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 映画「神変麝香猫」(1958年・東映)
2013年12月28日 (土) | 編集 |
東映chにて初放送らしい大友さん主演映画です。

(あらすじ)※東映chより

幕府転覆を狙う女・麝香猫のお林と、隠密・夢想小天治の対決を多彩な登場人物で描く痛快時代劇。
将軍指南役の叔父・柳生飛騨守と父・兵庫という家系に生まれた柳生道之助は、家を飛び出し奔放に暮らしていたが、実は名を夢想小天治と変え、九州の天草一味の残党の動向を探るという密命を帯びていた。
折しも切支丹の騒乱で寝返った三好玄蕃と、天草の首を取った陣佐左衛門が無残に殺された事件が起きる。
犯人は天草残党とみた小天治だったが…。原作は吉川英治。


(キャスト)

夢想小天治   大友柳太朗
お林      千原しのぶ
お歌      浦里はるみ
由美      大川恵子
丸橋忠弥    山形勲
矢大臣の双兵ヱ 加賀邦男
むささび小僧  植木基晴
牧野伝蔵    東野英治郎
由比正雪    佐々木孝丸
来栖風軒    阿部九洲男
三好玄蕃    永田靖
柳生兵庫    香川良介
松平伊豆守   大河内傅次郎
画猫道人    薄田研二
 
ほか

(感想等)

いきなり三好玄蕃が殺害される場面から始まるのですが、
何故か玄蕃が庭を見ると暗がりに猫の目が多数ギラーン、
また部屋を振り返ると女らしき影と、部屋中に猫様が(笑)
現場の残り香は麝香猫(じゃこうねこ)の香り・・・・


陣佐左ヱ門(富田仲次郎さん)をおびき寄せて、仇打ちと覆面をとる女は、
佐左ヱ門が湯屋にいた時に相手をした、お林という女(千原しのぶさん)。
しかして彼女は許嫁を佐左ヱ門に殺されたらしい。
(すげ~歴戦の勲章の傷のある佐左ヱ門を一刀で!
それにしてもこの段階であのご老人は薄田さんよねぇ)

一党が去ろうとすると、小舟で釣りをするひとあり。
夢想小天治、ここにあり。
(大友さん、珍しく白っぽいお着物で素敵(´▽`*))
刀を抜かずにかかってくる一党を素手で成敗していると、
目明しの笛の音で一党退散、お林は小天治に簪を投げてよこして去った
(あ、この時点でフラグがww)

夢想小天治は柳生の子息なんですけど、市井でお気楽に暮らしている様子。
しかし、許嫁に由美(大川恵子さん)がいるのに・・・・である。
母上は嘆いているらしいぞ。

丸橋忠弥役に山形さんっ!
忠弥といえば「槍」ですが、槍で皿を回して小銭稼ぎを(笑)
夢想小天治とは仲がよいようで、
山形さん今回は明るい役ですのぅ。
その忠弥の隣にあの時の画猫道人とむささび小僧が商いをしていたのですが、
あえて無視をきめこんで忠弥と話をした小天治。
その真意は?

由美の元に久しぶりにはせ参じた小天治だったけど、
由美についてる側使いの女たちが小天治をあんな不実な男のことなんか考えないでとか、
本人が近くまできたのにタイミング悪く由美にwww
女たち真っ青、由美歓喜!(^▽^)/
ここの小天治と由美のやりとりが可愛いっ♪

牧野伝蔵(東野英治郎さん)とも久方ぶりのご対面。
由美のおやじ様に、例の簪の鑑定を頼むとは大胆な!
(簪といえば当然女もんだ)
なんと、簪のトップはカパッと開き、中には十字架が。
女の氏素性を知りたい小天治。
高山右近太夫の息女・毬姫だと伝蔵(あの簪一本で何でそこまで即分かりなんだよ^^;)。
姫は、あの天草四郎時貞の許嫁であったらしい。
(え・・・・つーことは、何年も時がたってなけりゃ姫は十代???)
そこへ、小天治の父の柳生兵庫がやってきた。
父に見つからぬように退散する小天治。
伝蔵は柳生兵庫に、伊豆守に智恵をさずけにいかんか?とにやりとお誘い♪


いやだも~本作の山形勲さん@忠弥かわいいんですけどっ!
友人@小天治が来るってんで、長屋の自宅でいそいそ準備。
遅いなぁ~と待ってたらやってきてめっちゃ嬉しそうw
忠弥の家の壁穴から猫が。
なにやら隣の家で猫10匹いるらしい(ブキミに黒猫ばかり)。
え・・・・商売してるときに隣にいた老人て・・・画猫道人じゃん!!( ̄Д ̄;)ひ~
すると、隣から女が老人はどこにと忠弥に話しかけ・・・・お林だ( ̄Д ̄;)ドキドキ
小天治が簪を投げつけるもしらばっくれるお林。

伝蔵留守中に北町奉行と名乗るものが屋敷に押し入る。
小天治は湯屋に行くも、お林は留守だという。
伝蔵宅に目明しが通りがかり、門番が倒れているのを発見。
しかし、時すでに遅く画猫道人らが由美を拉致していた。

目明しと本物の奉行が伊豆守宅に事を告げに行く(伝蔵と伊豆守はお話し中でした)
すると投げ文が。
人質助けたくば伊豆が持ってる江戸城の図面寄越せとのこと。

目明し連中が小天治を探し出すと、
そこにお林とむささび小僧が。
由美の元に案内すると言う。

案内されたお堂に入ると、一党が待ちかまえていた。
え~小天治を招き寄せたって、ブツ入手を小天治にやらせるっつーのかよ!
が、小天治もただでは起きない!
スキを見て刀を抜き、本日の乱闘場面その2でございます。
また伊豆が手配した北町連中がお堂に迫る!
二階で乱闘をしているところ、一党は一階階段に藁を投げ込み火を付けた!(ひでぇ)
(すげぇお堂の燃えっぷり!東映どこまでやるんだ・笑)


「徳川の天下を揺るがす者、我らのみにあらず」
・・・・・ロン毛野郎で、こ・・・これは由比正雪(佐々木孝丸さん)!!

