次期NHK土曜時代劇は「桂ちづる診察日録」・ほか
2010年08月29日 (日) | 編集 |

次期「桂ちづる診察日録」は9月4日(土)からだそーです。
えっ!来週からぢゃん!( ̄□ ̄;)すっかり忘れてた(笑)
公式はこちら→公式HP

若手育成枠状態の土曜時代劇ですが、
時代劇に対する危機感を鑑みるに、
以前と考え方が変わり、そういうのも必要ではないかと思うこのごろでございます。
場数踏まないと時代劇の場合、演じ方を体得できないですしねぇ。
その中から、時代劇ヅラの似合う次代の若手が出ればまたよしw
「浪花の華〜緒方洪庵事件帳〜」に主演していた窪田正孝くんなんか結構演技がうまいと思いますし、
彼は「ゲゲゲの女房」で水木先生のアシ役の倉田くん役でも出てましたが、
全くまた別の演技ができていて、これは期待できると思ったら、
映画「十三人の刺客」にも出演するそうなので楽しみです。
(「十三人の刺客」は試写ハズレちゃったので、本公開で見るよ!)

・・・・という観点から見ると、
今回の土曜時代劇は・・・・若者少ないじゃん!(笑)
市川由衣さんはどんな演技をするか、土曜日観てみたいと思いますです。
女医さんが主役かぁ・・・「浪花の華」以来の医者ものですね。
(ま、「浪花の華」は医療メインではありませんでしたが(わはは))

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前期の「まっつぐ~鎌倉河岸捕物控」はあまり観なかったのですが
(すまぬ・・・・やっぱりあの時間帯は忘れがちになってしまうわ^^;
なので次期も心もとない)
主題曲のw-inds.(←主役の橘慶太くんの本業)の「Addicted to love」が、
(時代劇に合うか合わないかは置いておいて、楽曲として)案外いい曲だなぁ~と、
動画でw-inds.の最近の曲を見たら、あら・・・・何か昔のアイドルなイメージと全然違う。
大人っぽいし、歌も力強いし、凄い変わったんだなぁとちょっと驚きました。
上記の曲と「NewWorld」という曲がとっても良かったので、
すまんかった・・・ジ○○タレと同一線上で見て。

詞が最近のJ-POPにありがちな
例えば「信じてる」とか「大丈夫」とか、「愛している」の感傷的安売りセール状態ではなく、
または妙に力の入った「ポジティブっ!(キリッ」な感じでもなく、
明るく力強い前向きさが気にいったですよ。

昔っから何故か中華圏で人気があって、
香港映画オタなんで現地の新聞の記事をネットで見かけるたびに
「何でかなぁ?」とずっと思ってたのですが、
努力が目に見えるのは応援しがいがあるのでしょうね。

特にファンでも何でもない、ただの通りすがりの音楽好きですが、
頑張って欲しいなと感じましたよ。

しかし普段J-POPをあまり聴かない私でも、表のテレビに頻繁に出る歌手は
「ん~~(沈黙)」と思うことが多いですが、
(私の中はJ-POPと呼ばれる以前で時間止まってますがw)
実は埋もれているだけで、どこかに知らないだけの良いものがあるかもと思うこのごろです。
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テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「怪猫からくり天井」(1958年・東映)
2010年08月28日 (土) | 編集 |
東映chの怪談特集の残りの4本目を観ましたよ(完遂!(笑))
「猫は魔性の獣(けだもの)だからな」

・・・・・・ぬこ好きにはどう映るか(笑)

出演者の一人、「鈴木澄子」さんをwikiで見たら、
化け猫女優」と・・・・!!!!
( ̄□ ̄;)!!!
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(あらすじ)※東映チャンネルより
藩主の短気から手打ちになった囲碁師匠の愛猫が、妖怪と化して藩主を責めさいなむというおなじみ佐賀怪猫伝を、化け猫スターの元祖・鈴木澄子が演じる本格的怪異篇。
鍋島家囲碁師匠をつとめる又七郎は藩主肥前守の短気から無残にも手討ちにされる。
その後、母・秋篠も自害して果てるが、二人の怨霊が愛猫玉簾に乗り移り、夜毎城中に出没し肥前守を苦しめる。一方、分家鍋島豊後守や悪家老秋沢筑後はお家乗っ取りを企ていた…。

(キャスト等)
監督:深田金之助

小森半左衛門:月形龍之介
小森大助:南郷京之助
鍋島肥前守:徳大寺伸
秋篠:鈴木澄子
白石三平:藤木錦之助
秋沢筑後:三島雅夫
お小夜の方:霧島八千代
鍋島豊後:明石潮
竜造寺又七郎:小柴幹治
白竜阿闍利:瀬川路三郎
川田清之助:石井一雄
ゆき:本郷志津子
島多門:佐々木孝丸
お信:大川恵子 ほか
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(感想等)
風の音・・・・
どこからとなく聴こえる猫の鳴き声・・・
パチンと鳴る碁の音・・・・
雷鳴・・・・

この映画、音が恐いところがあったりしますね^^;
(ビクッとしますわ)

しかしまぁ~恐ろしすは化け猫っ!
何これ!?この年代にしてワイヤーワーク!?
飛んでるよっ!!( ̄□ ̄;)!
しかもバク転もするわ、化け猫・アクロバティック(笑)

秋篠に乗り移った猫のアクロバティックな化け猫具合より、
その後、お小夜の方に乗り移った猫が、
灯りの油をなめるシーンが恐いっっっ(TωT)
∧,,∧
(,,・∀・) 見たなぁっ
(しかし、その直後、見ちゃった女を操って動かすシーンは笑った)


般若心経を唱えたり、 「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前!」と真言を唱えたり、
不動明王の鏡を見せたり、
化け猫退治に祈祷の阿闍利も大忙しです(笑)

それにしても、又七郎を短慮で斬ったバカ殿・鍋島肥前守、
最後に最初とは同一人物には思えんまともな殿になって、
又七郎の妹のお信に家督を継がせることにする判断を下すなんて、
納得いかないわぁ~
(そもそもお前の短慮が発端だろうが!^^;)

猫ばっかり悪者にしてさ、
最後近くでお信が化け猫が元の「たま」に戻って倒れているのをそっと抱いて、
「苦しかったでしょ、可哀想なたま」
と頬ずりした場面で、猫好き涙(TωT)
ぬこ好きはこの結末が納得できようか!(笑)
猫はただ、可愛がってくれたご主人様のためにやったようなもんですぜー。

月形さんは、それほど出張るような感じではありませんでした。
(この映画、誰が主役かというと「?」な部分があるのですが、
やはり格で月形さんというより、化け猫なんでしょうね)
乗っ取りを画策する秋沢筑後と鍋島豊後とは反対勢力の、
心ある家臣の役でしたが、途中から登場で謀反を起こそうとする奸臣らと対立しつつ、
化け猫退治に奔走する、物語を側面から締める役でした。


途中笑っちゃう箇所も正直何か所かあって、ツッコミながら観ていたのですが、
またそれが楽しいというか、怪談の基本にはちゃんと乗っかっているので、
恐さもあり、アクロバティックな要素あり
(真面目な話、化け猫の立ち回りはどうやって撮ったんでしょうね)
化け猫女優・鈴木澄子さんの演技も堂に入っていて見ごたえはありました。


化け猫映画だからこそ、猫好きに観て欲しい
(笑・鈴木さんの猫が化けた立ち回りっぷりとか)
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今夏東映chで放送された怪談4本で
「恐い度」は

怪談 お岩の亡霊(断トツ)>>>怪談 三味線堀>>>>>>怪猫からくり天井>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>怪談 番町皿屋敷(問題外)
でごさいました
( ̄▽ ̄)v

テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 銭形平次2度目の最終回888話
2010年08月28日 (土) | 編集 |
時専土曜日の「銭形平次」が本日888話をむかえました。

平日が終わってから、土曜日だけが命綱だっただけに、
全く無くなると寂しいもんですねぇ・・・・
またそのうち絶対放送して下さいね!時専さん!
(1~300話くらいまでまだ未見なもんで^^;)


感想については、熊猫屋が初めて最終回を観た昨年の四月に散々書いているので
これ

改めて書くことはありませんが、
この数カ月後に橋蔵さん自身も亡くなられているのが分かっているだけに、
この最終回を通して視聴者に平次だけじゃなく、橋蔵さん自身のお別れのように見えて
(最後の最後に口上できっちり締めているのでなおさら)
目から汁状態に(TωT)
(平次の後にも「蝶々さんと息子たち」に出演されてますけれども、あれは付けたしのようでやはり平次ですから)

それにしてもNHK大河の例もあるように、1980年以前のテレビ時代劇でちゃんと保存されてないのもある中、
1966年から1984年まで888回、1話も欠かさずに全部あるというのは凄いですよねぇ。
こうして今の私たちも観ることができるのだから、ありがたやありがたや。
この遺産は是非後世にもお願いしたいもんであります。

テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「浪花の恋の物語」(1959年・東映)
2010年08月26日 (木) | 編集 |
内田吐夢監督の他の作品も観てみたいなぁ~♪と、
観ましたは錦之助さんの純愛物語「浪花の恋の物語」です(・▽・)
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(あらすじ)※東映チャンネルより
近松門左衛門の名作『冥途の飛脚』を、名匠・内田吐夢が作者の近松を狂言回し風に登場させるなどして独特の様式美の世界を創出した異色時代劇。
大阪の飛脚問屋の養子・忠兵衛は、遊女・梅川を愛するあまり、梅川が他の客に見請けされるのを嫌い、それを阻止しようとする。
あげく、他人の大金を勝手に使い、梅川を引き取る。やがてふたりは罪人の身となり、人目を忍んで生まれ故郷への逃避行を敢行。
しかし、その行手には悲劇的終末が待ち構えていた。

(キャスト等)
亀屋忠兵衛 :中村錦之助
梅川:有馬稲子
おとく:花園ひろみ
槌屋治右衛門:進藤英太郎
丹波屋八右衛門:千秋実
津の国屋重左衛門:市川小太夫
江戸屋佐右衛門:沢村宗之助
寺岡甚内:有馬宏治
布袋屋藤兵衛:東野英治郎
近松門左衛門:片岡千恵蔵 ほか
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(感想等)
いやはや・・・・何とも(悲劇的だけれども)雰囲気が良い映画で、
やっぱり内田吐夢いいわぁ・・・・と感嘆。
「恋や恋なすな恋」では、大胆な色遣いが目を引きましたが、
この映画では真逆の落ち着いた色調で、
特に廓とその雰囲気の良さとセットの造りに情緒があってかなり好みです。
(セット、小道具、衣装の色調の調和がとれてると思うの)
いつもの東映娯楽時代劇とは全く違い、
文芸的な雰囲気が漂ってます。

しかし、1時間過ぎあたりからの、布袋屋藤兵衛に梅川が身受けされそうになり、
忠兵衛が乗りこんで行ったあたりから壮絶。
観るのも重い。
出来は素晴らしいのだけれども、その重さに締め付けられますですよ(TωT)。

忠兵衛がやっちまった飛脚問屋の「封印切り」は、現代で分かり易く言うと、例えば配達人が現金書留を配達せずに横領のどデカい版ってな感じでしょうかね?


それにしても、錦之助さんてばいつものチャキチャキの歯切れの良い江戸弁を封印して、
とても柔らかな上方の言葉を話しておられますが、これがまたいい雰囲気なんですよ。
気弱で内気な真面目が青年が、「恋」というものでタガが外れて道を外してしまう。
心の機微の演技が難しそうな役を、抑え気味の演技で見事に演じておられます。
目の表情、ちょっとした仕草で忠兵衛の心の動きが分かるかのようです。
これはぜひ関西に住んでおられる方にお聞きしたいのですが、
(私は方言のいい悪いは地元民じゃないので分かりませんので)
この映画の錦之助さんの上方弁はいかがでしたでしょうか?

梅川役の有馬稲子さんの、艶っぽさもあるのだけれど、どこか遠くを見た乾いた雰囲気もある哀しさの梅川もいい。


忠兵衛と梅川の逃走劇の後、捕方に捕まった後のドロドロを描くかと思ったら、
この二人を題材にして作劇していた近松が、
その結末を哀しくも艶やかな二人の踊りでもって空想し、浄瑠璃の音でもって美しく表現していたところが良かったです。
後で、梅川の回想で悲しい別れの場面も出てきてしまうのですけれども、
またその直後に、黒の背景に黒の着物、そこに浮かぶ白い肌の梅川も美しかったし、
そこからまた変わって梅川と同じ衣装の人形(浄瑠璃)で近松の芝居にに入っていく展開も素晴らしい。
(この映画では清元とか浄瑠璃が使用されてますけれども、それをまた大胆に発展させて実験的映画に進展したのが「恋や恋なすな恋」なのかな?と思ってみたり(笑))


近松役の千恵蔵御大が、フィルターを一枚通したような外からのアプローチで引き締めておられ、
こちらもまた引いた雰囲気がいいんですよねぇ。
くっつかず、離れずといった感じで。
ラスト、自分の芝居を観ながらも、実はその目はどこも見てなくて、心で二人を思い起こしているような近松の表情で締めるのも、余韻がありますよね。


キャストも何気に豪華で、最後まで見ごたえのある作品でした。
個人的にはこういうすっごい重い内容の作品は心情的に辛いのですが、
(若気のいたりにしても、忠兵衛つっぱしり過ぎでブレーキきかなかったですね^^;
途中・途中で養母の亀屋のおかみさんや、実母の手紙等、忠兵衛を諌めるような場面もあったのに、
それでも心のままにいってしまった・・・・)
情緒的で画面も美しく、余韻の残る作品で、
やはり内田吐夢、かなり好きかも~♪と思った熊猫屋でした。


テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 橋蔵さん映画未ソフト化作品について@放送お願い(笑)
2010年08月26日 (木) | 編集 |
橋蔵さん出演映画における、未ソフト化作品。
頼れるは東映チャンネルさんだけなんですが、これがなかなか未ソフト化作品を放送してくれないんですよね。
んぢゃ、過去に放送したことあったのでしょうか?
と、熊猫屋東映chさんのHPで過去10年の放送履歴を拝見させていただきましたですよ。
(おい、執念だな^^;)

そしたら「バラケツ勝負」以外はどうやら1回は放送しているらしー。

ということが判明しますた。
(何故「バラケツ勝負」だけ無い?と一瞬思ったけど、わからなくもない(笑)あれだけヅラ無しの任侠ものだから。)

↑その後、E様からの情報提供により調べましたところ、「任侠」カテゴリで2004年4月に放送されていることが判明!
未ソフト化作品全部が放送された実績があることがわかりました。
(情報提供ありがとございますぅ~素晴らしい記憶力!)



<昭和31年>
「復讐侠艶録」2005年に2回くらい放送しているらしい。
「海の百万石」2003年と2005年に1回づつ放送しているよう。
「朱鞘罷り通る」2004・2006・2007年に1回づつ放送。

<昭和32年>
「修羅時鳥」2003年に1回?
「喧嘩道中」この作品は結構放送しているようだ。
「ふたり大名」2004年に放送している。
「緋ぼたん肌」2002・2004年に1回づつ放送しているらしー。

<昭和33年>
「旅笠道中」2003~5年に各1回?
「若君千両傘」2003年と2005年に各1回。
「不知火小僧評判記 鳴海飛脚」すっとばしてしまいましたが、1回は放送しているみたい。
「修羅八荒」2003年と2005年に1回づつ?

<昭和35年>
「大江戸の侠児」2002年と2004年に1回づつ。

<昭和37年>
「血煙り笠」2002・2003・2007・2009年など。
「血文字屋敷」2003~5年に1回づつ。

<昭和38年>
「この首一万石」2002年に1回

<昭和39年>
「大喧嘩」何回かは放送しているみたい?

<昭和40年>
「バラケツ勝負」放送した形跡がなし?
「大勝負」2001年に1回
「任侠木曽鴉」何回か放送はしているみたい。
「天保遊侠伝代官所破り」何年だか失念したけれども、1回はあったような。

<昭和41年>
「旗本やくざ」2002年に1回。



上記は見落としも絶対あると思うので、そこはお許し下さいませ^^;

しかし、問題は放送年が2001~2005年に集中していることでしょうか。
それ以降は既にソフト化になってる作品・・・・特に「若さま」と「新吾」偏重が・・・orz
ちょっとそれはあんまりよ、東映さん(泣)。
「恋や恋なすな恋」も、ビデオだけど既ソフト化作品なので上記には入ってないですが、
過去も1回くらいしかなかったよーな(じゃ、今回はラッキーだったのか?(笑))
いや、まぢで観たいならリクエストしないといかんと思いましたよ、熊猫屋。
・・・・というわけでこの現状、ファンの方にもちょっと見ていただきたいと思いまして、ちょっこし書きました

現実は思った以上にこれ厳しかったわーるるる~(涙)。

今は、色々東映時代劇観たいから加入しているけれども、
リピートもかなり多いので、このまま行くとそのうち
「一端契約解除ね♪」となることもまた来るんだろーなーと思いましたです。
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 本日の駄文@紙好き。
2010年08月22日 (日) | 編集 |
文房具好きの熊猫屋です。
書き(描き)魔でもあるので、ノートのストックも結構あるのですが、
気がついたらA5サイズのノートが無くなってたので、
東急ハンズに仕入れに行ってきました。

・・・・といっても上製本みたいな豪華なのは(好きだけど)気軽に使えないので(もったいなくて(笑))、
本日はお手頃のを。
猫とうさぎの写真のがツボったので「MIND WAVE」という会社のノート各1冊と、
RYU-RYU」というとこの水玉ノートを。

CA71KXAF.jpg

↑の全部、表紙は可愛いけれども中身は横罫線だけの、いたってシンプルなノート。
用途は色々。思いつきを書きなぐったり、旅行の時は1冊で大活躍の(手製の)ガイドブックにも変身。
B5じゃ大きすぎだし、B6だと1枚に書ける容量が少ないので、このサイズがバッグ入れるにも丁度良い大きさと薄さなんですよ。
(リングノートはリングが邪魔なんで、一番好きなのは中とじの薄いやつ)

