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 書籍「みをつくし料理帖 天の梯」(完結)高田郁・箸
2014年08月16日 (土) | 編集 |
最後の最後まで発売時期を逃してしまいました(//▽//)
地方なので実質は書店並びから3日間くらい後に購入。
うちの近所の本屋は文庫なのに平積みだわ縦置きでもズラッとディスプレイだわで、
めっちゃ推してました。

ついにこの時がきちゃったよー!!!(涙)
シリーズ10冊目、ついに完結です。

以下思いっきりネタバレ含む感想なので折りたたみます。
まだ読んでない方は以下スルーして下さいまし。
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テーマ:最近読んだ本
ジャンル:本・雑誌
 本「美雪晴れーみをつくし料理帖」(髙田郁・箸)
2014年02月23日 (日) | 編集 |

美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)

待ちに待った「みをつくし料理帖」シリーズの最新刊ですわ(^○^)ノ
今回も発売日を知らず、たまたま書店で平積みになってるのに気づいたという
しかし、発売から1週間もたってなくてよかったv

今回は最近までの数巻の劇的展開はなく、
どっちかというと物語的に少しずつ周囲が動いていって地固めしつつある展開でしょうか
(伊勢屋さんの件はちと悲しかったけれど)
何よりも、一番気になっていた澪自身の未来、最後の最後でやっと道筋が見えたなぁと、
ちょっともやっとしていたところが晴れてきました。
(というか源斉先生って、どこかほわっとしているようでちゃんと人見ていて鋭いですよねぇ。
一瞬、何かのフラグ立てにも見えなくもなかったけど、気のせい気のせい・笑)
私は澪って料理を作るスタンスが料亭の一流料理人っていう姿が似合わないタイプだよなぁって、
ずっと思ってるのですが、
どうすんのかね?と気になっていたところにあの一言。
先生!それ言ってくれてさすがやっ!(笑)

一柳の旦那さんと御寮さんの件はほんっとーによかった。
御寮さんこと芳の心は種市じゃないけど、どうなの?って気になってたし。
嫁いだ後のことも、坂村堂を通じてちょいと垣間見れて
一つのことが一件落着してほっとしました
それだけに、まだ今回の中ではちょっとひっかかってる佐兵衛の扱いはどうなるのかな?と。
(佐兵衛自身の気持ちとその行く末)

澪が後々には出て行くことになる?「つるや」の後を託す料理人に、
あの人が出てくるとは。
少しだけびっくりしたけど、めっちゃいい人ぢゃないか。
何故かちょっとだけ又次も思い出しちゃったよ(涙)

鼈甲玉に対するこだわりと、四千両という途方もない、あさひ太夫こと野江の身請けのためのお金が、
澪の気持ちはとってもよく分かるのだけれども、
それは現実的なことなのか?と個人的には思うところも少しあり。

ここまで引っ張って、まだまだ解決すべき事柄があるように思うのだけど、
巻末付録の後ろの頁を見て驚愕

えええええ!!!!次巻(今年夏予定)でこのシリーズ終了!?
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!


ど・・・・どうやって終息つけるのかしら?
次で終わりなんて・・・・・。
ダラッダラやるよりは潔くてスッキリするけれども、
しかし今巻のこの状態で、一体1冊でどうやって????
「ー年後ー」っていうような飛ばしで終息しないことを祈りまするぞ^^;

巻末の「特別収録」で小松原様にお会いできたのが嬉しぅございました。
お茶屋で相模屋とのからみっていうのがいいね。
そして、食を通してかの人を想う小松原様(現:小野寺様)。

次で終わりという、
「うおーっ、私の楽しみの一つがぁぁぁ!」という気持ちもありながらも、
最終回を見届けることができる喜びもある熊猫屋でした。


テーマ:歴史・時代小説
ジャンル:本・雑誌
 書籍「みをつくし料理帖 残月」髙田郁・箸
2013年06月24日 (月) | 編集 |

みをつくし料理帖 残月 (ハルキ文庫 た 19-10)


先日、久しぶりに大きな書店に足を運んだら「みをつくし料理帖」シリーズの最新刊がいつの間にっ!!
6月15日に既に出ていたらしい・・・・
怒涛の前巻と前々巻からのその後がめっちゃ気になっていたので速攻購入。
シリーズ第8作です。
(密林では今現在文庫で1位のようですの。脱線ですが今、ベストセラーランキングで小野不由美の「十二国記」シリーズの新刊が出ていることを知りました。
昔リアルタイムで文庫出ると読んでたなぁ。当時ラノベ枠で出てたけど[今は新潮の一般枠]、そうとは思えない世界観の大きさだったし。下敷きが古代中国風の世界構築っぽかったんで、中国古典小説とか好きだった私にはスルッと読めた。
でも、長いこと放置されて未完でさ・・・・うっ。もうどんな話か半分忘れ気味なんで、完結したら読む。
FSSといい、昔読んで未完のものが今更復活って、どうしろと言うんぢゃ!(笑))


