橋蔵さん徒然帖-其の三
2008年07月30日 (水) | 編集 |
私はにわかファンですが、橋蔵さんの踊りが大好きです
歌舞伎も日本舞踊も解らぬ門外漢だし、ましてやそれの上手い下手なんぞを見分ける目なんざ当然持ち合わせておりませんが、
ファンであることを抜きにしても、橋蔵さんの踊りってなんか惹きつけるものがあるんですよねぇ…
何本かの映画の劇中や、一部映像でしか見たことがないけれど(先日の銭形平次のひょっとこ踊りもしかりですが(笑))、
あのしなやかな動き、良い意味での軽やかさ、軽やかなのだけど要所は押さえたメリハリある踊り…悪目立ちせず、控えめながらも何かほわっと光があるような華やかさがあり、毎度見ていて踊りのとこだけリピートしてたりもしたのですが(照)、とても惹きつけられるのです
なんなんでしょうねぇ…
かの踊りの神様・六代目菊五郎丈を養父に持ち、藤間流の名取でおられるという外的要因だけじゃ説明つきません
(橋蔵さんの踊りはかなり上手いそうですが、私はそれを推し量る知識も見聞もないので、素人見で単純に「いいなぁ…」と見惚れているくちですが(笑))
…最近、色々読んで知りましたが、橋蔵さんは踊りが好き…いや、踊りが「大川橋蔵」の一部なくらい大切におもっていらしたということを
半端じゃない想いを持っていて、それを「銭形平次」と並行して力を入れていた舞台で精力的にやっておられた

時々思うのですが、橋蔵さんは勿論映像に全力でぶつかっておられましたが、半分は舞台人としての顔があったように感じます
しかも映像と舞台の間の境界線というものがなく、「見る人を楽しませる」という意味では同列で、共にやるからには中途半端なことはしない…という広義の意味で芸道を突き進んだ方ではないのかな?と感じます

堀り進めるほどに本当に橋蔵さんの芸道は深い…総合的に見るとほんと関心がつきない役者さんです
そういう面ももちっとクローズアップされるといいのですけどね
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 今日の「銭形平次」@ひとりぼっちの反抗
2008年07月30日 (水) | 編集 |
第721話
今日は、甘ったれのドラ息子で、父に反抗して家業の修行放り投げた男が中心ですよ
(・ω・)/
アホなことに親の心子知らず、子の心親知らずで、息子は盗人一味の下っ端に身を落とし、父は息子が父がすてた妻(つまり息子の母)が病気なので薬届けてる優しい面を知らず…まぁこういうすれ違いは現代にもありますよね
(^_^;)

今日は甘ったれの息子を叱咤した市毛さん(レギュラーチェンジしたばかりなんで役まだ覚えてない…すまぬ)と、息子に劣らず頑固な父を説得した平次が功労者でしょうか?
 今日の「銭形平次」@消えぬ傷あと
2008年07月29日 (火) | 編集 |
第720話
余興タイム書き置き場になってますが(笑)

今日は平次は自宅でお静さんの襟足のうぶ毛(?)を剃ってあげてました
途中、自分の顔にも当てて剃りごこち確かめながら(笑)
今日もラブラブモードの二人なのでした

 今日の「銭形平次」@嘘から出た真実(まこと)
2008年07月28日 (月) | 編集 |
本日は719回目でございます(たま~に橋蔵さん写真集の資料で確認しないと今何話にいるか分からなくなる(笑))
今日は比較的大きな動きはなく、(いつもよりは)また~り進行でしたね。
嘘もつきつづけると結局自分に跳ね返る。
平次の言葉じゃないですけど、真理です。

銭形平次(橋蔵さん版)はいつも話もいいなぁ~と思うのですが、
着物や調度品とかもついつい見ちゃうんですよね。
特に着物は「ああ、今日はこういう柄(あるいは布地)なんだ~」と密かに楽しみにしています。

今日の(事件解決後の)余興はなんですか。
八が平次親分に贈り物持ってきて、開いてみたら中に石ころ(爆)。
平次がこのやろ~と八をペチとじゃれあい(笑)。

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ちょっとずつですが、野村胡堂の原作「銭形平次捕物控」を読んでおります。
私が持っているのは村上弘明さん版平次の際に出たらしー(笑)、2004年の嶋中文庫版。
全15巻を運良くも定価の半値以下で入手に成功致しましたが、
「です・ます」調の独特の文体が、
最初は面食らいましたが、これがなんともいえぬいいお味なのです。
この「です・ます」調が凄惨な事件があっても、
殺伐とした感じを与えすぎず、また意外に読みやすく、短い中に事件解決までのプロセスが分かり易い印象を与えてる感じがします。

この嶋中文庫版は活字が比較的大きく、当時のものらしい挿絵も入っているので、
なかなか良い買い物したなーと思ってます。
一冊10話くらい入っているようです。

テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 テレ東金曜時代劇「刺客請負人」 第2話
2008年07月28日 (月) | 編集 |
(あらすじ<公式HPより>)
江戸市中では、“江戸源氏”とあだ名がついた美形の男児を狙う辻斬りが相次ぎ、人々は“源氏斬り”と呼び恐れていた。
ある日、刑部は「助っ人屋」の徳松から用心棒の依頼を持ちかけられる。
依頼主は、醤油問屋の主人・鍵屋清右衛門で、“江戸源氏”と評判の息子・清吉の身を案じて用心棒を依頼してきたという。
  しかし、いざ清吉に会ってみると、用心棒を断られてしまう・・・。
刑部は事件の真相を探ってゆくと、北町奉行所同心の岩切から源氏斬りがかなりの手練であることと、キツネ面を被っていたことを聞く。刑部は、なぜ美形の男児ばかりを狙うのか、犯人の動機が気になり、さらに詳しく調べてみると・・・。

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今回の刺客請負人、第1シリーズより明解になってて面白い。
先週の初回視聴率が13%超え(13.4%)とテレ東作品としては高視聴率でびっくり。
(しかも「渡鬼」にも僅差ながらも上回っている)
ドラマ視聴率としても、ここんとこ現代ものも視聴率が低迷する中、
なかなか頑張っている(先週は9時台の裏に「トトロ」あったのにな(笑))。
このままたゆまずいってほしいものです(私も貢献します(笑))。

さて~第2話もなかなか面白展開で、
「美少年」がらみの事件というのにワロタですが、
脇役というか闇法師とかキャラクターのアクも強いので、楽しいです。
(道八(本田博太郎さん)のキャラ怪しすぎ(笑)。おめ、女でも男でもええんか!(爆))

刑部(村上弘明さん)はなんのかんのいっても、困ってる人には手ぇ貸しちゃうんだな。
そして自ら深みに足つっこんじゃうのだけど。
公儀を敵に回しちゃったんでしょうかね?

