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 映画「ふたり大名」(1957年・東映)
2016年06月26日 (日) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより

大川橋蔵が若殿様と船頭の二役を演じた、恋と剣の痛快娯楽時代劇。
原作は小島健三の同名小説。江戸深川の船頭・弥太は、恋仲の芸者・梅香の母の病を治すために大金を必要としていた。
そこで出羽六郷藩の江戸家老・金沢権太夫に雇われて若殿様の身代わりになる。
本当の若様・六郷義光は権太夫一派のお家乗っ取りを暴露するため、毒殺されたと見せかけていたのだ。
偽の若殿様、義光たち、あとを追った梅香たちがそれぞれ出羽に向かう。

(キャスト)
六郷義光・弥太(二役):大川橋蔵
琴姫:桜町弘子  
梅香:千原しのぶ
六郷乗政:三島雅夫
お蘭:鳳衣子
秋田三左衛門:清川荘司
秀五郎:加賀邦男
岩村鬼斎:吉田義夫
松山竹十郎:津村礼司
金沢権太夫:永田靖
芹沢猪三郎:小柴幹治
ほか

(監督)
深田金之助

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放置プレーからのかなりお久しぶり更新。
ちょっと下書き状態でそのままになっていたので(↓の感想記は本日書きました)。


お家騒動がらみの、ゆるっと楽しめる映画ですよ。
橋蔵さん初期作品なので、演技もまだ初々しい。
「大江戸喧嘩纏」からに続いての?デビュー戦のせいか、桜町さんのキャストクレジットに(新人)とついていて、
こちらもまた初々しい。
(でもね、桜町さんこと琴姫はお話の関係上、それほど出番は多くないかな?)

お蘭の方が、わが子の猪三郎を出羽本庄藩の後継ぎにさせたくて、
三島さん演じる六郷乗政をせっつくのですが、
乗政は自分の息子である義光の承諾がなくてはとかのらりくらりとしているので、
お蘭の方はイラつくのですね。

で、お蘭の方とつるんでるというかこっちが黒幕なんだろうけど、
金沢権太夫らは若様=義光暗殺をたくらみ、
父君が病に倒れたという書簡をもらい眠れずにいた義光に毒入り酒を飲ませて毒殺しようとするのです。
しかし、義光は賢いのでその酒を不信に思い、魚の入った鉢に入れると・・・・(!!!)
で、家老の三左衛門を密かに呼んで死んだことにして、
義光にあわせずに権太夫らに三左衛門は告げて、義光と三左衛門は父君の元へ。
そして権太夫らは、たまたま若君そっくりなのを見てこれはいいと目を付けた船頭の弥太(橋蔵さん二役)を
若君に仕立ててこれまた乗政の元へ向かいます。
(弥太は、親しくしている梅香の母が病気で朝鮮人参を入手するのに十両の大金がいるので、
半ばこの話にわけわかんないけどのったという風です)。

大金が弥太から届けられるは、その弥太が姿を消したことで不信に思った
梅香は、勘十(杉狂児さん)と共に弥太を追っていくのですが、
途中、本物の弥太と義光をどっちも弥太と彼らは知らず思っていたので、
そんな彼らのあずかり知らぬ勘違いから
権太夫に義光が死んでいないことがバレてしまい、ここからまた危機があったり。

少し喜劇混じりのお家騒動映画です。
面白いのが旅籠場面かしら。
若君である義光は、庶民のなりで旅しているので、
食事のくさやに苦戦したり、煎餅蒲団に戸惑ったり。
かたや弥太は庶民なので、上げ膳据え膳で出てくる豪華な食事に困惑してくさやがいいと言ったり、
(いいとこの若様だと思ってる旅籠の仲居は頭がおかしいと思ってる(笑))
ふかふか布団がダメだったり。

あと別の場面では弥太の若様修行の場面とか(歩き方とか言葉遣いからいちいち矯正させられてますが、
かわいい場面です)。

義光が道中バレて撃たれそうになった時に飛び道具を出しますが、
その投げっぷりに後年の銭形平次を見るような想いがっ(ふふふ)。
剣戟場面はそのあたりと、終盤にありますが、
ラスト義光と弥太が二人で権太夫らを成敗する時は、
映し方見ていると、二人共同じ画面で顔が見える時がないようにおもえたので、
背中向けていたのはダミーかな?