もう未完で散らかすタイプの作家は追うのは疲れるからイヤだ^^;
その点、みをつくし料理帖シリーズはちゃんと出るから安心して読めますですよ。
しかし、前の「夏天の虹」で一つの大きな山場が来たので、今回はどうなるやらと。
(澪の未来としてはまだ全然進んでいないけど、小松原様や又次の件といい、とっても大きい分岐点だった)
澪自身は変わってはいないのだけど、
また今回も周囲で出会いと別れが交錯する展開でしたね。
(半ば一気に解決したものあり、わけあって離れて行く人あり・・・・)
何よりご寮さんにはほんと・・・・幸せになって欲しい(涙)。
澪は変わらないと↑に書きつつも、周囲が同じ場所に留まらない展開なので、
今後の澪の立ち回りがどうなるのかなぁ~と、読み終わったらまた次が気になってしまいます。

今回、物語と絡んで印象に残った料理は<面影膳>と海苔巻きかな。
ちょいと亡き人のことをひっぱり気味だと少し思ったけど、
でも、とてもとても大切な人が亡くなった時って、そう簡単に割り切れるものじゃないですよね。
ちょっとしたことで思い出しちゃったり。
いつまでもいつまでもくよくよするのは(生きている本人にとって)良くないけれど、
故人を折につけふっと思い出すことは、大切な事だとも思います。

このシリーズが好きなのは、決してハッピーばかりじゃなくてアンハッピーもとても多いのだけど、
心模様を丁寧に描いているから好きです。
食べ物がらみのエッセイとか大好きだからというて、決して食にだけ釣られてるわけではありませぬ(笑)。
それにしても、澪はそろそろ新たな進展(恋愛ではなくて人生)があってもいいんじゃないかなぁ?と、
読者心にちょっとやきもき^^


 「演劇界」20120年12月号にて歌舞伎と映画の特集。
2012年11月10日 (土) | 編集 |
先日、友人との待ち合わせで書店で演劇雑誌を色々見ていたら、
おおー「演劇界」あるじゃん。

表紙は幸四郎さんの弁慶?
・・・・・ん?巻頭大特集「歌舞伎と映画」

・・・・・・!!!雷蔵さんと橋蔵さんと錦之助さんの名前がっ!
( ̄□ ̄;)!おおっ!


中身も見ないで買ってきた熊猫屋ですが、何か?
(だって皆さん鬼籍に入られてる方々で、雑誌に取り上げられるってめったに無いですもの)

いやー買って良かったわー。
いわゆる伝芸系の演劇雑誌である「演劇界」でとりあげられるって、
彼らが元歌舞伎役者だったことと関連づけてるんだろうなとは思ってましたが、
さらっとではあるけれども、それについて書かれてましたし、
大きくは映画界と歌舞伎と役者についての特集でございました。
(おおよそは8ページから25ページまでが読みどころかな?)

橋蔵さんの生い立ちがかなり複雑なのはファンなので存じておりましたが、
雷蔵さんもなかなか複雑ですのぅ。
映画俳優になってから日生劇場のこけら落としで歌舞伎に出演なさってたんですね、雷蔵さん。
(ううっ写真の富樫かっこえぇ!!)

橋蔵さんのページは、ファンゆえに更に踏み込んだ部分(歌舞伎も含めて)も昔の雑誌等でも読んでいるので、
ちと物足りん部分も正直あったのですが、
(橋蔵さんの映画と歌舞伎だったら是非「恋や恋なすな恋」をあげて欲しかったかしら。養父の六代目の「保名」と、橋蔵さんが劇中で舞う「保名」と関連付けてとか。橋蔵さんと歌舞伎舞踊は切ってもきれないしさぁ・・・・とファン目線(笑))
六代目の二十三回忌追善興行に橋蔵さんも口上でいらっしゃったということは初耳なので、
ここは大収穫。
(そしてちょっと目汁の熊猫屋)

あと気になったところは、故・(五世)中村富十郎さんの最初の頃の名が坂東鶴之助だったというところで、
この名前に覚えがある熊猫屋。
「うわー・・・・いくつかある若さま侍捕物手帖の映画版の一つは富十郎さんだったんか!
あれは新東宝のはず・・・・どっか有料放送局でやってくれんかのぅ」としみじみ。

(四世)中村雀右衛門さんが大谷友衛門時代の作品・・・・「青春銭形平次」を真っ先に思い出してしまった私・・・・・・(ごめんなさい!ごめんなさいっ!!(笑)。しかしアレは時代劇を借りた大パロディでしたね)

しかし、特に戦後は脇役に至るまで映画黄金期の時なんか元歌舞伎役者さんとか、
歌舞伎があくまでメインで出張とか、ちょっとだけ映画界に数年身を置いて後で歌舞伎に帰っていった方とか、
色々いらっしゃいますよね。
「あ?これ歌舞伎からの方かしら?」と、
映画のキャストクレジットの名前を見て気になって調べるということも私自身たまにありますし。