ねこ姐さんこと闇猫お吉(若村麻由美さん)は今回も期待を裏切らずコスプレ(笑)。
そして、ついに闇法師一味の傘下に入ることを承諾。
今回、仕事をしくじった美少年(?)のスズメちゃんを囲う・・・
いや、引きとって自分の手駒にしたらしい(笑)。
闇法師は今後どんなヤツが出てくるのかしらね?
(お頭まだ~?(爆))
しかし、今回”江戸源氏”といわれた「美少年」たち・・・・・
「どこが”美少年”でしか?」とつっこんでしまいましたが(時代劇的美形は違うよね)、
ま、そこは置いておきまして(笑)。


北町奉行所同心の岩切(山田純大さん)は、まだ疑り深い神経質なヤツにしか見えませぬが、
今後の展開で刑部らにどのように関わっていくのか?
また変化があるのか楽しみです。

心のオアシスお静ちゃん(中山忍)もいいなぁ。
清吉くんにつっこまれてアタフタする刑部もまた楽し(笑)。

「刺客請負人」→公式HP

テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「赤穂浪士」(昭和36年 1961年)その2
2008年07月25日 (金) | 編集 |


桜は日本人の心だ!ということで続き。
(そういえば時代劇への愛すべきオマージュ映画「ちゃんばらグラフィティー斬る!」(1981年)の中で桜場面だけ集めたシーンありましたよね。あれも良かった。
「ちゃんばらグラフィティー斬る!」は、時代劇布教映画としてもDVDにしてほしいもんですが(笑))。

さてさて、前回は2名だけ取り上げて終わっちまいましたが、
この映画の私の心のオアシスは賀津雄さん。
赤穂に肩入れする畳屋の伝吉。
こころなしか啖呵といい、芝居っぷりは兄ちゃん@錦之助さんと通ずるものがあります(笑)。
賀津雄さんの場面になると緊迫の中の一息タイムなんだな(なごむ~)。

大友さんの堀田隼人は浪人者。
一人別の空間におわしますが(笑)、
ここでもガシガシと豪快に立ち回る大友さん。かっちょいい!!
(それにしても大友さん、美味しい役どころですねぇ)

かっちょいいといえば、クールな堀部安兵衛@千代之介さんも素敵。

千恵蔵御大@内蔵助と右太衛門御大@千坂、苦肉の策として配したのだと思うのですが、
忠臣蔵おんちな私でもわかる、
「大石と千坂がかつての盟友とは、アリエナス」
ですが、オールスター映画だ!
「"スターを見る"映画」なんだ、
も~寄りきって押し出しちゃえ!!と(笑)。
しかし、御大お二人が同時に出ると場面が長いですのぅ^^;
貫禄は凄いですが。

瑤泉院は大川恵子さん。
浅野内匠頭と”W大川”で美形夫婦です(爆)。
惜しいかな、この映画オールスターだけに女優さんは完全に添え物状態
(それだけ濃いということなんですが。丘さとみさん、桜町弘子さん、花園ひろみさん等沢山女優さん出演されてるというのに)
それでも、大川恵子さんの上品さは光ってました。

若き松方弘樹さんが大石主税、これまた若き里見浩太郎さんが上杉綱憲役でご出演ですが、
お二人共に年齢を重ねられた後の方が良いですね。
まだこの頃は、他の役者さん達が(スター至上主義時代だけに)あまりにも華があるので、
ちょっと隠れ気味な感じです。
でも、一生懸命さは十二分に伝わってきましたよ^^

月形さんの吉良、憎々しげでいいわ~。
私の中ではベスト・オブ・吉良(「大忠臣蔵」の市川中車(八代目)さんも好きだが)。
威厳と品があることでは月形版「水戸黄門」に通ずるものもある(黄門様は善人側ですが)。
他の忠臣蔵だと、下手すると浅野内匠頭がただの切れやすい兄ちゃんに見え感情移入できず、吉良カワイソスに思えてしまうこともあるのですが
(私が忠臣蔵苦手なのもそこなんです(笑))
美形で温厚且つおとなしい一本気な橋蔵内匠頭をことあるごとにネチネチネチネチやる月形吉良(笑)。
嫁イビリをしている姑の如く、相手が何も言えないことをよいことに好き勝手言うものだから、苦痛に耐える橋蔵さんに感情移入し易い。
短い映画の中でなら、ここまでやってくれた方がむしろ分かり易い(事実か否かは別として作品としては)。


山形さんや進藤さん、薄田さんなど、普段悪役な皆さんがいい人側の人間になると重厚なものが生まれるのですね。
当時の東映の層の厚さ、役者の幅広さに感嘆。
オールスター映画って、分かる役者さんが増えるごとにほんと、楽しさ倍増!です^^




テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「赤穂浪士」(昭和36年 1961年)その1
2008年07月25日 (金) | 編集 |


やっと東映の時代劇スターの名前と顔が一致してくると、がぜん面白さ倍増なのがオールスターもの

オールスター映画って凄いですよねー!物語紡ぎながらきっちり個々のスターの見せ場作るんだもん、監督と脚本はエライ(笑)

実は忠臣蔵ものはイマイチ苦手な私ですが
昨年から今年にかけてテレビ東京の再放送枠でやってた「大忠臣蔵」(1971年)全52話にはあまりのゴージャスさにクラクラしてはまってましたその時、たった2~3回しか出てない脇坂淡路守役の錦之介さん(この時は既に萬屋でした)がめちゃめちゃかっちょよくて、それまでの拝一刀なイメージ(笑)がぶっとびましたが、
本作でも錦之助さん淡路守ですね
豪快な錦之助さんらしい笑い声が心地よいし、大石@千恵蔵御大との城明け渡しシーンは泣けた凛として張りのある雰囲気がさすがです