やっぱりあの業火で小天治も由美も無事脱出完了してたw
しかも、親父殿が知らぬ間に小天治は伊豆守直下の幕府隠密をしているらしく、
伊豆に報告を。


北町が正雪の駕篭を検めようとすると、覚悟の上かと脅し。
(しかし、長ったらしくネチネチと正雪さん^^;)
やっぱしそこまでネチっこいってことは・・・・お林隠してたのね。
で、そこは正雪の本拠地で・・・・お前様もやはしいたか忠弥よ
(忠弥と小天治の間柄というか、忠弥の本心がここでは測りかねまする)


小天治の元に目明し。
昨日の正雪と北町の一件が報告され、その際麝香の香りがしたという。
眉をひそめる小天治


あ~やっぱり・・・正雪一派とお林たち一派、幕府転覆狙いか?
と思いきや、正雪たちは浪人救済、お林たちはキリシタン迫害を苦々しく思っていることから、
目的が違うので手を結ぶことはできないとお林と道人。
が、助けてもらったのでお手伝いできることがあれば・・・とお林が提案すると、
・・・・・やっぱ(江戸城の)図面か。
あ~・・・・・忠弥、小天治との友情はウソなの?(T▽T)


将軍家潜入のためにお林はお能の稽古をすることに。
正雪邸の前で忠弥と小天治が出くわすが、ここはお互い?しらばっくれる。
角を小天治が曲がるとお能の楽の音が。


伊豆と伝蔵と兵庫が会談中のところを、隣の間で女が盗み聞き。
図面のありか聞かれたー!


江戸城にて能が披露されているころ、
先に潜入していたさっきの盗み聞き女・楓とお林が落ち合う。
そして盗み出し、図面はむささび小僧が外へ。
本来演ずるはずの能楽師を気絶させて、お林が面をつけてすり替わる。

傅次郎さん!つーか伊豆!大丈夫なの???
と思ったら、伊豆は能楽師がニセモノと気がついた!問い詰めると・・・・お林!!
お林は家光(将軍)を殺さんと御簾を引き落とすが・・・・

そこにいたのは小天治!!!

お林は逃げるも短筒で撃たれ、楓は捕えられる、
そして、黒覆面がきた仲間はお林をかかえて追手から逃げる!
更に盗まれた図面は・・・贋物だった。

すべてお見通しとはさすが知恵伊豆様っ!(笑)


追手とお林の仲間が応戦する中で、
小天治は瀕死のお林を見つけて連れ帰った。
(おいおい、いくら不憫だとて上様に刃を向けようとした女ですぜ。
介抱までしてあげちゃっていいんですか?)
案の定、道人に見つかっちゃうし( ̄Д ̄;)


このまま人質となれるなら・・・・と焦るお林に由美は
キリシタン宗徒の迫害をやめるように小天治は老中に申し入れしてくれていると話す。
許し合うことこそが天主様の御心にかなうのではとか由美さん、
相手のツボつくのがうまいww

小天治様、お父上に対するその態度はどうかと^^;

小天治よりキリシタンへの追及は不問となることがお林に告げられるも、
(将軍暗殺未遂)罪を犯したお林たち一党の罪は免れないだろうとも。
お林に小天治が正雪との関わりが問われる。
そして・・・・


正雪の陰謀を阻止するため、伊豆から命令が下った北町が動く!


キター!(・▽・)
北町VS槍の忠弥!!


そしてお林奪還のために牧野邸に侵入した道人らお林配下一党VS伝蔵&兵庫!!
(おっさん達がんばって~♪・笑)

嗚呼・・・・敵方なのに忠弥@山形さんかっちょえぇ~!!

(連続時代劇といい、忠弥ってやっぱり美味しいですよね♪)
山形勲さんの堂々たる殺陣がこの作品で堪能できようとは!!!
そして、そんな忠弥にトドメをさすのはやはり・・・・小天治ですよね。
と思ったら
忠弥「貴様には勝てんよ、さぁ縛れ!」
え!!!あっけなく降伏!!(爆笑)
しかし、ちょっと泣き顔の小天治を見るに二人はやはり友人だったのだろうな。

乱闘を起す仲間を止めたいお林だが、満身創痍の身体ではどうにもできない。

小天治さん、かけつけたのはいいんですけど、
お林に話したように詳細をキリシタン一党に言ってあげた方がよかったんでは?^^;
その曖昧さだと(はははは)。
お林の目の前で一党と斬り合いの小天治様(あいや~)


やはし主役だけあって、小天治さんの殺陣の見せ場は長いっす。
で、安定の小悪党な九州男さんが斬られ・・・・(小笑)
ラストは薄田さんか@道人。
と思ったら、お林に止められてさぁ斬れとばかりに正座(お林はむささび小僧も)
しかし、小天治は斬らない。道をたてるためという。

「汝の敵を愛せよ」と天主様の言葉をとりあげて彼らの心を掌握な小天治様。
しかし、既に助命嘆願しているならば何もあんなに一党を斬らんでも(´・ω・`)
時代劇での雑魚の運命は儚い(^^;)


結局三人は国外追放かぁ(それしかないもんね)。
で、簪をお林に返す小天治。
三人ののせた小舟が遠くへと行った。
----------------------------------------------------------------
終わってみて、お林達にとって納得の結末だったのだろうか?と一考。
一党は多くやられるわ、国外追放でキリシタンは結局国内では生きていけないし。

あと、正雪のことは本編で結末は描かれてないんですが、
正雪は物語の一部に必要なだけであって、
本筋としてはどうでもいいらしい(笑)
忠弥の山形勲さんが、ちょびっと美味しい。

女性陣は千原しのぶさんがメインで、大川恵子さんは添え物的。
でも、由美の清純っぷりがお林の過酷な運命と対比されますのぅ。
お能の練習場面なんだが、千原しのぶさんやはり踊りがうまい。


香川良介さん演じる小天治の父上・柳生兵庫が結構息子にぞんさいに扱われていて不憫(笑)
牧野伝蔵役の東野英治郎さんはひとくせありそな雰囲気に見えて、
もうちょっと活躍あってもよかったかも。
傅次郎さんの伊豆はなかなかの風格でした。



