映画「曽根崎心中」(1978年・ATG)
2012年03月22日 (木) | 編集 |
ここんとこ日本映画専門chで放送されてる作品を見ていたのですが
(昔の現代ものばかりだったんで、感想記録はもう一つのブログで^^;)
本日は「曽根崎心中」です(・▽・)
梶芽衣子さん出演ということと、1950~60年代の映画でお気に入りになった増村保造監督作品ということで、楽しみにしておりました。


(あらすじ)※日本映画専門chより
近松門左衛門の浄瑠璃をもとに、幾多もの障害に阻まれる男女の悲恋を描いた物語。
醤油屋「平野」の手代・徳兵衛(宇崎)と遊女・お初(梶)は深く愛し合う仲。
しかし、互いに結婚話が持ち込まれ、加えて徳兵衛には冤罪も着せられる。
2人に残された道は…。
お初が縁の下に忍ぶ徳兵衛に心中を伝える動作など、歌舞伎の演出が功を奏している。
ヒロインを演じた梶がブルーリボン賞をはじめ、数々の主演賞を受賞。

浄瑠璃や歌舞伎などで上演されている「曽根崎心中」の概略はwikiで^^;→こちら

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(感想等)

実は、最初見始めた時にあまりに主役二人の台詞回しが芝居ががってたんで(まるで舞台みたい)、
( ゚д゚ )ポカーン 状態だったんですが、
何故か普通にしゃべっている周囲の人達と溶け込んでいるのが面白い。
宇崎竜童さんの方なんて下手なんだか何だか分からない芝居なのに、
それが味になっているんだから不思議な感覚。

九平次の腐れ外道っぷりで中盤以降にバイオレンス状態ありの、
キ○ガイっぷりも浮き彫りになりますけれども、
お初の梶芽衣子さんの啖呵はスッと胸がすきますわ。
でも、九平次の最後の高笑いには、橋本功さん(九平次役)あそこまでとことん悪役でアッパレ!ですわ。

それにしても、梶芽衣子たんの何と美しいことよ。
先日「修羅雪姫」見た時も美しかったけれども、
このお初は別種の美しさでしたな。
人形のような・・・・しかも魂の入った。
情念も感じるのだけれども、その視線は徳兵衛しか見てないんですよね彼女。
彼一筋。
その想いが目からも感じ取ることができて、もう・・・苦しいほどに。

ただ、ちょっと音楽が軽薄だったかなぁ。
そのせいでラストの締めなんて特に
「え・・・・その音楽で締めるの?」ってなくらいちと軽すぎるかも。

心中シーンの梶芽衣子さんは壮絶すぎる。
ノドを突かれた時の声の出し方までしっかりと(ああ~見ているだけで苦しいわ^^;)
この映画ではとことん梶芽衣子さんに酔いしれる・・・という見方でしたね。
(九平次も別の意味で凄かったけど・笑)
全体の演出としては音楽面とかでちと個人的には「?」な作品でしたが、
梶さんだけでも価値はありました。


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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
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