この映画はが象徴的に使われておりますが、なんつっても橋蔵さんの浅野内匠頭の切腹シーンが桜の場面として秀逸です
廊下を歩く白装束姿の内匠守、桜の花びらがはらり…と舞う中、片岡役の山形勲さんが下にいて、二人の声にならない対面が哀切を誘います
言葉は無くとも「目」が語ってるのです…好きなシーンです
白装束姿の色白の橋蔵さんと、淡い桜の桃の色、背景の黒な色ですごく綺麗なコントラストなのだけど、その透明感のある絵のような色彩が余計に内匠頭の幸薄さを際立たせて悲しみを誘うのだな…
(座ってから切腹までの橋蔵さんの無駄の無い動きも見惚れました(笑))
そういえば橋蔵さんと錦之助さんの共演は極端に少ないんで貴重ですよね
二人並ぶとやはし根本的にキャラクターが違うのだなと思うと同時に、それだけカラーが違うんならがっぷし組んだ作品、見たかったですね脚本さえあれば絶対面白いの出来ると思うんだわ
当時の背景がそうならなかったのは百も承知ですが、東映時代劇が斜陽化した頃にでもおっきい花火としてやって欲しかったな~と妄想(笑)
無い物ねだりですけどね

はっ…橋蔵さんと錦之助さんで終わってしまった(笑)
長くなったので続きはまた次回
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 今日の「銭形平次」
2008年07月25日 (金) | 編集 |
今日のタイトルは見そびれたんで後で補足

平次親分風邪ひいたんですね(笑)
事件解決後の親分の仕草、子供が紙鉄砲をパン!とやった時に目を見開いてビクッとしたり、
平次宅で親分に布団用意したら八が親分に逆に布団につっこまれてじゃれてたり(笑)、
お茶目な親分でした

かわえぇ(´∀`*)
橋蔵さんは二枚目役者ですが、お茶目な演技もお年重ねても似合うというかうまいのは、やはし陽性キャラクターなんだなと
今、陽性(しかも無理がない)なのを演じることができるベテラン時代劇俳優さん、よく考えたらあんまりいらっしゃらない気もしないわけでもない
 見始めますた(・ω・)/
2008年07月24日 (木) | 編集 |
「新諸国物語」DVDーBOXきましたよ
バラでかうのと違うのは、オマケ主題歌CDがついてます(笑)

橋蔵さんファンな私はやはし「七つの誓い」から見始めてしましました…反則技すまぬσ(^-^;)

香港映画で「トンデモ映画」の耐性がついてる私には許容範囲内ですわ(にやり)
確かにつっこみどこ満載でちと腹筋鍛えられそうなのですが(笑)、
そこが楽しい映画です
真面目に見て怒っちゃ無粋ですよ(´∀`)
よい子のお子様向けなんだし
楽しんだもの勝ちな映画
久しぶりにトンデモ映画を楽しむ余韻に浸ってます(笑)
感想文も後日あげる予定ですが、いつもと違う、つっこんでナンボなお笑いレビューになる予定なので、真面目に映画をご覧になられている方はご遠慮下さい(笑)

しかし錦之助さんも橋蔵さんも扇太郎さんも
かわゆいなぁ~
少年の雰囲気がでてますよね
橋蔵さんが子供向け映画に出たのはこの「七つの誓い」だけですが、
色気よりかわいらしさが前面に(笑)

そして、一人く~るびゅ~ち~な千代之介さん
(ズルい・笑)
東映の主演級役者さんて皆さん頭巾似合いますよねうっとりです

「それなんて八犬伝?」に見えたりもしましたが(わはは)
たのし~な~

吉田さんの悪役がまんま香港映画に連れて行っても違和感なさそうだ(爆)
 今日の「銭形平次」@大捕物
2008年07月24日 (木) | 編集 |
今日の地震、岩手県をはじめとする東北の皆様、大丈夫でしたでしょうか?
お見舞い申し上げます
海隔てた地(…といえばわかっちゃいますね(笑))のこちらも、起きてテレビつけたら震度3
横揺れがながかったなぁ…その後揺れた割には余震なかったですけどね
最近どこも揺れてますよね
こちらは他の地域が地震多発してるのに地震なかったのがかえって私は昨日まで不気味に感じていたのですが、こうも日本中揺れるて何なのでしょうね
小刻みに揺れて逆にガス抜きじゃないですけど、後で大地震にならない揺れ方だと不幸中の幸いなのですけどね

今日の平次は捕り方の皆さんに死人出たりしてしまいましたが
タイトルに相応しく、網攻撃だの、あれは野球のローションバッグみたいな白い粉攻撃だの(笑)、陣組み攻撃だの、団体戦な内容でしたね
ラスト、妙に平次にも光かかってたんで、
「平次の艶な話じゃあるまいし」と突っ込んでました(笑・もちっと後の旦那様とのシーンで初めてかけりゃよかったのにね)
 映画「花の折鶴笠」(昭和37年 1962年)ざっと見
2008年07月22日 (火) | 編集 |
時間なかったんで今日はざっと見ですが、改めてきちんと見て書くつもりです

昭和37年以降分は、任侠路線の台頭もあってか、橋蔵さんの映画も紆余曲折があるなぁと感じることありますが、
この映画、すごく好きなんですよね
橋蔵さんの二枚目半…というか三の線に近いコミカルな演技が満載
(ノ^^)
世の中には色々なタイプの役者さんがおりますが、
橋蔵さんは基本「陽性」な役が一番力を発揮する役者さんだったのではないかしら?と、にわかながら思うときがあります
若さま侍とか、粋でいなせな火消しとか、この作品などの二枚目半な役とかすんごいキラキラと生き生きして見えるんだな
喜劇センスがあると思うの
稀に「銭形平次」で二枚目半な演技してる時も嬉々としてやっていらっしゃるように見受けますし(笑)
私から見ると、当たり役の一つの悲劇のご落胤・葵新吾よりはまってると思う時さえあるんだな@コミカルな演技
あまりに美麗な外貌から、こういう面があんまり語られてない気がしないわけでもないのですが、
橋蔵さんの喜劇演技大好きです
時代がリアリズムに行って、橋蔵さんのそういう長所をもっと発揮する前に過ぎてしまった気もするのですが、
もっといっぱいコミカルな演技見たかったな~
「花の折鶴笠」の橋蔵さんの喜劇演技、楽しいですよ
美麗な雰囲気なんざ無いんだけど、愛すべきキャラクターに仕上がってます
(盲目のヒロイン・お菊ちゃんの妄想シーン(笑)で、美しい橋蔵さんを舞踊場面付きでも拝めますが(大笑))
股旅者の人情喜劇です
見終わるとほんわかしたまったりゆるい心地よさにひたれます
結末どうのより、とにかく橋蔵さんの演技が楽しいです
 書籍「大川橋蔵」(ワイズ出版)
2008年07月20日 (日) | 編集 |