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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 「魔像」(1956年・東映)
2013年08月20日 (火) | 編集 |
大友柳太朗さんは同じ題材の同じ役(喬之助と右近の二役)を後年の1962年に工藤栄一監督「血文字屋敷」でも演じてます。
この時は越前は橋蔵さん、園絵は丘さとみさん、お妙は桜町弘子さん、お弦は久保菜穂子さん等でした。

先行のこちらは越前は月形さん、園絵は高千穂ひづるさん、お妙は千原しのぶさん、お弦は花柳小菊さんと、
雰囲気が結構違いますねぇ。
「血文字~」で神保造酒を演じた阿部九洲男さんは本作では大迫玄蕃ですし。
(ちなみに「血文字~」の玄蕃は小堀明男さん)
監督とキャストの違いを見るのもまた一興かな。

本作の監督は娯楽系時代劇だと割とお気楽に観ることができて好きな深田金之助さんですが、
これ結構題材はシビア@喬之助サイドだけど、
どう調理したのかしら?

蛇足ですが、本ブログでの「血文字屋敷」の感想文はこちら→


東映chで前に放送されたのを録画してあったんでさらっと。

(あらすじ)※東映chより
幾たびか映画化された林不忘原作の映画化。御所院番士神尾喬之助と無頼浪人茨右近、二人の剣の殺気が呼ぶ大江戸血風絵巻。
大友柳太朗が喧嘩屋浪人茨右近と正義の復讐鬼神尾喬之助の二役を演じる。
旗本・神尾喬之助は園絵と華やかな結婚式をあげた。
だが喬之助と園絵を張り合った番士与頭戸部の怨みは深く、十七名の書院番士を使い喬之助をいたぶるのだった。
喬之助の怒りは爆発、喬之助は戸部を斬り十七名の番士の首に復讐を誓う。


-------------------------------------------
(感想等)

やっぱり「血文字~」同様に喬之助へのイジメはツライわぁ~(TДT)
本作では園絵との婚礼シーンから。
高千穂ひづるさんがかわゆい^^
寂しい婚礼シーンはこの作品ではさらっと(「血文字~」での同僚の無礼っぷり酷かった・・・)
でも、番士のネチネチした苛めがもぅ・・・・

月形さんの越前は、鷹揚な雰囲気が出ていてドッシリゆとりの越前様。
人の噂も七十五日と、喬之助に辛抱するようにとやんわり言います。
(今回の出だしの月形さんは優しい雰囲気ですよ)

総登城の日も喬之助は番士たちに挨拶しなかったと苛められます。
急に高笑いで顔を上げた喬之助が戸部の首をポーン!のとこまでは「血文字~」と同様ですが、
そこに至るまでの積もり積もった心の傷の蓄積は「血文字~」の方が丁寧かな。
(ここまででこの作品はたった18分なんで)

が、月形さんの越前曰く、戸部を斬って逃亡中の喬之助を罪人は罪人と言いつつも、
清廉な人々を退けていた番士に対しての・・・・
恐らく越前が予想するところでは復讐を容認しているという雰囲気かな。
月形越前、威厳があってかっちょいい(´▽`*)

本作の壁辰役は荒木忍さん。
娘のお妙役の千原しのぶさんとの喬之助の処遇についての攻防の雰囲気
(声を荒げる→娘の啖呵に意気を感じる壁辰)がいい。

カーっ!右近様きたー♪(・▽・)
やっぱり二役なのに、そっくり(あたりまえだが)なのに、
別人にちゃんと見えるその雰囲気。
大友さん素敵だ。
そして、大友さんの右近様がめっちゃ好きな熊猫屋です(´Д`)=3はふん

はっ・・・・ここでの喬之助は白頭巾でいかにも
「これから仕事(成敗)しまっせ」ないでたちで右近に
「これから出かけてきます」というのかw(ちょっと茶吹いた・笑)


今回の<一番首>な玄蕃をやる九洲男さん、期待を裏切らない斬られっぷり。
後年作も後ですぱっとやられてましたよね(ふふふ)。

園絵奪還作戦は、この作品ではお風呂に入ってる園絵さんがふと窓を見ると旦那の喬之助が!!
実はそれは白装束の「右近様」で、
出てきた園絵を右近の妻のお弦が救助という方策のようですが、
微妙に「血文字屋敷」より笑えるというかその辺は監督の撮り方の違いでしょうかね(笑)
花柳小菊さんのお弦もさっぱりしつつ色っぽい♪

狂気な右近様は後年作品の方が強いかな。

壁辰の十手持ち仲間の金山寺屋音松(市川小太夫さん←歌舞伎の流れの方、二世)がこの作品では美味しい。
喬之助を右近様だと言って捕えられないようにしたりはもちろん、
お妙が礼を言っても何のことだ?としらばっくれ、
果ては神保造酒らに囲まれた喬之助を、越前が来ると嘘言って助けたり、
壁辰よりめっちゃ活躍してるんですけどっ!
(しかもかっこええ)
越前様の件は、後でご本人に呼び出されだけれども、
「この越前、早がけ夜がけ何度でも致してやるぞ」と、
越前様御自ら音松の行動を容認するのよ。
この場面は越前も男前っ!!
ここんところの流れは本編の流れ並にしびれるっ(≧▽≦)


おっ・・・・後半戦の音松が喬之助を逃す場面以降の流れはこっちの作品の方が面白いかも。
さり気なく園絵のつらさも映しだし、
七・八番首の右近&喬之助の連携プレイもおもしろ。

ただ、右近様の狂気度というか、素敵キ印度(爆)は「血文字屋敷」の方が良かったので、
(二度目なんで大友さんもこなれたかな?)
私的理想としては、キャストは「魔像」で監督は「工藤栄一監督(血文字)」で、
大友さんは「血文字屋敷仕様」だったら、更に硬派な作品かもっ!(ついでに言うと、音松の演出部分は「魔像」だとなおよし)と、
妄想してしまいました(笑)。

どっちも良い感じでしたが、「魔像」と「血文字屋敷」の両方いいとこどりをしたらどうなるかしら~♪
と、大友さんが両方主演なだけに妄想とまらず!の熊猫屋でした。

久しぶりの感想記録なのにダラダラで申し訳ない^^;
テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 映画「人斬り笠」(1964年・東映)
2013年02月10日 (日) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより

旅鴉・疾風の藤太郎が旗本くずれの殺し屋浪人・仏の甚十郎とともに義理と人情の世界で派手な立ち回りを繰り広げる。
疾風の藤太郎は高崎で新興勢力・相川の常吉一家に草鞋を脱ぎ、そこで相川一家と三輪留一家の喧嘩に巻き込まれる。
彼は三輪留一家親分には好意をもっていたが、常吉への一宿一飯の恩義から対立することに。相川一家の勝利に終わり、旅に出る藤太郎だったが、常吉の妾・おれんが彼に一目惚れして姿を消したために常吉から恨みを買い…。

(感想等)
大友柳太朗さん主演作品です。
えーと、東映chさま、番組欄ビデオ・DVD未発売になってますが、
ビデオ出てるんですけど^^;
東映chではキャスト欄のトップが橋蔵さんになってますが、
映画本編のクレジットは大友さんがトップで橋蔵さんは最後にきてますんで、
これは大友さんものとしました。

監督はおなじみ、松田定次監督です。

相川の常吉(富田仲次郎さん)の一家には喧嘩が控えてますが、
稼業「人斬り屋」が助っ人として名乗りをあげてきます。
平十郎(月形龍之介さん)は宿先で断られて去りますが、
仏の甚十郎(大友さん)は宿先で腕を見せて力を買われます。
(月形さんはあの強面で渋いわ、大友さんは狂気の人一歩手前だわ・笑)

おれん役の丘さとみさんが、ちょっとすれっからしなところも醸し出しつつ色っぽい!

三輪留一家との喧嘩場面。
大友さん、狂気度のゲージが上がってるんですけどっ!!ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
その笑顔が怖いですー!!

橋蔵さん演じる疾風の藤太郎は相川一家に草鞋を抜いだ義理があって、
助太刀します。
(こちらはかっちょいーいつもの橋蔵さん)
藤太郎はとびっちょの松五郎(山城新伍さん)と行動を共にしているよう。

藤太郎は、三輪留の親分と対峙しますけど・・・・
ええーーーー!!!月形さん後ろから卑怯!!(笑)←橋蔵さんと親分がやってるところを、
親分を後ろからバッサリ
しかもちゃっかりその後相川の用心棒に納まるし^^;

しかし相川の親分、阿部九洲男さん(←悪役といえば・・・)演じる館林の久五郎と仲良しってことは、
ロクな人物じゃねーな!


あいや、おれんさん・・・中途の脈絡もなく藤太郎に惚れた設定????
去った藤太郎を駕篭で追いかけますよ。

おれんに惚れてる相川の親分は、ちくしょー藤太郎のヤツ!と、
何も知らずに一人で出た松五郎を捕えるわ、
藤太郎に因縁をつけます。

平十郎(月形さん)「ふっふっ、江戸の檜舞台にのせてぇような面つきだ」(←藤太郎に対して)
とつぶやき突如斬りつけます。
覚えが無い藤太郎は怒り、斬り付けられたことで一宿一飯の恩義も帳消しとなりますが、
この時点で相川と藤太郎の間には溝が生じます。


松五郎・・・・平十郎から拷問。・゚・(ノД`)・゚・。

藤太郎は、太田の治太郎(志村喬さん)のところで草鞋を脱ぎます。
娘のおこと(北条きく子さん)も藤太郎の久しぶりの訪問に嬉しそう。

藤太郎の傷の手当てをするおことを盗み見する男あり。
和吉(菅貫太郎さん)だ。
(え・・・・スガカンさんが演じる役て・・・・嫌な予感フラグw)


松五郎あたりから藤太郎の行く先を聞いていたおれんは、
宿の人に頼んで治太郎一家にいる藤太郎のところに手紙を届けさせ、
それを藤太郎が読み、困惑ながらもおれんのところに向かうわけですが・・・・・
相川一家も藤太郎の元に向かってるわけでして・・・・嗚呼!!

相川一家は治太郎の元に向かい、その時は治太郎は追い返しますが、
和吉が相川に藤太郎の居場所を告げ口します
(あーやっぱり)。

藤太郎にすれば、勝手についてきたおれんは邪魔でしかないんですが、
その時、相川一家が追いつきます。
咄嗟に藤太郎はおれんを外の屋根に出し、一人を装います。
で、相川一家と喧嘩になるのですが、
隣の部屋で呑んでいた甚十郎がおれんを手招きして、自分の部屋にかくまいます。
(まさに”仏の”甚十郎だ♪狂気なお人でもあるけど・笑)

藤太郎が逃げ込んだ先の民家。
さきほど甚十郎にお酌をしていた子供(働いている)と、
その病気の母親なのですが、
病身の母親役に千原しのぶさん(なんと、こんなお役を!!)
お糸は、娘のおふくを戸田屋というところにいる”おくら”という女の元に送り届けて欲しいと頼み、
事切れてしまいます
。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

甚十郎は、自分はおれんの居場所を知っているとふっかけて
松五郎を解放させ、藤太郎は自分が斬ると、
10両(情報料)プラス20両(藤太郎を斬るための手付金)をせしめます。

えー!!!甚十郎、おれんをかくまったわけではなくて、
商売として情報料でおれん売ったのか!(ひでぇww)

↑かなりドライでもある甚十郎さんです。


この一帯の縄張りをとる野心に目覚めた平十郎は、
こともあろうに治太郎を斬りますガ━(゚Д゚;)━ ン !!!志村さんがっ!!!
で、藤太郎が落としていった煙管入れを倒れた治太郎のそばに転がし、
治太郎を藤太郎が殺したことにして濡れ衣を着せます。

おことは逃げだし、藤太郎を探す旅に出ます。

藤太郎はおふくをつれて館林に急ぎますが、
そこに現れたるは甚十郎!!!
甚十郎は榊原長八郎という名が本名の元旗本だった。

すわ斬り合いか?と思ったら、
おふくちゃんが前に立ちはだかります(この子役ちゃん、めっさうまいなぁ~)
おふくちゃんは甚十郎に向かって
「だったらお斬りよ!さぁお斬り!!!」と啖呵を切ります(かっこえぇ!!!)