無印良品の、いたってシンプルで「隙も何もありませんっ!」なノートも好きですし、
輸入雑貨のノートも面白い。
(海外旅行に行くと、私ブランドものとか感心薄いので、現地のノートとか買ってきちゃうんですよね)。
罫線もない真っ白のノートなんて、何書いて(描いて)やろうかと考える時間も楽しい。

先月、NHKのBSでやってる「猫のしっぽかえるの手」で、製本を取り上げている回があったのですが
こちら
「私もお気に入りの紙や布の表紙で装丁してもらいたいっ!(≧▽≦)」と、
テレビを観ながら萌えてしまった私は、かなりの「紙もの好き」です(笑)

カオスにならぬように、昨年の引っ越し時に大分整理したのですが、
好きなのは一生治らないでしょうねぇ(困ったもんです)。
 時専「我ら、もの申す!第6弾」@平次祭り
2010年08月21日 (土) | 編集 |
先ほど帰ってから録画を観ましたよ(・▽・)
橋蔵さん版平次ファンにはたまんないすなー♪

まずは852話の投げ銭エピソードに喰いつく熊猫屋。
まだ当時の小道具さんはご健在でいらっしゃるのですね。
852話は、縄をキコキコ投げ銭で切ることよりも、

投げ銭が額に刺さったのが印象に残ってますっ(笑)

あれはある種衝撃ですた。

本物の寛永通寶を加工していたとは。

そして、橋蔵さんと北大路さんの投げ銭抜きの違いも出てましたけど、
橋蔵さんのは映画時代の若かりし頃からの「スピード系の様式美」が銭形平次にも生かされているのが分かる、
エピソードでしたね。

熊猫屋も納得です。
そして、小道具さんからの直接のお話で、橋蔵さんが亡くなられた時に十手と投げ銭をお棺に一緒に入れたことをうかがえるとは(TωT)目から汁。

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色々な平次ファンの皆さんの話に感心しつつ、
京本さんのお話も聞いて「へぇ~」となりながら、
次に喰いついたのは・・・

遠藤太津朗さんっっっ!!!!!


今も舞台で現役でご活躍とは、嬉しぅございます(TωT)再び目から汁。
しかも、遠藤さんの奥様もチラご出演でビックリ!
遠藤さんて、悪役だけど愛嬌があって憎めないんだよなぁ(´▽`)
現在の遠藤さんのお姿を見ることができて、そしてご本人から数々のエピソードを拝聴できて感激ですわ。
しばらく遠藤さんの部分をリピートして見る熊猫屋(笑)。
来月の時専の悪役列伝観まっせ!!

短かったけど、楽しかったですー。

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さて、来週橋蔵さん版銭形平次が888話をむかえますが、
毎週連続録画予約してる方、注意ですぞ。
5~8時台の4本はそのままで大丈夫なんですけど、
9時~10時15分が888話(最終回)になるんで、時間配分が変わるのですよ。
(私ゃ早速変えた・・・・というか毎週録画状態を切って、単体で録画予約したのが「もう終わるんだなぁ~」って寂しさを・・・・るるる~)

久しぶりにまた888話を正座して観ましょうかね。
(そしてたぶんまた目からダバー(笑))


テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「怪談 三味線堀」(1962年・東映)
2010年08月19日 (木) | 編集 |
納涼?特集三本目いきま~す。
昨日観たのが思いっきり消化不良だったせいもちょっとあるのか?
今日のは・・・・怖い(T▽T)
「怪談 お岩の亡霊」の、岩役の藤代佳子さんが凄かったけど、
本作の東映ではおなじみのあの美しいお姐様の千原しのぶさんが、
文字通り「化けて」おられます。
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(あらすじ)※東映チャンネルより
やくざ者に殺された踊りの女師匠が怨霊となり復讐鬼となって男たちを悩ます怪談時代劇。
江戸で人気の踊り師匠おせんは妖艶さと男嫌いが売りものだった。
ある日、おせんの弟直吉の財布をスッた宗次郎は、直吉を刺し大川へ突き落してしまう。
追われる宗次郎はおせんの家に逃げ込む。
それ以来、宗次郎はおせんの肉体を貪る一方、おせんのスポンサーである越後屋の娘お吉も狙う。
恋に燃え上がるおせんに越後屋は嫉妬し、おせんの顔をつぶすよう悪党に頼む。

(キャスト)

宗次郎:品川隆二
おせん:千原しのぶ
直吉:伏見扇太郎
お吉:北沢典子
越後屋和兵衛:原健策
坂東三津弥:三浦充子
仁蔵:加賀邦男
若旦郡:星十郎
弥平:大邦一公
お牧:三原有美子
お時:赤木春恵
お喜和:八汐路佳子
休庵:水野浩 ほか
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(感想等)
踊りがうまくて美人のおせん。
艶やかに踊りを披露されてる千原しのぶさんですが、
たしか以前観た東千代之介さん主演の「剣法奥儀 飛剣鷹の羽」も踊られてまして、
その踊りも美しかったので、踊りの素地でもおありになるのでしょうか?

そのおせんに越後屋が目をつけ(エロオヤジ)たけれども、
おせんには鼻にもかけられず。
一方、おせんの弟の直吉は久しぶりに姉に会う前に姉の踊りを舞台遠くから眺めていたおり、
宗次郎に財布をすられて、ひと悶着の果てに宗次郎に刺されて大川にドボン( ̄□ ̄;)
捕方の役人達から逃げた宗次郎は咄嗟におせん宅に逃げ込むが、
その折越後屋が用意した座敷を反故にしたなとおせん宅にどなりこんできたが、
宗次郎を見て嫉妬する(宗次郎はこの時点ではおせんとは赤の他人なんだが、越後屋が思い込み)

宗次郎はそのまま下働きとして住み込み、
おせんが水浴びをしていた時に青大将が出たのを宗次郎が退治。
そのどさくさで宗次郎がおせんに襲いかかり、
おせんは宗次郎に夢中になっていく。

越後屋はおせんの家元を使ってなんとかものにしようとするが、
おせんは波紋されてでも拒否。
越後屋は怒り狂い、宗次郎が直吉を大川に落とした時に居合わせて宗次郎が直吉から奪った財布に入っていた珊瑚を宗次郎から取り上げて越後屋に売りつけに来た仁蔵に、五十両でおせん襲撃を依頼する。

一方宗次郎は二股をかけて本命は越後屋の娘お吉をくどく。

おせんは突然自宅に押し入ってきた仁蔵に熱湯をかけられて、大やけど。
顔と手がただれてしまう。

なかなか治らないおせんの傷。
宗次郎はお吉に言いよるが、おせんの怪我のこともあり少し微妙な雰囲気。
宗次郎はおせんのことは既に頭にないどころか、煙たい存在。
そんな折、おせんを訪ねてきた女が、宗次郎が大川に突き落とした男が、おせんの弟と知る。
(直吉は、大怪我を負ったが無事だった)
宗次郎はヤバいと思い、おせん宅に戻って荷物を持ってずらかろうとするが、
強く引きとめようとするおせん。
そのおせんを突き飛ばしたことで、打ちどころが悪くおせんがこと切れてしまう。

宗次郎はお吉を連れ出して逃げようとするが、
越後屋に見つかって失敗。
仁蔵が越後屋を脅して金をせしめ、宗次郎はお吉を認めさせて一石二鳥の策を持ちかけるが、

それからおせんの亡霊による恐ろしいことが次々と巻き起こる
以下略










残り15分くらいが亡霊による復讐劇になるわけですが、
基本は「お岩の亡霊」と同じく、
相手の顔がおせんに見えて、後ろ暗いところがある人々が次々と刃物などを振り回して自滅していきます。

お互いに責任をなすりつけ合うけれども、
越後屋も宗次郎も仁蔵もみーんなおせんを不幸にした悪党。

直吉がおせんにあげるつもりだった珊瑚の石から煙がもわわわ~んと出て、
おせんの亡霊が出るわ、仁蔵が越後屋の金庫に手をつっこんだら、ただれた手がぬっと出てつかみかかるわ、怖い(T▽T)
亡霊に向かってお互い責任をなすりつけ合う二人の言葉を直吉が聞いていて事が露見。
仇討劇へと発展。
(しかし、亡霊によって越後屋の顔がおせんに見せた仁蔵が越後屋を刺して、まず越後屋終了)


お吉を連れ去ろうとした宗次郎の元へもおせんが化けて出て、
逃げてきた仁蔵がこれまたおせんに見えた宗次郎とすったもんだの挙句に相打ち。

直吉は手を下さずして、おせんの亡霊がすべてを解決したのでした
(おせん、恐るべし)。

あの千原しのぶさんが、捨て身の演技で美しいおせんが悲惨な状況になり、
恨みの亡霊となって陥れた男達を次々と罠にはめるのが凄い。
おせんが亡くなってからの亡霊メイクが怖いです。