結末は予定通りの大団円なので、それをふまえつつ、過程のドタバタハラハラな珍道中をお楽しみに。
橋蔵さんもさることながら、桜町さんの初々しさったらないわ~(可愛い)。

モノクロ映画でございます。

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お久しぶりなんてもんじゃない更新で恐縮です。

半年前からようやくスマホも導入した熊猫屋です。
理由は単に自宅では専らパソコンだし、そんなに通信費かけるのも個人的になんだかなーとガラケー生活だったのですが、
フリーSIMを扱うとこも出そろったし、そろそろいいかなと。
理由あってガラケーはキャリアメールを残したいのでそのままにしつつ、
フリーSIMでデータ契約(通話なし)で格安スマホ契約しましたよ(ガラケーと合わせて月2,300~2,500円くらいでしょうかね)。
データ契約だと解約の縛りもないんで乗換えも楽ですし。
ヘビーユーザーではないので、3GBくらいで充分。
最近は格安用の国産スマホも出ているので、私の使い方には合っているかな。
ガラケーは通話とメール専用機になったことで充電が6日に1回で済んでいるので二台持ちでも不自由はないですよ。

で、最近は仕事の休憩時とか待ち合わせの時とか、
以外に使ってるのが著作権切れ等の文学を掲載している、おなじみ「青空文庫」のアプリの利用が高い熊猫屋。
パソコンでも昔から読んだことあるけど、思ったよりスマホは読みやすい。
それでですね青空文庫さん今、野村胡堂の「銭形平次捕物控」をガンガンアップして下さってるのですよ。
サクッと読みたい時は他の5~10分で読み切りの短編随筆や小説を読むのですが、
じっくり読みたい時の銭形平次もいい(半七もありますよ^^)
「随筆銭形平次」もアップされているし、地図アプリとかより使ってるかも^^;
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テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 映画「風の武士」(1964年・東映)
2014年08月11日 (月) | 編集 |
(キャスト)
名張信蔵 大川橋蔵
ちの 桜町弘子
お勢以 久保菜穂子
お弓 中原早苗
名張与六 北村和夫
律 野際陽子
平間退耕斉 宮口精二
紀州屋徳兵衛 進藤英太郎
水野和泉守 西村晃
猫 南原宏治
高力伝次郎 大木実

(監督)加藤泰

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(感想等)
またもや録画しっぱなし山の中から橋蔵さん映画です。
この映画は東映からDVD化されているので、買えますよ^^

猫は猫でも可愛くない猫であった(笑)

橋蔵さん演じる名張信蔵は、伊賀忍の流れのものなんですけど、
名張家の次男坊なんで、これっつー定職にはついてないご様子。
(序盤は、女好きな雰囲気もあるてれんことした坊ちゃん若侍風ですw)

それが幻の里「安羅井」をめぐる陰謀沙汰に巻き込まれることにより、
波乱の物語となっていきます。

そのカギを握る「安羅井の里」のお姫様・ちのを演じるのは桜町さん。
信蔵の家の割と近いところの道場の娘に身をやつしてたんだけど、
実は「安羅井の里」の人々は平家の落武者の末裔で、
どうやら異国との抜け荷貿易でもってもうけた莫大な資産を貯め込んでいるらしいとの噂で、
公儀と紀州藩が目をつけて争いになっていきます。
(ちなみに里は秘境で、そこにたどり着くためには「ちの」らが持ってる巻物が必要)

信蔵は公儀の水野和泉守(西村さん)に命ぜられて、
「安羅井の里」・・・・そして紀州藩を探ることになるのだけど・・・・
神出鬼没の公儀側の忍者「猫」の存在がなかなか不気味かつ強い。
(南原さんのインパクトめっちゃ強かったなー)
ちのに対して好きな気持ちがある信蔵に対して、見張る様に・・・時として上から目線で任務を命じてくるのだな。

ちののいる道場の道場主・平間退耕斉(宮口さん)も里の人間なのだが・・・・
ここの師範の高力伝次郎(大木さん)がクセモノで、
紀州側に加担して、退耕斉を殺害(この段階ではちのは退耕斉を殺害したのは高力とは知らず)。
口八丁手八町でちのに味方しているフリをして誘い出し、紀州と秘境に向かうのだな。
しかもこの高力、ちのを好いてるらしく色々信蔵との三角関係含め面倒なことに・・・・(笑)

大阪の豪商・紀州屋徳兵衛(進藤さん)は紀州側に加担する人間でしたが、
彼は商人。
公儀に睨まれてまでリスキーなことはしょいたくない。
で、どっちに転んでも大丈夫なようにあえて信蔵にちのを渡して逃がし、
一方で巻物の複製を作ってそちらを自分が持つのですが・・・・・・・・
どうやら紀州云々・・・・よりも高力の目的は「ちの一本!!!」だったようで、
哀れ紀州屋は激昂した高力に・・・・(南無~^^;)