大友さんは子役ちゃんには弱いのですね、わかります(笑)。
おふくちゃんの真剣な目に、戸田屋に子供を送り届けるまで勝負お預けにする甚十郎。
それにしても甚十郎・・・・女と酒で身を崩してたのか(;´∀`)


おことさん・・・・藤太郎は捕まったよと嘘ふっかけられて相川一家につかまってしまいます。
しかしおことは、藤太郎が父を殺した下手人でないことを信じていました。
それを、その通りさとおれんさんがダメ押し(笑)
↑丘さとみさん、すっかりお姫様女優っぷりが抜けて、いい意味で「女」になってますわー。


甚十郎と松五郎の会話を盗み聞きした久五郎&相川一家。
先回りして戸田屋に殴り込みをかけようと決めます。
おれんはおことと共に幽閉されそうになりますが、おれんはただの女じゃない。
付き添いの男を殴って(笑)、おことと脱走します
(丘さとみさん、かっこえぇ!!)

が・・・・逃げる途中、平十郎に刃物を投げつけられておれんさんが!!!

藤太郎は、戸田屋の女将・おくら(千原しのぶさん二役)におふくを届けますが、
亡くなったおふくの母親はおくらの姉だったらしく、
手紙を読んで泣き崩れます。


おれんは、あたしの気持ちを無にするんじゃないよと、
自分を置いておことを逃します。
そして・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン

おことと合流した藤太郎・甚十郎・松五郎・そしておふく(おふくちゃんは、書状の内容はわからぬが、
別なところに送り届けねばならなくなったらしい)。
おことが追ってがくることを伝え、5人は駆け出します。
(甚十郎がおふくちゃんをおぶってる)

戸田屋・・・・久五郎&相川一家に押し入られピンチ!!!

藤太郎が甚十郎に子供を届けさせ、届け先の老人に書状を読んであげろと言ったのは・・・・
甚十郎(=榊原長八郎)がおふくの父親だったからなのかΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)!!!

↑おふくの母親はその昔、榊原の家の奉公人だったらしい
甚十郎・・・・女好きか^^;;;

おふくは母親の両親(大百姓)の孫娘として迎えいれられますが、
甚十郎は榊原様では?という問いかけにも否と答え(心は涙でいっぱいですが)、
去ります。
(大友さんと子供の組み合わせは涙腺崩壊(ノД`))

一方、久五郎&相川一家と藤太郎の対決!!!
甚十郎は、子供の件で恩を感じたのか藤太郎側に!(=゚ω゚)ノぃょぅ



すわ、大友さんと月形さんのガチ対決かと思ったら、
橋蔵さんと月形さん対決に!
(個人的にはあんまり見てない大友さんVS月形さん対決見たかったんですけどー♪)
・・・・と思ったら、藤太郎目つぶしで平十郎斬りつけかよ!!^^;
で、大友さんVS月形さんキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!


月形さん(平十郎)の最期は、大友さん(甚十郎)とやりあって、刀が折れたところを大友さんにザックリ

---------------------------------------------
最初は、大友さんがトップクレジットだけど、
橋蔵さんが主役なのかなぁ?と思うようなラブ展開(丘さとみさんなど)だったのですけど、
終盤のおふくちゃんがらみで一気に大友さんメインになっていきましたね。
で、序盤戦はなんだったんだというくらい、大友さんと子役ちゃんの涙腺崩壊展開でかっさらっていきました(笑)
人斬り稼業の時は狂気の男一歩手前の甚十郎のキャラといい、
インパクトはデカい大友さん。
あの狂気の演技と大きな殺陣で恐怖に陥れたかと思えば、
子供に対する目線は、「黒頭巾シリーズ」などでもおなじみですが、
子供に好かれるおじちゃん目線。
ある意味大友さんじゃないと成り立たないキャラクターではないでしょうか?

丘さとみさん、ずいぶんと艶っぽいお役でしたね♪
で、終盤にかけてかっこいい女でしたよーおれんさん。
東映城のお姫様達の中では、実は一番好きなのかもしれん。
少女っぽい可愛らしさと、女性の艶っぽさと両方を感じることができる女優さんだからでしょうか。

橋蔵さんは、前半戦で色男っぷりをいかんなく発揮し、
後半戦では大友さんをサポートするような感じでしたね。
大友さんとのツーショットを見られるのは、
普段でも仲が良かったらしいことを知るファンとしては嬉しいものです^^



テーマ:時代劇
ジャンル:テレビ・ラジオ
 映画「鶯城の花嫁」(1958年・東映)
2013年01月26日 (土) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより

鶯城の美人三姉妹と女嫌いの若侍が織り成す恋と剣と唄と踊りの物語。
鶯城美人三姉妹の長女・松姫は強情で将軍お声がかりの新七郎との見合いを拒んでいた。
困った藩主らは松姫を尼寺に隠し、剣の達人彦四郎と腰元八重に恋人の振りをさせる。
だが、彦四郎は女が大の苦手。
一方、悪次席家老たちはお家乗っ取りを図り松姫を拉致してしまう。
『鳳城の花嫁』の姉妹篇に当たる作品。主題歌はコロムビア・ローズ。


出演:大友柳太朗/大川恵子/桜町弘子/丘さとみ/中原ひとみ/雪代敬子/山東昭子/志村喬 他

監督:松村昌治
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(感想等)

久しぶりに、大友さん主演映画を東映chで見ましたよ(・▽・)
当時初の東映スコープで撮られた「鳳城の花嫁」の姉妹作品だそうです。
東映城のお姫様女優3人の他、中原ひとみさんや雪代敬子さんなど、キレイどころが沢山で、
目の保養ですのぅ♪

いきなり、画面向こうの観客に向かって、
安西駿河守役の三島雅夫さん(三姫のパパ)が、大名って大変なのよとぼへっとしながら語りかけるのですが、
現代ものの映画だとこういうのよくありますけど、
当時の時代劇で観客に向かって語るなんて珍しっすね。

鶯城の三姫のうち、末姫の梅姫が丘さとみさんなのですが、
いきなり歌ってますよ( ̄□ ̄;)!!!
これ・・・・吹き替え????