(三白眼気味の目も^^;)

品川さん演じた宗次郎は、おせんに拾われてから殊勝になったかと思えば、
外道はしょせん外道だったのか・・・・残念な展開
(ほんとサイテー野郎)
自分が良ければそれでいいのは仁蔵と大して変わらない。

赤城春恵さんは、この頃というか東映時代劇でも既に老け役が定番でいらしたのですね。
(おせんのお世話役のお時)


越後屋和兵衛を演じた原健策さんはエロジジイ全開で狡猾な悪党っぷりがこんちくしょうです(笑)。
↑しかし、所詮は肝っ玉は小物

怖いながらも、哀切さと欲深さのこわさを感じる点では「怪談 お岩の亡霊」と通ずるものがあります。

これもなかなかモノクロゆえのこわさと共に、面白い作品でした!
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 秀山祭観に行くよ~♪
2010年08月19日 (木) | 編集 |
一足遅れの夏休みな熊猫屋です。おはよーございます。
今朝「はなまるマーケット」に吉右衛門丈が出演されてたので見ましたら、
無性に歌舞伎がまた観たくなりまして、
来月の江戸旅行の時に行くぞ!ということで、今チケットポチしてきました(´▽`)
そうだった、9月の歌舞伎は恒例の「秀山祭」ですね。
秀山祭は2年前に拝見した以来です。

都合上「昼の部」のみなんですけれども、演目が

一、月宴紅葉繍(つきのうたげもみじのいろどり)
二、伊賀越道中双六 沼津
三、江戸絵両国八景 荒川の佐吉
四、寿梅鉢萬歳(ことぶきうめばちまんざい)
             
観たことが無い演目ばかりなのでめっさ楽しみですっ!
何気に新橋演舞場での観劇もお初でございます(笑)←歌舞伎座から近いのに

歌舞伎座も新橋演舞場も、都営浅草線東銀座駅から羽田への直行があるので、
地方者には交通の便もよくって楽ですねぇ^^
9月もまだ暑いかも?しれないので、なるべく太陽にあたらないですむようなプランを練りました(笑)。
いつも中ぐらいのボストンバッグ1個で足りていて身軽なんで、
飛行機の機内持ち込み荷物制限もなんのその、(小さいので)余裕なのですが、
更に荷物を少なくしたいといつも思うんだよね。
旅行に荷物の重さと大きさは移動の敵!(笑)。
 映画「怪談 番町皿屋敷」(1957年・東映)
2010年08月18日 (水) | 編集 |
こむばむは。納涼特集?第二弾です。
美空ひばりさんがお菊役で出ている時点で、
「あ~・・・・これはまともに"怪談"にはなってないんだろうなぁ」と予想してたのですが、
ここまで悲恋ファンタジー状態になってしまうとは^^;
「夏の暑い時期に、涼しい一本♪」を期待する向きには、
見事に裏切られるので、その意味では要注意です。
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(あらすじ)※東映チャンネルより
怪談『番町皿屋敷』を美空ひばり、東千代之介で映画化した怪談時代劇。
身分違いのために、愛し合いながらも結ばれることの叶わない旗本・青山播磨と腰元・お菊の哀しい恋の物語。播磨の縁組話に嫉妬したお菊は家宝の皿を割ってしまう。
愛するがゆえに大いに怒った播磨は、武家の定めに従いお菊を成敗する。
お菊を斬ったことを後悔した播磨は酒に溺れる日々を過ごす。ある夜、不気味な鐘の音が鳴り、播磨の前にお菊のまぼろしが現れた…。

(キャスト)
青山播磨:東千代之介
お菊:美空ひばり
水野十郎左衛門:津村礼司
酒井信濃守:矢奈木邦二郎
春木文左衛門:明石潮
藤倉喜兵衛:清川荘司
お浪:星美智子
お君:月山路子
彌太:藤木錦之助
稲葉帯刀:堀正夫
干鶴:丘さとみ
お仙:八汐路佳子
鍾馗の権九郎:上代悠司
唐獅子の五郎兵衛:香月涼三
霞の長吉:香月涼三 ほか
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(感想等)
ん~・・・・ファンの方には申し訳ないけれども、
この美空ひばりさんのお菊には全然感情移入できないです^^;
美空ひばりさんの出演される映画って、
いいものはバチッ!とはまって凄く良いのですが、
ほんのたま~に、当時の大アイドルスター故の立場からかさせられない制約があるのか、
「ええー」なこともあるような気が。
この映画、お菊が「いちま~い、にま~い」と皿を数えないばかりか、
井戸に落ちたのに濡れてもなく、髪が乱れることもなく、
ファンタジーのごとくぼんやりと亡霊で出てくるんですよ。

その前段階、身分違いで青山播磨とは添い遂げることができないのは最初っから分かっているのに、
彼をためすように皿を割ってしまい、
そこを責められてもお菊は覚悟を決めてるかと思えば、
播磨に「そんな怖い顔をしないで」とか、許してくれるはずとか、
いくら恋心が根底にあるからとはいえ、播磨を破滅させるようなことをまでして、
その後の言動はぐだぐだ感があって、
ん~~~~~~~~煮え切らない

途中で何かちょっと珍しくイラッとしてしまったのは熊猫屋だけでしょうか?^^;

あの状態で、青山播磨の一方だけが悪いようには見えないんですよね。

映画全体を観ても、ただ美空ひばりさんを良いように見せようというのだけ見えてしまって、
あんまり面白くない(悲恋ものとしても)。
出来としては昨日観た「怪談 お岩の亡霊」の10分の1な点数かなぁ^^;

「怪談 番町皿屋敷」と名前がつくと、ふつう曲がりなりにも定番の怪談だから、
怪談らしー何かがあると人情としてあると思うのですけれども^^;
ほんっと無いんですよ、拍子抜けにも程があるくらいに。

美空ひばりさん映画のお約束、お歌はありますよ。
ラスト青山播磨が満身創痍でお菊を求めて井戸に行く場面で。

また、ここの場面がファンタジックな作りになってまして、
あの夜で夫婦になる設定でして・・・・。

正直、美空ひばりさんのファンの方が愛でるという意味で観る分にはいいですが、
それ以外にはかな~り物足りない映画です。
(46分という、東映時代劇でもかなり短めのせいでもない)。

今年観た東映黄金期時代劇では現時点のワーストかな。
かなり辛口で申し訳ないです。

東千代之介さんは、ちょっと内から滲む陰がある悪が入るとやっぱり魅力的♪だの、
観るとこもなくはなかったのですが・・・・・
ん~・・・・・心に残らなかったです。
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「怪談 お岩の亡霊」(1961年・東映)
2010年08月17日 (火) | 編集 |
納涼特集じゃありませんが、
やはし暑い時にはやはし怪談すなぁ~♪ということで、
軽い気持ちで観たら・・・・
こ・・・・・こえぇぇぇぇようぅぅぅ!(T□T)!!!!
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(あらすじ)※東映チャンネルより
有名な鶴屋南北の『東海道四谷怪談』を映画化した怪談時代劇。
単なる怪談としてではなく、徹底したリアリズムをもって、出世を狙う貧乏侍・伊右衛門の破滅していく姿を描いた異色作。
無頼の生活に明け暮れる御家人民谷伊右衛門に愛想をつかしたお岩の父四谷左門は、お岩を実家に引き取った。
だが、貧乏浪人の左門は、たまる借金にお岩の妹お袖をあんま宅悦のもとに奉公に出した。女郎屋を営む宅悦は嫌がるお袖をむりやり店に出す…。

(キャスト)
監督・脚本:加藤泰

民谷伊右衛門 :若山富三郎
佐藤与茂七 : 沢村訥升
小平 : 伏見扇太郎
お袖 : 桜町弘子
お梅 : 三原有美子
お岩 :藤代佳子
奥田庄三郎 : 尾上鯉之助
宅悦 : 渡辺篤
近藤源四郎 : 伊沢一郎
四谷左門 : 明石潮
お槙 : 吉川満子
喜兵衛 : 沢村宗之助
秋山長兵衛 : 坂東好太郎
浄念 : 水野浩
お熊 : 岡島艶子
直助 : 近衛十四郎  ほか

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(感想)
話の筋は有名すぎるので省略しますが、

一人で観るのは怖すぎるっっ(T▽T)滝涙

しかし、とても締め付けられるように悲しい話ですな。
同時に、バイオレンス具合もハンパないです^^;

若山富三郎さん演じる伊右衛門の、終始底から暗い目が忘れられませぬ。

この映画での伊右衛門は徹底して「悪(ワル)」な奴に仕上がってまして、
己の栄達のためなら何でも手を汚すような奴でございます。
緊迫感でバクバクするのは、お岩さんが殺されてから後。
お梅と再婚してから岩と小平の亡霊に悩まされ、
挙句にお梅と重なってお梅の首をはねてしまうわ、
ことあるごとに亡霊が(T▽T)それがどんどん怖くなってくぅ~~~