言わずと知れた橋蔵さんファン必須(笑)の写真集ですね。
モノクロだが、特に映画スター時代の写真満載で・・・・・・・・美麗だ(笑)。
身体の線のしなやかさといい、言わずもがなほれぼれ(爆)。

この写真集はそうやって愛でることもいいですが、
なんつってもデータベースとして活用することに意義がある。
橋蔵さんが出演した映画・テレビ・舞台がほぼ完璧に網羅されており、
特に「銭形平次」全888話を完全網羅。
・・・・毎度、時専で録画した後に
「はて、これは何話だったかな」とインデックス作る時、重宝しております(笑)。
映画の方もPPVやらDVDやらVHSやらで私がまだ見てないのが113本中20本あるのを確認
(しかし・・・・この20本が至難の技なのだ・・・・・)
「うううっ、この映画見たいよぅ」と思えど、VHSは流通してない(or絶版)わ、東映さんDVD出してくれてないわでいつのことになるのやら・・・・(遠い目)
(特に「恋や恋なすな恋」と「大江戸の侠児」「この首一万石」に焦がれておりまする)

ただ眺めるだけで終わらないお品というのがいいとこですね。

当時の時代劇の美男役者さん達はやっぱり"イケメン"とカタカナではなくて、
「男前」なんだなぁ~としみじみ。
一本芯が通ったとこがやっぱり違うんだなと感じます。
テーマ:俳優・男優
ジャンル:映画
 書籍「ふたりひとつ わたしの橋蔵親分」
2008年07月20日 (日) | 編集 |


フジテレビ出版(1985年)

橋蔵さんの奥様、真理子夫人が橋蔵さんが亡くなられた後にお書きになったご著書です。
この本、橋蔵さんのファンになってからほどなくして古書店で入手したのですが、
一気に読みました。
(本自体は絶版本です。上記アマゾンで古書入手可能ですが)
そして泣いた・・・・特定の芸能人に関連した本は何冊も読んだことあるけれど、
こんなに泣かされたのってそう無いです。

それもこれも、真理子夫人の温かみのある橋蔵さんへの溢れんばかりの愛情と、
同性として共感できる、一人の女性としての感情が素直にあらわされていること、
そして文章から垣間見ることができる、橋蔵さんの誠実で生真面目なお人柄。

読んでいて心が温かくなるところもある分、
最後の、橋蔵さんが病をえてから亡くなられるまでの部分は、読み進めるほどに読むのが辛かった。
役者さんとしてもテレビの銭形平次が終わって、これからまた新たなステージが始まろうとした矢先の病。
こんなに優しくて、人にもつくして、真面目ないい人なのに、
神様ってなんて残酷なんだろう。
(そういう人だったからこそ、早く呼ばれちゃったのかもしれないけれど)
入院されても、次はこういう舞台はどうだろう?とか、役に生かせないだろうかとか、
役者としてもやりたいことがまだまだ沢山あったことが痛いほど伝わってきて、
涙が出てきました。
(私事で恐縮だけど、自分も身内を今年亡くしたので余計に大切な人を亡くした気持ちが伝わってきてもぅ・・・・)
橋蔵さんも悔しかっただろうけど、ずっと病名を隠しつづけた奥様はじめご家族の皆さんのご心痛も痛いほどわかります。

お仕事はもちろんのこと、家庭に関してまでお子さんの躾からきっちり考え、
奥様もとても大切にして・・・・・橋蔵さん凄すぎる。
こんな男性もめったにいませんわ(笑)。
奥様も橋蔵さんのためにどうしたらいいかいつも考えていらして、これまた素晴らしい。
ある種理想の夫婦像なのだろうけれど、
お互いが自身を律しないと成立しないんで、なかなかできたことではないなと思いました。

しかし、銭形平次の仕事場で、ちょっと大道具が壊れたのに気付いたらスターなのに自分からトンカチ片手になおしちゃうとか(笑)、
撮影所の守衛さんにまで毎日ニコニコ必ず挨拶とか、
新人役者さんで時代劇に慣れてないと分かると、男優・女優問わず惜しみなく教えてあげるとか、
おおよそスターらしからぬ飾らないお人柄というのは、映画スター時代の若い頃の雑誌を見てもエピソード満載ですが、やっぱりいい人だなぁ(´▽`*)

もし・・・だけど橋蔵さんが長く生きていらしたら、時代劇の所作を若手の方に継承していただけたかもしれないし・・・・そういう意味でも早世は残念だなぁと思います。

後書きで演出家の蜷川幸雄さんと作家の森茉莉さんが橋蔵さんを評してますが、
特に蜷川さんの意見には同感。
これは私も(橋蔵さん関係なく)昔から思っているのだけど、
アクの強い演技や深刻さや暗さや重さは表面に出しやすいけれど、逆にサラッとした演技とか明るさは実際はその軽さを出すに難しい面もあるのに評価されにくい場合があるということ。
橋蔵さんのあの明るさと品の良さ、そして良い意味での軽やかさは天性のものだけじゃない、
精進のたまものの部分もあると思うのですが、如何でしょうか?



テーマ:俳優・男優
ジャンル:映画
 テレ東金曜時代劇「刺客請負人」
2008年07月18日 (金) | 編集 |

↑原作

シリーズ第2弾今日から始まったですよ
(・ω・)/

この枠いつもの「初回はスペシャル」

後半時間つぶしたわりに解決意外にアッサリのような気もしたけど、全体観ると今後楽しみだし、思った以上に面白かったです

ねこ姐さん、闇猫お吉@若村麻由美さん存在感ありすぎ(笑)、というか…

「男前」!男装かっこえぇ~そこいらの若い男より啖呵が似合うて(爆)台詞はちと誇張気味だけど、そこがまたいいんだわ娯楽時代劇らしくて久しく男優でもこういうタイプ見てないぞ
猫姐さんコスプレ状態で主役の刑部@村上弘明さんよりオーラ放つ悪役てどうよ(笑)
…姐さん今回も飛ばすのかな~

前シリーズの菊姫また再登板でしたね
ご難儀が絶えない藩ですのぅ
┐(´ー`)┌
今度こそ姫、幸せになって欲しいですの

徳松@榎本明さんは相変わらず食えない感じがいい味だし、何より今回

「闇法師七人衆」てなによ(笑)悪の戦隊ぽくて楽しそうじゃないですか(わはは)しかも濃い
今日逝ったのはそのうちの下っ端の雑魚なんでしね

村上さんはやはし月代あったほうが似合うと思うけど、渋さに磨きがかかるのを期待してますよ
 今日の「銭形平次」@殺しの舞扇
2008年07月18日 (金) | 編集 |
今日もイベントだ~(笑)