次女の竹姫が桜町さん、本題のお見合いすることになる長女・松姫が恵子さんです。
その問題の松姫が「男なんてっ!」な姫(笑)
侍女たちはもちろん、家臣の原野九右衛門(志村さん)も、
お見合いイヤー!な姫に困り果てます。
断ればお家の一大事にもなりかねず、父の安西駿河守も姫のわがままっぷりにいつになく激高しちゃいます。
それでも、命令されるなら自害するとまで言う姫に、
尾形主膳(山形勲さん)の進言もあり、流行病で裏山の尼寺にて養生ということに。

その姫に大勢付き添うわけにもいかず、
侍を一人付き添わせることにするが、姫との間に間違いがあるとマズイ。
というわけで選ばれたのが、「女ギライ」の三鷹彦四郎(大友さん)であります。

彦四郎の母・藤乃もお気に入りの小百合(雪白さん)は彦四郎のことが好きなのだけど、
肝心の彦四郎がその気が全くない。
そこへ、九右衛門がやってきて姫の付き添いに彦四郎だけだと何なので、
小百合と婚約して二人で・・・・と申し出るが、
彦四郎は小百合は嫌いではないけれども、「とっても好きにはなれない」という^^;

駿河守は、彦四郎に姫の護衛だけではなく、男嫌いの松姫が男を避けるようにならぬようにやわらげ、
色気をつけてほしいという
(笑・女ギライの彦四郎にそれは無体な)

で、尼寺の妙秀院へ腰元の八重(中原ひとみさん)と共に松姫の付き添いに。

が、八重の恋人で駿河守家臣の一人・沢野兵馬(大徳寺伸さん)と尾形はつるんでいて、
お家乗っ取りを画策していた
(もちろん親玉は勲さんの尾形ですよ!)

・・・・ということは、今回の「姫を尼寺へレッツゴー」作戦は失敗して欲しいのだな。
(それにしても、山村玄蕃役の原健策さん←浪人 の風体がアヤシすぎるww)

「われわれには将軍家も安西家もねぇや!それに便乗して、太らせてもらうだけだ、へっへっへ」
(勲さん、今回思いきり悪役街道つっぱしってます。台詞の投げっぷりがたまらん)

お見合い相手の、女好きで有名らしい松平新七郎(千秋実さん)がきましたよ(・▽・)
(評判の美男て!JAROに言ってもええんかなぁ・笑)

一方、松姫が縁談を受けう気になるように、八重と彦四郎は恋人のふり作戦を敢行することになるのだが、
彦四郎が女が苦手なゆえにぎこちない^^;
(それにしても、ここの尼さんはお行儀がわるいのぅ)


新七郎歓待の席で、竹姫と梅姫が若衆に扮して歌ったり踊ったりしているのですが
・・・・・宝塚か!!(爆)
(この場面は桜町さんと丘さんファンへのサービスショットですなぁ♪男装でもかわいい)
駿河守は、なんとか新七郎を松姫じゃなく妹姫に関心を向けさせようとしますが、
「こんなに美しい姫ならば、姉の松姫はさぞや」と期待モード(あーそうくるか!^^;)

尾形の策略で、遠眼鏡(望遠鏡)で姫のいる尼寺の方角を覗かれそうになり危うし!の危機を通り抜け、
妹たちの会話で危うし!もなんとか切り抜け(ここはちと強引であったけど)
新七郎は妹達の殿方談義で、竹姫が
「女ったらしの男の人は、女の気持ちがとってもよく分かると思うの」
という達観した言葉に・・・・どうやら竹姫に惚れたらしい。


恋人のふり作戦の彦四郎と八重。
・・・・中原さんのお歌タイムまであるとは(笑)
石仏のごとくカチンコチンの彦四郎。
でも、松姫が盗み見てると気づくと、演技力たっぷりに八重の肩を抱く彦四郎(ガンバッテルもん!!)

こんな分かり易い演技にも松姫ひっかかって、作戦成功のようだ。

が、その直後姫が黒装束軍団に浚われた!!!!
山村玄蕃の一味だ


黒装束vs彦四郎!!
大友さんの大ぶりの殺陣、久しぶりに見たなぁ~♪
この豪快な殺陣はいつ見ても気持ちが良いですわ^^


一味の中に、友でもある沢野がいて驚く彦四郎。
彦四郎が温情かけたのに、沢野のヤツぁ・・・・(´・ω・`)


気を失った姫を近くの湯宿に運び、寝かせる彦四郎。
チョイ出の医者役でエンタツさんがw
医者は病でないと・・・・恋煩いか(爆)

気がついた姫に、八重とのことは芝居とかうっかりしゃべりまくりの脇が甘い彦四郎^^;
そんなことにもかまわず、皆が心配しているのに側にいてとダダこねる姫
揚句に、具合悪くなったふりとか困ったちゃんである。

竹姫と新七郎はいつの間に出来上がってるし!!
( ̄□ ̄;)!!はやっ!!



九右衛門は八重らに姫がさらわれたことを聞いて肝をつぶすが、
尾形が責任を持って取り戻すと。
そのためには内密にと(お前がしかけたくせにー)

松姫は、こっそり宿の湯に入って宿の女中から恋のレクチャーを。
帰るのいやいやの姫のわがままで、
魚釣りの彦四郎。

山村と沢野は姫と彦四郎を追ってやってきたが、
面が割れた沢野に山村が斬りかかる。
崖下に落ちる沢野だったが、
下で魚釣りをしていた彦四郎に助けられる。

新七郎は帰ったが、
九右衛門は尾形に姫をさらったのは新七郎と聞く(もちろんでっちあげ)
姫と必ず落ち合うはずがから新七郎を自分が斬ると。
そんなことをしたらダメだと言う九右衛門だが、
自分にまかせてくれと尾形
(もちろん安西家を陥れる策略)


裏切られたんで、あっさり改心の沢野^^;
尾形の策略を知らされる彦四郎。

お家の一大事にいやいやする姫も姫だが、
ここでいちゃついてる場合か!彦四郎!!!(笑)
しかし、いつの間に松姫と出来上がってるし!
(過程すっとばしてあっけなさすぎる^^;;)