宅悦や直助は、しまいにゃしゃべっちゃうあたり伊右衛門程の悪党ではない。
(宅悦はさせられた感があってむしろ被害者か。直助はお袖に惚れた流れで単純な小悪党なだけ)

お袖と相思相愛で、お袖と岩の敵討ちをやる佐藤与茂七役の沢村訥升さんは、後の歌舞伎の九世澤村宗十郎丈。
超短期間(3年)東映の映画に出ていらしたそうですね。

しかし、一時は橋蔵さん・錦之助さん・千代之介さん程じゃないにせよ、東映の若手で主役級の役もやってらした伏見扇太郎 さんが、伊右衛門にボコにされまくった挙句にあっけなく殺される小平役とは
(ノД`)゜。゜。オローンしかも亡霊で出現。

最後こそ、惚れた女のために鞍替えして伊右衛門を倒す役に回って伊右衛門と相打ちで死んだ直助ですが、
それまでの立ち回りは結構お調子者というか、
お袖を手篭めにしてでもものにするかと思ったら、お袖が短刀を持ってるからとはいえ指一本触れてないあたり、マジ惚れだっただけにちと可哀想なところもなきにしもあらずでもない(笑・伊右衛門を口止め料で金せしめるのはいただけませんがなw)
はっ!はからずもまた近衛十四郎さんですよ♪(祭り継続か?うれしや(笑))
殺陣を発揮する場面は本作では無いにせよ、小悪党だけどなんか憎めないような面もある直助を好演されてます^^

お袖は桜町弘子さん。岩の妹役で、不審の死を遂げた姉の仇を討つ役ですが、
東映のお姫様女優さんで可愛い可愛い桜町さんが、
この頃には真に迫れる演技もできる女優さんになっておられたのですね。
終始不安げで悲しげな瞳が印象的でした。

若山富三郎さんは、もう・・・あの暗い・暗い目と、
鬼畜っぷりの演技が凄いです。
蚊帳を岩の手から無理やり奪おうとして岩の生爪はがすわ、
小平への暴行場面といい、
喜兵衛一家への残虐っぷりといい、
狂気がハンパないというか、このバイオレンス加減は絶対お子様と見ないで下さいね
^^;
それだけ迫真でございます故。

それにしても岩役の藤代佳子さんの怨念がこもった、
陰々滅滅とした演技もこわかったなぁ^^;
でも観ているうちに、こわいと言うよりもとてもとても岩が可哀想で悲しい気持ちになりましたですよ。
彼女には何の落ち度もないのに、あんなことになって、
無念さが伝わるようでした。


しかし、何気に岩に薬をもった喜兵衛が巨悪な件について。
薬の発案と実行は喜兵衛なんだよね。
いくら娘のためとはいえ、怖すぎる。
それに、妻がいることが分かってながら無邪気に伊右衛門様♪なんぞと言ってるお梅も凄いな^^;

怪談ではございますが、ただの恐いもの映画とあなどるなかれ。
結構よく練られた一本の映画としていい作品でございました。
そこはさすが加藤泰監督というべきでしょうか?
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「柳生旅日記 天地夢想剣」(1959年・松竹)
2010年08月15日 (日) | 編集 |
熊猫屋的「プチ近衛十四郎さん祭り」に入ってました
(カテゴリーも作っちゃったよ・笑)

本作は時専で放送されたので、録画して観ました。
モノクロ作品です。
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(あらすじ)※時代劇専門チャンネルより

柳生十兵衛(近衛十四郎)は武者修行の剣士・茨木左源太(森美樹)と立ち合い、左目を失うが、心眼で斬る柳生流夢想剣の極意を会得する。
翌朝、諸大名の動向を書きとめた密書を奪って逃走した左源太を追って、東海道を西へと旅立った十兵衛は、鈴鹿峠の山中で、再び左源太と剣を交えたところを、遍路の集団に襲われる。
やがて堺の町で出会った沢庵和尚から四国に渡るよう指示された十兵衛は、阿波の国で徳川転覆を謀る陰謀を知る……。

(キャスト)
柳生十兵衛:近衛十四郎
奈良屋藤四郎:名和宏
荒木丑之助:松本綿四郎
茨木左源太:森美樹
柳生宗矩:石黒達也
綾姫:桑野みゆき
お浜:宮城千賀子
ぬい:泉京子
大久保彦左衛:河野秋武
島左近:永田光男
浅原典鬼:小笠原省吾
沢庵和尚:明石潮
徳川家光:花ノ本寿
蜂須賀阿波守:市川男女之助 ほか
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(感想等)
ふつーに、十兵衛剣豪物語かと思ったら、
結構おちゃらけた楽しい人物が出てくるわ(十兵衛のお供をした恐妻家の奈良屋藤四郎。妻との凸凹コンビっぷりが楽しい♪)
今で言うと腐女子萌えの対象になるんだろうか(笑)華奢な美青年のこれまた十兵衛のお供・荒木丑之助とか、
十兵衛の目を潰した茨木左源太役の人がイケメンだわ、
十兵衛が風呂に入っている時に侵入してくる女刺客がお色気担当?だわ、
色々にやにやしながら観られる要素があったよーな
(ええ、腐った観方ですんません・笑)


十兵衛が目を潰される場面があるのですが、
先月まで観ていたテレビ時代劇の「徳川無頼帳」での十兵衛目を射かけられのグロシーンと比べれば、
全く大丈夫でございます(笑)
眼帯もその後から途中までつけてますが、またはずしてます。

柳生宗矩と十兵衛と並べるんですが・・・・え~と~、親子には見えないけど、
ドンマイ!(爆)


四国遍路の札所で、瓢箪の目をした絵馬を見ると(死んでいるはずの)豊臣秀頼の名前が。
しかも、その絵馬を解体すると徳川家を呪う文書入り。
他の札所でも同じ絵馬があり、徳川家転覆をはかる陰謀の謎解きはサスペンス風
(・▽・)

ある時は竹林で、ある時は徳川転覆を狙う島左近たちの洞窟アジトで、
そしてラストシーン
近衛十四郎さんの冴えわたる殺陣が存分に見られます!
(特に洞窟アジトとラストのがいいっ!(・▽・)V)

ところで、近衛十四郎さんの映画を見ていると、いつもヒロインっぽい女性は出てきても、
ラブなシーンまでには至らないように思うのは気のせいか?
↑女性側の一方通行
近衛十四郎さんの場合、そういうのは似合わなそうだし(笑)、
むしろ父が娘を思うような包容力の方が近いような。
(また、そこがツボなんだな・にやり)

最初、左源太と剣を交えて目を潰された十兵衛だけど、そのことで「夢想剣」を会得した十兵衛。
最後、左源太の意向をくんだ十兵衛。
敵・味方を超えた男の熱い気持ちに目から汁が・・・
(TωT)
十四郎さんがやっぱかっこえぇぇぇ(惚れ)。

ビックリしたのが、あの華奢な丑之助が新たに名をつけられるのだけど、
その名前が「荒木又右衛門」( ̄□ ̄;)!
あの"鍵屋の辻の決闘"の荒木又右衛門ですかっ!??
荒木又右衛門が・・・・十兵衛に鍛えられるとは・・・また最後の最後でぶっとんでますね
(笑・生きた年代的には合ってると思うんだけど・・・それは^^;)

今回も近衛十四郎さんにホレボレした一作。
やばい・・・本当にはまりそうだわ。

テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「右京之介巡察記」(1963年・東映)
2010年08月15日 (日) | 編集 |
東映チャンネルで放送してました、大川橋蔵さん主演の作品です。
しかし・・・・橋蔵さんの作品て1962~3年頃から暗いというか重い作品が増えてませんか?
この年前後から東映時代劇の末期に入っていくというか、
抗争時代劇が増え、リアルが求められていったと思いますけれども、
橋蔵さんの初すっぴん?作品の「天草四郎時貞」が1962年でしたっけ。
それでも1962年は熊猫屋も大好きな「恋や恋なすな恋」「花の折鶴笠」がありましたし、
「美男の顔役」もこの年でしたっけ。
1963年に入ると熊猫屋的にだんだんツボに入る作品が減っていくんですよね。
その中でも「いれずみ半太郎」は大好きですし、「この首一万石」はまだ未見なので分かりませんが、
新吾のシリーズは十番勝負の頃が一番面白かったですし(63年に二十番勝負の「完結篇」をやっている)、
全般的に橋蔵さんの持つ華の部分を活かせる作品が減ったような気が。
時代の流れがそうなっちゃったのだと思いますが、
もうちょっと明るく楽しい時代劇を観たかったなぁ♪という気もするのであります。

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・・・・と↑に書いたのも、この作品も結構重いんですよね。
橋蔵さん「二役」で、右京之介と自害した父・瀬名伝右衛門を演じておりますが、
伝右衛門の時はすっぴんでございます。
半分は伝右衛門パートでの構成。そこでの伏線が後につながっていきますです。