菊五郎劇団と映画といえば、「江戸の夕映」「絵島生島」とか梅幸丈出演の「山を飛ぶ花笠」まで題名出ているのに、おしい!菊五郎劇団で出ているのに「群盗南蛮船」(昭和25年)がここでもスルーされてる(笑)。
フィルムが残ってないのか?
それとも大したことない作品だったのか?(稲垣浩監督だからそうじゃないことを祈りますが)
ああ・・・・ますます見たい幻の「群盗南蛮船」(笑)。


21ページに(引用)「髷好きは、ひとつ上手くツボを押せば、歌舞伎好きにメタモルフォーゼするはずなのだ」(引用終わり)とあって
「ギクッ、私のことか?!」と、橋蔵さんを経て歌舞伎にも興味を持って観るようになった自分を言われているようでしたが(笑)、
でも、髷好きから歌舞伎好きになるにはハードルあると思うんですよねぇ。
むかーしの時代劇映画好きだったら、歌舞伎から転身した人が沢山いたので、
そこから興味を持つっていうのは大いにありえることなのだけれども、
今だったら鬼平見て吉右衛門さんとか、まぁ時専で若い頃美男だった菊五郎丈見てとか、
そういうのから入るのはあるかもしれないけれども、
歌舞伎出じゃない人が特にテレビ時代劇には多いので、そういう意味では好きになる年代とか人によって歌舞伎への関心が向くか否かとかのハードルがあるような(髷@時代劇から興味持つというルートだと)。
時代劇好きだからというて、いきなり歌舞伎っていきそうでいかないことの方が多いと思う
(かくいう私も、歌舞伎の世話物の存在を知るまでは歌舞伎の敷居がめっちゃ高かったですもん)

むかしの時代劇映画を見るようになってから、
映画と歌舞伎が切っても切れない関係性にあることとか知りましたが(役者もそうだし、映画の題材しかり)、
今の時代劇を見ていると、今一度原点に返った方がいいんじゃないあかなぁ?と思うことはたまにあり。
現代の世相に合わせるのも時代の変遷としてはありなんだけど、
土台を忘れていると、ふわふわ浮いたまま「時代劇のようなもの」で終わっちゃうような気がするときがあります。


(はぁ・・・・千恵蔵御大の松王丸かっこえぇわ♪と雑誌を見ながら)
「江戸の夕映」、私この映画を見ることができた時、
小六役の九世海老さま(後の十一世團十郎丈)よりも、
二世松緑丈が演じる大吉に惚れまくって、演技も自然でうまいっ!と松緑丈ベタ褒め状態でしたが、
・・・・・この雑誌にも近いことが書いてあってワラタです。
(笑・そっか~海老さまは映像よりも舞台映えの人なのかー)


映画と歌舞伎について語られたら、今回の大特集だけじゃ足りなさ過ぎて、
語れる方が語ったらすんごいページ数になりそなくらい奥深いものだと思うのですが、
今、こういう特集を組んでくれた「演劇界」には大感謝ですわ。
あんまりこういうこと語る雑誌とか殆どなくなっちゃったから、貴重だなぁと。
またやってほしい企画です^^

(来月出る1月号は十三世仁左衛門丈特集なので、また買うわー・笑。
バックナンバー見てたら、2012年1月号って六代目特集だったとは!。
早速取寄せかけましたわ)



テーマ:時代劇映画
ジャンル:映画
 書籍「幕末下級武士の絵日記」(大岡敏昭/相模書房)
2010年02月09日 (火) | 編集 |
歴史の本とかで、よく興味を持つのが戦とか政治とかおっきいこともそうなんですけど、
ずるずる引き寄せられるのが社会風俗。
当時の人々が、どういう身分の人がどういう生活をしていたかなんて、ワクワクするネタです(笑)。

武士の生々しい私生活を垣間見ることができる本なんてそうそうあるもんじゃないと思ったのですが、
ありました。しかもこの本、とっても面白いです。
特に「下級武士」っていうのがいい。

江戸からちょっと離れた松平氏所領の忍(おし)藩の下級武士、尾崎石城という人の、
文字通り「絵日記」です。
まっつぐな性格なのか、思ったことを口に出してしまって格下げされたりと、
正真正銘(笑)の下級武士。
妹夫婦と同居している、独り者の青年の日記です。

お仕事のことよりも、今日は誰と何をしたとか(宴会多しw)、
誰と語ったとか、何食べたとか、
時代劇で色々見るけれども、実際のところどうなのよ?と思っている私としては、
非常にそそられる内容です。
下級武士が、中級武士や市井の一般人とか僧侶とかとふつーに宴会しているのも面白い。
武士が庶人と気軽に交わるなんてあんまり想像してなかっただけに、
「へぇ~ほぉ~」っと読み進めました。
ま、それもこれも石城氏が「趣味人」でもあったせいもあるんでしょうけど^^

この本を著した大岡氏は住宅をご専門とされているせいか、
「中下級武士の住まい」も取り上げておりました。
(図もあるし、なかなか詳しい)

日記の絵がなんかささっと描いたんでしょうが、
様子が伝わってくるような味のある絵でして、
絵と文でワンセットの石城氏の日記なのですが、
眺めているだけでもほんとに楽しいです。

江戸の生の社会風俗を伝えてくれる貴重な本として、
本書はとっても良かったです^^






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