しっかし、短い時間の中とはいえ次から次へと女に惚れられる信蔵^^;
個人的には前半出てきたお勢以(久保さん)が好きだったなぁ。
信蔵が好きなんだけど、一緒にいられないことを知った後、
支度金として信蔵に渡された500両(!)の小判を最後の二人の遊びと称して信蔵と小判の封を切ってまき散らす場面なんざ、ちょっと切なかったです
(この場面と、お勢以が去っていく信蔵を見送るシーンがこの映画で一番泣けた)。

後半に出てくる、猫と行動を共にしているお弓(中原早苗)は、
猫に7歳の時に拾われて忍として仕込まれた女性なのだけど、
彼女もまた信蔵に惚れてしまうのですな。
(しかし、お弓が信蔵に惚れたと知って怒ってお弓に貪りつく猫って・・・・^^;
7歳の彼女を拾ってきて仕込んだ子に?とちとロリコンぽく見えてしまったのだが^^;;;)

律役の野際さんはこれが初映画?!
ちょい出で、名張家の御長男(兄)の奥さんで義姉なのかしら?でご出演でした
(セリフもあんまなかったような)。

ラスト、高力との対決を経て姫を射止めて一緒に里でハッピーエンドかと思ったら、
まさかの悲恋物語!
ちのが信蔵と一夜を共にしたのは、それこそ一夜限りの中で想いのたけをぶつけたのですなぁ。
彼女は「秘境の里の姫」
長(おさ)だった父などを失った今、長はほかならぬちのなのです。
そして、里の存在は知られてはならない
信蔵が駆け付けたときには文と懐剣がそえられており、それは別れの文でした。
文を見て呆然自失の信蔵で物語は終わるのですが、
やはしメインはロマンスなのか!?(笑)。

あんまし信蔵が伊賀忍って雰囲気あんましなかったというか、
序盤がてれんこしていたんで、
その後とのギャップにビックリよ(笑)。

南原さんとか大木さんとか宮口さんとか西村さんとか、
ひとクセありそなのが似合う皆さんそろい踏みだったので、
そちらの皆さんの芸達者ぶりににやにやもしていた熊猫屋でしたが、
中盤や後半は殺陣がからみつつのはやい展開ながら
結果ラブに帰結するあたりが、ある種いつものことよと、
ゆるぅ~りと楽しんだのでした。

正直、突出した部分がない映画ではありますが、
役者の皆さんの演技を楽しむのはありかなと思いました^^
(特に前述のひとクセありそな皆さん'S)


テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 映画「バラケツ勝負」(1965年・東映)
2014年08月02日 (土) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより

大正初期、港神戸を背景に、腕がたって、女にもてて、人情にもろいバラケツ一味が結束し、敢然と歓楽街に巣食う悪徳ボスとの対決を、豪華キャストで描いたアクション巨篇。大川橋蔵主演の現代劇。神戸の歓楽街・福原を舞台に、殺人事件とその裏にうごめく陰謀を、橋蔵演じるバラケツ兄貴が度胸と根性で大解決する。

(キャスト)
武村久雄 (大川橋蔵 )
武村久五郎 ( 志村喬 )
相良主任 ( 大木実 )
妙子 ( 藤純子 )
おかつ ( 久保菜穂子 )
花奴 (桜町弘子 )
佐和勘吉 ( 山城新伍 )
秋月京太郎 ( 内田良平 )
栗本隆吉 ( 内田朝雄 )
阪内兵助 ( 天津敏 ) 他

監督:松田定次

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(感想等)
この映画は任侠系なのですけれども、橋蔵さん映画なので別枠で。
東映も時代劇映画が斜陽化し、任侠ものメインに移っていく頃の映画・・・・
橋蔵さん唯一の任侠映画です。

・・・・なのですが、
正直時代劇鬘なしのスッピン橋蔵さん、しかも任侠ものということで、
東映ch今月放送なのですが、その前からオンデマンドにはあがっていたのにも関わらず、
「み・・・・見ていいのかしらこれ・・・・」と、
妙な気持ちでぐるぐると躊躇していたことを告白します^^;スマヌ
橋蔵さん好きゆえに、かえってドキドキしちゃったんだよ色んな意味で。

バラケツってどんな意味?・・・・不良とか愚連隊のことか。

橋蔵さん演じる武村久雄ら仲間達は「バラケツ」とか言われている。
久雄は刑事である武村久五郎 (志村さん)から勘当された身で、
仲間と細々したことで食いつなぎながら生活している(バクチ禁止っ!・笑)