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(あらすじ)※東映チャンネルより
南条範夫が「週刊新潮」に連載して好評を得た同名小説を映画化。
将軍名代の巡察使に任じられ、不正を追究したために殺された父・瀬名伝右衛門の仇を探す紫右京之介。
瀕死のところを秩父山奥の忍者の首領に救われ育てられた彼は、神変無想流逆一文字の秘剣を身につけるが、首領が父の仇の一人である事を知り、愛憎に悩みながらも斬ってしまう。
しかし首領が死の間際に“本当の仇”のことを話したことから、右京之介は江戸へと旅立つのだった。
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(感想等)
「右京之介」は9月に東映チャンネルで続編の「紫右京之介 逆一文字斬り」をやりますですよ
(・▽・)v
瀬名伝右衛門は、将軍名代の巡察使として諸国に派遣されるも、清廉潔白な人柄故に賂(まいない)も拒否、そこことは他の巡察使にとってはちょっと煙たい存在^^;
諏訪城下の隠し田の存在を示す図を手に入れた伝右衛門ですが、同輩らの陰謀でお役御免となり、図は秩父忍者の次郎丸に奪われてしまいます。
伝右衛門はそのことで自害。
息子の市太郎は伍平に連れられて旅に出ますが、そこで行き倒れた所で拾われて成長していきます。
しかし・・・・そこは秩父忍者・佐々良道鬼(東野英治郎さん)が頭領の忍者の里。
双方知らずにここまできて、市太郎のことを道鬼は後継ぎにと思っていたのですが、
戻ってきた次郎丸にそのことを告げられて道鬼は愕然。
市太郎の仇だったのです。
道鬼は「仇と思え」と市太郎と剣を交え、咄嗟に市太郎から出た技が父譲りの「逆一文字」。
道鬼は自分が仇とは知らせずに忍者をおさめていく者の名「紫右京之介」と今後名乗るよう市太郎に言い、
市太郎は父の仇を探るために江戸へ向います。
しかし・・・
(以下略)


それにしても道鬼も喰えない奴ですね。
あくまでも市太郎を娘の紅と一緒にして後継ぎにさせようとするために、
伝右衛門を殺害した次郎丸を知る伍平殺害を次郎丸に指示、
更に次郎丸を一党の者どもに殺害を指示・・・・・( ̄□ ̄;)うわぁ。
んで、バレちったら今度は右京之介=市太郎と対決ですよ。
しかし、そこは市太郎を育て見込んでくれた師匠。
真の敵は別にいること、そして自分の刀を右京之介に託してこと切れるあたり、
自分本位な人でもなかったのですね。
悪役でもあるのだけれど、悪って言いきれる人物ではない。
東野英治郎さん・・・・後の「水戸黄門」テレビシリーズの初代黄門様の、押さえた演技が光ります。

橋蔵さんは伝右衛門と右京之介の二役ですが、
伝右衛門の時は地味実直な中年巡察使の演技に徹しております。
ほんとに別人28号っ( ̄□ ̄;)!
いや、見た目だけじゃなく演技も。
後半の右京之介がいつものきちんとメイクの橋蔵さんなので、
中の人は同じなのだけれども、
二人の人間が演じているみたいで、そこが結構面白かったりします。
そこんとこちゃんと見ないといかんと思いましたですよ。







テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「血煙高田馬場」(1928年・日活太秦)
2010年08月14日 (土) | 編集 |
うっかりしていて、衛星劇場の契約解除がズレてしまって今月末まで契約状態に^^;
まぁ~それならしょうがないから堪能しようか!ということで。
(でも、今月時節柄戦争ものが多くってねぇ・・・・(鬱))

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(あらすじ)※衛星劇場より
“忠臣蔵外伝”として講談などでも良く語られる中山安兵衛、後の堀部安兵衛の物語。
元禄七年、越後新発田藩を出弄して江戸にやって来た中山安兵衛は、街の人々の喧嘩があるとそれを止め、仲裁料をいただいては酒を飲む、街の人々からは呑んべ安、喧嘩安、赤鞘安と異名を取って親しまれているものの、浪人無頼の日々を送っていた・・・。

(キャスト)
中山安兵衛:大河内傳次郎
菅野六郎左ヱ門:実川延一郎
お勘婆:市川春衛
堀部彌兵衛:尾上卯多五郎
娘 お幸:木下千代子
村上庄兵衛:嵐班松郎
中津川祐範:中村仙之助
お加代:澤村春子
町人:伴淳三郎

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(感想等)
すんません、これ無声映画で「6分」作品です(笑)

弁士のおかげで、楽しく観ることができましたよん。

のんだくれの安兵衛が、喧嘩の仲裁をするのはいいが、その仲裁料が高くついて、
呑み代やお土産付き。
喧嘩した者たちもとんだ散財で、(こんな奴に仲裁されたらえらい散財と)喧嘩をやめます(笑)
その直後、伯父の菅野六郎左ヱ門が高田馬場で決闘をするというので、
その助太刀に行く安兵衛。
途中たすきとして縄を使っていたら堀部彌兵衛と娘のお幸に「縄は縁起が悪い」と言われて、
八幡社の鈴に下がってた布を安兵衛にww
そして駆けつけては見物の衆人に「待ってましたぁ!」「喧嘩安兵衛!」と声かけられながら、
二刀流でバッサバッサとやって大活躍!ちゃんちゃん♪なお話です。


安兵衛役の傳次郎さん、後年東映ではいいじっちゃんぶりですけれども、
当作品ではめっさ大スターさんの時ですよね?
(京都に行った折にはぜひ大河内山荘にも行きたいですっっ(≧ω≦))
傳次郎さんのあの鋭い眼光はド近眼さんでもあったんですか・・・・とwikiで初めて知りましたが、
始めは一刀で闘ってたのが、二刀流でバッサバッサとやる姿が迫力満点!
(その直前の走りっぷりも凄いです(笑))
それにしても、安兵衛が到着する前に菅野六郎左ヱ門は果ててるってーのに、
衆人のやじ馬っぷりには参りましたですよ^^;





テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 時代劇このごろ@旗本退屈男など
2010年08月10日 (火) | 編集 |
こんばんは、熊猫屋です。
何か台風が近づいているようですが、思いっきり進路コースに入ってます( ̄Д ̄;)
毎年の大切な恒例行事、お墓参りの時はせめて曇ってるだけでありますように~。
来る頃に、温帯低気圧に変わってくれるとありがたいのですが。
ひと雨ごとに、これからは気温も落ち着いてきますかね?
6月からずーっとなので、今年の暑さは充分堪能した!
もうお腹いっぱいですっ!(でも、スイカはうまい・笑)。

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昨日から、時専で右太衛門御大主演のテレビ版「旗本退屈男」がはじまりましたね。
東映時代劇好きーの熊猫屋は既に何本か映画では観ておりますが、
テレビ版も存在してたとは。
ちょっと観てみましたけど、

「テレビでもやっぱり右太衛門御大ありきでした(笑)」

東映時代劇映画でもオールスターの記念版の「旗本退屈男」だろうが、
まずは右太衛門御大ありき、その土台がドーン!とあって、他もある(いる)という印象だったのですが、
テレビでもそれは変わらずです。
しかし、これは別にそれが悪いと私は言っているのではなく、
右太衛門御大のおっきな柱が「旗本退屈男」なので、
(他の時代劇スターにおける代表作の比ではない比重があると思う)
既に確固たるスタイルが出来上がっていて、その様式美にのっとって完成されているのだなぁ~
というのが熊猫屋の印象です。
それが映画だろうがテレビだろうが(舞台版もあったそうですが)変わらないのでしょうね。
そういうのも好きですよん^^
安心して観ることができますし、様式美をまた堪能するというスタンスでこちらも観ればよいと思ってますから。

ただ、右太衛門御大はやはり「映画スターなお方」なんだなとも感じました。
映画だからこそ映えるというか、右太衛門御大の場合台詞まわしを聞いていると、
(あるいは立ち回りを観ていると)
映画か・・・・あるいは舞台でより映えるような印象を受けました(大上段にかまえたような台詞回し)。
テレビ向けの、もうちょっとトーンを抑えた自然な台詞まわしでやる・・・という感じではなかったですし(テレビ版の、右太衛門御大以外の方々の台詞まわしと比べると違うことがはっきりと分かりますです)。
テレビ版もいいけれど、やはり右太衛門御大は映画だなぁ!と改めて思った次第です。
右太衛門御大の、懐広い大らかな演技好きですしね^^
それを生かすのはやっぱり映画かと!テレビの小さな箱ぢゃダメなんだ!
(どうでしょう?)

それにしても、1話で何回衣装替えするんだwというくらい、着物が様々でやっぱり派手っ!!
(はっはっは、いいぞー!(笑))
流れるような様式美のスピード系の殺陣も、テレビ版で充分に堪能できますし、
それはそれで充分に楽しませてもらってます^^

そうなると、テレビ版といえば息子の北大路さんのも気になりますね。
(番宣で観る限り、父に劣らず派手そうだが(笑))
カッと目を見開いた時の猫のような瞳が、親子で似てるなぁ~♪とにやにやしましたが、
北大路さんのも観てみようかしら?