本日平次はやくざものに変装して潜入捜査ですよ(にやり)

橋蔵さんの町人髷以外をテレビで拝める数少ない機会に感涙

映画スター時代の若くて華やか、明朗な軽やかさとは違った、
貫禄がある色気にくらくら

殺陣もあの頃とはまた趣は異なりまして、
スピード感ある立ち回りは健在なのですが、
ずっしり感もあるのは年齢を重ねた重厚感でしょうか?
若い時の美しさとはまた違ったかっちょ良さにリピートしそうです(笑)
しかし、700話台越えて、また何か変えようという雰囲気感じます
楽しいぞ

来週月曜日は時専特別編成で銭形お休みなので
録画設定お気をつけくださいませ

 書籍「いとしこいし想い出がたり」@往年の時代劇ファンオススメ
2008年07月17日 (木) | 編集 |


漫才の至宝、「いとしこいし」の喜味こいしさんのご著書です(聞き手:戸田学)。
あとがきで聞き手の作家の戸田さんがおっしゃってますが、こいしさんの口調をそのまま生かす「随談」という形をとっているとのことです。

つい最近出たほやほやの新刊(発行:岩波書店)。
私は残念ながら、いとしこいしさんは名前しか存じ上げなくて大変申し訳ないのですが、
(申し訳ないです…世代が世代なのと無知をお許しくださいませ^^;)
この本を読んで、いとしこいしさんの漫才を見てみたくなりました。
(でも、いとしさんは既に他界されてたのですね(T_T))

こいしさんの口調そのままらしく、とても軽妙でぐいぐい読ませます。
内容はお二人の生い立ちから漫才師や役者としての経緯や、
出会った人々のエピソードなどがぎゅぅ~!とつめこまれております。
とっても読みやすい!面白い!!当時の時代の空気まで運んできてくれてるようです。
気がついたらアッという間に読み終わってました。

それに、出会った映画スターや役者さん、漫才師・落語家さんなどのエピソードが満載で、
これが往年の時代劇ファンの皆さんにお勧めポイントです。
大友柳太朗さんのファンの方は特に(笑)。
大友さんの「天然キャラ」なエピソード(爆)が結構長く語られていて(東映黄金期)、
これ読んで、ほんとに一途で真面目なちょっと(いや、かなり?)天然が入った大友さんのお人柄にますますファンになりました(ふふふ♪)

他に大河内傳次郎さん(素がこんな方だったとは…意外)、大江美智子さん、市川歌右衛門御大、島田正吾さん、辰巳柳太郎さん、堺駿二さん、薄田研二さん、沢島忠監督、進藤英太郎さん(薄田さんといい、進藤さんといい、悪役の方の素は良いお人^^)、中村錦之助さん(錦之助さんは名前はありますが具体的エピソードはありません。こいしさんが好きな役者さんとして)、月形龍之介さん、美空ひばりさん、市川雷蔵さん、大川橋蔵さん(銭形平次関連でちょこっとありました)、勝新太郎さん、芦屋雁之助さん、加東大介さん、黒澤明監督、高田浩吉さん、などなどなど(歌手や芸人さんなどは省略。役者さんも名前他にございました…)。
特に東映系の方が多いですね。

・・・・というわけで、厳密には時代劇本ではございませんが、色濃く時代劇も関係する本として本日ご紹介。
いや、それとは関係なくても、「いとしこいし」という漫才師のたどった道を見せていただいた意味でも、良い一冊でした^^
 このごろの「銭形平次」@大江戸大地震
2008年07月17日 (木) | 編集 |
今日のネタ、普通時間枠であそこまでやることにびっくりしました
スペシャルでやってもいいくらいですよね

色々飽きさせないように橋蔵さん版銭形平次て工夫されてますね~(それにしても今日のは地震に火事と大仕掛けでしたが())
明日はあれは橋蔵さんが股旅ものの格好をしてるのでしょうか?
今日はびくついている万七親分に青柳同心が一喝のセリフが格好良かったのと、
平次のとこにやっぱり来てくれた万七親分、泣かせる

平次にはお静さんの様子見に行くまでやって欲しかったのは私だけだろか(笑・だって恋女房ですも~ん

しかし朝からドキドキさせられた本日の銭形平次でした
 このごろの「銭形平次」
2008年07月14日 (月) | 編集 |
先週といい、銭形平次かなり面白いことになってるんですが(笑)

先週はスキーで大捕物あり(この日の橋蔵さん、いつにも増してキリリとした色っぽさがあったなぁ事件解決後の余興(笑)の時なんざ、お静に酌してもらいながら一杯やるのが何よりも幸せなんだとノロケごちそーさまです)、
「娘道成寺殺人事件」では、踊りが舞台の殺人事件だったんで、それ見ながら
「あー橋蔵さん(踊りの名手)の踊りがみたいなぁ」と思ったら


キター(笑)
今日の「御用船大爆破」で…

『平次(橋蔵さん)のひょっとこ踊りっ』(喜)

いや~たとえひょっとこ踊りでも、しなやかで素人目でもやはりウマーです

ファンの期待を裏切らないすね(笑)

スキーといい、道成寺の鐘といい、御用船の爆破シーンといい、ここんとこ普段より三割増イベントが多い
「銭形平次」です
 映画「笛吹若武者」(1955年 昭和30年)
2008年07月13日 (日) | 編集 |
橋蔵さんのデビュー作です(*´▽`*)(この時御歳26歳)
この頃はまだ歌舞伎役者を続けながらご出演。
ご本人もまだこの時は映画俳優に完全転向するかは考えてなかったようです。
(出演を決めたのは30年の夏。公開は同年の年末)。