カフェの女給の妙子(藤さん)は久雄に恋心を寄せているらしい。

武村刑事が手柄をたてて新聞に載ったことを、
久雄の仲間や久雄の住んでいる家の大家は喜んでくれたが、
久雄は勘当された身ゆえに、表面には出さない(むしろ話題を避けている)。
この吉事を口実に、仲間たちが質屋の女将から(下手くそな音楽をかきならして)ご祝儀をもらい(久雄宛だけどね)
飲み明かす
(この場面の妙子=藤さんがいいなぁ♪ちょいと口説き文句言う久雄に
「おだったかてアカン。うちは刺身のツマなんかにされん女や。
そんな殺し文句は丹波屋の後家はんか福原の花奴にいいなはれ」ってとこかっこいいっ!)

その福原で、武村刑事を囲んでの祝いをしている警察一堂。
芸者の花奴は久雄となじみらしく、武村に息子さんからだと思ってと出された杯に、
倅などいないとカッとなり、直後花奴に声を荒立てたことにしゅんとなる(お父ちゃん・・・・TωT)

一方久雄は、木下組の若衆とやらに呼び出される。
直後、家に集団に殴り込みが入り、大家も含めて仲間達がボコにされる。
・・・・しかし、久雄を頼ってやってきたという男が一人で木下組をボコにし返す(木下組は地上げ屋か?)

一人で久雄も囲まれたが、こちらも倒して組の頭のもとに案内させる。
頭の木下鹿造(曽我廼家明蝶さん)に会った久雄は、
「任侠道とは」と問いかけ、第一にかたぎに迷惑をかけんこと、第二に弱い者イジメをせんことという木下に、
それじゃあんたたちが今夜やったことはなんや?と、
どうやら木下が誤解していたことを説き、一時一触即発となるが、
久雄の目を見て木下は感心する。
また、久雄の本名を知りかつて武村刑事に恩がある木下。
その息子に弓をひけるかと、手を引くのだった。
(この場面の、日本刀を突きつける木下と久雄の場面の緊迫感がピリッとしていいです。)

・・・っと、ちょっと隙があったと思ったら、
久雄と妙子がいつの間にっ!
しかも一夜を(橋蔵さんの映画なんで、肝心なとこすっとばしてそういうのはめっちゃヌルめです・笑)
あ~んなカッコイイ雰囲気さえ醸し出す妙子さんなのに、
好いた男には純情可憐です(´▽`*)

久雄の住んでいる家にやってきて、木下組を追っ払ったあの男は
秋月京太郎 (内田さん) であった。
福原のおちゃらとかいう芸者を足抜けさせてしまって、彼女を伴っていたんだけど、
秋月はおちゃらから久雄のことを聞いたそーで、久雄とは面識なかったようで。

あーあー、大月屋は木下組と江藤組を天秤にかけてたんか。
こりゃ面倒なことに・・・・
木下は、久雄が面倒に巻き込まれかねないと、短刀を託す。
(木下の親分、ええお人なんだね)

何か質屋のおかみさんにも久雄惚れられとるんか?
しかも「養子になって」というあたり歳離れてる?^^;;
更に、妙子が乗り込んできて、すわ女の戦い!?(@Д@)と思ったら、
久雄さんが今のバラケツ生活から抜け出してくれるならワテなんでもすると、
この勝負・・・・妙子の若さと真っ直ぐさの勝利か。
しかし「この質草(久雄)はあんたに確かに渡しますよ。離したらあきまへんで!」
というおかみさんもいい。

・・・・・が、二人の女の前に久雄おいてけぼり(爆笑)。

花奴が近々身請けされるらしい。
彼女に呼び出された久雄は福原へ。
花奴と酒を酌み交わす。

妙子のお母さん役のミヤコ蝶々さん、本作のコメディーリリーフかw
娘への男の扱い方講座が笑える(^▽^)

本編3分の2がたというとかいう時間になって、
こっからジェットコースターや!
久雄が目を覚ますと、手に木下からもらったドス・・・・血まみれの。
そして目の前に倒れている花奴が血を流して死んでいた。
(本作の、桜町さんのこの扱いって・・・・・^^;)
更に廊下には仲井の死体。
久雄は驚いて、慌てて外に飛び出していった。
(しかし、男気を振りまいていた久雄のこの行動にはちとツッコミたい気が^^;)