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そうそ、観たいなぁ!と思っていながらも、
ちとDVDがいいお値段なので躊躇していた1939年の千恵蔵御大主演の、ミュージカル時代劇?「鴛鴦歌合戦」9月に日本映画専門チャンネルでやるそうではないですか!
おおーっ何てラッキーな。
時専と同じで視聴料安いですしね、加入しますですよ。
来月の楽しみが増えた♪

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「十三人の刺客」の試写に応募したのですが、
当たるかどうかは分からない。
当たったら行く気まんまんですが、どうかなぁ~当たって欲しい。

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明日で地味に録画していた(時専)「闇を斬る!大江戸犯科帳」も終了でございます。
しかし、時専では全部で20話になってますけど、実際は22話あるそうなんですよね。
14話と最終回(←この二本が1話2時間)が抜けているのでしょうか?
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「暴れん坊将軍」第1シリーズは、失敗もなく順調に録画中。
気づけば第1シリーズも4分の1以上終了してました。
平次ももうすぐ終わりますねぇ・・・・(涙)

テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「元禄名槍伝 豪快一代男」(1955年・松竹)
2010年08月09日 (月) | 編集 |
またまた時専でやっておりました、近衛十四郎さん主演の時代劇です(・▽・)
(秘かに十四郎さんにはまってるのか?(笑))
月代を剃ったチョンマゲな十四郎さんを見たのは熊猫屋は初かも。
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(あらすじ)※時代劇専門チャンネルより
槍の使い手として知られる膳所藩士の俵星玄蕃(近衛十四郎)は、城主の本多内膳正(藤間林太郎)から、家老の娘・早苗(由美あづさ)との養子縁組を高飛車に言い渡されたことが気に入らないと泥酔、その勢いで、江戸へ下向する途中だった播州赤穂浅野家の行列を止めてしまう。
腹を切らねばならない窮地に追い込まれた玄蕃だったが、浅野内匠頭(高野真二)の温情に救われ、江戸へ出て道場を開く。
しかし、玄蕃の容赦ないしごきに門弟は去り、大道芸人に身を落とした玄蕃は、道場をやくざの孫三(渡辺篤)に賭場として貸す始末。
そんな折、江戸城で浅野内匠頭が吉良上野介へ斬りつけ、赤穂藩がとり潰されるという大事件が起きる。そして、玄蕃は上杉家の用人・相良右京から仕官を進められる……
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(感想等)
忠臣蔵関連でおなじみの架空人物・俵星玄蕃のお話です。
もちろん、玄蕃を演じるのは近衛十四郎さんっ!
酒で身を崩して江戸へ下向→道場を開くも熱血指導と酒で弟子がなくなる→道場を酒と引き換えに賭場に・・・・・という、見事なまでの「酒で転落人生」^^;
そんな玄蕃でも慕って江戸までやってきて居ついてしまう早苗殿。
しかし、槍の腕は天下一品の玄蕃。

弟子次々なぎ倒し場面とか、博打の親分を追い詰めて米俵ひょいひょい場面とか、
十四郎さんの槍使いを堪能~♪
赤穂浪士の討ち入りの陣太鼓が鳴った時、
「早苗、槍の玄蕃がまこと武士の心を見せてやるぞ!」と言って飛び出した場面もかっこええっ!
そうこなくっちゃあ!と熊猫屋もコーフン。

そしてそして、上杉方の一行の行く手を塞ぐ大立ち回りの場面!
あんな長い槍までをも、槍に負けずにぶん回す十四郎さん・・・・凄すぎる( ̄□ ̄;)!!
刀の殺陣はスピード系だけど、槍もはえぇぇよ!!(笑)。
しかも槍遣いにメリハリがあるし、何でそんなに自在なのよ!(笑)
なんつーかもうホレボレ( ̄▽ ̄*)
これだけでも、この時代劇でもととったな(・▽・)V。


仇討が終わった赤穂の一行が歩いてきた時、蕎麦屋に以前化けていた杉野十兵次を一行の中に見つけた玄蕃が、十兵次と無言で言葉を交わした時の十四郎さんの表情が何とも言えずいいです。
近衛十四郎さんというとまず「殺陣」とか「剣豪」とか語られるお方ですが、
私、近衛十四郎さんの内からじんわり出てくる表情が好きなんですよね。
(破顔とまではいかぬまでも、実は柔らかい笑顔とかも^^)
演技も素敵だなぁ~と思うんですよね。
(技巧的な演技派とは真逆なんですけど)。
今月はまだ時専で映画やるから楽しみですっ!

それにしても、女性は早苗どのより博打打ちの親分の娘に感情移入しちまったのは私だけでしょうか?
(笑・ラスト、違うんだろうし、早苗どのはそんな人じゃないだろうけどなんとなく早苗殿が勝ち誇った感じにも見えたんで)
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「恋や恋なすな恋」(1962年・東映)
2010年08月08日 (日) | 編集 |
この映画が大好きな熊猫屋です。
映画の色彩模様と、斬新な(装置など演出面の)展開はもっと評価されていい作品だと思っているのですが、好き嫌いも分かれる作品でもあるような気がします。
(半分感覚で観る作品なので、理屈がなければダメな方や、リアルを求めるには不向きかと)

特に「陰陽師関連」とか「歌舞伎舞踊」に日頃から関心がある方は、予備知識無しで観るより二倍以上は楽しめると思うのですが、如何でしょうか?
普通の時代劇の感覚で観るのとちょっと違うと感じるし、半ばファンタジーですよね。

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(あらすじ)※東映チャンネルより
人形浄瑠璃の名作『芦屋道満大内鑑』と清元の『保名狂乱』を題材に、内田吐夢が構想を練り上げたファンタスティック・ラブロマンス。
時は朱雀帝の治める平安時代。無実の罪を着せられ流浪の旅に出た天文学者・阿部保名は流れ着いた先で美しい娘と恋におちる。
ある日、保名は都から来た狐狩りを妨害し、狐狩りの連中は腹いせに娘を連れ去ってしまう。
白狐は助けられた恩義に報い、また悲嘆に暮れる彼の心を癒すため、娘狐を娘そっくりに変化させるが…。

(キャスト)
阿倍保名:大川橋蔵
榊の前/葛の葉/葛の葉(狐):瑳峨三智子(三役)
加茂保憲:宇佐美淳也
後室:日高澄子
芦屋道満:天野新二
狐の老爺:薄田研二
狐の老婆:毛利菊枝
小野好古:月形龍之介
悪右衛門:山本麟一
藤原忠平:柳永二郎
藤原仲平:原健策
岩倉治部大輔:小沢栄太郎  など

監督:内田吐夢
脚本:依田義賢 ←大映の「西鶴一代女」とか新東宝の「雨月物語」猿之助さん主演の「残菊物語」などなどの脚本を書かれた方らしい
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(感想等)
この映画、色彩の妙というか、色の使い方が単色で一面塗られるような如くの勢いの場面が何か所もあるのですが、
その色が場面をよく現わしております。
最初の絵巻物から、おどろおどろしいい色に変化して都の異変と不吉さを。
夜の闇のとその不安を、
踊る保名の黄色の花の絨毯に、俗世を離れた心模様と保名の心の乱れをを。
枯れたススキが生い茂る野原とすすけたオレンジ色の空・・・


加茂保憲には阿倍保名と芦屋道満という弟子がいたのだけれども、加茂保憲の養女の榊の前を愛し、
真面目な保名に跡目を継がせようと考えている加茂保憲。
しかし、それを知った保憲の後室と結託している道満らは悪右衛門に命じて保憲を暗殺(!)
時の帝の朱雀帝が、昨今の人心の乱れを気にされて保憲に命じて「金烏玉兎集」を解読させて原因をつかもとしていたが、その矢先の暗殺。
明確に後継ぎが決まっていなかった中、後室と道満は(「金烏玉兎集」を奪ったのは自分達なのに)、
榊の前と保名に濡れ衣を着せ、拷問されたうえに榊の前は自殺、傷心の保名は「金烏玉兎集」を奪ったのが後室らと知り発狂、後室を斬った後に心狂うたまま流浪の旅に出てしまいます。
(後室を演じた日高澄子さんの憎々しげな表情といい、傲慢不遜なところが良く出てます^^;)


榊の前の小袖を半身に掛け、髪の乱るるままに保名が黄色の花の絨毯の中で踊るのが
清元の「保名狂乱」。


歌舞伎出身で、踊りが巧いらしい橋蔵さんの本領発揮ですね(・▽・)V
現在の(踊りの)保名を完成させたのが、橋蔵さんの養父である六代目菊五郎丈であることを何かの本で読んだのですが、
それを思うと尚更に、橋蔵さんの想いたるや・・・とじ~んとしますです。
踊りの冒頭の清元志津太夫の声で流れる「恋よ恋 われ中空に なすな恋」が、この映画のタイトルの元ではないかと。
尚、当時のこの映画について特集している「別冊近代映画」(1962年)によると、
内田吐夢監督や玉木プロデューサーは、映画を作る前に橋蔵さんが踊る保名をご覧になってるそうですね。
それにしても、毎度ながら指先まで気を配ったしなやかで綺麗な踊りの橋蔵さんです( ̄▽ ̄*)ホレボレ
歌舞伎の廻り舞台を取り入れていることも、奥行きを出しているなぁと感じました。