当時東映では珍しかったらしい王朝ものというか源平もの。
平家の公達を演じたのがはじめというのも、品が良い橋蔵さんならぴったりです。
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不義密通をおかして離縁された平経盛(宇佐美諄)の妻であった椿の前(月丘千秋)は、
経盛との間の娘の玉織姫(美空ひばり)らをつれて都に向かう途中であった。
途中、玉織姫の歌声を聴いた平家の一行に歌を歌ってくれまいかと誘われ、そこで平敦盛(大川橋蔵)と初めて出会う。
都で椿は平時忠(堀正夫 )に会い、己の栄達を狙っている時忠の思惑に同意した椿姫は、
玉織姫を関白近衛基通(明石潮)に嫁がせようとする。だが、それを嫌がる玉織姫は逃げ出し、追われるうちに、丁度、宿直の役についていた平敦盛に救われ、難を逃れる。
椿と玉織姫は経盛の屋敷に住むことになり、椿のことは未だ割りきれずも、玉織姫のことは娘として対面を経盛は喜んだ。
しかし、玉織姫は思慕している敦盛が異母兄だと知り、敦盛もその事実に驚く。
野望を捨てぬ時忠は、玉織姫を敦盛の側から引き離すために、以前から敦盛に恋している右大弁重虎(山茶花究)の娘・桂姫(星美智子)を皇上の命だとして敦盛と結婚させようと各策、玉織姫は桂姫に嫌味も言われて打ちひしがれるが、兄のために関白に嫁ぐことを決意する。
婚礼の日、父の経盛より自分の本当の父親は後鳥羽院(矢奈木邦二郎)だと聞かされる。
経盛に嫁いだ敦盛の母は、後鳥羽院の寵愛を嫁ぐ前に受けていて、経盛に嫁いだ時には既に身ごもっていたという。いつ帝位につくか分からぬ敦盛のため、あえて無位無官で経盛の子として育てられたという。
敦盛は婚礼の席を立ち、玉織の後を追った。
しかしその頃は平家を取り巻く状況も更に悪くなり、都に迫る木曽義仲の軍を逃れようと関白は時忠や玉織姫をつれて叡山へ逃れた。
それを知った敦盛も後を追い、その時関白の手を逃れた玉織姫と山中で再会し、二人で逃れる。
今や恋人同志となった二人は山小屋でひとときの幸せを味わうが、玉織を連れて都に出た敦盛は平家一門が西国に逃れたことを知り、その後を追うが、源氏の追っ手に追われて二人ははぐれる。
玉織姫はたまたま敦盛にもしもの時にと言われていた尼寺の尼僧に助けられるが、
須磨の浦で敦盛は熊谷直実(大友柳太朗)に討たれた。
玉織姫をかくまっている尼僧は実は敦盛の乳母である人であった。
息子を戦いで亡くした直実は息子のためにその尼寺にやって来た。玉織姫は敦盛の最後を直実から聞き、悲しのみあまり自殺を図ろうとしたが止められる。
直実は玉織に満月の夜、敦盛の亡骸を舟に乗せて海に流すといった。
満月の夜、玉織は海辺にやってくるが、そこで姫が見たものは・・・・・!?
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ひばりさんとの”マミー・トミー”コンビの誕生の本作でありますが、
この作品でのひばりさんの「姫姿」は似合ってます、可愛い^^
(以前姉妹blogがごちゃまぜでやってた時に別の作品のひばりさんの姫(相手役は橋蔵さん)は似合わないと書いてしまったのですが^^;、その違いは立ちまわりまでやっちゃう”強そうな”姫と、儚い印象の姫らしい姫との違いなんですよね。この作品の玉織姫は後者で、橋蔵さんに守ってもらっても違和感ないけど、
一方は”一人で自分の身を守れるだろ(笑)”とツッコミ入りそうな感じだったのです)。

優雅な雰囲気もある映画ですが、
観ているうちにハタと思った。
「この映画って昼ドラ展開ではないか!?」と(笑)。

いや、昼ドラよりこっちの方が年代は昔だけど、その展開はまさしくそれだ!(ノ∀`)と思いましたんです。

1.あやしの恋(兄妹なのに・・・・)か?となる
2.実は兄弟ではなかったと後で知る。
3.すっげーいぢわる(この映画では桂姫)なライバル出現!しかもネチネチネチネチ(笑)
4.周囲の思惑で二人は引き裂かれる。
5.兄弟でなかったと知った主人公達は逃避行!!
6.しかしそうは問屋が卸さない。更なる悲劇が二人を引き裂く!


・…ね?それっぽいでしょ?(゚∀゚)アヒャ
あ~…・うっとり目線で観ていた方、ごめんなさいぃぃぃ!
でも、私にはそう見えちゃったんですよ(笑)。
そう考えると、この映画はもろに女性向なのかな?と感じました。
(いや、絶対狙ってただろ、東映(笑))

橋蔵さんの公達姿は美しい。
しょっぱなから橋蔵さんは綺麗だったのですね。
デビュー作のため、まだカタさがあり、歌舞伎の舞台口調が残ってるのはご愛嬌だが、
なんつっても初々しくてキラキラしてるんだなぁ♪
全盛期より更に細身なところも悲劇の公達を見た目でもあらわしていていい。
品が良いところは最初っから健在で、若様や公達とかちょっと身分ある人が違和感なくはまる。
(後年、企画はあったけど実現しなかった「源氏物語」やっていただきたかったわ)。
この作品は興行成績が良かったそうで、
それからあれよあれよとアッ!という間に橋蔵さんはスターダムを駆け上っていくのでした。
しかし、まだこの頃は歌舞伎の菊五郎劇団所属。
当時の歌舞伎雑誌見ても、まだ映画一本までには心境いってなかったんだなぁと感じます。
(しかし、佐々木康監督はこの時の橋蔵さんの「無欲さ」が、新鮮な魅力を出していて良かったとおっしゃってます)。

客演の大友さんが脇をビシッとしめてますが、
橋蔵さんと大友さんはその後もいくつもの作品でお互いの主演作品にそれぞれ出るなど、
年齢は離れているけれども、仲良しでいらっしゃいました。
(橋蔵さんは大友さんのことを「先輩」といっていたらしーことを当時の雑誌で知りました)。
お二人ともすっごく真面目な性格なので、そこんとこ波長があったのでしょうかしらね?^^

モノクロ作品ですが、セットもいつもの東映とちょっと違って平安調も醸し出してます。
ひばりさんの歌が、その当時いくらなんでもそういう調子のはありえないだろというツッコミはしてはいけません(笑・娯楽作品ですから)。
ですが、優雅な雰囲気もある歌でステキでしたよ^^

テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 「快傑黒頭巾 爆発篇」(昭和34年 1959年 東映)
2008年07月12日 (土) | 編集 |
往年の東映時代劇。今のところ橋蔵さんと、この大友柳太朗さんが一番のお気に入りです。
大友さんは特に「丹下左膳」でやられた(笑)。
あの豪快な剣と、豪快な笑い、ともすればただの殺(や)りたい病一歩手前なあやうさもありつつも(笑)、
何だか憎めないいいヤツ。
不器用なのだけど、何だか愛すべきキャラクター、大友左膳が大好きで、
普段はポスターなんぞ貼らないくせに、ついに大友左膳のポスターが・・・・(橋蔵さんとのツーショット、最高だ・大笑)。