通りかかった武村刑事とぶつかりかける久雄だったが、
そのまま駆け抜けていった。
不信に思った武村が入っていくと・・・・・二人の死体を発見。
帰ってきた女将が仰天していると、武村はこともあろうに久雄がやったと思い、
息子をかばって罪をかぶった。
(息子を勘当した父が、いくら息子とはいえ代わりに罪をかぶるのはどうなのかなぁ?とちと疑問)

俺は天下の親不幸もんやと秋月の前で泣く久雄。
そして兵庫警察に自首したが、
息子がやったと思って断食しているらしい武村。
そんな父の心がわからんのかと相良主任(大木実さん)にビンタされ、
武村の家に連れていかれる久雄。
久雄を勘当して後、後妻と別れて武村は一人息子の更生を願って、
仏壇に亡き前妻(久雄の母)の写真を置いていたのだった。

しかし、警察でも難儀している事件、
久雄に名刑事の二代目なら解決してみろとはこれいかに^^;
それにしても、進んでいくにつれ久雄が情けなく見えてくるんだが。
虚勢はってても、やってることが案外子供っぽいというか・・・・・。

江藤組との抗争で木下の親分がぁぁぁぁあ!(TДT)

しかし、事件解決への過程で何であんたら(久雄たち側)そこ気づく?(兵隊の甲種の件とか、ドス二本の件とか)
というとこがいくつかあって、
すぽっと抜け気味??(花奴殺害事件から詰まり気味で進んでいるような)
秋月は途中から食客になったけど、頭脳派のようで。

おいおいおいおい、
カタギになるのを願っているお父ちゃんがいるのに、
仇とはいえ江藤組と喧嘩(でいり)かよ^^;

元兵事部長の栗本(ああ!武村刑事の福原祝いの宴場面で、別室にいたヤツか!)と
元軍医の坂内兵助と結託して、
組の若い衆(ほとんど江藤組)が兵役の甲種合格のところを丙種にしてやって暴利をむさぼっていたということだ。

しゃべろうとした大月を銃殺する栗本・・・・ラスボスか。

大乱闘の末に事件は解決し、武村刑事は釈放され、ハッピエンド・・・・ではあるのですが・・・・

--------------------------------------
結果的に、あれほどお父ちゃんが願ったカタギにはならんのね久雄。
更に久雄の腕には彫り物が。
妙子がそれを見ておそろにww

やはし、橋蔵さんは思ったよりは違和感はなかったけれど、
顔がどっちかというと坊ちゃん系なんで、
任侠系はニンではないよねぇ(任侠系の男優は男臭さやカゲのある男の悲哀とか別種のフェロモンが必要だと思うの)。
生涯1本だけだったというのも分かる気が。
1965年は5本映画撮ってる橋蔵さんですが、次年度から本格的にテレビに移行@銭形平次。
1966年は「旗本やくざ」(これはめっちゃ楽しかった!^^)1本のみ、
1967年は「銭形平次」の劇場版1本で、橋蔵さんの映画スターとしての時代が終了し、
テレビと舞台時代に移っていきます。

この頃の東映は任侠路線が花ひらき、
本作ではヒロインの藤さんも1968年から始まった「緋牡丹博徒シリーズ」のお竜さんで大ブレイクです。

本作は中盤以降がなんとのぅ駆け足気味で、
事件解決の過程がちょっとすっ飛ばし気味で丁寧さに欠けるんで、
前半(というか事件発生前まで)との時間配分が逆だったらよかったのかなぁ?
予想よりは見れたけれども、それほどいい感じではなかったかな、個人的には。
部分部分で、藤さんが可愛いだの(笑)、木下親分がかっちょいいだの(おい)、
おとうちゃ~ん!!(涙)な部分があって、良かった部分もあったのですけどね。










テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 映画「用心棒市場」(1963年・東映)
2014年02月09日 (日) | 編集 |
東映chで放送。
橋蔵さんの後期の映画でございます。

キャストクレジットを見ながら、
「お、薄田さんと山形勲さんが一緒に出てる!田崎潤さんはこの頃東宝から出張なのかな?
あ!高田浩吉さんも出てる~♪私的に豪華だなぁ(´▽`*)」とほくほく。

いきなり表題からキャスト&スタッフロールんとこで陽気な歌が流れたのでびっくりした(笑)



田崎潤さん演じる見附の寅五郎は悪役かぁ。
で、その田崎さんの手下が阿部九洲男さん(暴れ馬の丑松)と多々良純さん(山猫の仙蔵)っと。
無法者の上記三人がご赦免になって町に戻ってきた。

