑)

しばらくして、宇都宮の前に出でたるは後藤又兵衛!
長い槍を持って彼と対峙します。
お能の鼓の音と相まって、印象的な二人の対峙&闘い。

そして、真剣勝負の二人の戦いは、又兵衛に軍配が上がります。
(宇都宮の表情からして、お互いの真剣勝負で納得いったんだろなぁ)

花若と鶴姫もあやうく処刑されるところであったが、
又兵衛の功を持って命乞いがかない、処刑をまぬがれたのであった。
堅固で暮せと彼女たちの前から馬を駆って去る又兵衛

又兵衛は黒田から離れたのだ( ̄□ ̄;)!ナンダッテ!
(殿に愛想つかしたんだろうよ・笑)

怒り狂った長政は、又兵衛の首をとってまいれ!と配下に命じた(あ~あ)

供はいらぬと厳命したにも関わらず、
又兵衛を慕って次から次へと又兵衛を追って人が終結
(又兵衛さん、仁徳ですなぁ(´▽`*))
自分は乞食同然だからついてきたも腹が減るぞと又兵衛は言うが、
それも承知の上かどんどん人が(笑)

そして、仕官しては家来に禄を与えてくれれば自分はいらぬと又兵衛。
相手はこれは良い買い物とホクホクだが、
その家来は100人を超えていた(爆)

長政に命じられて二人組が又兵衛を討ちにきたが、
圧倒されてできず、
戻ってきて報告したが、
又兵衛ほどの男を討とうとは余の間違いであったと、長政は笑って許したのであった^^

時は流れて、未だ放浪の又兵衛一行。
相変わらず貧乏野宿生活らしいが、家来は黙ってついてきてくれてるようだ。
そればかりではなく、今日は殿の誕生日だからと、
百姓の手伝いをして食糧を得、お祝いする家来たち(´▽`*)ほのぼの

(このシーン、かなり楽しい♪)

花若と鶴姫。
花若もすっかり長じていた(澤村マサヒコ=現在の津川雅彦さんの子供の時の芸名)
鶴姫は尼になることになり、別れ別れになることになった二人。
その道すがら、川を渡る又兵衛一行を発見、
花若は唇を噛んで進み出ようとするが、鶴姫が止める。

更に時は進み慶長19年。
大坂の役で豊臣と最後の一線に挑もうとする徳川方だが、
何と豊臣方に又兵衛がいるらしい。
(長政は徳川側にいるぞえ)


又兵衛は、宇都宮の17回忌ということで、
鶴姫のいる寺にはせ参じて話していた。
又兵衛退出時に、花若とすれ違う。
鶴姫から又兵衛と知って追おうとする花若を止める鶴姫。
又兵衛殿を討つのは筋ではないという鶴姫であるが、
それは花若の耳には届かない。


戻った又兵衛に、家来が客人と。
堤西堂(見明凡太朗さん)だ。
本多佐渡守から頼まれてやってきたという。
どうやら、沢山の土産を持って徳川側に懐柔しに来たらしい。

又兵衛「さらば、日本中の大名を引き受けて戦うのも大丈夫の本懐!この上なき死に場所ではあるまいか!」


又兵衛さん・・・・あなたここでも己の信念を・・・・

更に、花若をじっこんの大名にとりたててもらえないだろうか?と堤西堂に頼む
(うわぁ・・・・優しすぎるよ又兵衛さん(TωT))
快諾する堤西堂。


花若は板倉家に取り立てられていた
(又兵衛の口利きだとは知らずに・・・・)
出陣の準備ができた又兵衛。
寺の鶴姫に報告に来た花若とバッタリ(あうあうあう)
刀を抜いて討とうとする花若の非礼を鶴姫はわび、兜を花向けに渡す。
その姫の心を受ける又兵衛
(でも、花若に戦場でと言ったことといい、この兜を目印にと言ったことといい、又兵衛さんまさか・・・・)


そして、又兵衛は勇ましく出陣するのであった

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その後の顛末は映像にはないのですが、
ひょっとしたらひょっとするかもなぁ・・・・と想像をかきたてられます。

この映画、62分と短いながらもとっても雰囲気がいい映画で、
右太衛門御大の明るいキャラが良い方向で引き出されるわ、
しかもむちゃくちゃ格好良いんですよ!(姫から兜を受ける時の出陣姿といい、その前の家来達との宴といい、めっさ男前~♪)
東映以前の右太衛門御大って何でこんなにも格好良いんだろう(笑)

↑東映時代劇での御大しか知らないみなさまにも是非見ていただきたいわ!

更に、家来達も華を添えていて、愛すべき家来達^^
短い中に又兵衛との絆と信頼がむぎゅっと凝縮されていて、ほっこりします。

蓋を開ければ長政も根っから見どころない奴でなかったし(月形さんだしね!)
若気の至りの花若といい、
ちょっと軌道がズレちゃう人あれど、根っから悪はいなかったような?

鶴姫は、戦後時代劇の姫とは雰囲気が違いますよね。
どっちかというと戦前に近い。
これがまた良い雰囲気を醸し出していて、
フィルム状態があまり良くはないのですが、佳作とも言うべき良作です。
(モノクロです)
コンパクトながらも魅せてくれた作品でした(登場人物にみな味がありましたし^^)



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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
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