本作は、大友さんの数ある当たり役の一つ「黒頭巾」シリーズの一本。
何本もあって、どれから見るのが正しかったのかなぁ?…まぁいいや。
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徳川安政時代の開港した横浜。
ゴーラム博士(薄田研二)が、彼の祖先が大阪城落城の折に持ち出した巨万の財宝のありかを描いてあるという地図と、威力絶大の液体火薬を携えて、浪士取締兼外国奉行の水野主膳(山形勲)の元に現れた。宝を探し出せば、液体火薬をやるとゴーラム博士は水野に話を持ちかける。
黒頭巾(大友柳太朗)は、ゴーラム博士の召使に化け(インド人扮装@大友さん(笑))、地図を奪う。
ゴーラム博士に水野と同じく交渉にやってきた勤皇の薩摩藩士・益満休之助(加賀邦男)は、
水野の策にはまり、水野配下に捕らわれる。黒頭巾は牢の番人(大友さん扮装その2) に化けてこれを救い、更に益満たちと自分を見廻組の隊士に化けさせて(扮装その3)江戸から逃す。
黒頭巾は市中では長屋で易者・天命堂(扮装その4)、更に艶歌師・与作(扮装その5)として住んでいる。
与作を「ふな政」の仲居お藤(青山京子)が慕っている。
同じ長屋に曲芸師・友之助(松島トモ子)兄妹とその姉、お美津(花園ひろみ)も住んでいて、
お三津も「ふな政」で仲居をしていた。
勤皇の長州藩士・手塚新次郎(尾上鯉之助)と益満、天命堂に扮した黒頭巾が「ふな政」会うが、お藤の不穏な動きに水野の間者であることを知る。
地図は薩摩の地理に詳しい山鹿士行(明石潮)←黒頭巾の父上に渡されて、地図に隠された財宝のありかは信濃白馬岳と知る。
「ふな政」で水野主催の宴が開かれ、ゴーラム博士はお三津に邪心を抱く。
博士の意向に気付いた主膳は配下の高崎をつかってお三津をさらう。
黒頭巾は与作の姿でお藤に近づき、お三津の居所を聞き出す。
博士に襲われる寸前のお三津を救い、長屋にかくまう。
新次郎は山鹿士行らと共に信濃へ向かうが、高崎らに襲われて新次郎は崖下へ、山鹿は地図の場所を聞き出そうとする高崎らに捕らわれた。黒頭巾は救出に向かう。
水野は黒頭巾と天命堂&与作が同一人物であることをつきとめ、長屋を襲ってお美津を友之助兄妹と共に連れ去る。
新次郎は山に住むみどり(五月みどり)に助けられ、黒頭巾も無事を確認した。
更に、山男に扮し(扮装その6)財宝を掘っている山鹿を救出しようとするが、見廻組に撃たれ、士行は死に、黒頭巾は谷へ落ちた。
財宝を手にしたゴーラム博士は次の夜、船上で水野に火薬を渡すことにした。
お藤は黒頭巾の死を知って怒り、お美津たちを救出しようとするが、見つかってしまう。
その時、片眼の男(扮装その7)が現れる。それは黒頭巾で、生きていた!
彼は新次郎にお美津らやお藤を連れださせ、主膳らが阻止しようとするが、ゴーラム博士が不気味な笑い声をあげた。これも黒頭巾が化けた姿(扮装その8)で、拳銃戦へとなだれこむ。
さあ、結末やいかに?
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大友さん、七変化でした(笑)。易者の時の飄々とした感じとか、
与作のキリリとした若者ぶりなど、楽しめるわ、黒頭巾姿もかっちょいいです!
(うほほほ、二丁拳銃っ!!香港映画@ジョン・ウーより早いぜ(笑))。
殺陣は豪快なんだけど、どことなく良い意味でのったりした感じは健在。
子供受けもする「人の良いおじちゃん」っぷりにほのぼのします(´▽`*)

いやー薄田さん@ゴーレム博士スゴイわ。
見た目、すっごい骨ばったお顔であるのを生かして、見事に外人になってます(笑)。
どっかから外人を調達してきたようです!お似合いです。

山形さんの悪役っぷりは相変わらずで安心して見ることのできる重厚さ。
松島トモ子の天才子役っぷりには丹下左膳でも立証済ですが、
物怖じしない堂々たる立ち振る舞いと、歌のうまさには改めて脱帽です!
(歌は「彼女」(いつも役は男の子なんだな)が一番ですが、五月みどりも歌ってますし、冒頭で・・・あれは大友さんも歌っていらっしゃるのですか??)

液体火薬爆発の豪快っぷりもラストにあり。

子供達に愛された黒頭巾。
弱気を助け、強気をくじく。
いや~時代劇っていいもんですね(笑)。

水野の長屋襲撃場面の町人野次馬の中に、ちょい役で「いとしこいし」のお二人が熊公・八公役で出ていますが、最近のこいしさんの著作で大友さんのことについてかなりふれていらっしゃいます。
(その本の感想は近日)。
テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 NHK大河「篤姫」
2008年07月06日 (日) | 編集 |
カテゴリー作って書いてないのありますが、また~り書いてますんでそのうち必ず
ちと勉強しなくてはいかんものがあって、時代劇見る時間とれてないのです

その勉強しながら、早々に挫折してた「篤姫」をチラ見

昨年の「風林火山」は大河では恐ろしく久しぶりにはまり、祭り状態になってましたが
(熱い一年だったわ
「篤姫」は早々に挫折…幕末で大奥という時点で食指がイマイチのうえ、主人公の中の人の現代っぷりな演技に完全に萎えてしもた…
(朝ドラ時代と同じ演技じゃないかいな

時代劇は別にその時代と同じにしろとは全く思わないけど、「時代を感じさせる雰囲気」は外してはいかんと思ってるので、さすがにあれはないですむちゃくちゃすぎですよNHK
(話し方とか脚本まずいし)

あ~でも井伊直弼役で梅雀さん@信濃のコロンボ(笑)ご出演されてるのね
お父上の梅之助さんは毎朝「伝七」で拝んでますわ
お顔のパーツは親子だけに似ていらっしゃるけど、梅之助さんの方がキリリとした感じですね