町の人々は震えあがり、どこかに(町を守ってくれる)良い人がいないかと嘆息する。


そこで橋蔵さんですよwww

親分衆がいない、堅気が集まる町。
そこには賭場もない。

呑み屋で気風の良い振る舞いの弥之吉(橋蔵さん)に女性陣は感心
(弥之吉に妙に張りあうような新吉(松方さん)には「???」)

町中の人々が丑松や仙蔵にゆすりたかられ、乱暴されたりでやりたい放題される。
そして更に、主人が病気の「三好屋」に寅五郎らは乗り込み、
脅して乗っ取ろうとする。

呑み屋に腕に覚えのある番付やぶりの熊吉(大前均さん)がただ飯を勝手に食らったが、
力で返すと目明しに見こまれるが、蜘蛛と猫に異常に覚えて走り去っていく(おいー!!!!)


乗っ取られた三好屋に町の人が困っていると、
浪人・金井陣左衛門(山形勲さん)が通りかかり、話をつけてやると。
出てきた仙蔵を金井は蹴りあげて、やんやの町民。
が、出てきた寅五郎が番所についていくふりをして金井を刀をさっと抜き放った。
そして三好屋に引き上げる寅五郎。
金井はただものではないと知る
(勲さん、今回はなんかすっげーいい人な役なんですけどww
何にもしてあげられなかったのにと恐縮したり、隣町に強い奴がいるとか町民に教えてあげたり)

30分近くたって、やっと橋蔵さん本格的に出番か(笑)。
隣町の賭場で散々弥之吉に負けた新吉。
揚句暴れ出しちまうし、若気の至りまくりなご様子。
千石屋十兵衛(高田浩吉さん)の妹・おきぬ(三島ゆり子さん)が弥之吉を見つけ、
事情を話す。
弥之吉は面倒事はご免こうむりたいと、もっと強い奴がいるだろうからそいつに頼んでくれと、
このままでは町が・・・と涙で懇願するおきぬを振り切る。

一方、おきぬと共に行動していた目明しの清吉(ミッキー・カーチスさん)の妹・お加代(北条きく子さん)
が、弥之吉と間違えて新吉に声をかける。
間違われたことに一度は怒る新吉だったが、お加代の上げ上げ光線(笑)にまんまとひっかかり人肌脱ぐことに。

三好屋を乗っ取った寅五郎だったが、
三好屋の酒を売るには組合の信用状が必要だ。
千石屋十兵衛は、急に亡くなった三好屋の後を早々に引き継ぐと言ってきた寅五郎をつっぱねる。
信用で成り立ってきた堅気の町だ。

千石屋を待ち伏せしてた丑松・仙蔵だったが、用心棒でついてた新吉に隠れているのをすぐ見破られ、
こそこそ退散。千石屋は感心する。
が、おきぬの言葉がひっかかっていた弥之吉がやってきた。
お前がいるなら俺なんかいらねぇなと新吉逆ギレで退場、呑み屋でヤケ酒w


ねぇねぇ、子供をあやすために弥之吉が歌ってる場面、
橋蔵さんが歌ってるんですか?(^▽^)ノ

↑確か初めて見たよ~な~

えー!弥之吉への対抗心だけで寅五郎の味方するなんて、新吉あまりにも浅はかでね?

幼女がクローズアップされるんで、
嫌な予感がしたんだが、千石屋の娘が寅五郎に浚われた!!
人質に千石屋を脅しにきやがった。
目的はただ一つ、信用状だ。

一方新吉は、幼女を誘拐したことや、飛び道具を持ちだしてきたことが気に入らない。

弥之吉は、千石屋に代わって自分がと寅五郎の元に行く。
新吉が寅五郎の側についていることに、
俺達ヤクザは人間のクズだが、曲がったことだけはしないのじゃないのか?と、
弥之吉との勝負にこだわるあまりに寅五郎についた新吉を一喝する。

話し合いでつけようとした弥之吉だったが、
幼女のお澄(四方晴美さん・・・・後年のチャコちゃんかよ!私はケンちゃんシリーズの二代目チャコちゃん=久米敬子さんしか知らなかったのですが、初代様ですね)救出に新吉が加勢してくれ、
無事千石屋に引き渡す。
新吉は肩に深手を負った。
弥之吉「新吉・・・・仇はとってやるからな」
(あ、何かいい雰囲気♪)

単身引き返した弥之吉は、丑松と仙蔵が鉄砲を持っていることを知っていたので、
奴等と出くわした時、酒樽を二人に向けて転がし、隙をついて斬り付けた。
寅五郎は鉄砲を持って弥之吉と対峙する。
寅五郎の女・お浜(三原葉子さん)が裏切って金を持って逃げようとしたが、
寅五郎に撃たれた。


三好屋にたてこもる寅五郎だったが、
しびれを切らして撃ってきたところを鉄砲もろとも斬りつけにかかる弥之吉。
ここから寅五郎と弥之吉の応戦が始まりまする。

そして・・・・朝日が出ようかという頃、
弥之吉によって寅五郎が討ちとられた。

皆が待っているという千石屋の言葉に、
ここはカタギの町だ、ヤクザがいるところぢゃねぇと、
役目は終わったとそのまま辞する弥之吉だった。


あああ!!!また橋蔵さんが歌ってるぅ~!これは橋蔵さんのお声なのか!?