急げーーーーー!!!新七郎が危ない!!お家の一大事っ!!
(おいおい、松姫足手まといなのに後追うなよ^^;)


尾形が新七郎の行列をとめて万事休す!と思ったら


・・・・・いつの間に駕篭の新七郎と彦四郎が入れ替わっていた!!
(は?いつそんな時間が???しかもご丁寧に殿な格好!!w)


大友さんの豪快殺陣シーンその2(・▽・)V


(素朴な疑問・・・・でもさ、尾形って安西家の家老だし、この戦闘場面で新七郎の行列の人とか斬ってるんだけど、そこは見なかったことにしないといかんの?^^;)

最後の尾形も倒し、姫が彦四郎に駆け寄って
一件落着の大団円。

安西駿河守のまたもや一人語りで、その後の顛末も紹介。


いつの間に九右衛門と浅岡が老いらくの恋状態になってるわ(笑)
新七郎と竹姫は予定通りカップル成立、
互いに異性ギライだったはずの彦四郎と松姫はいちゃついてるわ、

梅姫(お姉さまたち羨ましい!の気持ちで)「お父様!わたしもお嫁に行きます!!!」


・・・・(´ω`*)

更に、小百合も他の侍と恋に落ち、
沢野と八重も元の鞘に収まった。

かくしておさまるべきところにおさまり、
鶯城に平和がおとずれたのでした。

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なんつーか、お話はめっちゃ単純かつ既定路線のお家騒動で、
内容的にはこれといって特筆すべき点はありませんが、
女性陣が可愛い・・・・・桜町さんとか丘さんあたりなんて特にもぅ愛らしいったらないわー(笑)
大川恵子さんは、わがまま全快のお姫様ってことで、かわいくない役周りでしたが、
それでもやっぱり彦四郎恋しさに向ける視線が美しいのねぇ。
これはもう「女性を愛でる物語」かも!

山形勲さんと原健策さんの悪役コンビが、
いつも以上に変わり易い悪役っぷりでマンガのようなリアクションで笑えます。
表情がね、ケッ安西家なんざどーでもいいのよ、
俺たちさえ美味しい思いすりゃオッケー!な雰囲気満タンです(笑)

千秋実さんとか、何気にキャスト脇でしっかり地をかためてますが、
千秋さんの役周りはエンタツさんほどじゃないけど、
ちょいな役でしたね。
(それにしても、あのエンタツさんの一瞬ぶりはっ!!)

大友さんも、今回は片ひじはらずに単純に演じられた役なんでは?
恋とお家騒動の話なんで、内容はラブコメみたいなもんでしたし。
中原ひとみさん演じる八重とのカチンコチン場面には笑かしていただきました(あはは)。
で、美味しい殺陣もみることができて、
ゆったり鑑賞した本作です。


テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 映画「血文字屋敷」(1962年・東映)
2012年09月02日 (日) | 編集 |
橋蔵さん出演映画の未ソフト化作品です。
この作品は大友柳太朗さん主演なので、大友さんカテゴリーに入れさせていただきます。

(キャスト)
神尾喬之助・茨右近:大友柳太朗
大岡越前 :大川橋蔵
園絵:丘さとみ
お妙:桜町弘子
知らずのお弦:久保菜穂子
戸部近江之介:平幹二朗
金山寺音松:多々良純
黒門町の壁辰:三島雅夫
新太:山城新伍
横地半九郎:加賀邦男
神保造酒:阿部九州男
大迫玄蕃:小堀明男
荒木陽一郎:山本麟一

あらすじは、今回は東映のオンデマンドサイトで見ましたので、
そちらで^^;
movie circus

(感想等)

笑顔を向けた大友さん(喬之助)に、恥じらうような笑みを浮かべる丘さとみたん(園絵)が可愛いくてもぅ
(´Д`*)
御書院番士に務める喬之助だけど、その与頭の戸部近江之介(演じるは平幹さん)が園絵に目をつけてたものだから、
嫉妬から取り入る他の番士と共に、嫌がらせを喬之助にします。
喬之助と園絵の婚礼にも、かれらは出席せずという・・・・( ̄ω ̄;)
(その時奴等は、戸部と共に女遊びに興じていた)
新太(山城さん)他、町人達は温かく婚礼の準備を手伝ってくれたけど。
そんな状況下でも、その時は二人は幸せをかみしめていたんですよ。

が、その夜に戸部に命じられて番士の面々が喬之助宅に酔ったまんま押しかけ、
酒を出せと暴れます(ひでぇ・・・・ほんと酷い・・・目を覆うばかりの惨状)
しかも朝まで。

新太達はお気の毒だと喬之助に同情します。
そこに現れたのは大岡越前(橋蔵さん)。
たき火にあたりながら話をしてた新太たちの話を聞いた越前。
(お忍びでやってきたようでw)

ウソの出勤時間を告げられて恥をかかされたり、
数々の苛めを受ける喬之助
(う・・・・何かこの作品、胸糞悪くてここまで見るのめっちゃ辛い(TωT))

そこへ、越前のお呼び出しがかかります。

無言で扇子をパチパチやって、越前様威圧感がっ(笑)
役目上色々噂を聞きおよぶが・・・・・
と、一応あくまで噂という建前で
新婚早々の部下の家に遊女ともども上がり込むような輩はいないだろうと、
<俺の耳には入ってるんだぞ、自重しるっ!>な圧をかけてその場は終わります。
去り際、越前が喬之助の足元に落とした扇子には<忍>の一文字。
(でもさぁ・・・・苛められる方にも限度があらぁよ(;ω;))

総登城の日、上記の越前の圧もきかなかったのか?
喬之助が挨拶をしたのに、戸部は挨拶しなかっただの因縁をつけ、
番士の連中は喬之助に罵詈雑言、果ては頭を踏みつけるなど、
苛めをエスカレートさせます。
(こういう奴等って調子に乗るから、暗に言葉で云々でなく身体で分からせないとダメなんでね?)