家定役の堺雅人さんが後になる程どんどん良くて一服になってます(観てるじゃないか(笑)堺さん…小日向さんに似てる…と思うのは私だけでしょうか?())

梅雀さんご退場までは観ようかな
しかし、個人的に主人公観ないでまわりの演技を見てるのも久しぶりです
 「雪之丞変化」(昭和34年 1959年)-その1
2008年07月05日 (土) | 編集 |
この作品は、私が橋蔵さんに関心を持つきっかけとなった作品です。
・…正確には、今年年始にNHKで新版の「雪之丞変化」をやりましたよね。
それを見ていたのですが、どうにもこうにも煮え切らなくて首を傾げていたのですが、
(まぁ…色々素人目でもこんなんでいいのか?と思った点があったもんですから…)
そんな折に長谷川一夫さん版のDVDの存在と、橋蔵さんのDVDが出るというので
「他はどういう雰囲気なのかな~」と軽い気持ちで見たのがはじまりです(笑)。

その時は、時代劇は元々好きでも、昔の作品まで追っかけて見るなんてことはしてませんでしたから、
長谷川一夫さんは名前だけ、橋蔵さんは子供の頃のおぼろげな記憶で「銭形平次」くらいしか知りませんでした(恥)。

それが・・・・よもやこんなことになろうとは(笑)。
どう転ぶかわかったもんじゃありません。

この2本の「雪之丞変化」のDVD見て、ああ・・・・NHKで見たドラマで違和感感じてたのは、
動きが根本的に違うわと、所作事なんざサッパリな素人目にも分かるくらい違うものですから、
この作品は中途半端な技量ではやっちゃいかん作品なのでは…と思った次第。
できる人がいないなら「作らない」という選択もありなくらいだと思いました。

長谷川一夫さんも、橋蔵さんも、どちらも素敵だったのですが、
個人的になんとなく橋蔵さんが気になり、PPVで何本もネットで(有料だが)見られる!!
と知って最初に見たのが「新吾~」と「若さま~」なのが運のつき。
その後のズブズブっぷりは・…(笑)。


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「雪之丞変化」は主人公の中村雪之丞は上方の女形役者。
歌舞伎のシーンは出てくるし、女形の所作に通じてないといけないわ、
過去にやった役者さんも長谷川一夫さん、美空ひばりさん、東千代之介さん、そして橋蔵さん(映画のみ羅列)と歌舞伎や踊りの経験者ばかり。
(ひばりさんのは確かソフトあったハズですよね?千代之介さんのも見てみたい♪)

若手女形として定評のあったらしー橋蔵さんでさえ、
昔の雑誌見ると、舞台と違って映画は細かいところまで写し撮ってしまうことでごまかしがきかないことや、
黒門町のお初姐さん役の淡島千景さんや浪路役の大川恵子さんなど”本物の女性”とやるので、
その点とても気を遣ってらしたようです。
映画界に入る前、歌舞伎の
「別冊近代映画 雪之丞変化特集号」(昭和34年)を見ていると、
色々興味深い点を知ることができて、またこの映画を見たいな~と思いました
(というかもう何度も見てるんですが(笑))
・…というわけで↓につらつらと。

・雪之丞の師匠で理解者としての中村菊之丞。
本作では十三代目片岡仁左衛門丈(この方、ほんとうに凄い方だったのね・・・とwiki読んでビックリ)が演じておられまして、
あまり映画に出ない方だそうなので、これは観客としても嬉しい。
上方歌舞伎の伝統を守っていらした方だそうですので、この映画には無くてはならないお方だったようです。
前出の雑誌によると仁左衛門さん曰く、橋蔵さんの雪之丞は手を一つおくにも女形の約束の形がきちんと生かされていて、こればかりはちょっと他の歌舞伎出身の人でも誰もがやれない
・・…だそうで。
お江戸の歌舞伎役者出身の橋蔵さんに上方弁を教えて下さったのも仁左衛門さん。
(橋蔵さんが仁左衛門さんに教えを請うたそうです)。

・橋蔵さんは長谷川一夫さんにご挨拶に行かれたようで、その際長谷川一夫さんは
「まず女形になった時は”肩なめ”に気をつけることだね。つまり男が女装をした場合、どうしても肩幅が広く線が強くなるから、正面を向かないで、七三向きで写すことが大切だね」
(「別冊近代映画 雪之丞変化特集号」中の原文まま)
・…とアドバイス。
(長谷川一夫さんはお優しいし、橋蔵さんも謙虚で低姿勢でいらっしゃる)。

・お初姐さん役の淡島さんはクランクイン前に体調を崩されて一時出演が危ぶまれていたらしい
(代役まで考慮されていたとか。淡島さんのお初姐さん気風が良くて粋な感じが大好きだから、
これ知ってちょっと驚き&よかった!)

・橋蔵さんは「雪之丞変化」の他、大友さんの「丹下左膳 妖刀濡れ燕」と、オールスターの「任侠中仙道」を平行撮影してたらしい・・・・
(当時の東映、やっぱし鬼畜ですなぁ^^;。橋蔵さん自身はこの作品は念願だったので、ほんとはもう少しゆったりやりたかったようです。)

・当時の一人二役って、演じるものはもちろん、技術面でも大変。
二役の両方(この場合は雪之丞と闇太郎)が一緒にいる場合、今だとCGでちょいちょい♪とできてしまうところを、まずカメラの半分を隠して一方を撮って…・、そして寸分も動かさないで反対側を隠してもう一方を撮って……すごく時間がかかるらし。・…うわぁ^^;

・雪之丞の剣の先生である孤軒先生役の黒川弥太郎さん(孤軒先生の明るいヒゲ様(笑)ぶりが何だか憎めず好きなんですけど(笑)、素顔は穏やかそうなニの線のお顔だったのですね。黒川さんは橋蔵さんより先に新東宝時代に「若さま」演じてらっしゃるようですが、見てみたいなぁ*^^*)、
何と歌舞伎役者時代の橋蔵さんとも会ったことがおありだったようです
(正確には橋蔵さんの義兄筋の尾上梅幸さんをよく訪ねてらした関係上)
非常に新しい形の女形だと、橋蔵さんの歌舞伎女形時代のファンだったらし(笑)。
(黒川さんは新国劇のご出身で、先輩にあの大友柳太朗さんが。ただし、映画は大友さんより黒川さんが一年先輩)。

・…妙に長くなったので、続きは(いつになるかわかりませぬが(笑))
またーり書きます。



テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