嵯峨さんの三役も素晴らしいですね。
榊の前と、榊の前の妹で狂った保名が榊の前と思いこむ葛の葉、
そして保名が助けた、人間に化けた狐の老婆の一族の娘狐が恩返しで化けた葛の葉(狐)。
全部の演じ方が違う。
榊の前は、毅然とした強い女性。
葛の葉は可憐で優しい女性。
葛の葉(狐)は、許されない愛に苦しみながらも、母性があるふれる女性。
見事に演じ分けていて、しかも嵯峨さんが持つ色香がなんともいえず、
この時代を演じるのにぴったりで、こちらもホレボレ( ̄▽ ̄*)

演出面では、先に述べた廻り舞台の他、
人間に化けた狐が狐に戻ったことを表す「狐の面」や、
アニメーションで表現される狐
(アニメ部分は東映動画が担当したそうで、冒頭の絵巻も東映動画製作らしいですよ。
わざとらしくなく、幻想的に溶け込んだ狐のアニメ部分も良かったです^^)

更に、ラストで狐が消えると同時に家が草むらになる、舞台装置のような展開といい、
実写映画とアニメと舞台が融合した映画なんですよね、これ。
(他にも外ロケ使わないでわざと舞台装置っぽい、保名と葛の葉(狐)の住む家とその周辺など←家は廻り舞台の上にのっていて、アングルをカメラの位置を変えるでなく、廻り舞台が廻って見える位置が変わる場面がありますよね)
この実験性は買いたいなぁと個人的に強く思う次第でございます。

保名と、葛の葉(狐)の間に生まれた赤子が、映画では述べてませんがかの「安倍晴明」でございます。
(安倍晴明の出生の謎伝説)。

踊りの振り付けや、浄瑠璃や清元、三味線に人間国宝が4人も参加されているそうです。
(1962年の「別冊 近代映画 恋や恋なすな恋特集号」より)
伝芸好きの方も是非。



最後保名が石になってしまうのは、
榊の前を失ったことで「保名狂乱」を踊った場面で小袖をひっかぶってうずくまりますが、
再び葛の葉(狐)を失い、
愛情というか恋心が極まったゆえに石と化してしまったと私は解釈してのですが、
皆さんはいかがでしょうか?





テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「まだら頭巾剣を抜けば 乱れ白菊」(1957年・松竹)
2010年08月07日 (土) | 編集 |
時専で観ました、近衛十四郎さん主演の1時間ちょいの時代劇なのですが、
衣装に目がくぎづけになりまして・・・・(笑)。
どんな衣装かのか、言葉で言うより視覚だろ~ということで、
図解させていただきました。
(ひっさびさに描いたなぁ~似ないのは御愛嬌でゆるして)

                    IMG_00022.jpg


(あらすじ)※時代劇専門チャンネルより
天明年間、十代将軍徳川家治(田中敬介)の治世。飯庭藩城下で狩を催していた家治が若い娘(山鳩くるみ)に狙撃される。
弾は逸れ、逃げる娘を突如白馬に跨り現れた、白黒の着衣にまだらの頭巾をかぶり、白鞘黒鞘二刀を差した剣士(近衛十四郎)が助けた。
キリシタン大名の汚名を着せられ憤死した九州の藩主の娘である菊姫は、再び家治の暗殺を計るが、またも剣士に押しとどめられる。狙うべき仇は別にあると諭す剣士の名は疾風竜之介。
民衆から「まだら頭巾」ともてはやされる竜之介の念願は、老中田沼意次や大沢越中守(香川良介)らの悪政を正すことだった……。
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(感想等)
もうね、頭巾・帯あ~んど足袋が水玉だわ、
前から見た着物は白地に一部黒なんだけど、うしろは黒。
帯も前は水玉なのに、うしろは白だし、
刀は1本は白く1本は黒。

「デザインが斬新すぎるんですがっっ(笑)」

モノクロ映像なのに(いや、モノクロだからか)、インパクト大の近衛十四郎さんことまだら頭巾です。

お話は、「悪を許さぬ正義のみかた」(プラス子供に好かれる)という点では、
東映の大友柳太朗さんの「黒頭巾」と通ずるところがあるのではないかと思います。
あらすじは上記にありますけれども、
つまるところ菊姫は「父の仇!」と狙ったのは将軍なのだけど、本当の的は将軍ではなく、
奸臣である老中の田沼や大沢越中守にありと、まだら頭巾も助太刀(というかまだら頭巾の目的がそもそもそっち)のもと、大立ち回りなお話です。
民衆のために、悪い政治家を叩きのめそうってことですね(・▽・)簡単すぎな解説(笑)

お話自体は簡単なのですが、
何故か本筋と関係ないところに月形龍之介さんがっっ(爆笑)
剣豪の水切源信という役なのですが、
まだら頭巾に勝負を挑んでくるわけですよ。
本筋と関係ないところで(笑)。
ちなみに、月形さんは東映所属のままご出張だと思うのですが(この映画は松竹)、
熊猫屋には

「近衛十四郎さんと月形龍之介さんのガチンコの殺陣を魅せるため(だけ)の場面」

に見えました(笑)
しかし


その場面が映画の中でもかっちょいいんだから困ります(爆)

ここ二人の場面だけでもいい←おい
(ところで、落ちちゃった源信はまんまおいてけぼり?)

他に、菊姫好き好き♪の「とんびの小太郎」役でまだ青さ全開の中村賀津雄さん、
太い眉毛とタレ目がちっちゃくても変わらない、「霞小僧」役で子役時代で十四郎さんの息子の目黒祐樹さんが出演しておりまして(目黒さんかわいい~♪やっぱり兄上より好きだなぁ~私は)、
一瞬、いつもの東映時代劇を観ているような錯覚にも陥るのですが(松竹です)、
「娯楽の突き抜け方」がこの映画、まだハンパなので、
(衣装は突き抜けてますがっっw)
やはり「娯楽時代劇は東映」だなぁ~とも思った次第です。

十四郎さん好きとしては二刀流もおがめますし、
月形さんとの対決は見ものですから、その点では美味しい時代劇でごさいました。

しかし、近衛十四郎さんを見るとなんとなく幸せになるというか、
去る菊姫たちに「幸せになれよ」と言った、あの笑顔が好きです^^
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 近衛十四郎さんを観る本日/なにごとっ!?
2010年08月02日 (月) | 編集 |
今、時専で録画した近衛十四郎さん主演の「まだら頭巾剣を抜けば 乱れ白菊」を観ながら書いてますが、
(後日改めてエントリー立てて感想を書きます。8月8日と12日にもリピート放送ありますよん)
冒頭子役の目黒祐樹さんが出てるんですよ、可愛い~♪(霞小僧とかいう役名太い眉とたれ目具合が長じてからと全く変わらないっ。十四郎さんと親子共演!)
「まだら頭巾」って何?と思ったら、
近衛十四郎さんが水玉模様の頭巾をかぶっているんです。
東映で言うと大友柳太朗さんの黒頭巾のようなもんですかねぇ?
その水玉頭巾の十四郎さんが何かラブリーでございます(笑・帯も足袋もおそろいの水玉なの。更に着物も白の部分と黒の部分ありの、刀は二口(ふたふり)なのですが、一本の鞘は白いしもう一本は黒い。)
松竹製作なのですが、配役表で月形龍之介さんの部分が「(東映)」と書かれていたので、
月形さんは東映に所属しながらご出張なのでしょうか?

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アクセス数がいつもより(当僻地ブログ通常比で)上がってたので、
「え!?何事!?( ̄□ ̄;)」
とログを見たら、検索ワードトップに「十三人の刺客」が。
そうか・・・本年度版が映画祭に出品とか何か記事出てたものね。
そのせいか?
2010年版に出演の役者さんの名前で検索もありましたが、
すみません・・・・こんな僻地にあたっちゃって^^;
2010年版の役者さんで書くことは殆どございませんので。
(次に書くとしたら実際に2010年版を観た時かと)。

しかし、「十三人の刺客」(1963年東映版)のエントリーを書いていた時に、
2010年版の配役と比べて見てみましたけれど、
「(2010年版が)え!?この役をこの人が!????」という方が何人かいらっしゃいましたが、
その懸念は杞憂の時もありますので、実際観てから述べようと思いました。
しかし、東映のはモノクロゆえの秀逸さがありましたけれど、
今回はどうなるんでしょうね。
私が切に願うのは、なるべくガチの殺陣を見たいものです
(殺陣を学んでない現代人だと限度はあるでしょうけれども)。
CGでごまかすのはむっちゃつまんないんだよね。
私は中華系の武侠ものも好きなのですけれど、あっちもアップ多用&CG多用したのが増えてるもんだから、
「醍醐味が減るぢゃないかー!つまんないぞー!」もよくありまして、
殺陣が見所ので顔のアップとCGでごまかすのはご勘弁願いたいと思うところでございます^^;
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