映画「満月あばれ笠」(1956年・東映)
2012年05月17日 (木) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより
御家人くずれのやくざが遊侠の群に身を投じつつも真実一路に生きて許婚を救う。
山手樹一郎原作、東千代之介主演。
勝沼宿三右衛門は獅子鼻の新兵衛に縄張りを荒らされ、甲府勤番支配頭・鈴木将監に娘・お浜をさらわれそうになる。その危機を救ったのは風来坊・やらずの勘八だった。
勘八はかつて織部信太郎という青年武士だったが、武家社会の醜さを嫌い出奔、いまは旅烏になっていた。


キャスト:東千代之介/田代百合子/長谷川裕見子/宇佐美諄/加賀邦男 他

(感想など)

東映chでは初放送作品だそうですね(・▽・)
東千代之介さんは未ソフト化作品が多いんで、今後も何か出てくるかしら?(笑)

理由もなく罷免された父のことがどうにも解せなくて、
怒りのままに信太郎(東千代之介さん)は若年寄の美濃部山城守(神田隆さん)にそのことを尋ねたが、
邪険にされて追い出される
(美濃部が権力をほしいままにしたいがために、主なポストを身内で固めるためだったんですがね)

信太郎の突っ走りのために、
織部家は閉門蟄居、信太郎は所払となる
(ここのあたりの信太郎の一人よがりの行動、中二病か('A`))

で、なんか急に笑い出したかと思ったら「武士が嫌になった!」と、
家を飛び出してしまう。
そして、旅するうちにどんどん格好も変わってきて流れ者になった信太郎
山に向かって「母上ーっ!」って叫ぶところは唐突なんで笑ったw

勝沼三右衛門(清川荘司さん)の娘・お浜(長谷川裕見子さん)という娘がからまれている所を助けた信太郎。
そのからんだのが獅子鼻の新兵衛(阿部九州男さん)の手下どもなんだが、
手下どもは新兵衛に信太郎のことを勝沼の息のかかったものだと報告(そんなにただの旅人にやられたのが悔しい?・笑)
元々勝沼が邪魔くさい新兵衛は、夜に勝沼に襲撃をかけることに決める。

お浜の誘いで勝沼に草鞋を脱いだ信太郎。
いまは勘八と名乗っている

お浜さんにごはんを御馳走になってひとときの休息だったが、
どうやら何かひと波乱ありそうな雲行き。

新兵衛のバックには・・・・なんとあの美濃部山城守と一緒にいた鈴木将監がバックについているらしい。
(なんとまぁ・・・)
いざ勝沼に襲撃!と新兵衛らが行こうとすると、

勘八が先回りしてやってきた!!(^ω^;)はえぇ

信太郎「このドスがキラリと光ってちゃりんとおさまりゃ必ず誰かが血をふくことになってるんでぃ!
わかったな新兵衛!わかったら明後日の祭礼には家でおとなしく盆栽でもいじってろ!」
新兵衛「ぼぼ・・・・盆栽をいじっております」(←さっきと威勢が違うっ^^;)

この妙な正義感満タンが変なことにならんといいが^^;


あ~あ、新兵衛早速鈴木将監に告げ口してよからぬ相談を・・・・

祭りが始まって、勝沼の親分は勘八のおかげと談笑。
お浜さんの恥じらいっぷりが可愛い^^

夜は櫓の太鼓の音に合わせて皆が踊り出す。
(ここののどかな踊りの風景が良いなぁ)
お浜は勘八との別れが辛い・・・・惚れちまったようですね。
(あれ?二人の様子を見てやきもち?の男一人・・・)

勘八は再び旅に出たが、
その頃勝沼の親分らは新兵衛らに囲まれて殺されてしまった!
( ̄□ ̄;)ああーやっぱり・・・・

一方、勘八が旅の途中で見かけた娘さん・・・・何かいわくありげ。


寺で雨宿りをしようと入ると、さっきの娘が
(さっきから何かしゃべったらいいのに、目だけでわかれといわんばかりの表情がちょっとアレだが^^;)
他に一人男がいて、博打して負けたやつが出て行けとか因縁つけるので、
喧嘩してたたきだした勘八。
するとこんどは娘さん、癪を起したので薬を飲ます勘八
(ドサクサに紛れて雷の音で抱きついたり、この娘っ^^;)