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終わりは爽やかな、人情物語でした^^
も・・・・これは橋蔵さんの歌声なのか気になって気になって(笑)
ご存じの方いらっさいましたら教えてプリーズ♪

無鉄砲だけど、人はとても良い松方さんの新吉も爽やかで、
めっちゃ悪役だけどその男臭さでもって締めてくれた田崎さん、
もったいない程な出番だったけど、久しぶりにめっちゃいい人な役で見た山形さん、
やっぱり男前はいるだけでもOK,しかし橋蔵さんが歌うなら貴方様も歌って欲しかった!な千石屋の高田さん等、
なかなか安心できる人選で、理不尽なことが続く話でしたが
終わってみればスッキリ!なお話でございました。
東映黄金期時代劇の後期だけあって、
だんだんこ~華やかさが前期と雰囲気違ってくる頃ですが、
(後年になるにつれて集団抗争時代劇の登場とか、ドロドロで暗いのが増えていく~)
一陣の風が吹くような爽やかさのある時代劇ってやはり後味が良くて良いですな。
テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 映画「緋ぼたん肌」(1957年・東映)
2014年01月05日 (日) | 編集 |
(あらすじ)※東映chより
旗本の息子だったやくざ者が陰謀に巻き込まれた弟を助ける、大川橋蔵主演の痛快作。
旗本の子でありながら侘ずまいをしていた大草源次郎は、弟・徹之助に乞われて一度は侍暮らしを始める。
だが、徹之助を逆恨みする戸田を斬り捨てた源次郎は、やくざ渡世を歩むことに。一方、大草家に憎悪の炎を燃やす戸田の父・戸田越前守は徹之助たちに襲いかかる。
橋蔵の双肌いっぱいの緋牡丹の刺青に注目。
原作は川口松太郎の『さくら吹雪』。


(キャスト)
大川橋蔵(大草源次郎)
片岡栄二郎(大草徹之助)
大河内傳次郎(大草主膳)
松浦築枝(さえ)
星十郎(伝六)
堀正夫(山谷の吉六)
阿部九洲男(橋場の長五郎)
時田一男(若党喜平次)
近江雄二郎(藤助)
霧島八千代(おきん)
大川恵子(お梅)
水野浩(三谷小十郎)
桜町弘子(千種)
大邦一公(阿部豊後守)
月形哲之介(戸田平吾)
中野雅晴(平之進)
有馬宏治(越前守)
藤木錦之助(三枝新右ヱ門)他


(感想等)

監督の萩原遼氏って橋蔵さん作品でも他にいくつかあるし、
近衛十四郎さんの「柳生旅日記」系とか「江戸遊民伝」とか
すごいとこではあの「新諸国物語」の「笛吹童子」や「紅孔雀」でしょうか。
個人的には好きな作品も、そうでない作品もあるのでとりあえず見てから判断。

川口松太郎原作ものなので、途中ぶっとんでるとこがないかワクワク(おい)。
↑私の中でそう思わせているのは「新吾十番勝負」と「女人武蔵」のせい(笑)

戸田を御前試合で破った徹之助は、父の主膳に兄上を呼び寄せるようにお願いします。
(にこにこっとそれをお願いする弟がかわゆい♪)
源次郎は本当は旗本・大草主膳の息子だったのですが、母親が身分が低いものだったので、
一緒には暮らしていなかったのです(徹之助は異母弟ということですね)。
大草兄弟がほほえましいわぁ♪

千草は徹之助と将来の約束を交わしていたのに、戸田から言い寄られてる模様。
(御前試合といいイヤな予感)

兄弟が雨宿りで入った店で、お酒を酌み交わすが、
それがまずかった。そこに戸田がいた。
御前試合の件で因縁を徹之助につけ、拒否した徹之助を背後から挑んできたのを、
咄嗟に源次郎が斬ってしまった(戸田死亡)