ついに怒りが頂点に達した喬之助。
顔を上げて、赤い目のまま高笑いをしたかと思うと立ち上がり去ります。
それを制止しようと追いかける喬之助。
真面目な喬之助を揶揄して馬鹿にする残った番士連中ですが、

そこへガッと障子があけられ・・・・

戸部近江之介の首がっ!!( ̄□ ̄;)!!!ついにっ!!
(越前様~やっぱり奴等にががっつりと直接天誅しておいて欲しかったよ。
我慢すれというのにも限度が・・・)


逃げる喬之助。
左官屋の黒門町の壁辰(三島さん)のところに町人として雇ってもらおうとしたのかな?
逃げ込む。
お妙(桜町さん)は迎えるが、その後帰ってきた壁辰は十手を預る身なので、
捕えようとする。
喬之助は、自分の前にもこうやって苛めぬかれてやめていった者達の分も含めて、
番士残る11人を倒すまで捕まることができないという。
尚も捕えようとする壁辰にお妙は「縛ることだけのために十手を預っているのか」と父に訴え・・・・

あっさり味方に(笑)。
が、じ十手持ちの金山寺音松(多々良さん)がやってくる。
音松は無言でどうやら壁辰の味方?をするが、
後ろには捕方が押し掛けてきた。
中には喬之助。
危機一髪だが、音松がこれは人違いで、渡世人の茨右近殿だとその場を取り繕う。
(で、あっさり捕方退散かいなw)

で、一方本物の茨右近(大友さん二役)
(喧嘩屋右近というと、杉良太郎さんのを思い出すなぁ♪「魔像」とか昔の映画でも同じ題材があるようなので、むしろ杉さんのあのテレビ時代劇はスピンオフか?)
こちらは明るくて威勢のよさそうな御仁。
そこへ音松が喬之助をつれてやってくる。
言わずとも右近には分かっていた。
喧嘩っぱやい右近は早速~♪とのりだそうとするのを音松が制し、
喬之助は右近&お弦(久保さん)の元に預けられる。

まず標的にされたのは番士の一人、大迫玄蕃(小堀さん)。
悲鳴を聞いてかけつけると「お命頂戴只今参上」の文字が。
びびりまくる玄蕃。
カチカチカチという音に部屋に入ると、床に書状あり。
そこには大きく「一番首」と書かれてあった
(この暗闇の中のじっとりとした雰囲気が緊迫感をそそるわぁ)

奥に人影。
玄蕃がびくつきながら刀を持つも、相手が迫ってくる。
白装束の男に玄蕃は一太刀で斬られた。

一方、玄蕃から知らされてかけつけようとした浅香慶之助。
「大迫玄蕃が待っておるぞ。地獄の門口でな」←エコーかかってます(笑)。
そして浅香も一瞬で斬!
(ひょっとして喬之助と右近と分担してやってる?)

園絵が番士4人に「喬之助はどこにいる!!」と暴力を受けていた(ううっ酷い)
彼らが去った後、なんと・・・・・

お弦が園絵をつれて右近宅にきた♪
(右近&お弦夫妻のコンビネーションが楽しい♪)
気をきかしたお弦と右近。
つかの間の幸せ。
(二番首まではどうやら喬之助の単独行動)。

その後、猪股小膳も喬之助の手によってやられた(三番首)


おびえまくる番士は、神保造酒(九州男さん)に用心棒を頼みこんだ。
同情の横地半九郎(加賀さん)らが助太刀に。

逆さ屏風から右近がっ!(笑)
四番首を斬り、めっさ生き生きしている右近さん。
あなたのほうが喬之助よりキ印ですよ(爆)。
喬之助で抑圧されている反動か、大友さんの右近の言動が楽しそうだww
(六番首まで完了♪)

ああ・・・・喬之助を逃した音松ことを越前は建前では次は逃すなといいつつも、
二人の間のあの笑みは、喬之助の復讐を秘密裏に容認してるのかww


なんで俺たちがこんな目に!
そもそも町奉行がちゃんと捕えないからだよ!と逆切れの番士たち。
連盟で直訴してやるっ!と集まった先に・・・・
壁に<忌中>の文字。
不吉なっガクガクブルブルな番士たちが振り返ると・・・・

正座して頭を下げた喬之助がっ!( ̄□ ̄;)!!!きたー

1対11人の戦闘きたよー!!

と思ったら、同じ白装束の右近も加勢か!(笑)

(キャラが180度違う役を大友さん大変ですな)

次々と斬っていく喬之助&右近。
そして・・・・

十七番首をあげて終わった時、
それを見届けた(!)捕方がやってきた。
壁辰の前に約束だと喬之助は進み出る。
しかし、喬之助をニセモノだと壁辰はいい、
なんと右近をひっとらえる(えええええっ!!!!)
何故か自分から捕えられ、ニヤリと去っていく右近。


そして捕えられた右近を見て大岡越前、
「ニセモノには用は無い、去れ!!」と壁辰と音松に喬之助を捕えることを命じ、
右近放免、
なんと右近の足元に<通行手形>を放る
(にゃるほど!お奉行頭いいっ!)

喬之助と園絵はその通行手形を持って旅に出、
街にはまた平穏な日常が戻ったのでした。

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この映画はなんつっても喬之助と右近の一人二役を演じた大友さんが見どころ。
180度違うキャラなのですが、
きっちり演じ分けできているので、
喬之助にはあまりの悲惨さに胸が苦しくなって同情しますが、
右近にはスカッ!とさせられます。

お弦の久保菜穂子さんの、小気味よさとほのかな色っぽさも素敵だったわ(´▽`*)
(お弦ってこざっぱりしてるから美味しいキャラですよね~)

澤村宗之助さんの長岡が最後でしたっけ?
澤村さんも安定の小物クォリティー。

前半戦が、イジメられ抜かれて胸が苦しくなり
「いいよ、もうヤメてっ!!!」と辛くなる映画なのですが、
後半戦で斬りまくりでじわじわ責める復讐が、その反動でたまりません(笑)
相手の番士が泣き落としかけようが、容赦なしっ!
そりゃそうだよなぁ~あのイジメは酷過ぎた。
やったヤツはそれだけの報いを受けるべし。
溜飲は下がりますが、その反動はすさまじい^^;


橋蔵さんはちょい出でしたね。
いいとこどりの越前様なので、そこはさっと愛でるということで。



テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画

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