映画「大岡政談 黄金夜叉」(1955年・東映)
2012年05月02日 (水) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより

名奉行・大岡越前守の人情裁きを中心に江戸八百八町に入り乱れる謎と波乱に満ちた捕物時代劇。
月下の江戸で両替商近江屋の女中おはつが斬殺された。
事件は直ちに南町奉行大岡越前守の許に届けられる。
その一方、近年、大判改鋳にかこつけて大量の贋造小判が流通しており、越前守は事件の背後関係の調査を奉行与力小川欣吾に命ずる。
近江屋は、大番頭幸蔵に唆されて、金座改役藤尾銀兵衛、勘定奉行高垣備前守と結託して贋造小判を流しており…。

キャスト:月形龍之介/明智三郎/山形勲/宮川玲子/立松晃/安宅淳子/上代悠司 ほか


監督は、月形さん主演の「水戸黄門」ものをいくつも監督されている、伊賀山正徳 監督です。
(え~と~同シリーズの「火牛坂の悪鬼」とか「怪力類人猿」とかいう珍作も・・・・・笑)
脚本は結束信二 さん。

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(感想等)
久しぶりの東映時代劇ですの。
やっぱり見るとホッとするわ(笑)
本作はモノクロで、1時間未満の短い作品なのでサクッと鑑賞。

月形さんが大岡越前を演じます(・▽・)

女が全く人気の無い通りを男二人に追われるという、
何とも不自然(笑)かつ不気味な場面から始まります
(何で人がいないんだ?)
女は男に斬られます。

目明しがそれを見つけます(何故人影は無いのに目明しはいるのか?)
死んだ女のそばには女が持っていた風呂敷包みが。
風呂敷には「近江屋」と書いてある。
男二人は捕方と格闘するが、橋から川に飛び込んでまんまと逃げおおせる。

本件の調書を見る大岡越前守(月形さん久しぶり~♪)
そこへ小川欣吾(明智十三郎さん)が入ってくる
調書は先の近江屋女中・おはつ殺害事件のものだが、そこでは怨恨とされていた。
しかし、越前は近江屋が将軍家おかかえの両替商、
そして最近贋造小判が流通していること、金座改役や勘定奉行との繋がり・・・・
色々思うところがあるようだ。
与力である欣吾に調査を依頼する越前。

はは~ん、近江屋の番頭は女たらしらしい。(近江屋のお嬢様つきの女中曰く)
以前はおはつに優しくしてたのに、おはつが殺されても何事もなかったようにしてるのを、
冷たい人だとお嬢様に女中(ハッ、番頭の面がまえ・・・・おまえがっ( ̄□ ̄;)。
番頭とお嬢様の縁談話があり、近江屋の主人はその気らしいが、
お嬢様は嫌がっているようだ。

え~と、どうやら番頭と金座改役藤尾銀兵衛は繋がっているらしい。
密会場面で他にもう一人、シルエットで出てきた男は誰だ?!

番頭は水茶屋のおきょう(宮川玲子さん)にも手を出しているようだ( ̄Д ̄)
そのおきょうが、関係をせまってきた。
このことを役人に知らせたら(大店の番頭としての)おまえさんはどうなるんだろうねぇ?と
(女はコワイ・笑)
銀兵衛の使いの男が茶屋にやってきて、番頭に忠告。

番頭に呼び出されたおきょうは、殺された(やっぱりか!)

夢にうなされる近江屋の主人。
ふと目を覚ますと障子の向こうに女の影。
すると・・・・障子を開けて入ってきたのは・・・・死んだはずのおそのっ!!!
( ̄□ ̄;)ナンデストー
と思ったら、娘のおゆみ(安宅淳子さん)であった。

うなされていた近江屋に、何か隠しているんじゃないかとおゆみ。
母が生きていた頃は今よりずっと店は小さかったが、
その頃の方が父も楽しそうにしていたし、自分もその頃が好きだったと。
何でもないと娘に番頭を呼びにいかせるが、番頭は出かけているという。
外では目明しの笛の音・・・思い当たるふしがあって目が泳ぐ近江屋。

番頭らは、釣りをしているふりをしていた銀兵衛のとりなしによって、
何とか追手を振り払うことができた。

欣吾は越前に番頭を捕えるべきだというが、
越前は今捕えては背後の大物を逃がす恐れがあるという。

うわぁ~番頭、お嬢様に対しても上から目線の態度。
自分あっての近江屋とまで。
気持ち悪さ全開ですわ^^;


近江屋は、贋造小判をもうやめたいと思っているようす。
番頭と銀兵衛は密会して
「もう片付けますか」((;゚Д゚)ガクガクブルブル それって!!!


屋形船にて、番頭と銀兵衛・・・・そして「御前」と称するやつ一名の密会場面。
銀兵衛は船頭は自分の手のものですよというが、
その船頭さん、欣吾では・・・・(笑・このへんの展開はちとチープぢゃのぅ)
自殺と見せかけて近江屋を殺害するらしい。
(その御前とは勘定奉行・高垣備前守!!今回のラスボスは山形勲さんかぁ♪と見当がつく、安心の東映クォリティ・爆)
といきなり高垣備前守が船頭=欣吾を刺した!川に落ちる欣吾
(バレたかー)

近江屋は呼び出しを受け高垣備前守と面会する。
嫌なことを続けるのは間違いのもとと、贋造小判をやめてよいと告げ、喜ぶ近江屋。

一方、この家にいるのがいたたまれないおゆみは、
女中のおそのの田舎に行くことを決意。
文をしたため、父の文箱に入れようとすると、番頭が仕込んだ近江屋が書いたことにしたニセ書置きが。
内容を読んでギョっとし、おそのが奉行所、おゆみが父の元に行くことに。

別れの盃と、高垣備前守・銀兵衛・近江屋・番頭が酒を酌み交わすが、
毒がしこまれており、おゆみが駆け付けた時には、
近江屋は口から血を流して倒れた。

おそのが奉行所に到着するが、番人は欣吾は留守だととりあってくれない。
なおも奉行所の門を叩くおそのに背後から人が声をかける

大岡越前だー!(・▽・)

悪の一味の元に越前以下捕方到着ー!

敵もさるもの、贋造小判を作った近江屋を召しとりに参ったのか?
わしもこれから奉行所に知らせようと思ったところぢゃと、
いけしゃーしゃーとのたまう高垣備前守

お互いの腹の探り合いが緊迫感増しますぜ、月形さんVS山形さん(ふっふっふ)


しかし、捕らわれてたおゆみを欣吾が奪還してあっさりバレた(笑)

高垣備前守は飛び道具を出すも、ちょっとした隙に越前に落とされ、
あえなく御用とあいなった。
(あっけないの^^;)

近江屋はおとりつぶしとなり、おゆみとおそのは田舎で暮らすことを決意したのだった。

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50数分の作品なので、
展開があっさりしていてもの足りない部分があるのは否めないのですが、
月形さんと山形さんの笑っても笑ってない目&腹の探り合いを堪能する映画かと(笑)
締めの台詞に重みがあるのは、
月形さんのキャラクターもあっての重みでございまするな。
それは水戸黄門にも通ずる・・・っと。

いい意味でも悪い意味でも安心の東映規定路線で、
まったり寝転がりながら役者を堪能した熊猫屋でございます。






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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
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