大草家に累が及ばぬように源次郎は家に戻らず、
文を残して出奔してしまった。
(やっと戻ったのにね(;ω;))


源次郎は道で見知らぬ女に財布をスラれ、追いかけ戻してもらう。
女は吉六の娘・おきんで、お金に窮していた。
縄張りをとられて、十両払わないと腕を斬られそうだった吉六。
たまたま聞いた源次郎が、取り立てに「縄張り返してからこの金(源次郎の財布)を受け取れ」と出る。
男は源次郎に刀をつきつけられ、慌てて戻っていった。

おきんの妹のお梅と源次郎・・・・一目ぼれかぇ?(笑)

わざわざ橋場の長五郎のところに出向いた源次郎。
囲まれて一触即発になりかけたが、源次郎の方が数倍強く、
長五郎に刀をつきつけ、吉六に縄張りを返す約束をさせて笑って戻って行った。

戸田の家って、家族そろって性格がアレなのかしらぁ?
兄の代わりに千種を弟がもらいうけるて・・・・( ̄ω ̄;)
(最初っから千種のところとは約束してないくせに)

千種の父の上役が戸田家かぁ・・・・そりゃ難しい。
主膳は役を辞して徹之助に継がせる模様。

そっか、お梅は例の斬り合いの時の店の人か。
戸田家がまた店に来て、源次郎を見かけたら知らせるようにきっつく言われてました。
祭りを源次郎を見に来ましたが、戸田家も徘徊中。

吉六は縄張りを回復したが、長五郎がまた因縁つけてきた。
そこは花川戸の仁三郎がその場をおさめたがどうなるか?


徹之助が栄えある日光修理奉行に任命されましたよ(・▽・)
おおっ、何とか千種とのこと千種の父上も了承するきになった?
戸田がコワイ・・・・

お梅から弟のことを聞いた源次郎は、弟の門出を神社で祈る。
その徹之助の門出の宴席で、どこにいるか分からぬ兄を想って舞い、
兄は外から密かにそれを見て喜んだ。
その姿を見つけた徹之助がびっくりして兄を追うが、
源次郎は姿を消してしまった。
(;ω;)うっ


うわー最悪タッグ、戸田と長五郎一家が組んでしまった!!
しかも吉六のところに源次郎がいることがバレる。
(ひぃぃぃぃぃ~!!)
しかも、日光修理奉行の大役を果たした徹之助が江戸に帰ってくるというタイミング。
戸田家の一家そろっての嫉妬光線が醜いというか酷いというか・・・


おきんはよっぽど源次郎が好きなんだねぇ。
でも、おきんがそのために化粧をしても気づかない朴念仁ですよ、源次郎は(笑)。
「たった一人の人に喜んでもらいたいのです」って
目の前で女が言ってるのに、それでも気づかないなんて、
どんだけ大ボケ鈍感なんですか!?(大笑)



弟が大役を果たしたので、お礼まいりにお梅とお稲荷さんの源次郎。
お梅に「生涯やくざ宣言」をした源次郎。
それは侍との決別を示す、刺青でした。

それを別室から見たおきん。
子供に坊の父親にならない方が源次郎は幸せになれる、お梅のためにもと泣き崩れたのでした。
(おきんさん、切ねぇなぁ・・・・)
お梅もそんな姉を見て泣いたのでした。

大草家のお家断絶を企んで戸田家が動きますよ( ̄ω ̄;)
源次郎にも魔の手が。
長五郎一家が吉六一家に乗り込んできましたよ、源次郎を探して。
戻った源次郎がやりあいますが、おきんさんが・・・・(;ω;)

弟の行列も襲われて大変なことになりましたが、
源次郎が間に合って戦闘第2弾。
行列のお役目がまだ済んでないことを弟に言い、この源次郎のことだ早く行け!!と源次郎。

源次郎「行って、年老いた御両親に不孝者に代わっておつかい申すんだぜ」



旅に出ようとした源次郎を吉六が止める。
おめぇさんに是非預ってもらいたいんだが・・・・と現れたるはおきんの幼い息子とお梅。
父ちゃんになっておくれよと泣く坊。
そして3人は共に旅に出たのでした。

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兄弟愛が美しい物語でしたよね。
お互いを想うからこそのなんとも言えない歯がゆさや、
そして一緒にいられない哀しさ。
この話は一番そこんところが泣けたなぁ。
傅次郎さん演じるお父さんや、あとお母さんも源次郎のことを想っているけど、
徹之助同様で切なすぎる。


あとはおきんさん。
彼女が生きているうちに気づいて欲しかったぜ^^;

テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画

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