さっきの男、半兵衛という親分のところにかけこんだ。
新兵衛も追っているお尋ね者の「お雪」を見たとその男は言う。

そう、あの娘の名はお雪というらしい。
また一人で旅を始めるお雪(田代百合子さん)。

半兵衛のところにたまたま勘八がやってきた。
さっきの男はいきり立ち、
半兵衛もやっちまえ!となるが、
勘八もやりすぎ・・・・全員縄でくくって顔に墨で落書きとか、
ちょっと悪ノリしすぎでないか?^^;

宿についたお雪だが、入ってきた十手持ちに問い詰められ万事休す。
そこへタイミング良すぎだが^^;
勘八が俺が連れだと言い、またもや十手持ちを蹴り倒す
(どこでも喧嘩売りすぎだわ)

お雪と勘八はいっしょに旅を始める。

勘八を追って旅するお浜・利之助・平太。
お浜の口からなんとなしに勘八に対する想いがチラチラ見えて、
利之助は(勝沼の仇打ちで味方になってもらおうと勘八を追ってるのに)
そんな気持ちで?とお浜を問い詰める。
それを否定し、利之助の気持ちも知っているお浜だが、
気持ちは偽れないんだよと・・・・

勘八に優しくしてもらっているうちに心が?のお雪。
旅籠でお雪の話をきくと、
なんと織部の家に行って夫の行方を聞きに行こうとしているらしい。
自分のことだと知って驚く勘八(=信太郎)だったが、
更に話を聞くと奥村勘解由の娘である雪は、鈴木将監の息子の惣之助にしつこく言い寄られていたらしい。
(また鈴木かいな・・・)
奥村勘解由は鈴木が申し入れた縁談をきっぱりと断り、
更にご政道を正した。
奥村勘解由は、自分に何かあったらこの直訴状を持って信太郎の所に行って助力を乞い、
幕府に直訴するのだと雪に託す。


案の定、奥村勘解由、夜に襲われ果てる(涙)

親父も親父なら息子も息子、惣之助が父が亡くなったばかりの雪をまたもや襲おうと・・・orz
雪はかくして振り切って逃げて現在に至るという。

まだ自分が信太郎と名乗らぬまま、その男が乞食になってたらどうするんだいと問うと、
それなら私も乞食になりますと雪。
この世で一人と誓った夫だからと。

旅籠の前をお浜たちが通るのを見つけ声をかける勘八。
旅籠の中で話をしようと招き入れると、そこにはお雪。
お浜さんの目には嫉妬玉が(笑)


わけを聞いて、助っ人を承諾した勘八だが、
お雪の要件も大事なのでまずは先に彼女を江戸に送り届けたいという
(うわ~お浜さんの顔がびみょん^^;)


ひいぃ!今まで勘八が痛めつけた人たちが総出で襲いに来るぞー!Σ(゚д゚|||)ガーン

朝早く出立しようとした勘八ら一向。
しかし、表には襲おうとしてる連中がとぐろ巻いてますぜ(ガクブル)

囲まれてはいるけれど、あーそうか・・・・
新兵衛がいるからお浜さん達はここで仇打ちができるわけだね(・▽・)



しかし5人(そのうち一人は使えない)VS沢山っ!って無茶な(笑)

最後は、信太郎の叔父で公儀の青木摂津守がお上の威光でしめるんですけどね(わはは)
叔父の、妻が無くなって父親がめっきり弱くなったぞ帰ってやれという言葉に、
神妙になる信太郎。

勘八が信太郎と知って顔が明るくなるお雪と、
やっぱり侍だったと落胆するお浜。

信太郎はお雪と帰路につくのであった。

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ラスト、お浜さんがちょっと可哀想ではありますわ。
そこに身分の壁がっ(泣)

信太郎=勘八が結構若気の至りすぎて、
頭使う前に手が出るタイプのようで、
正義を振りかざすのは良いがやはり中二病^^;
どんなに沢山敵作っても最後は全員倒すぜ!というのがご都合ではございますが、
単純明快で分かり易い作品ではございました。

でも、山手樹一郎原作ものにしちゃラストがほっこりできんな^^;
みんながハッピーな作品ぢゃなかったのね。
(お浜さんは仇は討てたけど、男はとれんかったからなぁ・・・)

東千代之介さんは踊りのプロなんで、
櫓の太鼓の音で踊る姿はやっぱり綺麗でしたよ^^






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